スノーボードおすすめブーツとブランドを厳選!
スノーボードを楽しむ上で欠かせないのが、ブーツの選び方です。ジャンルごとに適切なブーツを選ぶことは、パフォーマンスの向上に直結し、また安全性を確保するためにも重要です。
本記事では、グラトリ、キッカー、ハーフパイプ、フリーラン、カービング、オールラウンド、パウダーといった各スノーボードジャンルにおすすめのブーツを詳細に解説します。
また、初心者には扱いやすい柔らかいブーツの選び方もご紹介します。
スノーボードの楽しさを最大限に引き出すブーツ選びのポイントを押さえ、あなたにぴったりの一足を見つける手助けができれば幸いです。
- 各スノーボードジャンルに適したブーツの特性
- ブーツの硬さとスタイルの関係性
- 初心者向けのブーツ選びのポイント
- おすすめのスノーボードブーツブランド
スノーボードのおすすめブーツをジャンル別に紹介!
スノーボードブーツを選び方で最も僕が重要視していることはブーツのジャンル適正です。スノボブーツと一言にしてもブーツによって適性が高い・低いがあります。
あなたが取り組む、取り組みたいジャンルを考えた上で、そのジャンルに合ったブーツを探す必要があります。スノーボードには、さまざまなジャンルがあります。
- キッカー
- ハーフパイプ
- スノーボードクロス
- グラトリ
- フリーラン
- カービング
- パウダー
- アルペン
- ジブ
- オールラウンド
よくサイズとかブランドとか、、、解説していることがありますが、自分がスノーボードで取り組みたいことに合わせるのが大前提としていることを理解しておきましょう!
そして、そのジャンルの中にも、どういったスタイルを好むかでブーツ選びが変わってきます。別記事で、スノーボードブーツのサイズ感・9つの注意点などをまとめているため参考にしてください。
ジャンルひとつを取ったとしても、好みやスタイルで適切なブーツが変わってくるので相当に奥が深い世界ですよね。
- グラトリ
- キッカー
- ハーフパイプ
- フリーラン
- カービング
- オールラウンド
- パウダー
これらの代表されるジャンルに分けてどのタイプが向ているのか?どんな特徴があるブーツに適正があるのかなど解説していきます。
ちなみに初心者さんは扱いやすさを重視して柔らかいブーツがおすすめです。ちなみに硬さを「1:めっちゃ柔らか!」~「10:ガッチガチ!」という数値で表現していきます!
グラトリ
グラトリはソフト~ミディアム(10段階中1~5)の硬さのブーツを選びます。その理由としては、足元にルーズさが欲しいためです。
たとえば、乗り系と呼ばれるスタイルは足元をルーズにして上半身のブレの影響を抑える必要があります。ですが、同じグラトリでも弾き系と呼ばれるスタイルは、板の反発を素早く使いため、乗り系よりも少し硬めのブーツを選択していきます。
この違いは、かなりこだわりがある人が分ける選び方なので、通常はそこまで厳密に選ばなくても問題ないです!ざっくりと柔らかいブーツであればグラトリは適性が高いです。
ブーツのシステムとしては、レーシング、BOAがおすすめとなります。部分的に硬く絞めたり緩めにしたり調節できるものを求める人はダブルボア、ボアとレーシングの組み合わせが良いです。
比較的、初心者にもおすすめできるブーツが多いジャンルです。
- ブーツは柔らかめ
- シューレース、ボア、ダブルボアなど
- 紹介ブーツはコチラ!
-
他にもグラトリにおすすめなブーツがあるため、グラトリ向きのおすすめブーツをまとめた記事によりたくさんのブーツを解説しています。
パーク・スロープスタイル
パーク・スロープスタイル(ジブ・キッカー)のブーツ選びは、基本的にある程度は硬さがあるブーツがおすすめです。硬さとしてはミディアムフレックス(10段階中5~7くらい)。その理由はランディング(着地)です。
ランディング時には足に大きな負荷がかかります。その負荷をサポートする上でブーツが硬い方がサポート力が上がります。
ただし、ガッチガチのブーツが良いというとわけでもありません。ランディングの面でいえばアイテムの規模感によっても考え方は変わります、小さいキッカーであれば硬いブーツでなくても十分です(グラトリほどの柔らかさは避けたい、、、)。
また、ブーツが硬いとアプローチのタイミングで敏感に反応しすぎて思ったラインが描けないこともあり硬いブーツを選ばないケースもあります。上半身のちょっとした動きで板が反応しすぎてしまうこともあります。
パーク・スロープスタイルのブーツについては、遊ぶパークの規模感、アプローチ・ランディングの考え方で変化します。僕については足の怪我の状態にもよりますが。。。
僕はスケボーで足首を何度も捻挫しているため足首弱め。パークに入るときは硬いブーツを好みます。10段階中8程度のフレックス。感覚的には各ブランドの2・3番目に硬いブーツです。
ブーツのシステムとしては、レーシング+BOAやダブルBOAです。好みもあるため個人的な考えではあります!
どれが良いか分からない場合はあまり気にする部分ではありませんのでブーツの硬さを中心にして問題ないでしょう(大概そのブーツシステムを採用しているため)。
- 硬さは基本的にミドル~ハード(飛ぶパークサイズにもよる)
- レーシング+ボアやダブルBOA
さらに具体的にパーク・スロープスタイルに向いたブーツをまとめた記事もあるため、参考になれば幸いです。
ハーフパイプ
ハーフパイプの場合ですが、これは否応なしに硬いブーツの一択です。各メーカーで1・2番目に硬いブーツ(10段階中8~10)を選びましょう。
国際ブランド(Burton、K2、サロモンなど)にはハーフパイプ向けに作られているブーツがあります。相当硬いです!ブーツを履いてつま先立ちして全体重を乗せても足首周りが曲がらないほどですw
それも見ていて分かりますが、ハーフパイプは足首に相当な負担がかかります。強いサポートがないと足首を怪我することになります。
そのため、必ず硬いブーツ選ぶことになりますね。カービング専門で、ギュンギュンとターンしている人も、同じくらい硬いブーツを好む人がいます。
ブーツのシステムとしてはレーシング+BOAやダブルBOAなどです。硬く足首を固定する必要があるので、がっちりと締め付けることができるシステムが良いです。その他に足首を固定するシステムが搭載されています。
- ガチガチの硬いブーツ
- レーシング+BOA・ダブルBOAなど
- 紹介ブーツはコチラ!
フリーラン
フリーランですが、簡単にいうといろいろやりたい人です!普通に滑っていてグラトリしたり、地形で遊んだり、キッカーを飛んだり、ジブに入ったり、、、大抵の人がこれになると思います!
この場合はすべてを包括できるブーツが良いでしょう。ブーツはミディアムフレックス(10段階中5前後)がおすすめです。柔らかい、硬いに寄り過ぎるとやっぱり使いづらさを感じてしまうことになるでしょう。かといって滑れないとかはないのでw
ブーツのシステムとしては、BOA・シューレースなどがおすすめです。この辺りはあまりこだわる必要がありません。ブーツを占めるときにガチガチに絞めないことですね。それだけ注意すれば大丈夫でしょう。
- 硬さはソフト~ミディアム
- BOA・シューレースなど
メンズ | レディース |
---|---|
ALTAI | DOMINO HYBRID |
DARKO | HERA |
カービング
カービングにおていではアルペンはハードブーツ(アウターがプラスチックなど)になります(普段僕たちが使っているブーツはソフトブーツともいいます)。
見た目はスキーブーツに似ています。ここでは、ソフトブーツでカービングする場合を取り上げていますのでご注意ください。
このジャンルでは、カービング中にグラトリを取り入れる、がっつりターンを楽しむ場合で多少ブーツの選択が異なります。
ミディアムからハードという幅の中で選びますが、グラトリも組み込んでいく場合はミディアムからハード(10段階中5~8)、ターンをがっつりという場合は硬いブーツ(10段階中7~10)を選ぶようになります。
- 硬さはミディアムからハード
- ダブルボア、シューレース+ダブルボアなど
- 紹介ブーツはこちら!
-
別の記事でカービングにおすすめなブーツを紹介しています。そちらも参考になれば幸いです!
オールラウンド
オールラウンドとは、どのジャンルでも対応できるブーツという意味合いで取り上げています。いろいろなジャンルにチャレンジしたい場合におすすめできるブーツです。
硬さは10段階中4-6くらいで選びます。フリーランと似ていますが、オールラウンドはゲレンデで操作性が高いことを指すため少し意味が異なります。
まだ、どんなジャンルに具体的に取り組むか考えられていない、もしくはさまざまなジャンルに取り組みたいと考えている人におすすめです。
- 硬さはミディアム
- ダブルボア、シューレース+ダブルボアなど
- 紹介ブーツはこちら!
ジャンル:パウダー
パウダーを滑るときに適しているブーツですが考え方、滑る場所によって異なります。そのため、自分の目的に合わせてブーツを選ぶことが重要になります。
例えば、スノーサーフィンを楽しむときには柔らかいビンディングが好まれます。逆に、木が多いツリーランを滑るときにはレスポンスを求めるため硬いブーツが好まれる傾向があります。
他の記事ではここでは紹介しきれていないパウダー向きなブーツをまとめているため、ぜひ参考にしてください。
コスパ最強なモデル
スノーボードブーツにそれほど予算をかけることができない「コスパ最強なブーツを教えてほしい」というご意見をいただきました!
コスパというと、いろいろな捉え方ができると思いますが、おそらくは、安くて良いブーツを教えてほしいということだと思います。
個人的な意見としてお聞きいただきたいですが、トップブランドのエントリー(入門)モデルがコスパが良くて品質も良くコスパ最強と言えます。もちろん、ハイエンドモデル比較すると性能面は劣ることは仕方ないこと。
上記はほんの一例ですが、エントリーモデルのブーツとなります。おおよそ定価3万円前後ほどで価格帯としてはトップブランドのブーツとしてはロープライスです。
これら型落ちモデルともなると半額近くなるため1万円台で購入できることもあります。上記の取り上げたモデル関してはリンク先に評価や型落ちなど情報をまとめているため参考になれば幸いです。
その他にも、スノボブーツのおすすめ型落ちモデルをまとめた記事もあります。
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スノーボードブーツのおすすめブランド
スノーボードブーツにも例外なく多種多様なメーカー・ブランドが存在しています。国内が問わずさまざまなブランドがありますが、日本国内でも流通がある代表的なブランドを紹介してきます。
BURTON
スノーボードのパイオニアといえばBURTON。BURTONで製作されいるブーツは年々グレードアップしていき製品開発にも力を入れています。扱いやすいブーツが多くとても人気がありますね。
DEELUXE
DEELUXE(ディーラックス)の前身はスキーブランドとしてサーモインナーブーツを販売していたライケルというメーカー。ただ、今では国内最多プロライダーと契約しているブーツブランドとなり知名度もかなり高いです。それだけの信頼があるブーツメーカーということが言えます。
FLUX
FLUXは国産ブランドです。ビンディングのみを設計・生産していましたが、現在はボード、ビンディング、ブーツなど多種品目を扱う総合ブランドになっています。ビンディングだけでなくブーツも年々改良を重ね良いものが仕上がってきています。FLUXユーザーにはおすすめです。
RIDE
RIDEは独特な世界観を持つ総合ブランド。世界的にも有名で、世界最高峰の大会で活躍するプロライダーも契約しています。ビンディングについては大規模な刷新がありましたが、そのクオリティの高さで評価が上げています。
NIDECKER
NIDECKERは1887年創業のスイスの老舗ブランド。1984年からスノーボードの制作を行っています。ボードからブーツの制作を行っています。近年、日本でもメジャーになりつつあるブランドとして注目されています。
NORTHWAVE
NORTHWAVEはイタリア発祥のブランドです。スノーボードブーツやサイクルウェアなどを制作しています。ナショナルチームでは工藤洸平など、JAPANチームでは瀧澤憲一と契約しています。
SALOMON
SALOMONはスノボ総合ブランドとして確立した地位を持っています。個性的なブーツもあり、さまざまなジャンルに対応できます。スノボ3点をSALOMONで揃えることで、よりクオリティの高い性能を発揮できます。
K2
K2はスキー・スノーボード大手メーカーです。さまざまなライダーと契約を行い知名度も高いですね。製品のクオリティーも評判が高く、個人的にも板選びするときにK2の板はチェックを欠かせません。
NITRO
NITROは1990年より創業したスノーボード専門ブランドです。スノーボード以外の事業がないため、すべての開発費・人的ソースをスノボーのためだけに全振りすることができます。日本ではそこまでメジャーではないかもしれませんが、米国をはじめにとても人気が高いブランドです。
まとめ:スノーボードのおすすめブーツについて
この記事では、スノーボードブーツの選び方からジャンルごとにおすすめのブーツを紹介してきました。あなたが気になるブーツが見つかりましたか?
また、リアルショップやスポーツ店で買うよりも確実にネットショップで買う方が安いことが多いですが一度は試着しておきたいですね。
僕がいつも信頼して購入しているネットショップを「スノボーの通販サイト!型落ちを買うにはどのショップ?」でまとめました。
それでは、あなたのスノーボードライフがより良いものになりますように!