グラトリとカービングを両立したいなら可変キャンバーの板がおすすめ【厳選8モデル】
スノーボードを楽しむ上で、グラトリとカービングを両立したいと思ったことはありませんか?そんな方におすすめのスノーボードがあります。それが「可変キャンバー」を採用したボードです。
可変キャンバーは、トリック時にはプレスやジャンプなどのフリースタイル動作をサポートし、一方でカービング時には安定感と精密なターンを可能にします。その優れた特性から、幅広いライダーに愛される人気のスノーボードとなっています。
本記事では、グラトリとカービングを両立したい方に向けて、厳選した8つの可変キャンバーモデルをご紹介します。それぞれのモデルの特徴や性能を解説し、あなたにぴったりのボードを見つける手助けをいたします。
あなたのスノーボードライフに新たな魅力を加える可変キャンバーボードを見つけましょう。楽しさとパフォーマンスを兼ね備えたボードと共に、素晴らしいスノーシーズンを満喫しましょう!
グラトリとカービングを両立する可変キャンバーとは?
可変キャンバー(Variable Camber)とは、スノーボードの板の形状の一つであり、板の中心部分のキャンバー(曲がり)が変化する機能を持っています。
一般的なキャンバーは中心でアーチ状に湾曲しているため、ライダーがボードに荷重をかけるとエッジがしっかりと接地し素早いターンや高い反発力が生じます。
可変キャンバーでは、キャンバーの湾曲が一定ではなく、荷重に応じて変化するように設計されています。これにより、低速でのターンやトリックなど、より柔軟なライディングが可能になります。
特にフリースタイルやグラトリなどの技術的なトリックを行う際に、可変キャンバーがより適した板とされています。可変キャンバーのメリット・デメリットを表にまとめてみました。
メリット | デメリット |
---|---|
キャンバーの安定性を保持 | キャンバーよりもコントロールが難しい |
可変による滑走時の引っかかり軽減 | キャンバーよりも高速走行時の安定性が劣る |
フリースタイルやパウダーライディングでの浮力向上 | ボードの価格がキャンバーより高い |
ジブや低速グラトリがやりやすい | キャンバーよりもジャンプ時の着地が難しい |
パウダーやソフトな雪面での滑走が快適 |
以上の表は、可変キャンバーの特徴に基づいて、そのメリットとデメリットを示しています。可変キャンバーは、キャンバーとロッカーの良いところを組み合わせた形状で、滑走スタイルや雪質に合わせて選ぶことが重要です。
キャンバーの安定性とロッカーの浮力向上など、それぞれの特性を活かすことで、より楽しいスノーボードライディングが可能になります。ただし、選ぶボードの価格にも注意が必要であり、ライダーの技術レベルや好みに合わせて適切なボードを選ぶことが大切です。
グラトリとカービングを両立する可変キャンバーのおすすめボード
可変キャンバーを採用しているボードはかなり少数です。ブランドも少なくモデルも限られています。メジャーブランドで採用しているケースは少なくコアなブランドで採用されているモデルがあります。
【RICE28】RT8
RICE28のスノーボード「RT8」は、グラトリ(フリースタイル)とカービング(ターン)を両立させることができる魅力的なモデルです。
RT8は可変キャンバーを採用しており、フリースタイル動作をサポートする柔軟性と、カービング時の安定感と精密なターンを可能にしています。そのため、幅広いスノーボーダーに人気があります。
RT8は、パークや地形遊び、ジャンプから圧雪バーンまで様々なシーンで活躍します。しなやかで高反発なボードであり、初心者から上級者まで楽しめるミドルフレックスモデルとして知られています。
【RICE28】leverage
RICE28のスノーボード「leverage」は、23-24モデルにおける新作の1つで、グラトリ(フリースタイル)スタイルを得意とするボードです。特に、その名の通り「leverage(レバレッジ)」という名前の通り、滑走時の反応性や操作性に優れており、トリックやスピンを織り交ぜたフリースタイル動作に適しています。
leverageは、RICE28ブランドの独自の基本性能の向上と遊び心をテーマに創りだされており、スノーボーダーにとって非常に楽しいボードとして知られています。そのため、グラトリやスピンをよりパワフルに楽しむことができると評価されています。
【BC Stream】S
「S」は、BC STREAMのラインナップにおいて、セットバック値を見直し、ライディングの安定感とターン性能を強化したオールラウンドボードです。このモデルは、カービングからトリックまで高レベルな次元で取り組むことができるとされています。
「S」の特徴は、滑走時の安定感とターンの反応性にあり、様々なシチュエーションで扱いやすく、幅広いスノーボーダーに愛されています。ジャンルを問わず、パウダーからグルーミングまで、さまざまなコンディションで楽しめるボードとして人気を博しています。
【BC Stream】RS
BC STREAMの「RS」は、BC STREAM(ビーシーストリーム)ブランドのスノーボードモデルで、青木玲さんが携わるカービングの神様として人気です。オールラウンドな性能を持ち、深い雪でもハイスピードでも滑走が可能。
国産ブランドの高品質で最新素材を使用し耐久性も抜群。青木玲さん専用機でカービングを目指すライダーに向いています。幅広いライディングスタイルに対応するスノーボードとして多くのライダーに支持されています。
【WRXsb】Mk-S
WRXsbのMk-Sは、いぐっちゃんが立ち上げたスノーボードブランドWRXの一つのモデルです。カービングとグラトリの両方を楽しめるバランスの取れた特徴があり、いぐっちゃんの個性が反映されています。
朝から夕方までさまざまなコンディションで楽しむことができ、高いグリップとフリーライディングの性能を兼ね備えています。サイズ展開も幅広く、ライダーのスタイルに合わせて選ぶことが可能です。
日本のスノーボードメーカーであるWRXの製品であり、いぐっちゃん自らが開発に携わっています。そのため、個性豊かなライディングを楽しみたい人におすすめのモデルと言えます。
【SPREAD】LTB
LTBは「ノーズ・テール部にフラットゾーンを作ることで安定性が向上」する特徴を持ち、踏み応えのある反発力とコントロール性の優れたフレックスと形状が融合しています。
グラトリを進化させ、より広いフィールドでのチャレンジを可能にするスノーボードとして人気を博しています。
LTBは、可変CAMBERを採用しており、オールラウンドな性能を持ちながらも特にグラトリに適しているため、国内のライダーから高い評価を受けているモデルです。
【FANATIC】ACE
ACEモデルは、柔軟性とグラウンドトリック向けの特性を持ち、パークや地形遊びにおいて優れた性能を発揮します。また、ツインシェイプ(フリースタイル用に左右対称の形状)であり、スイッチライディングにも適しています。
さらに、カービングやパウダーランでの乗り心地も考慮されており、幅広いコンディションに対応できる汎用性も特徴です。グレーとダークグリーンの展開カラーが用意されていることから、ライダーの好みに合わせた選択が可能です。
【CREAM SB】ADORE
ADOREは、国産スノーボードのモデルです。特徴として、グラトリやジブ、パークなど、フリースタイルライディングに適した性能を持ちます。
ADOREは、海外テイストと国産の技術を融合したブランドであり、特に若いライダー層に人気を持つクリームブランドの一つです。そのデザインやカラーリングは、キャピタのスプリングブレイクのような斬新な雰囲気が特徴的で、スタイリッシュな外観が魅力です。
また、滑走時におけるスムーズなターンやトリックの安定性を追求し、グラトリやパークでのエアリアルな動きに適したフレックスと形状が採用されています。
まとめ:グラトリとカービングを両立する板について
この記事では、8つの可変キャンバーモデルは、グラトリとカービングを両立したいライダーにおすすめなボードを紹介しました。各モデルは独自の特徴を持ちながら、プレイフルな操作性から高速カービングまで幅広いスタイルに対応しています。
自分のライディングスタイルや好みに合ったモデルを選ぶことで、よりスノーボードを楽しむことができますね。それでは、あなたのスノーボードライフがより充実しますように!