【FLUX】ビンディング全種類の評価!おすすめやサイズ・特徴や型落ちは?

まさやん
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このFLUX(フラックス)からリリースされているビンディングを全種類まとめ【23-24最新】ています。人気のDS、CVなどレビューしているので、ぜひビンディングを選ぶときの参考にしてくださいね!

たくさん種類があるので、あなたが取り組みたいジャンルと相性が悪いと買い換えることにもなりかねません。ジャンルごとにおすすめが分かるようにしています。

どのビンディングがどんなジャンルにおすすめか理解することで選び間違えることはなくなります。ビンディングは板にも負けないくらいに重要ですからね。

ここではFLUX全種のビンディングをサクッと触れています。さらに詳細なことを知りたい場合は、それぞれのビンディングを個別で評価しているので、そちらも合わせて御覧ください!

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自分に合うFLUXビンディングの選び方

FLUXのビンディングの評価

ここまでFLUXのビンディングをすべて解説してきましたが「結局、自分にフィットするのはどれ?」と思うかもしれません。そのあたりも解説していきますね!

ビンディングの選び方
  1. 名称と種類を把握・パーツの理解
  2. ボードの硬さにあったものを選ぶ
  3. スタイルに合わせたビンディング

別の記事では、さらに詳細なビンディングの選び方をまとめているため参考になれば幸いです。

①名称と種類を把握・理解

CVXVXF
SRDSGT
TWFFEM
PRGXGS
DS STEP ONCV-LTDDS-LTD 
GT-LTD FL

FLUXビンディングには多種多様なモデルがあります。GX・GSはレディース専用、FLはユース、そのほかは男女兼用モデルです。

GXはXFを、GSはDSをより女性でも扱いやすいように設計し直しています。

②ボードの硬さにあったものを選ぶ

ボードの硬さとビンディングの硬さを合わせることはとても重要です。たとえば、グラトリ向きな柔らかいボードを選択したときにはビンディングも柔らかめなものを選びます。

仮に柔らかい板に硬いビンディングでグラトリすると思った以上に早く動作が伝わることでトリックしずらくなります。この特性を合わせることで、板の性能を引き上がることができます。

③スタイルに合わせたビンディング

スタイルに合わせたビンディングを選ぶですが、具体的には取り組むジャンルによってビンディングを決めることです。

ただ、FLUXのビンディングは特性がしっかりと分けられていることから、ビンディングごとに向いているジャンルがはっきりしています。個人的には以下の用途にマッチすると考えています。

モデルごとの適正ジャンル
  • XV:クロス・バンクド・パイプ・ビックキッカー
  • XF:ビックキッカー・クロス・バンクド・カービング
  • SR:パウダー・スーパーライド
  • CV:カービング・フリーライド
  • DS:パーク・ジブ・グラトリ・フリーライド
  • GT:グラトリ・パーク・ジブ
  • FF:パウダー・グラトリ
  • TW:グラトリ・フリーライド
  • EM:フリーライド
  • PR:フリーライド・グラトリ
  • GX:クロス・バンクド
  • GS:パーク・ジブ・グラトリ・フリーライド
  • FL:フリーライド
  • CV LTD:カービング
  • GT LTD:グラトリ・パーク・ジブ

④FLUXビンディングとブーツの相性

スノーボードのビンディングとブーツを選ぶ際、同じブランドの製品を選べば相性を心配する必要はありません。

特にFLUXのビンディングは、どんなブーツブランドとも良く合います。

ただし、ブーツとビンディング間のフィット感に不具合がある場合は、ほとんどがサイズの不一致によるものです。

このため、メーカーが推奨するブーツのサイズを選ぶことが重要です。適切なサイズを選べば、FLUXのビンディングはどのブーツとも相性が良いとされています。

実際、FLUXのビンディングを使って相性が悪くて買い替えたという話は聞いたことがありません。

それでも気になる方はFLUXからもスノーボードブーツがリリースされているため、そちらをおすすめします。

⑤FLUXビンディングのサイズ

FLUXのビンディングにはサイズ表記が5つあります。「XS・S・SM・M・L」この企画にマッチするブーツサイズの目安をまとめました。

  • XS:21~23.5cm
  • SM:24~26.5cm
  • S:22.5~25.5㎝
  • M:25~27.5㎝
  • L:27㎝~

モデルよってはXS/SMのサイズ展開がない場合もあります。

上記のサイズですが、被る部分があります。たとえば、Sサイズの25cmとMサイズの25cmです。このキワのサイズのブーツはどちらを選べばいいか悩むかもしれませんね。

まさやん
まさやん

個人的な意見ですが、ブーツとビンディングが隙間なく埋まることでレスポンスが良くなります。そのため、サイズが際である場合はカービングなどレスポンス重視な方はSサイズ。グラトリのようなルーズ感を求める場合はMサイズを選ぶようにしましょう!MとLも同様です。

【FLUX】ビンディング全種類と評価まとめ

ビンディング全種類

もともとはビンディングを専門で制作・販売していたメーカーでした。現在は、ビンディングはもちろんのこと、板、ブーツもリリースしたことでスノーボード総合ブランドとしての地位を築いています。

ビンディングにおいては、もともと専門だったため種類はかなり豊富です。この記事ではすべてのビンディングについて取り上げていきます。初心者向きからエキスパート・プロレベルが使用するものまで幅広いラインアップが魅力的です!

FLUXのビンディングには6つのコンセプトに分かれてビンディングが制作されていましたが、新シーズンは新たにその垣根が無くなっています。個々のモデルの特長を知る必要があります。

XV

XVのスペック
  • フレックス:10段階中10(超硬い)
  • 重さ:10段階中4(やや軽い)
  • カラー:BLACK
  • サイズ:サイズ:S(22.5~25.5)・M(25.0~27.5)・L(27.0~)

FLUXが誇る最高峰のテクノロジーを詰めて込んでいる「XV」。極限のレスポンスと軽量さを追求して最高の素材を使用している贅沢なビンディングです。

TRANSFER seriesのハイエンドモデル。おすすめジャンルとしては、高速フリーラン、カービング、レース、巨大サイズのキッカーです。とても耐久力がありレスポンスの良さに定評があります。

お値段は相当しますが、そのクオリティーに疑いの余地はありません。スノーボード上級者であれば一度は試してもらいたいビンディングですね。FLUXのXVについて詳細な評価や型落ち情報などもまとめています。

メリット
  • 素早い反応: XVは硬いので、動きが速くて正確
  • 丈夫: 長く使えるほど頑丈
  • 快適: ストラップが心地よく、足が痛くなりにくい
  • 軽い:同ブランドで最軽量
  • 効率的な力の伝達: ボードへしっかり力を伝えられる
デメリット
  • 値段が高い: 同ブランドで最高値
  • 初心者には向かない: 硬すぎて扱いにくい
  • 柔らかさが足りない: フリースタイルの動きには不向き
  • カラーバリエーションの無さ:ブラックのみ

XF

XFのスペック
  • フレックス:10段階中8(硬い)
  • 重さ:10段階中6(普通)
  • カラー:MetallicRed・MetallicWhite・MetallicBlack・JohnJackson・A.H.・ErikLeon
  • サイズ:サイズ:S(22.5~25.5)・M(25.0~27.5)・L(27.0~)

FLUX「XF」は最先端の操作性でクラシカルなデザイン性が特徴です。人間工学に基づいて開発された操作性と快適性はファンになるスノーボーダーも多いです。

XFについての特徴としてはハードなフレックスのため俊敏性を求める方におすすめです。カービング、キッカーなどにおすすめです。ハイバックが硬めで安定感があります。

そのため、レスポンスがとても良いビンディングです。検討するときには自分が取り組むジャンルとマッチするか確認しておきましょう。

XVが高価なため下位モデルのXFを予算的に検討する人も多いです。スノーボードクロスなど競技クラスの人はXVの方がおすすめします。

FLUXのXFについてさらに詳細な評価やジャンル適正をまとめているので確認してくださいね。

メリット
  • XFはやや硬めであり、様々な地形に適応する汎用性が高い
  • 快適なストラップとクッションが特徴であり、長時間の使用においても足への負担が少ない
  • 高い耐久性があり、長期間にわたって性能を維持する
デメリット
  • XFも高価な部類に入るため、予算に制限のある人にとっては手が出しにくい
  • フリースタイルに特化したモデルではないため、特に柔軟性を求めるライダーには不向き
  • 柔軟性はないためリカバリーしづらい

SR

SRのスペック
  • フレックス:10段階中6(普通)
  • 重さ:10段階中6(普通)
  • カラー:ブラック・ブラウン・ウッド
  • サイズ:S(21.0-23.5)・M(23.0-25.5)・L(25.0-27.5)・XL(27.0-30.0)

FLUX「SR」の特徴は、しっかりと踏み込むことができる柔軟性のあるハイバックです。扱いやすさもあるため初心者の方にもおすすめできます。

非常に軽いためグラトリでも、安定した性能を発揮することができます。トリック上達に向いてチェックしておきたいビンディングです。

TRANSFERシリーズとしては柔らかいため、幅広いジャンルに対応できるオールラウンダーなビンディングということができます。

価格的にもTRANSFERシリーズの中では買いやすい価格帯のため、検討する余地ありです!

さらに詳しいことはSRの評価などをまとめた記事があるので参考にしてください。

メリット
  • SRはフレックスが柔らかめであり、フリースタイルのライディングに適している
  • 軽量設計であるため、動きやすく疲れにくい
  • ストラップのフィット感が優れており足への密着性が高い
  • 見た目がスタイリッシュであり、デザイン性が評価されている
デメリット
  • 柔らかいフレックスのため、高速でのカービングやビッグマウンテンでの安定性に欠ける
  • 高い応答性を求める上級者には物足りなさを感じることがある
  • 耐久性が高いモデルに比べると、強度に若干の不安が残る

CV

CVのスペック
  • フレックス:10段階中8(硬い)
  • 重さ:10段階中6(普通)
  • カラー:マルチカラー
  • サイズ:サイズ:S(22.5~25.5)・M(25.0~27.5)・L(27.0~)

SUPER TRANSFER series(スーパートランスファーシリーズ)については「CV」のみの展開となっています。2021-22シーズから新登場!爆売れ人気も出るとなっています。

今後、CVに人気が出ることでさらにSUPER TRANSFER seriesのラインナップが増えてくるかもしれませんね!

FLUX「CV」については、ラマ先生こと平間和徳さんが使用していることでSNS・Youtubeと話題になっています。

そのことからがっつりカービングしたい、フリーランを楽しみたい人向けに開発されたことが分かりますね。

一部、ドラグで悩むという声があるようですが、ドラグダケという製品と合わせて使用すると問題を解決することができます。

別の記事で詳しくFLUX「CV」について評価などをまとめているため参考にしてくださいね。

メリット
  • 高性能カービング: 改良されたハイバックで精密なコントロールが可能
  • カスタムフィット: 細かい調整機能で個人の好みに合わせやすい
  • 快適さとサポート: 快適なストラップとしっかりしたホールド
  • 耐久性: 頑丈な素材で長持ちする設計
デメリット
  • 高価: 他のモデルと比べて価格が高め
  • 限定的な柔軟性: 特定のライディングスタイルには合わない可能性がある
  • 重量: 軽量モデルに比べて重いかもしれない
  • カラーバリエーションの無さ:マルチカラーのみ
  • 旧モデルはハイバックの弱い

DS

DSのスペック
  • フレックス:10段階中5(普通)
  • 重さ:10段階中6(普通)
  • カラー:NeonPink・Sand・Black/White・Black・Star Light Chill
  • サイズ:S(21.0-23.5)・M(23.0-25.5)・L(25.0-27.5)・XL(27.0-30.0)

FLUX「DS」はフリースタイルスノーボーディングを楽しめる万能なオールマイティビンディングです。

高速滑走時の安定感、低速での遊びやすさ。コンディションを選ばない操作性と快適性が特徴です。

オールマイティに使うことができるビンディングです。グラトリでも取り回しやすく、キッカーでは安定したサポートを受けることができます。

さらに詳しいことは「DSの評価レビューや型落ちは?最も人気なビンディング」にてまとめています。23-24シーズンにはリミテッドがリリースされるため注目です。

メリット
  • 柔軟な設計でフリースタイルに最適
  • 柔軟性: パークやジブなどフリースタイルライディングに最適な柔軟なハイバックを備えている。
  • オールラウンド性: ミディアムフレックスが様々なスタイルに対応し、あらゆるライディングに適している。
  • カスタマイズ可能: 調整可能なトー&ヒールクッションにより、フィット感をブーツやボードに合わせて調整できる。
  • 快適なフィット: UU FitシステムとWaffle Strapが快適なホールド感を提供する。
  • 使いやすい: Toolless Leverなどの機能により、調整が簡単で使いやすい。
デメリット
  • フリーライディング限界: より硬いフレックスを好むフリーライディングやビッグマウンテンでのライディングには不向き
  • 専門性の欠如: 特定のライディングスタイルに特化したビンディングを求めるライダーには専門性が不足していると感じられることがある

GT

GTのスペック
  • フレックス:10段階中4(やや柔らかめ)
  • 重さ(1重ー軽10):10段階中4(やや軽量)
  • カラー:ホワイト・ブラック
  • サイズ:S(22.5~25.5)・M(25.0~27.5)・L(27.0~)

FLUX「GT(旧DSW)」はハイバックにWINGを搭載しているモデルです。WINGのブーツをホールドする感覚は他ではなかなか味わうことができません。

プレス・オーリー・スピンも思いのままにできます。ホールド感を最重視するスノーボーダーに相性がばっちりですね。

言うまでもないですがFLUXビンディングの中で最もホールド感が強いです。フィット感を重視する人にはかなりおすすめなモデルです。

メリット
  • ジブ、グラトリ、パーク、カービングに適した汎用性の高い設計
  • ウイングハイバックによる効率的なパワー伝達
  • マイクロアジャスターでの細かいフィット感調整が可能
  • カスタムスタビライザーでボード感覚を個人の好みに調整できる
  • 快適な装着感を提供するワッフルストラップとF.T.M versaストラップ
デメリット
  • 特定のスタイルに最適化されていないため一部のライディングスタイルには最適でない
  • ミディアムフレックスは特定の条件下でのパフォーマンスに制約がある
  • カラーオプションがホワイト・ブラックの2種でカラバリの選択肢が限定
  • 高い機能性にもかかわらず全てのライダーにとって予算内であるとは限らない

FF

CVのスペック
  • フレックス:10段階中2(かなり柔らかい)
  • 重さ:10段階中3(軽い)
  • カラー:ブラック
  • サイズ:S(22.5~25.5)・M(25.0~27.5)・L(27.0~)

FFは雪の上でサーフィンをしているような感覚を追求した特別な設計です。ULTIMA BASEとSOLID HIGHBACKの組み合わせに、柔らかく粘性のあるFREE FOOT BLEND素材を使用しています。

これにより、横方向の動きが非常にスムーズになります。ディスクも同じ素材で作られているので、これまでにない広い動きの範囲が可能になります。

その結果、雪の上でもまるでサーフィンのような動きを楽しむことができます。

メリット
  • パウダーとサーフライド向けに最適化された設計
  • 温度変化に強いウレタンブレンド素材の採用
  • 工具不要で簡単に調整可能なToolless Lever機能
  • 快適なフィット感を提供するワッフルストラップとビアバックル
  • カスタムフィットを支える調整可能なトー&ヒールクッション
デメリット
  • ハードパックやアイス上でのパフォーマンスは限定的
  • 高速走行や大きなジャンプに対する支持力の不足
  • 店頭販売限定で入手が不便かつ売り切れ時には購入困難

TW

TWのスペック
  • フレックス:10段階中3(柔らかい)
  • 重さ:10段階中2(かなり軽い)【ブランド最軽量モデル】
  • カラー:ブラック・ホワイト
  • サイズ:S(22.5~25.5)・M(25.0~27.5)・L(27.0~)

FLUX「TW」はブーツとの接地面積がFLUX中で最小。軽量で柔軟という特徴があります。FLUXビンディングの中でも、柔らかい分類です。そのためグラトリとの相性が良いですね。

グラトリ専門でスノボーされる方にはかなりおすすめなモデル。軽量な点と柔らかさはFLUX以外のビンディングと比較しても抜けていると思います。

扱いやすさという点では初心者にもおすすめです。ちなみに。FLUXのビンディングで個人的にグラトリに最もおすすめするモデルとなっています。

メリット
  • フレキシブルなハイバックがプレスやターン時のパワー伝達をサポート
  • マイクロアジャスターによりハイバックの前傾調整が細かく可能
  • Honeycomb Strap Ver.2.0は足首への衝撃を緩和し快適な装着感を提供
  • UU Fitによるブーツの360度ホールドが均一な圧力分布を実現
  • Multi DiscシステムとToolless Leverで様々なボードへの対応と簡単な調整を可能に
デメリット
  • ジブとパウダーにフォーカスしているためパウダーやカービング専門のビンディングに比べ専門性が劣る
  • ミディアムフレックスはあらゆる状況に適応するが、特定のライディングスタイルには最適ではない

EM

EMのスペック
  • フレックス:10段階中2(かなり柔らかい)
  • 重さ:10段階中4(やや軽い)
  • カラー:ブラック・ホワイト・グリーン・ピンク・パープル
  • サイズ:S(22.5~25.5)・M(25.0~27.5)・L(27.0~)

FLUXのEMバインディングは初心者にも使いやすく、お手頃な価格で提供されています。ハイバックは軽くて曲がりやすいので滑りやすく、コントロール性が良いです。

また、どんな速さで滑っても、どんなレベルのスノーボーダーでも使えるようにできています。ハイバックの角度を細かく調整できるので、自分にぴったり合わせられます。

ベースプレートはボードにしっかりと安定感がありクッション性も良いため安定しらライディングができます。

ストラップは軽くて足を優しく包み込み、バックルは大きくて使いやすいです。このビンディングは様々なボードに合わせやすいです。

メリット
  • 初心者向けに使いやすい
  • フィット感の調整が手軽
  • 手頃な価格でコストパフォーマンスに優れる
  • 速度やスキルレベルを問わず幅広く使用可能
  • 多くのスノーボードに取り付けられる汎用性
デメリット
  • 特化型のスタイルには適さない
  • 高い耐久性を求めるライダーには不足する場合がある
  • 上級者にはハイパフォーマンスでは不充分な可能性がある

PR

PRのスペック
  • フレックス:10段階中2(かなり柔らかい)
  • 重さ:10段階中4(やや軽量)
  • カラー:ブラック・ホワイト・レッド・ブルー
  • サイズ:S(22.5~25.5)・M(25.0~27.5)・L(27.0~)

FLUX「PR」はエントリーモデルの中でも最も柔らかいです。今まで以上に快適な装着感と安定感ある操作性がステップアップを確実に後押ししてくれます。

柔らかいために扱いやすいビンディングです。初心者やグラトリに向いています。「TW」を検討してるけど費用面で抑えたい方は、このPRを検討する余地があります。

若干、ほかのビンディングよりも重さがありますが、気にならない人はコスパ重視でおすすめです。

メリット
  • 初心者にとって使いやすい: シンプルな構造と調整の容易さが特徴
  • 軽量設計: ハニカム構造のハイバックにより軽量で、長時間の使用でも疲れにくい
  • 汎用性が高い: ミディアムフレックスの素材が様々なスピードやスキルレベルに適応
  • 調整可能: 足のサイズやボードの幅に合わせて調整できる機能が充実。
  • 手頃な価格: エントリーレベルに適した価格設定
デメリット
  • ハイパフォーマンスには限界がある: 上級者や高度な技を求めるライダーには性能が不足する可能性
  • 特定のスタイルに特化していない: ジブやカービングなど特定のスタイルを極めたいライダーには不向きかもしれない
  • 耐久性の懸念: エントリーモデルはしばしば耐久性が低い素材を使用している場合がある

GX

GXのスペック
  • フレックス:10段階中8(硬い)
  • 重さ:10段階中4(やや軽い)
  • カラー:ウッド・ブラック・パープル
  • サイズ:XS(21.0-23.5)・S(22.5‐25.5)

FLUXのGXビンディングは、いろんなスノボスタイルに対応できる高性能モデルです。上級者から初心者まで使えます。

外側はシンメトリーな形でカッコよく、内側は非対称で機能性が高いハイバックを使っています。軽くて反応が良いベースプレートで、動きを素早くボードに伝えられます。

足をしっかり固定して、長時間の乗り心地を良くしてくれるストラップシステムがあるので安心です。簡単に調整できるレバーがあって、いろんなボードに合わせられるのも良いです。

高機能だけど扱いやすく、様々なシーンでパフォーマンスが出せるビンディングです。

メリット
  • パークからパウダーまで幅広いスタイルに対応
  • ハイバックがランディング時のコントロールを向上
  • 足のサイズに合わせて微調整が可能
  • 足元のクッション性が長時間のライディングにも快適
  • 効率的なパワー伝達で反応性が高いライディングを実現
デメリット
  • 専門的なライディングスタイルには最適化されていない場合がある
  • 初心者や予算に制限のあるライダーにはコストが高い
  • 軽量なエントリーモデルに比べて重さを感じる場合がある

GS

GXのスペック
  • フレックス:10段階中4(やや柔らかめ)
  • 重さ:10段階中4(やや軽い)
  • カラー:パープル・ブラック・ホワイト
  • サイズ:XS(21.0-23.5)・SM(24.0‐26.0)

FLUXのGXバインディングは、どんな地形でも使える万能型で、特にパークやパウダーでのパフォーマンスに優れています。クラシカルなデザインのハイバックは安定感がありつつ、動きやすさも確保。

素材は強度がありながら柔軟性も兼ね備え、全てのライダーレベルに対応します。ベースプレートは軽量で反応が早く、クッション性の高いフットベッドが快適な乗り心地を提供します。

調整可能なストラップやクッションはカスタマイズを容易にし、栓抜き機能付きのバックルや多目的なディスクシステムも特徴です。工具なしで調整可能な設計は、使い勝手の良さをさらに強化しています。

メリット
  • 万能性: パーク、パウダー、オールラウンドに適したバインディング。
  • カスタマイズ: マイクロアジャスターと可動式クッションで細かいフィット調整が可能。
  • 快適性: Boost FootOnフットベッドで優れたクッション性と反応性を提供。
  • 使い勝手: 工具不要で調整可能なToolless LeverやMulti Discシステム。
  • デザイン: クラシカルな外観と現代的な機能のバランスが良い。
デメリット
  • 重量感: 高機能性のため、他の軽量モデルと比較して重く感じられる可能性がある。
  • 特化型ではない: 特定のスタイルに特化したバインディングほどの専門性を持たない。
  • 価格帯: 高性能な分、エントリーレベルのバインディングに比べて価格が高めに設定されている。

FL

キッズ向けのFLUXは、初めの段階が重要です。軽さと快適性は、ジュニアモデルでも当然必要です。FLUXのオリジナル機能により、確実にレベルアップし、楽しさを提供できます。キッズ専門モデルです。

FLのスペック
  • フレックス(1柔ー10硬):ソフト(4)
  • 重さ(1重ー軽10):重め(2)
  • カラー:White
  • サイズ:XS(21.0-23.5)

CV-LTD

より高くなったヒールカップは操作性の向上とドラグ防止に効果的。調整機能の充実で、場面に合わせたセッティングが可能。カーボンディスク搭載チタンビス、カーボンディスク搭載の最新技術を駆使した軽量モデル。

CV-LTDのスペック
  • フレックス(1柔ー10硬):ハード(10)
  • 重さ(1重ー軽10):普通(6)
  • カラー:TEAM
  • サイズ:S(22.5~25.5)・M(25.0~27.5)・L(27.0~)

DS-LTD

DS-LTDが2シーズンぶりに復活します。新型の可動性と反応性を両立させたベースをカーボン配合仕様にすることで、より軽量で力強いラインディングが可能となります。

また、ディスクプレートにもカーボンを配合し、取り付けビスもチタンを採用しました。これらの特別な仕様が採用された新型DS-LTDを楽しむことができます。

GT-LTD

ハイバックのフレックスはそのままに、ベースプレートとセンターディスクにカーボンを配合したLTDモデル。通常のGTよりレスポンスが早く、安定性も強化されてます。

GT-LTDのスペック
  • フレックス(1柔ー10硬):ややソフト(4)
  • 重さ(1重ー軽10):とても軽量(8)
  • カラー:TEAM
  • サイズ:S(22.5~25.5)・M(25.0~27.5)・L(27.0~)

DS STEP ON

FLUXとBURTONのコラボレーションで実現したDSのステップオンビンディングです。性能はDSと同等と考えればOKです。ステップオンユーザーの幅がさらに広がりました。

売れ行きが良ければ、さらに広がる可能性がありますね。過去にステップインというシステムが流行りましたが、それとは全く別の新しいBURTONのビンディング技術です。

Q
廃盤モデル

TT

FLUX「TT」はフィールドを選ばないスタンダードモデル。安定感と操作性が抜群です。レスポンスに優れているモデルです。

2020シーズンをもって廃版となっています。そのため中古、運が良ければ在庫で残っている可能性があります。

XV・XFを検討しているけど価格面でコストを抑えたい方はぜひ検討していました。レスポンスの面でいえば、見劣りしないほどの性能を持っています。

ただ、重さがあるため、こだわる人はやっぱり上位グレードのXFをおすすめします。

【TTのスペック】

  • フレックス(1柔ー10硬):ハード(8)
  • 重さ(1重ー軽10):普通(6)
  • カラー:Black・White
  • サイズ:S(21.0-23.5)・M(23.0-25.5)・L(25.0-27.5)・XL(27.0-30.0)
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女性の脚力を考慮した柔軟で軽量なモデル。疲れにくい快適な操作性を持っていることからあらゆるシチュエーションで高いパフォーマンスを発揮してくれます!

【GUのスペック】

  • フレックス(1柔ー10硬):ソフト(4)
  • 重さ(1重ー軽10):軽量(8)
  • カラー:SalmonPink・Black
  • サイズ:XS(21.0-23.5)・SM(24.0‐26.0)

FLUXビンディングのパーツについて

FLUXビンディングのパーツ

FLUXビンディングにはさまざまなパーツが使われています。ビンディングのグレードによって採用しているパーツも異なるためビンディングの特性が違ってきます。

そこまで知らなくても良い知識ですが、各パーツについてまとめてみました。詳細な解説はFLUXより引用しています。

ハイバックについて

ハイバックの形状

W Props(モデル:XV)
背面に走る2本のロッドがハイバックのトーション性能とサポート性を向上。内側上部のスライドクッションがブーツの自由度を保持する。カーヴィングに必要なレスポンスとサポート、自由度を高次元で実現。

Retro Mod(モデル:XF・GX)
外側はクラシカルな見た目の対称形状。内側の非対称構造はブーツの動きへ追従しながらも反発性を持ち、ランディング時のトーションコントロール性を向上。

Solid(モデル:SR)
センター部のくびれが上部にフレックスを生み出し、ブーツや足首への負担を解消。

Buffalo(モデル:CV)
まるで水牛の角のような2本の柱が特徴。フラットなハイバックの面を両サイドからサポート。

Resistor(モデル:DS)
スタンス外側への動きはしっかり受け止め、内側へはよりスムースな動きを可能にした新設計ハイバック。

Wing(モデル:GT)
プレス、オーリー時に発生するパワーを効率よくボードに伝達する大型のウイングを採用。軽量性も両立。

Ultima Wing(モデル:TW)
動きやすさを損なわないフレキシブルな設計でありながら、ウィングサポートが、プレスやターン時のパワー伝達をサポート。

Web(モデル:EM)
とても軽くて柔らかめのフィーリングで、ストレスのない思い通りのライディングを実現。

Evo(モデル:PR・FL)
左右対称構造でライディング時に癖のないハイバック。ハニカム構造により軽量化。

Women’s Resister(モデル:GS)
あらゆるフィールドでの扱いやすさとバランスを重視し開発された女性版RESISTOR。高速滑走時の安定感と自由度を併せ持つ。

ハイバックの素材

Super Carbon Blend(モデル:XV)
国産バージンナイロンに特殊カーボンをブレンド。マテリアルは可能な限り軽量で耐久性があるように設計されており、高度なボードコントロールを可能にします。

Super Tough Nylon(モデル:XF・SR・CV・DS・GT・TW・EM・PR・GX・GS・FL)
低速から高速、ビギナーからエキスパートまでオールラウンドに対応するミディアムフレックス素材。

ベースプレートの種類

Transfer(モデル:XV・XF・SR・GX)
インパクトポイントに確実にパワーを伝え、軽量かつダイレクトなレスポンス。

Super Transfer(モデル:CV)
トランスファーベースに比べて約15mm高くなったヒールカップのおかげでバックサイドのレスポンスは桁違いです。また、ドラグもしにくいです。

Super Ultima(モデル:DS・GT)
ボードの弾きを最大限に活かすため、パワー伝達を反発力へ変換するスタビライザーを搭載したFLUXの新世代スタンダード。

Alpha(モデル:TW)
足の動きにバインディングが追従しながら板のフレックスを活かせる自由度の高いベース。

Disco(モデル:EM・PR・FL)
板との設置面積を適度に持たせ、安定感を向上させた扱いやすいミドルフレックス構造。

Vogue(モデル:GS)
レディース専用に設計開発。脚力に合わせたより自然なフレックスを実現。

ストラップの種類

Waffle Strap
2層構造には、着用していることを忘れるほど快適で動きやすいフィット感を提供するワッフルパッドと、直接力を伝達するパワーアシストストラップで構成されています。

Honeycomb Strap Ver.2.0
軽量なハニカム形状は衝撃吸収性に優れ、足首を包み込むようなサポート感を実現しています。

FLUXビンディングの比較表

FLUXビンディングの比較表

各モデルを比較すると細かな違いがありますが、代表的なパーツの違い、価格や硬さについて以下の表にまとめました。

自分が取り組むジャンルに適したビンディングの候補から以下の表を見て比較してみましょう。やっぱり気になるのは値段ですね(笑)

 柔1⇔10
トゥストラップアンクルストラップハイバックベースプレート定価(税込)
XV10VER.5.0WaffleW PropsSuper Carbon62,700
XF8VER.5.0WaffleRetro ModPerformance44,000
SR6VER.5.0WaffleSolidPerformance44,000
CV9VER.5.0WaffleBuffaloPerformance49,500
DS5F.T.MWaffleResistorPerformance46,200
DS STEP ON5Step OnResistorPerformance42,900
GT4F.T.MWaffleWingPerformance44,000
FF2F.T.MWaffleSolidFree Foot 49,500
TW2F.T.MHoneycomb Strap Ver.2.0Ultima WingPerformance37,400
EM4F.T.MHoneycomb Strap Ver.2.0WebPerformance30,800
PR3F.T.MHoneycomb Strap Ver.2.0EvoPerformance25,300
GX5VER.5.0WaffleRetro ModPerformance42,900
GS4VER.5.0WaffleWomen’s ResisterPerformance38,500
FL3F.T.MHoneycomb Strap Ver.2.0EvoPerformance25,300
CV LTD10VER.5.0WaffleBuffaloSuper Carbon64,900
GT LTD5F.T.MWaffleUltimaSuper Carbon60,500

あくまでも、定価の価格のため楽天市場などで販売されている価格帯は定価よりも安くなっていることが多いです。シーズンが終盤になるにつれて割引率も高くなります。

ただ、人気があるモデルは大きく値下がりすることはあまりないです。型落ちモデルであればエントリーモデルだと半額近く割り引かれることもあります。上位モデルは30%オフぐらいが最大値ということが多いです。

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まとめ

最新カタログからFLUXビンディングをまとめました。各ビンディングも特徴が異なり、向ている使用用途が異なります。

いろいろとありますが、個人的な意見としては初心者「PR」、グラトリは「DS or TW」、キッカーは「DS or XF」、カービングは「XV or XF」という感じです!

あなたのビンディング選びの参考になれば嬉しいです^^それではより充実したスノーボードライフを!

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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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