【FLUX】CVの評価や特徴は?レビューでハイバックが折れると話題に!
この記事では、FLUXのビンディング「CV」について特徴・評価や予約先などまとめています。FLUXには、メンズモデルが8種類あります。
21-22シーズンは新しく「CV」というモデルがリリースされました。当初は買えないし予約すらできない状態でしたね。今シーズンは生産数も多めにしていることでしょうから手に入れやすいと思います!
CVを検討している人にどのようなビンディングあるか解説していきます。FLUX「CV」をざっくりとまとめると
FLUX「CV」はXVとXFの中間に位置するモデルです!カービングに、より特化したビンディングに仕上がっています。2022-23シーズンより折れやすいといわれているハイバックが強化されてリリースされています!
さらに詳しいことは以下にまとめられています。3分程度で読むことができますので、ぜひ最後までご覧ください!別の記事でFLUXのビンディングもまとめているため、どんな種類があるか把握すると選びやすくなりますよ。
FLUX「CV」の特徴
flex(1柔⇔10硬) | Weight(1軽⇔10重) | ||
---|---|---|---|
7 | 2 | ||
ビズホール | |||
2*4 | 4*4 | 3D | CHANNEL |
○ | ○ | △ | ○ |
ブーツサイズ | |||
S:22.5-25.5 | M:25.0-27.5 | L:27.0-30.0 | XL:- |
FLUXビンディングのCVモデルは、カービング性能の向上に特化したハイエンドなスノーボードバインディングです。
更新されたハイバックと高められたヒールカップは深いカーヴィングをサポートし、操作性を高めるとともに、スノードラグを防止します。
このバインディングは多彩な調整機能を備えており、ライダーの好みに合わせた微調整が可能です。
ハイバック
ハイバックにはBuffalo Highbackが採用されており、2本の厚みを増した柱によってボードへの力の伝達が直接的になり、フラットなバック面をサイドから支えます。
Super Tough Nylonという素材の使用により、耐久性と可動域の拡大が実現し、低速から高速のライディング、ビギナーからエキスパートまで対応可能なミディアムフレックスを提供します。
ベースプレート
ベースプレートの設計はSuper Transfer Baseplateで、通常のベースより約15mm高く設計されたヒールカップによってバックサイドのレスポンスが向上しています。
Boost FootOnフットベッドは従来のものよりも4mm高く、ターン時の反応速度と安定性がアップしています。
最大の特徴はハイバックローテーションの穴が5つあること(DS・XFも23-24から5穴)・深いヒールカップがあることです。
5つの穴のローテーションやスタビライザーにより、ライディングスタイルの幅が広がります。ローテーションMAXで30%、トランスベースカップの周囲の高さがXFより1cm高くなっています。
4つ角にプッシングあるため板への負担も軽減。ディスクに72度まで数値が記載あります(笑)
ストラップ
ストラップに関しては、Waffle Strapが採用され、Power Strapと組み合わされることで、快適さとパワー伝達を両立しています。Beer Buckleは新設計で、締め付けが簡単でありながら、必要な時には栓抜きとしても機能します。
その他
その他にも、トーサイドやヒールサイドの調整が可能なAdjustable Toe & Heel Cushion、5つのハイバック取付穴を持つ5Holes Highback rotation、工具不要での調整が可能なToolless Leverなどの機能が充実しています。
FLUX「CV」のジャンル評価
適応ジャンル:パウダー・カービング
カービング | |
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パウダー | |
グラトリ | |
ジブ | |
キッカー | |
ハーフパイプ |
FLUXのCVモデルは、特にカービングに特化したビンディングです。そのため、得意なジャンルは以下のようになります。
- カービング:更新されたハイバックとヒールカップのデザインにより、深いカーブを描く際に優れたサポートと精密なエッジコントロールを提供します。硬めのフレックスと高い反応性が、速い切り返しと滑らかなトランジションを可能にします。
- オールマウンテン:ミディアムフレックスのベースプレートとハイバックは、山の様々な地形でのライディングにおいてもバランスの取れたパフォーマンスを発揮します。これにより、ピステからバックカントリーまで幅広い条件下での使用に適しています。
- フリーライド:CVモデルは高い安定性を持ち、速いスピードでも安心してライディングできるため、フリーライドにおいてもその性能を発揮します。パウダーでの滑走や変化に富んだ斜面でのコントロールを重視するライダーに適しています。
- フリーカービング:このバインディングはフリースタイルのカービングにも適しており、スタイリッシュなターンやクリエイティブなラインを描くことに重点を置いたライディングに対応します。
FLUX「CV」は最もバランスが良いビンディングです。どのジャンルで使用しても性能を発揮できる万能ビンディングですが、特にカービングび特化したビンディングをFLUXで選ぶ方には兼用の余地ありですね!
これらの得意ジャンルにおいて、総合的なパフォーマンスを発揮する設計がされていますが、極端に柔軟性を必要とするフリースタイルのトリックやジブには最適解ではありません。
メリット・デメリット
- カービング性能: 高いヒールカップと更新されたハイバックにより、カービング時の精密なコントロールが可能。
- 調整可能性: マイクロアジャスターにより細かな調整が可能で、自分好みのフィット感を見つけやすい。
- 快適性と反応性: Waffle Strapが提供する快適なホールド感とPower Strapのダイレクトなパワー伝達。
- 耐久性: Super Tough Nylonの採用により、長期間の使用に耐える堅牢性を持つ。
- オールラウンド性: ミディアムフレックスのベースプレートとハイバックにより、様々なスノーボードスタイルに対応可能。
- 価格: 55,000円という価格設定は、予算が限られているライダーにとって高額に感じられる可能性がある。
- フレックスのバランス: ミディアムフレックスはオールラウンドには適しているが、より柔軟性や剛性を求める特定のスタイルのライダーには合わない場合がある。
- 重量: 調整機能や耐久性の高い素材の使用により、他の軽量バインディングに比べて重く感じられることがある。
- カラーバリエーション: 提供されているカラーがホワイトのみであり、より多くのカラーオプションを好むライダーには選択肢が限られる。
バインディングの選択は個人の好みやライディングスタイル、そして予算に大きく依存するため、これらのメリットとデメリットを参考にしつつ、自分に最適なバインディングを選ぶことが重要です。
FLUX「CV」の口コミ
カービングマスターのラマさんも使用しているビンディングです。ヒールカップが高く、ハイバックのローテーションが最大30度可能で、パフォーマンスに優れています。カービングだけでなくパウダーでもスノーサーファーと相性が良いように感じます。
FLUXのCVはカービングに向いていると聞いたので購入しました。ラマ先生がレビューしているのを見て間違いないと感じています。いまからCVの乗り心地が楽しみです。
非常に軽量なポリカーボネートブレンドで作られており、積極的なライディングに最適です。高さのあるヒールカップを通じて、プレシジョンを持ってワイルドなカービングアングルを実現できます。フレックスはやや硬め程で、素早い反応性があります。
FLUX「CV」ですが弾き系には、とても相性が良いです。ただ、足首のホールド感が強いため、ちょっとした誤魔化しが効かせにくいです。
つまりは足首だけで操作はできないと考えた方が良いですね。足・膝の全体で調整するため、今までDSなどで慣れている人は違和感を強く感じると思います。DSよりは、絞り・可動域は狭くなります。
ただ、DSよりもノーズ・テールがかなり踏めるため弾き系はとてもいい感じですよ!
ハイバックが割れる・折れる?との声も
FLUX「CV」ですが、ハイバックが割れる・折れるという声が聞かれます。その声は少なくないという感じがあります。もともとハイバックは折れることがあるパーツではあります。ハイバック単品でも買うことができるため、購入店などに問い合わせてみましょう。
ハイバックが割れる・折れる原因としては、ハイバックの強度・使用頻度・転倒時の衝撃の有無などさまざまな要因がありますから一概にCVのハイバックが折れやす・割れやすいということは言えないかもしれません。ただ、ハイバックが折れることは珍しいです。
僕が使用するCVは20回ほど使用しましたが、折れることも割れることもなかったです。耐久性に問題があればメーカーも改善してくるはずですから、そこまであまり神経質にならなくても良いと思います。
【追記】CVのハイバックが割れてしまったという声が多数挙がったためメーカーの方で構造、素材などを検討して強化されたものが現在は販売されています。
ハイバックアップデートキャンペーン
CVに使用されているハイバックのアップデートキュンペーンが行われています。22-23発売予定のCVが、耐久性UPと可動域を拡げた新素材ハイバックへとアップデートされていることから前期モデル保有者の救済処置のようです。
おそらくですが、他モデルと比較して初期CVのハイバックは折れやすいことが分かった、もしくは折れたという声がユーザーより多くあったことが推測されますね。
このCVハイバックアップデートキャンペーンはカンタンなアンケート・登録を行うだけで新素材ハイバックを入手できるようです。期間は2023年11月末となっているためお急ぎください!詳細はコチラを確認。
ブーツとの相性は?
ビンディングを選ぶときに気になるのはブーツとの相性です。FLUXの製品については、メーカー関係なく多くのブーツと相性が良いです。これまで、FLUXのビンディングが合わないというブーツを聞いたことがありません。
ハイバックの高さも一般的な高さです。ヒールカップもそれほどタイトではありません。推奨サイズを守れば基本的にはフィットする設計となっています。CVの特徴を考えると、ブーツはフレックスが硬い方が性能を発揮できるでしょう。
FLUX「CV」の予約や発売日は?
FLUX「CV」は既に早期予約が始まっています。楽天市場・Yahoo!ショッピングなどではすでに早期予約が開始されています。ショップによっては定価よりも10%ほど安く購入できることもあります。
現状ですが、予約分で生産分が終了しているともいわれています。現在は買うことがかなり困難な様子ですが、もしかするとショップが多めに発注した分やキャンセル分が流通する可能性もあるため、定期的にチェックしておくことをおすすめします。
発売日という明確な日にちについては決まっていませんが、10月ごろから入荷されて順次配送されていきます。
もしかすると大型店舗、とくにムラサキスポーツ、APORITO、スポーツオーソリティなどでFLUXの取り扱いのあるところに在庫として並ぶ可能性はなくはないと思います。現物を見て買いたい人は量販店を狙いましょう。
FLUX「CV」の型落ちモデル
FLUX「CV」はリリースされた当初は入手困難なビンディングでしたが、今は型落ちモデルも見かけるようになりました。
定価55,000円と高価なビンディングではありますが、型落ちだと3万円台前半で購入することができます。
まとめ
FLUX「CV」は同ブランドでは新しいモデルに分類されていますが、すっかりお馴染みなビンディングとなっていますね。ハイバックが中程度のフレックスがあり、クイックな反応ながらも柔軟さも感じられるビンディングです。
ラマさん効果もあり、大ヒットしているビンディングとなっています。カービングにおいては新しい世界が見えてきそうですね。同ブランドでは「XF」が比較対象になるビンディングですね。
それでは、あたなに合うビンディングが見つかりますように!