この記事ではBURTONのブーツRULER(ルーラー)についてまとめています。RULERには「ルーラー」「ルーラー BOA」「ルーラー ステップオン」があります。それぞれの評価をまとめています。
特にステップオン・BOA・通常のルーラー(レーシング)の3つがあるためどれが良いか悩んでいる方はレビューが気になりますよね。ワイド幅設定もあることから細分化するとIONと同様に種類が多いです。
BURTONのルーラーについて購入を検討している人には参考になることをまとめました。お役に立てれば幸いです!
RULERの特長

ルーラーにはいくつか特徴的なテクノロジーが採用されています。以下、それらを詳細に解説してきます。
インナーブーツ:インプリント2
足の前方と足首にレースを通し、高いヒールホールドと簡単な着脱を可能にするロープロファイルのインナーカフのロックアップカフ。ブーツに足を入れた瞬間から暖かく快適で、柔らかくフワフワしたマンファーを提供します。
さらに、コンパクトながらも温かい3M™ Thinsulate™インサレーションと、ベルクロクロージャーでぴったりフィットするインナーレースロックを搭載したインプリント2ライナーが装備されています。
インプリントライナーには「1・2・3」とグレードがあり3が最も高価なインナーです。
アウトソール
DEST最適化ミッドソールは、サーフィンやスケートボードにインスパイアされたスノーボードのバックボーンを受け、ESTを提供します。
アウトソールに反り上がりの少ない形状を取り入れることで、ライダーの重心を低くし、ボードフィールを向上させると共に、よりサーフィンやスケートボードに近い感覚をもたらします。ReBounceクッションとB3ジェルにより、クッション性にも抜かりはありません。
また、ブーツのフォルムをシェイプアップし、1サイズ分足形を小さくするShrinkageTM足形小型化テクノロジーを採用したブーツです。サイズ28.0ならサイズ28.0の足にフィットしますが、足形は従来のサイズ27.5に相当します。
クッション
スリーピングバッグ反射ホイルは、足を温めて保温性と快適性を向上させます。B3ジェルは究極の衝撃吸収性があり劣化や硬化の心配がありません。どちらもBurtonのハイエンドブーツにも使用されています。
RULERのスペック

BURTONのルーラーには3種類で展開されています。それぞれ特徴が異なるためRULERを選ぶときにはそれぞれの違いを知っておく必要があります。
- ルーラー(レーシング)
- ルーラー ワイド(レーシング)
- ルーラー ボア
- ルーラー ボア ワイド
- ルーラー ステップオン(⇒ステップオンについて)
*レーシングとは紐を引っ張るだけでブーツを締め上げることができるシステム。BURTONのレーシングシステムはスピードゾーンと言います。
ルーラー スピードゾーン
サイズ感 | フレックス(1柔⇔5硬) |
---|---|
やや大きめ | 2 |
WEGHT(1軽⇒10重) | HOLD(1弱⇒10強) |
4 | 6 |
サイズ展開:25.0~29.0の5mmピッチ |
BURTONのルーラーは5展開ありますが、性能的に違いはありません。システムだけの違いになります。システムごとの違いはブーツの違いを確認しておきましょう。
BURTONのブーツの中でもやや柔らかい分類になります。足首にかなりの余裕があることでグラトリにおすすめですね。価格的にIONが難しいけどパフォーマンスが良いブーツを求めているスノーボーダーにベストチョイスになります!
ワイド幅については足の甲が幅広な人におすすめです。日本人に割と多いようですね。
ルーラー ボア
サイズ感 | フレックス(1柔⇔5硬) |
---|---|
やや大きめ | 2 |
WEGHT(1軽⇒10重) | HOLD(弱⇒強) |
4 | 6 |
ルーラー ボアですが、ブーツを締め上げる方式が通常のレーシングではなくてボア(BOA)となっています。レーシングよりも簡単にブーツを締め上げることができます。
ダイヤル式になっていることからダイヤルを回すだけでブーツを締めることが可能です。力が弱くてもカンタンにブーツを締めることができます。
BURTONのボアはダブルボアになっているためアッパー(足首より上の上部)、ロウワー(足の甲の部分、下部)締め具合の調整ができます。
【レーシングとボアはどっちが良いの?】
一般的な方
締め上げが面倒な人
力が弱いキッズ・レディース
レーシングの方が作り的に「引っ張って締めてはさんで止める」というシンプルな作りのためトラブルは殆どありません。
ルーラー ステップオン
サイズ感 | フレックス(1柔⇔5硬) |
---|---|
やや大きめ | 2 |
WEGHT(1軽⇒10重) | HOLD(弱⇒強) |
4 | 6 |
ルーラーのステップオンですが、とても便利です!ブーツをビンディングにカチッと取り付けるだけで固定することができます。
そのため、他のルーラーとは仕組みが全く違うため、ステップオンにはステップオン専用ブーツとビンディングの組み合わせとなります。
ステップオンのメリットとしては、ブーツとビンディングの固定がめちゃくちゃカンタンです。滑りながらでもセッティングできますよ(笑)デメリットとしては価格帯は高価になること、ブーツとビンディングの種類に幅がないことです。
BURTONのステップオン同士であればシーズンが異なっても互換性があります。また、以前BURTONよりリリースされていたステップオンとは互換性がありません。

【BURTON】RULERの評価

適応ジャンル:オールラウンド
カービング | |
---|---|
フリーラン | |
パウダー | |
グラトリ | |
キッカー(小~中) | |
キッカー(中~大) | |
ジブ | |
ハーフパイプ |
【BURTON】RULERの口コミ

【BURTON】RULERのサイズ感について
BURTONのRULERのサイズ感については、普通です。しっかりと自分の足サイズを測定する必要がありますね。普段履いている靴サイズは全く参考にならないため、しっかりと測定してください。
実際に測定したサイズに+0.5mmほどが良いサイズになります。基本的にはあまりゆとりは取らずにピッタリなサイズ感が良いです。スノーボードというスポーツするためのブーツですから、なるべくフィットした方が快適に履くことができます。
【BURTON】RULERのビンディング相性
BURTONのルーラーですがビンディングの相性はそれほど気にする必要はありません。BURTON製品であればステップオン以外であればどのビンディングでもマッチします。
他社のビンディングでもそれほど気にする必要はありません。どのメーカーのビンディングでも困ることはないですね。FLUX・UNIONなどの有名どころの相性は問題ありませんよ。これまでブーツとビンディングの相性が悪くて、、、いうことは聞いたことがありません。
【BURTON】RULERの型落ち

BURTONのルーラーですが型落ちは割と見かけるブーツです。同ブランドでもリーズナブルな価格帯で人気があるため生産数量も多いです。
定価46,200円(税込)ですが、3万円台まで値下がります。シーズン終わりよりも、次のシーズン前が最も安いタイミングです。サイズがあれば買い逃しがいないようにしたいですね。
【BURTON】RULERの評価のまとめ
この記事では、BURTONのRULER(ルーラー)各種の評価は?アジアンフィットの違いを解説しました。
BURTONはRULERだけで5種類展開しているためどれを買うかとても悩みますね。ほかにもBURTONには多種多様なブーツがラインナップされています。
今回、細かく違いをまとめたので参考になれば幸いです!それでは、楽しいスノーボードライフを!