【ブーツ】

【BURTON】ION(アイオン)評価レビューやサイズ感は?ワイドフィットの違いは?

まさやん
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この記事ではBURTONのブーツION(アイオン)についてまとめています。IONには「アイオン」「アイオン BOA」「アイオン ステップオン」があります。それぞれの評価をまとめています。

特にステップオン・BOA・通常のアイオン(レーシング)の3つがあるためどれが良いか悩んでいる方はレビューが気になりますよね。アジアンフィットもあるため解説していきます。

BURTONのブーツを考えている人には参考になることをまとめているため、参考になれば幸いです!また、BURTONのブーツを全種類まとめている記事もあるので参考にしてみてください。

【BURTON】IONの総合評価

アイオンの特長
  • 高性能ブーツの特徴
  • パフォーマンスの高さ
  • インナーとアウターの構造
  • クッション性とサポート
  • 軽量化技術

高性能ブーツの特徴

BURTON IONは、高性能ブーツとして多くの特徴を備えています。まず、PUタンを採用しており、優れたレスポンスを提供します。これにより、ライディング中の細かな動きにも即座に反応し、スムーズな操作が可能です。

また、DRYRIDE Heat Cycleライニングは、内部の湿気を効率的に逃がしながら、足を暖かく保つ機能を持っています。

さらに、Ultralon Performance Foamを使用したインナーは、足の形に合わせて成形可能で、長時間の使用でも快適さを維持します。これにより、足にぴったりフィットし、ずれや圧迫感を感じにくくなります。

加えて、EST最適化ミッドソールは重心を低く保ち、ボードとの一体感を向上させます。Shrinkage足形小型化テクノロジーにより、つま先のドラグが軽減され、よりスムーズなライディングが可能です。

パフォーマンスの高さ

BURTON IONは、そのパフォーマンスの高さでも知られています。スノーボードの様々なスタイルに対応できる柔軟性を持ちながら、特にカービングやフリーライディングでの性能が際立っています。

硬めのブーツ構造により、深いターンや高速での安定感が増し、正確なコントロールが可能です。

また、ReBounceクッションやAutoCANTクッショニングなどの技術が搭載されており、衝撃吸収性能が優れているため、長時間のライディングでも疲れにくくなっています。

これにより、ライダーはより多くの時間を快適に過ごすことができ、技術の向上に集中できます。さらに、軽量化技術により、ブーツ全体が軽く設計されているため、操作性が向上し、疲労を軽減します。

インナーとアウターの構造

BURTON IONのインナーとアウターの構造は、快適さとパフォーマンスの両立を目指しています。インナーには「LIFEライナー」を使用しており、Ultralon Performance Foamを採用しています。

これにより、ライナーは足の形に合わせて成形され、長時間の使用でも快適さが維持されます。さらに、DRYRIDE Heat Cycleライニングが内部の湿気を逃がしつつ、足を暖かく保つ機能を持っています。

アウターにはPUタンが搭載されており、これが優れたレスポンスを提供します。シュリンケージ足形小型化テクノロジーにより、ブーツ全体の足形を小型化し、つま先のドラグを軽減することで、よりスムーズなライディングが可能です。

また、EST最適化ミッドソールは重心を低く保ち、ボードとの一体感を向上させます。

クッション性とサポート

BURTON IONのクッション性とサポートは、長時間の使用でも快適さを提供するために設計されています。ReBounceクッションがブーツのシェル内に配置されており、衝撃を吸収して足を保護します。

これにより、長時間のライディングでも足が疲れにくくなります。また、AutoCANTクッショニングは足を自然なポジションに導き、疲労を軽減しながらもダイレクトなボードコントロールを可能にします。

さらに、スリーピングバッグ反射ホイルが熱を反射し、寒い日でも足を温かく保ちます。これにより、寒冷地でも快適にライディングを楽しむことができます。

これらのクッション性とサポート機能により、BURTON IONは多くのスノーボーダーから高い評価を得ています。

軽量化技術

BURTON IONは、軽量化技術によって優れたパフォーマンスを実現しています。まず、EST最適化ミッドソールを採用しており、これにより重心が低く設定され、ボードとの一体感が向上します。これは、滑走中の安定性と操作性を高めるための重要な要素です。

さらに、Shrinkage足形小型化テクノロジーがブーツ全体の足形を小型化します。これにより、つま先のドラグが軽減され、よりスムーズなライディングが可能となります。この技術は、足の大きさを実際よりも小さく見せることで、足元の重量感を減らし、操作性を向上させます。

また、ブーツの構造にはReBounceクッションやスリーピングバッグ反射ホイルなどの軽量素材が使用されており、全体的な軽量化に寄与しています。

これらの素材は、衝撃吸収や保温性を損なうことなく、ブーツの重量を減らすことができるため、ライディング中の疲労を軽減し、長時間快適に滑ることができます。

【BURTON】アイオンの仕様を評価

BURTONのアイオンには細かく分けると5種類で展開されています。それぞれ特徴が異なるためIONを選ぶときにはそれぞれの違いを知っておく必要があります。

  • アイオン(スピードゾーン)
  • アイオン ワイド(スピードゾーン)
  • アイオン レザー(スピードゾーンのアウターがレザー仕様)
  • アイオン ボア
  • アイオン ステップオン(⇒ステップオンについて
まさやん
まさやん

2020年よりアジアンフィット→ワイドフィットと名称が変更していますよ。

スピードゾーン採用モデル

サイズ感フレックス(1柔⇔10硬)
大き目8
WEGHT(1軽⇒10重)HOLD(1弱⇒10強)
610

レーシング仕様のアイオンはワイド幅の設定があります。ワイド幅とは通常のモデルよりも幅広、甲高になります。

日本人に幅広、甲高で通常のアイオンだと足が痛くなる人におすすめとなります。以前はアジアンフィットと呼ばれていました。

通常のアイオンと性能は同一です。レザーも使われている外側の素材が違うだけで性能は同一となっています。デザイン性が気に入ればレザーも検討するといいですね!

各モデルの違い
  • アイオン ワイド:幅広・甲高に設計
  • レザー:外見(アウター)素材にレザー仕様

スノーボードブーツのワイドフィットと通常版はどちらを選べば良いの?

ボア

サイズ感フレックス(1柔⇔10硬)
大き目8
WEGHT(1軽⇒10重)HOLD(弱⇒強)
610

BURTON「アイオンBOAは、最高基準を達成しているスノーボードブーツです。どんな地形でもハードに攻めることができます。

ハイパワーフォーカスBOAフィットシステムにより、スタイルに合わせて微調整できる2つの独立したレースゾーンを搭載しています。つまりは、アッパー(足首より上の上部)、ロウワー(足の甲の部分、下部)締め具合の調整ができます。

さらに、熱反射ホイルと湿気の蒸散を促すライナーの組み合わせにより、足を温かくドライに保ちます。クッション性に優れ、新品でも足に馴染むため、リラックスして自然なスタンスで乗りこなすことができます。

【スピードゾーンとボアはどっちが良いの?】


スピードゾーン

一般的な方(特にこだわりがなければスピードゾーン)


ボア

力が弱いキッズ・レディース

締め上げが面倒な人


レーシングの方が作り的に「引っ張って締めてはさんで止める」というシンプルな作りのためトラブルは殆どありません。

ステップオン

サイズ感フレックス(1柔⇔10硬)
大き目8
WEGHT(1軽⇒10重)HOLD(弱⇒強)
610

アイオンのステップオンですが、とても便利です!ブーツをビンディングにカチッと取り付けるだけで固定することができます。

そのため、他のアイオンとは仕組みが全く違うため、ステップオンにはステップオン専用ブーツとビンディングの組み合わせとなります。

ステップオンのメリットとしては、ブーツとビンディングの固定がめちゃくちゃカンタンです。滑りながらでもセッティングできますよ(笑)デメリットとしては価格帯は高価になるこ、ブーツとビンディングの幅がないことです。

BURTONのステップオン同士であれば着脱できますが他社ステップオンとは互換性がありませんね。ステップオンについては個別で詳しい記事がありますので気になる場合は確認してください。

サイズ感について

バートンのアイオンのサイズ感

BURTONのIONのサイズ感については、少し大き目と考えると良いです。しっかりと自分の足サイズを測定してください。

そのサイズに+0.5mmほどが良いサイズになります。若干ゆとりをもたせるなら+1cmのサイズを選びましょう。

また、規格として「ワイド」が設定されています。ワイドフィットは甲高な足の方が選ぶべき規格です。別記事で足を計測する方法をまとめているため、どちらか気になる方はご確認ください。

【BURTON】アイオンのジャンルを評価

オールマウンテン

適応ジャンル:オールマウンテン

カービング
フリーラン
パウダー
グラトリ
キッカー(小~中)
キッカー(中~大)
ジブ
ハーフパイプ

アイオンはオールマウンテンなブーツです。どのような状況下でもパフォーマンスを発揮できます。

ピステンバーンでキレキレなカービング、未整地の起伏を富んだ地形、ビックなきカー・アイテムがあるパークというさまざまなシチュエーションで活躍します。

フレックスは硬めのブーツではありますが、実はグラトリにおいてもノーリー720など高回転トリックする人の中でも使われていることがあります。

バートン最高峰オールマウンテンブーツと評価することができますね。アイオンの特徴とテクノロジーから、特に以下のジャンルで優れたパフォーマンスを発揮します。

フリーライディングでの使用感

BURTON IONは、フリーライディングでの使用感が非常に優れています。まず、硬めのブーツ構造により、急斜面や高速でのライディング中でも高い安定性を提供します。これは、深いターンやダイナミックな動きをサポートし、ライダーが正確なラインを描くことを可能にします。

また、ReBounceクッションとAutoCANTクッショニングが組み合わさることで、衝撃吸収が優れており、長時間のライディングでも足の疲れを軽減します。これにより、長時間のフリーライディングセッションでも快適さが保たれます。

さらに、BURTON IONのDRYRIDE Heat Cycleライニングは足を暖かく保ちながら湿気を逃がすため、長時間の滑走中でも足が快適に保たれます。この機能により、寒冷地でのフリーライディングでも安心して滑ることができます。

これらの特徴により、BURTON IONはフリーライディングにおいて非常に信頼性の高いブーツとして評価されています。

パークでの適応性

BURTON IONは、パークでの適応性も高く評価されています。まず、硬めのブーツ構造がジャンプやハーフパイプなどの大きな動きをしっかりとサポートします。これにより、空中での安定性と着地時の衝撃吸収が優れており、ライダーは安心してトリックに挑むことができます。

ただし、ジブやプレスなどのトリックには柔らかいブーツの方が向いているため、IONはその点で若干の制限があります。それでも、多くのライダーが、IONのレスポンスと安定性を活かしてパークでの多様なスタイルに対応できると感じています。

さらに、BURTON IONは耐久性も高く、長時間の使用にも耐えるため、頻繁にパークを訪れるライダーにとって理想的な選択肢となっています。また、軽量化技術が施されているため、ブーツが重く感じることなく快適に使用できます。

総じて、BURTON IONはパークでの高いパフォーマンスを提供し、ライダーの多様なニーズに応えるブーツとして評価されています。

カービングでの反応性

BURTON IONは、カービングでの反応性において非常に優れています。まず、硬めの構造が深いターンを可能にし、高速でのライディング中でも高い安定性を提供します。この硬さが、カービング中にボードをしっかりとコントロールできる理由です。

さらに、EST最適化ミッドソールとShrinkage足形小型化テクノロジーが組み合わさることで、ブーツ全体の重心を低く保ちつつ、つま先のドラグを軽減します。これにより、よりスムーズで流れるようなカービングが実現します。

また、DRYRIDE Heat Cycleライニングは足を暖かく保ちつつ、内部の湿気を効率的に逃がします。これにより、長時間のカービングセッションでも足の不快感を感じにくくなり、快適さが維持されます。

総じて、BURTON IONはカービングでの高い反応性を提供し、滑らかでコントロールされたターンを楽しむための理想的なブーツとして評価されています。

ホールド感が良くレスポンスへのレビューが良い

IONのレビュー
20代男性
20代男性

ずっとBURTONのブーツを使っています。アイオンBOAも2シーズン目ですが特にヘタれることもなく快適に使えています。標準がダブルボアのため気に入っています。レーシングよりもかなりカンタンにブーツ履けるため楽ですね!

20代男性
20代男性

BURTONのステップオンですが、とても快適です。いちいちビンディングとブーツを固定するために座り込んだり止まったりしなくていいですからね。腰にはかなり優しいですwそれがあるのでステップオン最高です(笑)

30代男性
30代男性

BURTONのブーツと言えばアイオンですね!ボアと悩みましたが締め上げ調整を重視してレーシング仕様にしました。やっぱりBOAと比較すると細かい調整はレーシングですね!

30代男性
30代男性

タフカフライトがあることでカカトのホールド感がとても良い感じです。インナーが部分的に細くなっていることでカカト浮きを防いでいます。足首周りのフィット感は抜群ですね。

型落ちモデルの相場は7万円前後

アイオンについては現行モデルが91,300円という高額です。僕がスノボ始めたころは5万円くらいだったのに、、、。ここ10年で倍近く値上がりしている状態です。

円安も物価高も相まってBURTON に限らずスノボ用品が高騰しています。とくにBURTONは値上げ率が高いように感じます。型落ちモデルでも十分に良いブーツなので検討してはいかがでしょうか。

フィッティングにおすすめなビンディング

アイオンの特性を考えると相性が良いビンディングが見えてきます。幅広く使えるブーツですが、ビンディングの特性でより特化するジャンルを絞るとビンディングも選びやすくなります。

レスポンスをとにかく求めるような場合は「X」「Genesis X」「Cartel X」のXベースを採用した硬いビンディングがおすすめです。主にはカービング・ハーフパイプなどです。

それよりもややレスポンスを落として遊びがあるようにするときには「Genesis」「Malavita」「Cartel」が候補となります。

Cartelだとオールマイティでこの中であればコスパが良いモデル。とはいえ定価46,200円です。

Malavitaはフリースタイル性が強いビンディングのため、パーク・ハーフパイプで人気があるモデルです。平野歩夢選手が使用しているためその性能が折り紙つきですね。

Genesisは、ほかと若干毛並みが違っていて最高レベルのサスペンション機能があり付け心地が良いです。オールラウンドでパウダーからキッカーまで幅広く高い水準で好評です。

ここで紹介したBURTONビンディングを全て評価した記事もあるためご確認ください。

BURTON IONの調整とメンテナンス

  • BOAシステムの利便性
  • ライナーの調整方法
  • 長持ちさせるためのケア方法

BOAシステムの利便性

BURTON IONのBOAシステムは、利便性が非常に高いです。まず、BOAシステムはダイヤルを回すだけでブーツの締め付けを調整できるため、迅速かつ簡単にフィット感を調整することができます。

このシステムは、特に寒い日やグローブをはめたままでも操作が簡単で、素早く締め直しが可能です。

また、BURTON IONでは、新しいEngland RopesがBOAシステムに採用されており、従来の金属ワイヤーに比べて耐久性が高く、切れにくいのが特徴です。このため、長期間にわたって安定した性能を提供します。

ライナーの調整方法

BURTON IONのライナー調整方法は、ユーザーにとって非常に簡単です。まず、内側には標準的なレースハーネスがあり、これを引き締めることで足首周りのフィット感を調整できます。

さらに、ベルクロストラップが付いているため、シャフト部分をしっかりと固定することができます。

このハーネスは、引っ張るだけで簡単に締めることができ、ベルクロストラップも同様に使いやすく、快適なフィット感を得られます。

また、ライナーの調整はブーツの外側を開ける必要があるため、少し手間はかかりますが、その分細かな調整が可能です。

長持ちさせるためのケア方法

BURTON IONブーツを長持ちさせるためには、定期的なケアが重要です。まず、使用後は必ずブーツを乾燥させることが必要です。

湿気が残ったまま放置すると、カビや異臭の原因になります。室温で自然乾燥させるか、乾燥剤を使用することをお勧めします。

また、外側の汚れは柔らかいブラシや湿った布で拭き取りましょう。特に泥や塩分が付着した場合は、早めに取り除くことが大切です。さらに、定期的に防水スプレーを使用することで、ブーツの防水性を維持し、長持ちさせることができます。

BOAシステムやレース部分の点検も忘れずに行いましょう。破損や摩耗が見られる場合は、早めに交換することで、常に最高のパフォーマンスを維持できます。

まとめ:BURTONアイオンの評価について

アイオンは多くのスノーボーダーに支持されています。その理由は、その高いレスポンス性と、フリースタイルからバックカントリーまで多岐にわたるシチュエーションでの優れたパフォーマンスにあります。

特に、ワイドフィットモデルは、幅広や甲高のフィット感を重視し、快適なライディングをサポートします。

また、レザー仕様のモデルは外観のデザイン性に優れ、耐久性も兼ね備えています。

アイオンの各モデルは、その豊富なバリエーションと高い機能性で、多くのライダーのニーズに応えています。

細かく分けると5種類展開しているためどれを買うかとても悩みますwアイオンは高価なブーツのため予算的に厳しければ「フォトン」もおすすめですよ。

今回、細かく違いをまとめたので参考になれば幸いです。それでは、楽しいスノーボードライフを!

ABOUT ME
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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