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【RIDE】MTNPIGの評価はPIGシリーズ最高峰モデル!パウダー・カービングが抜群に調子良い!

まさやん
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RIDE「MTNPIG(マウンテンピグ)」は、上級者向けのスノーボードとして注目を集めているモデルです。この記事では、RIDE「MTNPIG」のレビューやスペックの特徴、実際の滑走感について詳しく解説します。

ディレクショナルシェイプとテーパーの組み合わせによるパウダーでの浮力や操作性、硬めのフレックスが生み出す安定感、EXTRA CAMBERを採用したハイブリッドキャンバー構造によるエッジグリップの高さなど、多角的にその魅力を紹介します。

また、カーボン補強や高品質シンタードベース、特徴的なスプリットテールの効果なども取り上げ、パウダーから圧雪バーン、バックカントリーまで幅広いシーンでの実力をレビューしています。RIDE「MTNPIG」の選び方や、どんなライダーにおすすめかを知りたい方はぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
  • MTNPIGの基本スペックと各部の特徴
  • パウダーやカービングでの詳しい滑走性能
  • バックカントリーなど多様な地形への適性
  • どのようなライダーに適したボードなのか

RIDE「MTNPIG」の基本スペックとその評価

対象メンズ
形状ハイブリッドキャンバー(EXTRA CAMBER)
シェイプディレクショナル
ボードの硬さ10段階中7(やや硬め)
対象レベル中級者以上
サイズ155,159,162,160W,164W

ディレクショナルシェイプとテーパーの組み合わせ

RIDE「MTNPIG」は、前方が少し長く、後ろ側が少し短くなっている「ディレクショナルシェイプ」という形状をしています。スノーボードが前に進むことを重視した設計で、特にパウダーのような新雪の上を滑る際に効果を発揮します。ノーズ(板の前方)が長いため、雪に沈み込みにくく、自然と浮き上がりやすくなるのです。

さらに、「テーパー」という特徴も持っています。これは、ノーズ部分の幅がテール(板の後方)部分の幅よりも広くなっている形状のことです。この幅の違いによって、パウダーの中でテールが自然と沈み込みやすくなり、結果としてノーズがより浮きやすくなります。これにより、深い雪の中でもスムーズなターンが可能になり、ライダーは楽にコントロールできます。

このディレクショナルシェイプとテーパーという2つの形状が組み合わさることで、MTNPIGはパウダーライディングにおいて非常に優れた性能を発揮します。新雪での浮力を高めつつ、ターンの導入もスムーズになるため、まるで雪の上をサーフィンのように滑ることができるでしょう。

上級者向けの硬めのフレックス特性

RIDE「MTNPIG」は、板全体の硬さを表す「フレックス」が比較的硬めに設定されています。スノーボードの硬さは、乗り心地や操作性に大きく影響する要素です。

MTNPIGの硬いフレックスは、特にスピードを出して滑るアグレッシブなライディングスタイルや、キレのあるカービングターンを好む上級者のライダーに適しています。

板が硬いことのメリットとして、まず高速滑走時の安定性が挙げられます。スピードが出ている状況でも板がバタつきにくく、しっかりと雪面を捉え続けることができます。

また、強い力を加えた際に大きな反発力を生み出すため、ターンやジャンプの際にパワフルな反応を得られます。この反発力を活かすことで、よりダイナミックでキレのある滑りが可能になります。

ただし、硬い板をコントロールするには相応の脚力や技術が求められます。板の反発をうまく引き出し、正確に操作するためには、しっかりとした体重移動やエッジングの技術が必要になるのです。

そのため、MTNPIGの硬めのフレックスは、経験豊富でパワフルな滑りを追求する上級者にとって、その性能を最大限に引き出せる魅力的な特性と言えるでしょう。

EXTRA CAMBER採用のハイブリッドキャンバー

RIDE「MTNPIG」は、「ハイブリッドキャンバー」という板の反り具合の形状を採用しており、その中でも特に「EXTRA CAMBER」という構造を持っています。

スノーボードの形状には、中央部分が雪面から浮き上がっている「キャンバー」と、逆に中央部分が雪面に接しやすく、両端が反り上がっている「ロッカー」という基本的な形があります。

「ハイブリッドキャンバー」とは、このキャンバーとロッカーの両方の良いところを組み合わせた形状のことです。MTNPIGの場合、板の中央部分にしっかりとしたキャンバー部分があり、これが強力なエッジグリップを生み出します。つまり、ターンをする際にエッジが雪面にしっかりと食い込み、安定したコントロールを可能にします。

そして、ノーズとテール部分にはわずかなロッカー形状が取り入れられています。これにより、パウダーのような柔らかい雪での浮力が向上し、板の取り回しもスムーズになります。

この「EXTRA CAMBER」という構造は、キャンバーの持つ高いエッジコントロール性能と反発力を維持しつつ、ロッカーの持つ浮力や操作性の良さも加えることで、圧雪されたゲレンデからパウダーまで、様々な雪のコンディションに対応できる万能性を実現しています。

カーボン補強と高品質シンタードベース

RIDE「MTNPIG」は、高性能な滑りを実現するために、素材にもこだわっています。その一つが「カーボン補強」です。カーボン素材は非常に軽くて強いという特徴があり、スノーボードに使うことで板の軽量化を図りながら、反発力や耐久性を高めることができます。

これにより、ライダーは少ない力で板を操作でき、ターンやジャンプの際には素早い反応と力強い反発を得ることができます。また、振動吸収性も向上するため、荒れた雪面でも安定した滑りをサポートしてくれます。

もう一つの重要な要素が、「高品質シンタードベース」の採用です。ベースとは板の滑走面のことで、シンタードベースは高密度に圧縮されたポリエチレン素材で作られています。

この素材はワックスの浸透性が非常に高く、しっかりとワックスを塗ることで摩擦を最小限に抑え、非常に優れた滑走性能を発揮します。つまり、スピードが出やすく、様々な雪質でスムーズな滑りを実現できます。

このように、カーボンによる補強で板の基本性能を高め、高品質なシンタードベースで滑走性能を追求することで、MTNPIGはライダーに軽快な操作性と高いスピード性能を提供し、アグレッシブなライディングを力強くサポートしてくれるのです。

特徴的なスプリットテールの効果

RIDE「MTNPIG」のテール(板の後方部分)は、「スプリットテール」と呼ばれる独特な形状をしています。これは、テールの中央部分が半月型にカットされたようなデザインになっており、見た目にも特徴的です。この特殊な形状は、単なるデザインではなく、ライディング性能に大きく貢献する機能を持っています。

主な効果の一つは、パウダーライディングにおける操作性の向上です。スプリットテールによってテール部分の面積が減少し、雪の中での抵抗が少なくなります。

これにより、深いパウダーの中でもテールが沈み込みやすくなり、ノーズが自然と浮き上がるため、より楽にターンをすることができます。まるで魚の尾びれのように、雪の中をスムーズに進む手助けをしてくれるのです。

さらに、この形状はボードのフレックス(しなり)をより効果的に活かすことにも繋がります。ターンをする際にテール部分がしなやかに動くことで、よりダイナミックで粘りのあるターンフィーリングを生み出します。

また、有効エッジ(実際に雪面に接するエッジ部分)を長く保ちながらもテールの抜けが良いという特徴もあり、硬く締まったバーンからパウダーまで、様々な状況で安定したエッジホールドとスムーズなターンを実現します。このスプリットテールは、MTNPIGのアグレッシブなライディングを支える重要な要素の一つと言えるでしょう。

RIDE「MTNPIG」をライディングスタイル別に評価

適性が高いジャンル

パウダー

カービング
地形
フリースタイル性
オープンバーン
浮力
ツリーラン

パウダーでの圧倒的な浮力と操作性

RIDE「MTNPIG」は、パウダーライディングにおいて非常に高い性能を発揮するよう設計されています。その秘密は、前方が長く幅広で、後方に向かって細くなる「テーパードディレクショナルシェイプ」と、テールが半月状にカットされた「スプリットテール」にあります。

これらの形状により、新雪の中でもボードの先端(ノーズ)が自然と浮き上がり、後方(テール)は沈み込みやすくなるため、ライダーは少ない力で深い雪の中を滑ることができます。

実際にMTNPIGを使用したライダーからは、「深いパウダーの中でも予想以上にボードが浮き上がり、ターンが非常にスムーズになった」という声が聞かれます。ノーズが雪面に潜り込みにくいため、緩やかな斜面でもスムーズに加速し、浮力を得やすいのが特徴です。

また、スプリットテールはパウダー内での抵抗を減らし、よりダイナミックで自由なターンを可能にします。これらの要素が組み合わさることで、MTNPIGはパウダーの中でまるでサーフィンのように雪の上を滑るような感覚を提供し、ライダーに最高の浮遊感と操作性をもたらします。

高速カービングにおけるエッジグリップと安定感

RIDE「MTNPIG」は、パウダー性能だけでなく、圧雪されたバーンでの高速カービングにおいても優れたパフォーマンスを発揮します。その理由は、ボード中央部のしっかりとしたキャンバー構造(EXTRA CAMBER)と、カーボン素材による補強にあります。

キャンバー構造は、ターン時にエッジが雪面にしっかりと食い込む「エッジグリップ」を高め、安定したコントロールを可能にします。

特にMTNPIGは、硬めのフレックス(板の硬さ)を持っているため、高速域でもボードがバタつくことなく、安定した滑走が可能です。実際に使用したライダーからは、「高速カービングを求めてMTNPIGに乗り換えたが、期待を遥かに超えるコントロールとスピードを実感した。

エッジグリップが強力で、急斜面やアイスバーンでも確実にラインをキープできる」といった評価があります。また、特徴的なサイドカット(ボード側面のカーブ形状)である「Linear Quadratic Sidecut」は、ターンの導入をスムーズにし、ターン後半での力強いサポートを提供します。

これにより、高速で大きなターンを描く際にも、安定感を失うことなく、キレのあるカービングを楽しむことができます。

バックカントリー・ビッグマウンテン適性

RIDE「MTNPIG」は、その名の通り、手つかずの自然が広がるバックカントリーや、広大で急峻なビッグマウンテンといった厳しい環境でのライディングに最適なボードとして設計されています。

その理由は、パウダーでの優れた浮力、高速滑走時の安定性、そして様々な雪質や地形に対応できる多様性にあります。

MTNPIGのテーパード形状とハイブリッドキャンバーは、未圧雪の深い雪の中でもライダーが容易にターンを切ることを可能にし、素早い反応と正確なエッジコントロールを提供します。

また、硬めのフレックスと頑丈な構造は、急斜面や変化に富んだ山岳地形で高速ライディングを行う際に求められる、精密性と安定性を実現します。

実際にMTNPIGをバックカントリーで使用したライダーからは、「バックカントリーでのパフォーマンスが圧倒的に向上した」という声も聞かれます。

このように、MTNPIGは厳しい自然環境の中で、ライダーが自信を持ってアグレッシブなラインに挑戦するための信頼できるパートナーとなるでしょう。

不整地や荒れたバーンでの走破性

RIDE「MTNPIG」は、きれいに圧雪されたバーンだけでなく、滑り込まれて荒れた不整地や、コブが連続するような難しいコンディションでも高い走破性を発揮します。

その秘密の一つは、ボードのサイドウォールに採用されている「Slim Walls」という衝撃吸収材です。この素材が振動を効果的に吸収し、荒れた雪面でもボードのバタつきを抑え、スムーズで安定した滑りを可能にします。

また、MTNPIGの硬めのフレックスとカーボンによる補強は、不整地でのコントロール性を高めます。ライダーからのフィードバックとして、「斜度があってボコボコした地形でも板がブレにくいので安心感があり、しっかりとエッジグリップしてくれてターンもコントローラブルだった」という意見があります。

これにより、予期せぬ凹凸や雪質の変化にも対応しやすく、ライダーは自信を持って様々なコンディションに挑戦できます。

さらに、MTNPIGの持つ高い安定性は、荒れたバーンを高速で滑り抜ける際にもライダーをしっかりとサポートし、コントロールを失うことなく走破することを可能にします。

オールマウンテン性能と多様な地形への対応力

RIDE「MTNPIG」は、特定のコンディションに特化したボードではなく、ゲレンデの圧雪バーンからパウダー、さらにはバックカントリーまで、あらゆる雪山を遊びつくすための「オールマウンテンボード」としての高い性能を持っています。

その多様性は、ボードの形状、構造、素材の組み合わせによって実現されています。

パウダーでの浮力と操作性、圧雪バーンでの高速カービング性能、そして不整地での走破性といった、これまで述べてきた特徴が、MTNPIGを多様な地形で活躍できるボードにしています。

実際に、「グルーミングされたコースからバックカントリーのトレイルまで、MTNPIGは楽々と適応する」といった評価や、「ゲレンデクルーズから自然地形でのフリーライディングまで幅広く対応する汎用性を備えている」という声があります。

このボード一本あれば、朝一番のパウダーから、午後の荒れたバーン、そして時にはパークアイテムまで、雪山のあらゆる状況を楽しむことができるでしょう。まさに、山全体を自分の遊び場と考えるライダーにとって、MTNPIGは信頼できる相棒となります。

まとめ:RIDE「MTNPIG」の評価について

RIDE「MTNPIG」は、上級者向けに設計された高性能スノーボードです。パウダーでの浮力を高める「ディレクショナルシェイプ」と「テーパー」、そして特徴的な「スプリットテール」により、新雪でも軽快な操作性を実現します。

硬めのフレックスと「EXTRA CAMBER」採用のハイブリッドキャンバー構造は、高速カービング時に抜群の安定感とエッジグリップを提供し、キレのあるターンを可能にします。

さらに、カーボン補強と高品質なシンタードベースにより、軽量でありながら高い反発力と滑走性能を誇ります。

これらの要素が融合することで、MTNPIGはパウダー、圧雪バーン、バックカントリー、不整地といった多様な雪山環境に対応できる優れたオールマウンテン性能を発揮します。

アグレッシブなライディングを追求し、山全体を滑り倒したい経験豊富なライダーにとって、MTNPIGは最高のパフォーマンスを引き出す信頼できる一本となるでしょう。

ABOUT ME
まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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