【BURTON】ブーツ全種類の評判まとめ!サイズ感・硬さやおすすめジャンル!メンズ・レディースごとに!
この記事では、スノーボードメーカーBURTON(バートン)のブーツ全種類(メンズ・レディースとも)を紹介しています。
BURTONのブーツにしようと思ったけど、一体どれが自分に合っているのか分からないですよね?初心者のころは全く僕も分かりませんでした。
そのまま分からないままで適当なブーツを買うと足に合わなくて痛くなったり、最終的には買い替えることもあるかもしれません。
そうならないためにも、この記事を参考にしていただければ自分に合うブーツが分かるようになっています。
- サクッとブーツの選び方を知りたい
- BURTONブーツの種類をサクッと知りたい方
- BURTONブーツのレビューを読んで検討したい方
このような方には参考になる記事となっています。5分程度で読める内容になっていますので、サクッとご覧ください!
【迷ったらコレ】BURTONブーツの失敗しない選び方とおすすめモデル

- まずは結論!ライディングスタイル別 おすすめ早見表
- 【目的・ジャンル別】あなたに最適なモデルは?
- BURTON選びの鍵!「レーシングシステム」の違いを理解する
- 【徹底比較】迷いやすい人気モデルの違い
- BURTONブーツのサイズ感と「Wide(ワイド)」モデルについて
まずは結論!ライディングスタイル別 おすすめ早見表
BURTONのブーツは種類が多くて、カタログを見ているだけだと「結局どれが自分に合うの?」と迷ってしまいがちですよね。
そこで、まずは「やりたいスタイル」や「重視するポイント」別に、間違いのない代表的なモデルを早見表にまとめてみました。
| スタイル・目的 | おすすめ代表モデル | フレックス(硬さ) | 特徴 |
| カービング・フリーラン | ION(アイオン) | 硬め | 圧倒的レスポンスと耐久性。上級者の定番。 |
| パーク・グラトリ | RULER(ルーラー) | ミディアム | 自由度と反発のバランスが完璧。コスパも◎ |
| 初心者・快適性 | MOTO(モト) | 柔らかめ | とにかく軽くて柔らかい。足が痛くなりにくい。 |
| 利便性・最新技術 | Step On®︎ シリーズ | モデルによる | バインディングに踏み込むだけで装着完了。 |
| オールラウンド(BOA) | PHOTON(フォトン) | ミディアムハード | BOAの利便性と高いホールド力を両立。 |
まずはこの表から、自分のイメージに近いモデルをピックアップしてみるのが近道ですね。
IONやRULERといったモデルは長年愛されている名作なので、迷ったらこれらを選んでおけば大きく外すことはないかなと思います。
【目的・ジャンル別】あなたに最適なモデルは?
早見表でなんとなくの方向性が見えたら、次は各ジャンルでおすすめのモデルをもう少し深掘りして見ていきましょう。
カービング・フリーラン重視(硬め・レスポンス)のおすすめ
高速でゲレンデを疾走したり、キレのあるカービングターンを極めたりしたい方。
このスタイルには、足の力をダイレクトに板へ伝えてくれる「レスポンス(反応の良さ)」と、高速域でもブレない「サポート力(硬さ)」が必要です。
筆頭はやはり「ION(アイオン)」ですね。
BURTONのラインナップの中で長年トップに君臨し続ける、まさに「レジェンド」的なブーツです。硬めのフレックスでへたりにくく、数シーズン履いてもパフォーマンスが落ちにくいタフさがあります。
「これさえ履けば間違いない」と言われるほどの信頼感があり、イントラクターや上級者の着用率が非常に高いです。
さらに硬さを求めるなら「DRIVER X(ドライバーエックス)」という選択肢もあります。ビブラムソールを採用してバックカントリーやハードなフリーライディングに特化した、鎧のようなブーツです。
女性向けでは「SUPREME(サプリーム)」がIONに相当するハイエンドモデルとして人気ですね。
パーク・グラトリ重視(柔軟性・足首の自由度)のおすすめ
パークでジャンプやジブを楽しんだり、グラトリで板をバター(プレス)したりするスタイル。
こちらには、足首を自由に動かせる「柔軟性」と、繊細なボードコントロールを可能にする「軽さ」が求められます。
おすすめは「SWATH(スワス)」や「RULER(ルーラー)」です。
SWATHは非常に軽量で、足首周りの自由度が高いため、スタイルのある滑りを出しやすいのが特徴です。
RULERはミディアムフレックスの万能選手で、パークからフリーランまで何でもこなせます。価格と性能のバランスが良く、パークデビューを目指す中級者に最適かなと思います。
女性向けなら「RITUAL(リチュアル)」が、ソフトフレックスかつ軽量で、フリースタイルな動きにバッチリ対応してくれます。
初心者・コスパ重視のおすすめ
「スノーボードは初めて」「とにかく足が痛くなるのは嫌」「予算を抑えたい」という方。
この場合は、扱いやすい「ソフトフレックス」で、履き心地の良さを最優先したモデルがベストです。
BURTONのエントリーモデルの代名詞といえば「MOTO(モト)」ですね。
非常に柔らかく作られており、膝を曲げる感覚が掴みやすいため、上達を早めてくれます。何より「履いた瞬間から足に馴染む」と言われるほどの快適性は、初心者の方にとって大きな味方になります。
女性向けでは「MINT(ミント)」がこれに当たり、世界で一番売れているレディースブーツと言われるほどの超定番モデルです。
究極の快適性「Step On®︎」のおすすめ
「リフトを降りて座り込んでストラップを締めるのが面倒…」という方には、BURTONの革新的なシステム「Step On®︎(ステップオン)」がおすすめです。
専用のブーツとバインディングが必要になりますが、立ったまま「カチッ」と踏み込むだけで装着が完了します。
Step On®︎対応ブーツには、「PHOTON Step On」や「RULER Step On」など、通常のラインナップをベースにしたモデルが用意されています。
ストラップの圧迫感から解放されるため、足の痛みに悩んでいる方にも意外とおすすめできる選択肢ですね。

BURTON選びの鍵!「レーシングシステム」の違いを理解する
BURTONのブーツを選ぶ際、モデル名と同じくらい重要なのが「どうやって紐を締めるか」というレーシングシステムの違いです。
主に3つのタイプがあり、それぞれ使い勝手が大きく異なります。
「Speed Zone(スピードゾーン)」:微調整とフィット感の王道
ブーツの左右にある「取っ手(ハンドル)」を引っ張って締める、BURTON独自のシステムです。
最大の特徴は、「アッパー(甲・足首)」と「ロア(スネ)」を別々に締め分けられる点です。
「足首はしっかりホールドしたいけど、スネは少し緩めて膝を入れやすくしたい」といった、好みに合わせた微調整が可能です。
「ION」などの上位モデルに多く採用されており、素早い装着と自分好みのフィット感を両立したい玄人好みのシステムと言えます。
「BOA(ボア)」:ダイヤル一つの手軽さと強力な締め付け
お馴染みの「ダイヤルを回して締める」システムです。とにかく操作が簡単で、力の弱い方でも強力に締め上げることができます。
BURTONのBOAモデル(PHOTON BOAなど)は、ダイヤルが2つ付いている「ダブルBOA」タイプが多く、Speed Zoneのように締め分けができるよう工夫されています。
手袋をしたままでも調整しやすく、その利便性から近年シェアを急速に伸ばしていますね。
「Step On(ステップオン)」:バインディングとのセットが必要な革新モデル
前述の通り、バインディングにブーツを固定するストラップがなく、ブーツ側の金具(クリート)とバインディングを直接ロックするシステムです。
ブーツの締め上げ自体はBOAシステムを使っていることがほとんどですが、通常のブーツとは構造が根本的に異なります。
「Step OnブーツにはStep Onバインディングしか使えない」という点には注意が必要ですが、その利便性は一度使うと戻れないという声も多いですね。
【徹底比較】迷いやすい人気モデルの違い
カタログを見ていると「スペックが似ていて違いが分からない」というモデルがありますよね。特に多くの人が迷う2つの比較について解説します。
「ION(アイオン)」と「PHOTON(フォトン)」の違いは?
どちらも中上級者に人気のハイスペックモデルですが、性格が少し異なります。
| 比較項目 | ION(アイオン) | PHOTON(フォトン) |
| レーシング | Speed Zone (紐で微調整) | BOA (ダイヤルで強力固定) |
| フレックス | 硬め (ハードフレックス) | 中硬 (ミディアムハード) |
| ソール | EST最適化薄型ソール | ビブラムソール (グリップ力◎) |
| 得意スタイル | カービング、キッカー、高速フリーラン | オールマウンテン、パウダー、地形遊び |
| おすすめな人 | 締め具合をミリ単位でこだわりたい玄人・上級者 | 脱ぎ履きの速さとホールド感を両立したい中上級者 |
ION (Speed Zone):BURTONの伝統を受け継ぐ、硬派なオールラウンドブーツ。Speed Zoneによる「アッパーとロアの締め分け」の自由度が高く、よりダイレクトなレスポンスが得られる。カービングやビッグジャンプなど、強い負荷がかかるシーンでの信頼感はIONに軍配が上がる。
PHOTON (BOA):IONより少しだけマイルドなフレックスで、BOAシステムの快適性を備えた現代的なモデル。ソールに登山靴でも使われる「ビブラム素材」を採用しているため、バックカントリーでのハイクアップ(歩行)などもしやすいのが特徴。
「クラシックなフィット感とレスポンスのION」か、「BOAの快適性と多機能のPHOTON」か、という選び方になりますね。
「RULER(ルーラー)」と「MOTO(モト)」の違いは?
こちらは「最初の1足」や「コスパ重視」で迷う比較です。
| 比較項目 | RULER(ルーラー) | MOTO(モト) |
| フレックス | ミディアム (中間の硬さ) | ソフト (非常に柔らかい) |
| 対応レベル | 初心者 ~ 中級者・上級手前 | 初心者 ~ 初級者 |
| パーク・高速 | ◎ (安定感がある) | △ (スピード出すと頼りない) |
| 快適性 | 〇 (馴染めば快適) | ◎ (履いた瞬間から快適) |
| おすすめな人 | これから本格的に上達したい人 パークもやりたい人 | とにかく安く始めたい人 足が痛くなるのが嫌な人 |
- RULER:ミディアムフレックス(中間の硬さ)。ある程度スピードを出してもバタつかず、キッカーやカービングの練習にも対応可能。初心者を卒業してからも長く使えるポテンシャル。
- MOTO:ソフトフレックス(柔らかい)。とにかく扱いやすさと価格の安さを優先。低速での練習や、ゆったりクルージングするには最高ですが、スピードを出して滑るようになると少し頼りなく感じるかも。
「これからガンガン上達したい」ならRULERを、「とりあえずスノボを体験してみたい、安く揃えたい」ならMOTO、という選び方が後悔しないポイントかなと思います。
「Step On」にするべきか、通常のストラップにするべきか?
これは永遠のテーマですが、判断基準は「バインディングを買い替える覚悟があるか」です。
| タイプ | Step On®︎ (ステップオン) | 通常 (ストラップ) |
| 着脱スピード | 最速 (踏むだけ) | 普通 (座ってラチェットを締める) |
| 互換性 | 専用バイン必須 | 他社バインでも使用可能 |
| ホールド感 | 遊びが少なくダイレクト | ストラップの包み込む感覚 |
| おすすめな人 | 道具一式買い替えOKな人 着脱のストレスをゼロにしたい人 | 手持ちのバインを使いたい人 微調整にこだわりたい人 |
Step Onは専用バインディングが必須なので、初期投資が少し高くなります。また、他社の板やバインディングとの互換性を気にする必要も出てきます(板は基本的にどのメーカーでも付きますが)。
もし「手持ちのバインディングを使いたい」あるいは「バインディングのセッティング(ハイバックの角度など)を細かくこだわりたい」なら、通常のストラップタイプ(IONやPHOTONなど)が無難です。
逆に「道具を総入れ替えしてもいいから、着脱のストレスをゼロにしたい」なら、Step Onに飛び込む価値は十分にあります。
BURTONブーツのサイズ感と「Wide(ワイド)」モデルについて
最後にサイズ選びの注意点です。
以前は「アジアンフィット」という日本人の足型に合わせたモデルがありましたが、現在はその名称が減り、代わりに「Wide(ワイド)」という表記が増えています。
BURTONのグローバルモデル(通常幅)は、欧米人向けでやや幅が狭い作りになっています。
甲高・幅広な足の形をしていることが多い日本人の場合、通常モデルだと「長さは合っているのに小指が痛い」ということが起きがちです。
そのため、もし商品名に「Wide」という表記がある場合は、そちらを選ぶのが安全策です。
多くの日本人スノーボーダーにとって、この「Wide」モデルが実質的な「ジャストフィットモデル」になることが多いですね。
もちろん個人差はあるので、可能であればショップで「通常幅」と「Wide」の両方を履き比べてみるのが一番確実です。ブーツはスノーボードギアの中で最も重要なアイテムなので、妥協せずに自分の足に合うものを選んでくださいね。
【BURTON】メンズブーツの種類と評価

ここからはリリースされている製品を紹介していきます。BURTONの場合は、新しいラインナップがリリースされたり、廃盤となったりすることもあるため、最新情報を基に掲載しています。
BURTONのメンズスノーボードブーツには8つのモデルがあります。その中にBOA、スピードレース、ステップオンが存在しているモデルがあります。それらを細かく分けると全18種類となります。
この記事ではステップオンビンディングについては取り上げていません。別記事のステップオンビンディングについてまとめた記事あります。
まずは、BOA、クイックレース、ステップオンに決めておくと選びやすいですよね。個人的には、安いクイックレースを検討していきます。
- ブーツにお金出せる人はPHOTON(フォトン)
- フリースタイル性を求めるならSWATH(スワス)
- オールラウンドで最人気なRULER(ルーラー)
- コスパの良さを求めるならMOTO(MOTO)
個人的な意見としてメンズブーツは価格帯からしてもこの4種類で検討される人が多いと思います。ION、SLXもありますが8万円以上するため高嶺の花子さん。僕には到底、手が出せません!
ION(アイオン)
BURTONのブーツラインナップの中で、長年にわたり「絶対的なエース」として君臨し続けているのがION(アイオン)ですね。
硬めのフレックス設定により、ライダーの意思を瞬時にボードへ伝えるレスポンスの良さは特筆ものです。
高速でのカービングや、大きなキッカーでの着地でも足首がブレない強靭なサポート力があり、上級者からの信頼は絶大と言えます。
また、インナーの質も非常に高く、履けば履くほど足に馴染む「Lifeライナー」が採用されています。
耐久性も高いため、ハードに滑り込んでも数シーズン使えるタフさも魅力です。「道具に妥協したくない」「自分の滑りをさらにレベルアップさせたい」と願うなら、このブーツを選んでおけば間違いありません。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

RULER(ルーラー)
「迷ったらこれ」と言われるほど、コストパフォーマンスと性能のバランスが完璧なモデルがRULER(ルーラー)です。
ミディアムフレックスのクセのない乗り味は、カービング、パーク、グラトリ、パウダーと、あらゆるシチュエーションに高次元で対応してくれます。
上位モデルの技術を受け継ぎながらも価格は抑えられており、脱初心者を目指すライダーや、いろんなスタイルを試したい中級者にとって、これ以上ない相棒となるはずです。
IONほどガチガチではないため、足首の自由度もあり、スタイルのある滑りも出しやすいのが良いところですね。最初の1足を卒業して、本格的なギアを揃えたい方に自信を持っておすすめできます。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

MOTO(モト)
これからスノーボードを始める方や、とにかく「快適さ」を最優先したい方に選ばれているのが、ベストセラーモデルのMOTO(モト)です。
このブーツの最大の特徴は、その圧倒的な「柔らかさ」と「軽さ」にあります。履いたその瞬間から足に馴染むような感覚があり、新品のブーツにありがちな締め付けによる痛みやストレスを最小限に抑えてくれます。
フレックスが非常にソフトなので、膝を曲げたり伸ばしたりする動作がしやすく、初心者がターンの感覚を掴むのに最適です。
価格も手頃で、独自のスピードレーシングシステムにより紐を引っ張るだけで簡単に締められるため、準備に手間取ることもありません。
スノーボードの楽しさを知るための最初の入り口として、非常に優秀なモデルかなと思います。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

SLX(エスエルエックス)
BURTONの科学技術と最高級の素材を惜しみなく投入した、ラインナップ中の最高峰に位置するラグジュアリーモデルです。IONよりも高価ですが、その価格に見合うだけの驚異的な快適性と機能性を持っています。
最大の特徴は、適度なホールド感を保ちながらも、まるでスニーカーのように足首を自由に動かせる「アーティキュレーティングカフ」などの構造です。
また、ソールには登山靴でも有名な「ビブラム社」の素材を使用しており、グリップ力と衝撃吸収性も抜群です。
硬すぎず柔らかすぎない絶妙なフレックスで、大人のスノーボーダーが一日中快適に、かつアグレッシブに滑り続けるために作られた、究極の一足と言えるかもしれません。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

SWATH(スワス)
フリースタイルな動きを重視するライダーから熱い支持を受けているのがSWATH(スワス)です。このモデルの魅力は、なんといっても「軽さ」と「足首の動かしやすさ」にあります。
アウターシェルにはウルトラウーブン素材という特殊な素材を使用しており、縫い目を減らすことで軽量化と高い防水性を実現しています。
ミディアムフレックス設定ですが、足首部分が独立して動く構造になっているため、グラトリでのプレスや、パークでのスタイル出しが非常にスムーズに行えます。
足元の感覚がダイレクトに伝わりやすく、繊細なボードコントロールを求める方にピッタリですね。
まるでスケートシューズのような感覚で雪山を遊び尽くしたい方におすすめです。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

PHOTON(フォトン)
「パワー」と「快適なホールド感」を両立させたいライダーにおすすめなのがPHOTON(フォトン)です。
IONに近いしっかりとしたサポート力を持ちながら、より現代的な機能性を備えたモデルと言えます。
特にBOAシステム搭載モデルが人気で、ダイヤルを回すだけで足全体を強力にロックできる利便性は一度使うと手放せません。
ソールにはグリップ力に優れたビブラムソールを採用しているため、バックカントリーでのハイクアップや、凍った駐車場での移動でも安心感があります。
パークからパウダー、地形遊びまで、ゲレンデ全体をアグレッシブに攻めたいけれど、ブーツの脱ぎ履きは楽な方がいい、という欲張りなニーズにしっかり応えてくれる頼もしい存在です。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

TOURIST(ツーリスト)
スプリットボードを使ってバックカントリーの奥深くへアクセスする、そんな冒険心あふれるライダーのために設計されたのがTOURIST(ツーリスト)です。このブーツは、滑走性能だけでなく「歩きやすさ」にも重点を置いて開発されています。
最大の特徴は、逆方向へのフレックス(足首を後ろに倒す動き)を可能にしている点で、これによりハイクアップ時のストライドを伸ばし、疲労を軽減してくれます。
もちろん滑走時には、名作ION譲りの確かなレスポンスで、厳しい斜面でも安定したターンをサポートします。
アイゼン(クランポン)との相性も考慮されており、まさに雪山を「旅する(ツアーする)」ための専用ギアと言えますね。

DRIVER X(ドライバーエックス)
BURTONのラインナップの中で「最も硬い」ブーツとして知られているのがDRIVER X(ドライバーエックス)です。
そのガチガチのフレックスは、ハイスピードでのカービングや、急斜面のバックカントリーといった、極限の状況下で真価を発揮します。
どれだけ体重を預けてもブーツが潰れることなく、その力をロスなくエッジへと伝達してくれるため、絶対的な安定感と信頼感があります。
ビブラムソールによるグリップ力や、岩場でも耐えうる耐久性も備えており、まさにハードコアなフリーライディング専用機といった印象です。
初心者には扱いが難しいですが、強靭なサポート力を求めるパワーライダーや、アルペンボードからの乗り換えを検討している方には唯一無二の選択肢となるでしょう。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

メンズブーツの比較まとめ
ブーツ選びではフレックスも重視していきます。自分が取り組むジャンルによって求めるブーツの硬さも違ってきます。
あとは価格を見て決めていきますので、以下、ブーツの硬さと価格についてまとめた表を作っています。
| モデル | Step On | BOA | SPEED ZONE | 硬さ |
|---|---|---|---|---|
| SLX | × | × | 99,000円 | 7(やや硬い) |
| ION | 89,100円 | 91,300円 | 84,700円 | 8(硬い) |
| TOURIST | × | × | 83,600円 | 8(硬い) |
| DRIVER X | × | × | 75,900円 | 10(とても硬い) |
| PHOTON | 71,500円 | 69,300円 | 60,500円 | 7(やや硬い) |
| SWATH | 64,900円 | 60,500円 | × | 5(普通) |
| RULER | 53,900円 | 51,700円 | 45,100円 | 6(普通) |
| MOTO | × | 40,700円 | 34,100円 | 3(柔らかい) |
あくまでもメーカー価格ですから、ショップがいくらで販売しているかは、店舗ごとで違うため一概に言えません。ザックリですが1割ほど安い価格で売られていることが多いです。
型落ちになると定価から30-50%オフになることもあります。別の記事で少しでも費用を抑えるために型落ちが安く販売されるネットショップを紹介しています。
【BURTON】レディースブーツの種類と評価

BURTONのレディーススノーボードブーツは全部で5種類あります。それぞれ特徴が違うのでしっかりと理解して自分にあったブーツを選んでくださいね!
MINT(ミント)
世界中で最も売れているレディースブーツとして、不動の人気を誇るのがMINT(ミント)です。このモデルの最大の魅力は、なんといってもその「柔らかさ」と「軽さ」にあります。
スノーボードを始めたばかりの女性でも、少ない力で板を操作しやすく、膝を柔らかく使えるため上達を強力にサポートしてくれます。
履いた瞬間から足に馴染むトータルコンフォート構造や、体温を反射して足元を温める機能など、雪山でのストレスを減らす工夫が満載です。
価格も手頃でコストパフォーマンスに優れているため、「レンタルのブーツは足が痛くて嫌だ」「マイブーツで快適に滑りたい」という方の最初の一足として、これ以上の選択肢はないと言えるでしょう。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

FELIX(フェリックス)
高い保温性と、確実なホールド感を求める女性ライダーから絶大な支持を得ているのがFELIX(フェリックス)です。
メンズモデルのPHOTONに近い立ち位置で、あらゆるコンディションに対応できる万能なミディアムフレックス設定となっています。
特にBOAシステム搭載モデルは、ダイヤル操作だけで足首と甲をミリ単位で締め分けられるため、一日中滑っていてもフィット感が緩みにくいのが特徴です。
内側のインナーも保温性が高く、冷え性の女性には嬉しいポイントですね。
パウダーからパーク、圧雪バーンまで、ゲレンデ全体をアクティブに楽しみたい中上級者の方にとって、頼れる相棒になってくれるはずです。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

LIMELIGHT(ライムライト)
「一日中快適に滑りたいけれど、MINTよりもしっかりとしたサポート力が欲しい」という方にぴったりなのがLIMELIGHT(ライムライト)です。
ミディアムフレックスの中でもややマイルドな設定で、扱いやすさと安定感のバランスが絶妙なモデルと言えます。
内側のインナーはふくらはぎを優しく包み込む設計になっており、長時間履いていても疲れにくいのが特徴です。
BOAシステム搭載で脱ぎ履きも楽々なので、準備に時間をかけたくない女性にも好評ですね。
初心者を卒業して、カービングやちょっとしたトリックにも挑戦してみたい、そんなステップアップ時期のライダーに自信を持っておすすめできる一足です。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

RITUAL(リチュアル)
ハイエンドモデルでありながら、驚くほどの「軽さ」と「柔軟性」を兼ね備えているのがRITUAL(リチュアル)です。プロの女性ライダーの使用率も非常に高く、特にパークライディングやグラトリなど、フリースタイルな動きを好む方に愛用されています。
最大の特徴は、スニーカーのような軽快な履き心地と、足首の自由度の高さです。ウルトラウーブン素材を使用することで、防水性と耐久性を維持しつつ軽量化に成功しています。
硬いブーツは苦手だけど、安っぽいブーツも嫌だというこだわり派の方に最適です。スタイルを出した滑りや、繊細なボードコントロールを極めたいなら、このブーツが最高のパフォーマンスを引き出してくれます。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

SUPREME(サプリーム)
BURTONのレディースラインナップにおいて、最高峰に君臨するフラッグシップモデルがSUPREME(サプリーム)です。
メンズの名作「ION」のレディース版とも言える存在で、最も硬いフレックスと最強のレスポンスを誇ります。
高速域でのカービングや、バックカントリーの厳しい斜面でも、ライダーのパワーを逃さず板に伝え、鉄壁の安定感を提供してくれます。
インナーには最高品質の「Lifeライナー」が採用されており、ハードなライディングでもへたりにくく、高いフィット感が長続きします。
「もっと速く、もっと鋭く滑りたい」という向上心あふれる上級者や、妥協のないギア選びをしたい女性にとって、これこそが究極の選択肢となるでしょう。
| パウダー | グラトリ | カービング | キッカー |

レディースブーツの比較まとめ
| 製品名 | 定価税込 | 硬さ |
|---|---|---|
| ライムライト | 45,100円 | 10段階中5(普通) |
| ライムライトBOA | 51,700円 | 10段階中5(普通) |
| サプリーム | 79,200円 | 10段階中7(やや硬い) |
| フェリックス | 69,300円 | 10段階中6(普通) |
| リチュアルBOA | 60,500円 | 10段階中5(普通) |
| ミント | 34,100円 | 10段階中3(柔らかい) |
| ミントBOA | 40,700円 | 10段階中3(柔らかい) |
BOAシステムの価格です。クイックレースは2,000~5,000円ほど安くなります(モデルによって異なる)。
まとめ:BURTONブーツの種類や評価ついて
ここでは、BURTONのブーツについて、メンズ・レディースともに全種類見てきました。硬さやジャンル適性なども確認できしたでしょうか?
その他、スノーボードブーツの選び方については「スノーボードブーツの選び方【サイズで失敗しないために】」という記事もあるため参考になれば幸いです。







































