この記事ではFNTC「TNT」についてまとめています。評価レビューも行いながら、グラトリに向いていることは言うまでもないですが、ほかジャンルにはどれほどの適性があるかについて見ていきましょう!ちなみにTNTには「R」と「C」という2種類に分かれています。
FNTCはFANATICから独立したグラトリ専門板ブランド。グラトリで有名な瀧澤憲一さんと山本純士さんの意見を取り入れながら開発されているグラトリ板ですね!そのため日本人向けな仕様です!
最近ではグラトリ板の選択肢では欠かすことが出来ない存在となりつつありますね!折れやすいとも聞きますがどうなんでしょうか?そんなFNTC「TNT」をサクッと解説すると・・・
「TNT R」はプレスやドライブ性を重視
「TNT C」は反発性・カービングのキレ重視
さらに詳しいことは以下まとめています。3分ぐらいでサクッと読める量なのでぜひ最後までご覧ください!
【FNTC】TNTの評価レビュー
FNTCではTNT©が新たにリリースされています。そのため、さらに幅広い板を選ぶことが可能になりました。似ているようで乗り心地は変わってくるため、よく違いを理解しておきましょう!
TNT C
【評価基準】
◎・・・バッチリ!とてもおすすめ!
○・・・おすすめ!そこそこ対応可能!
△・・・ちょっと使いづらさがある
✕・・・不向きだけど無理ではない
ー・・・難あり
形状 | シェイプ | ||
---|---|---|---|
ダブルキャンバー | ツインチップ | ||
Board FLEX | |||
Soft 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Hard | |||
LEVEL | |||
初級者・中級者・上級者 | |||
スタイル | |||
フリーラン | ○ | パウダー | △ |
カービング | ○ | ジブ | ○ |
グラトリ(弾き系) | ◎ | グラトリ(バター系) | ○ |
キッカー | ○ | ハーフパイプ | ー |
size | |||
139cm 143cm 147cm 150cm 153cm 157cm |
FNTC「TNT C」はオールマイティに性能が高い板になります。グラトリはもちろんのこと、キッカー・フリーライドに性能を求めたい方におすすめです!
TNT R
【評価基準】
◎・・・バッチリ!とてもおすすめ!
○・・・おすすめ!そこそこ対応可能!
△・・・ちょっと使いづらさがある
✕・・・不向きだけど無理ではない
ー・・・難あり
形状 | シェイプ | ||
---|---|---|---|
ダブルキャンバー | ツインチップ | ||
Board FLEX | |||
Soft 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Hard | |||
LEVEL | |||
初級者・中級者・上級者 | |||
スタイル | |||
フリーラン | ○ | パウダー | △ |
カービング | △ | ジブ | ◎ |
グラトリ(弾き系) | ○ | グラトリ(バター系) | ◎ |
キッカー | △ | ハーフパイプ | ー |
size | |||
139cm 143cm 147cm 150cm 153cm 157cm |
FNTC「TNT R」は、従来通りグラトリの性能を重視するユーザーにおすすめています。プレスやドライブ性を求める方におすすめです。
また、FNTCには「CAT」「SoT」もあるため、こちらも知っておくと板選びの幅が広がりますよ。
【FNTC】TNTのテクノロジー
FNTC「TNT」には、さまざまな技術・素材が使用されています。そのあたりをまとてめています。それを知ることで板の特徴がより分かってきますよ!
HONEYCOMB 70 CORE
ハニカムコアを使用しないコアと比べ、コアウェイトの軽減率は約35%!
DEGRESSIVE SIDECUT
両先端に向けて半径を変化させているのが特徴のサイドカーブです。ハイスピード時の正確さと安定感、角付けの強弱もスムーズで最高の乗り味を演出します。
FLEXY TIPS
強度を損なうことなく、最も効果的に重さを抑える最良の位置。
SL CORE
SL Coreポプラ材とハニカムの組み合わせにより安定感と、レスポンスの良い乗り味、そして軽量化に成功したコアです。ABSで挟み込むことによって強度を高めています。
ABS SIDEWALL
30°にカットされたABSサイドウォールが正確なパワー伝達、バタつき感の解消、そして衝撃吸収を高次元のバランスで保ちます。
BIAX FIBRE
Biax Fibreは、バランスの良いフレックスとトーションで、容易なボードコントロールとリラックスしたライディングが特徴です。
【FNTC】TNTの評価レビュー
【TNT R/Cの総括】
どちらもグラトリするために制作された板です。特に初心者でも扱いやすい性能ですから、これからグラトリを始める方にもおすすめです。
とくにフレックスに特徴があり、板のしなりを利用したジャンプ(オーリー・ノーリー)を行いやすくしています。
上級者の板だと点のタイミングでしなりを使わないといけません(点で捉えないと硬く感じる)。TNTについては、その捉えるべきタイミングの時間の幅が広いです(←日本語して変ですがw)。
板の空中の取り回しも軽いためスウィングしやすいです。雪面ではダブルキャンバー形状になっているため、とてもドライブさせやすいことがいえます。逆エッジも軽減できますね!
【FNTC】TNTは「R」「C」は折れやすいのか?
板が折れてしまう場合にはいくつかのパターンがあると思います。
- 経年劣化
- 過度な負担がかかったとき
- アイテムなどにぶつけたとき
ボードも消耗品ですから、年数や使用回数が増えていくとボードは傷んでいきます。そのため、使用頻度が多いと折れることはあります。とくに。グラトリのような過度にスノーボードに負担が掛かりやすジャンルは板が折れるリスクがそもそも高いです。
TNTが折れやすいのではなくて、グラトリは板が折れやすいジャンルだということを理解しておく必要があると思います。FNTCの板を利用する人の大半がグラトリしていますから、自然と折れるという声を耳にするだけでしょう。
板が折れることが気になる方は損害保険に加入することをおすすめします。保険の中でも、損害補償がある保険に入っておくことをおすすめします。
【FNTC】TNTの型落ち
FNTCのTNTは型落ちだとかなりお得な価格になっています。型落ちといっても性能が違う板のように変わることはないので、安心して購入することができますね。以下、安く買うことができるショップを挙げていますので参考にしてください。サイズがあればラッキー!
【FNTC】TNTに合わせるビンディング
板については分かった!TNTを購入したいけど、どんなビンディングを合わせると良いのか知りたいという人も少なくないと思います。TNTの特徴から以下のビンディングをおすすめ候補として挙げてみました。
FLITE PROについて詳しく知りたい方は「【UNION】フライトプロの評価はグラトリや初心者向き!型落ちがお買い得!」を参考にしてください。
この記事ではFNTC「TNT」についてまとめました!ほかの記事でもFNTCのスノーボードを取り上げていますので、参考になれば幸いです(^^)