【ボード】

【RICE28】EDITIONの評価はパーク適性高いオールラウンドモデル!ジャンルごとにレビュー!

まさやん
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スノーボード界における日本の革命児、「RICE28」は、1995年の創立以来、独自の視点で日本人ライダーのために特化したボードを世に送り出してきました。

その時代から今に至るまで、日本のスノーボード文化と共に成長し、グラトリを含む各種スノーボードスタイルに最適化されたプロダクトでシーンをリードしています。

高い品質は国内外からの称賛を集め、日本人の体型やスタイルにフィットした設計で、どんな斜面でもライダーのポテンシャルを引き出すことに成功しています。

この記事では、RICE28の豊富なラインナップの中でも特に際立つ「EDITION(エディション)」をフィーチャーします。

これは、オールマウンテンの自由を謳歌するライダーへ向けて、高度なテクニックと快適なライドを可能にするために設計されたモデルです。

このボードがどのように日本のスノーボードシーンに新たな風を吹き込んでいるのか、その魅力に迫ります。

【RICE28】EDITIONのスペック

対象メンズ
形状キャンバー
シェイプディレクショナル
硬さ(Max10)10段階中5(普通)
レベル初心者から上級者
サイズ展開155.5
出典:RICE28公式WEBより
EDITIONの主な特徴
  • サイズ: ボードは155.5cmのワンサイズ。
  • フレックス: 総合フレックスは45%であり、これはミディアムフレックスに分類されるため、汎用性があり操作しやすいです。ボードのフレックスバランスは、ノーズが47%、センターが39%、テールが49%で、これは前後で異なる反発力と柔軟性を意味しており、多様なライディングスタイルに対応しています。
  • プロファイル: キャンバープロファイルを持ち、これはエッジグリップと安定性に優れ、特にパイプやパークでのジャンプ、フリーライドでのカービングに適しています。
  • ライディングスピード: 推奨されるライディングスピードは4から8で、これはゆったりした滑りからスピードを出したライディングまで幅広く対応しています。
  • トーション: トーションフレックスは5と表示されており、これは比較的ソフトからミディアムの間であり、一定のフレキシビリティを保ちながらも、良いエッジコントロールを可能にします。
  • コアマテリアル: ボードのコアには、複数の素材が使用されており、これはおそらく強度と反発力を最適化するためです。また、それぞれのセクションにおけるフレックスの調整を行っています。
  • サイドカット: サイドカットの寸法は28.7/24.9/28.7となっており、これは滑りやすさと正確なターンを実現するためのものです。

このボードは、オールラウンドな用途に適していると考えられ、特にフリースタイルやフリーライドにおける多目的な使用が可能であることを示しています。

エディションは、パイプ、パーク、バックカントリーなど、多様なスノーボードのスタイルでその機能性を発揮するでしょう。

【RICE28】EDITIONのジャンル適正評価

EDITIONのレビュー
適性が高いジャンル
カービング
パウダー
グラトリ
ラントリ
キッカー(小~中)
キッカー(中~大)
ジブ
ハーフパイプ

「RICE28 EDITION」のダブルキャンバーと全体のフレックスバランスを考慮すると、このボードが得意とするジャンルは以下の通りです。

オールマウンテン

EDITIONはミディアムフレックスを持ち、45%のトータルフレックスバランスを示しています。これにより、ボードはピステのカービング、バックカントリーの深雪、パークでのエアトリックといったオールラウンドな用途に対応できるバーサタイル性を有しています。様々な地形と雪質に適応する柔軟性を持ちつつ、安定感と操作性を提供します。

フリースタイル

キャンバープロファイルは良好なエッジグリップとポップを提供し、これはフリースタイルライディング、特にパークでのジャンプやレールでのジブに理想的です。ノーズとテールのフレックスバランスがほぼ等しいため、スイッチ(逆足)ライディングも楽しめます。

パイプとビッグマウンテン

キャンバープロファイルと相まって、このボードはパイプでのタイトなカービングやビッグマウンテンでの大きなジャンプにおいても良好なパフォーマンスを発揮します。エッジのしっかりしたグリップが高い安定性を保ち、迅速なトランジションに対応します。

フリーライディング

推奨されるライディングスピード4-8とトーションフレックスが5であるため、このボードはフリーライディングにおいても動きやすさと正確なエッジコントロールを可能にします。バックカントリーでの斜面や、荒れた条件下での安定したライディングに対応できる硬さを備えています。

まさやん
まさやん

EDITIONはそのバランスの良い設計によって、幅広いスノーボードのスタイルで優れたパフォーマンスを提供するオールラウンドなボードであると言えます。

【RICE28】EDITIONに合わせるビンディング

EDITIONはバランスのとれたオールマウンテンボードであるため、その特性を最大限に引き出すためには、応答性が高く安定性のあるビンディングが必要です。

以下に、EDITIONボードと相性の良いビンディングをいくつか紹介し、その相性についても解説します。

【SALOMON】QUANTUM

サロモンのクォンタムは、カーボン製の高剛性バックステイで知られ、厳しいオールマウンテンの条件下で優れたサポートと応答性を提供します。

EDITIONのキャンバープロファイルと組み合わせることで、エッジからエッジへのトランジションが素早く、高いレベルのパフォーマンスが求められる際に力を発揮します。

【UNION】FORCE

ユニオンのフォースは、その耐久性と全地形対応の設計で知られており、オールマウンテンでのあらゆる挑戦に適したビンディングです。

EDITIONのオールマウンテン対応のアプローチと相性が良く、さまざまな斜面や雪質でライダーに信頼できるフィードバックを提供します。

【BURTON】MALAVITA

バートンのマラビータは、そのバーサタイルな性能と快適なライディング体験で非常に人気があります。

EDITIONの中程度のフレックスにマッチし、柔軟ながらも堅固なライディング感覚を提供することで、フリースタイルとフリーライディングの両方においてバランス良く機能します。

これらのビンディングは、EDITIONの多目的な設計に対応し、フリースタイルからオールマウンテンまでの多様なライディングスタイルに適応できます。

ビンディング選びは、ボードとの連携が非常に重要で、EDITIONの特性とライダーのスタイルに合わせて適切なモデルを選ぶことが、最適なライディング体験へとつながります。

しかし、EDITIONに最適なビンディングを選ぶ際には、ライダーの好み、スキルレベル、そしてどのようなライディングを主に行うかに応じて選択することが重要です。ビンディングの選び方をまとめた記事もあるため参考になれば幸いです。

【RICE28】EDITIONに合わせるブーツ

EDITIONはオールマウンテンでの用途に適したボードなので、それにマッチするブーツは応答性が高く、適度なフレックスを持つものが理想的です。ここでは、EDITIONボードとの相性を考慮して、適合するブーツをいくつか選び、その特性を解説します。

【SALOMON】DIALOGUE

サロモンのダイアログは、ミディアムフレックスでライダーに高い応答性を提供します。EDITIONのバランスの取れたフレックスと組み合わせることで、ピステでもバックカントリーでも予測可能なパフォーマンスを発揮し、長時間のライディングでも快適性を維持します。

【DC】JUDGE

DC Judgeは堅牢な構造とミディアムからハードフレックスで、EDITIONの多様な地形への対応能力を補完します。デュアルBoaRクロージャーシステムにより、フィット感の微調整が簡単で、一日中安定したパフォーマンスが期待できます。

【RIDE】LASSO

Ride Lassoは、そのボアクロージャーシステムで簡単にフィットを調整できるブーツです。ミディアムフレックスは、EDITIONとの相性が良く、オールマウンテンでの長時間のライディングでも快適さを提供します。

内部にはインチュイションフォームを使用し、個々のライダーの足形に合わせてカスタマイズ可能なフィット感を実現します。

選択されるブーツは、ライダーの足の形、好みのフィット感、ライディングスタイル、およびボードの特性によって異なります。

これらのようなモデルは、快適性とパフォーマンスのバランスを取りながら、RICE28 EDITIONとの相性を考えた選択肢です。

別の記事ではスノーボードブーツの選び方をまとめた記事もあるため参考になれば嬉しいです。

スノボおすすめブーツとブランドを厳選!適正サイズや選び方の最優先はジャンルな理由【失敗しない考え方】
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まとめ:RICE28「EDITION」の評価について

EDITIONは、その頼もしいパフォーマンスと汎用性でオールマウンテンの様々な顔を楽しむライダーたちを魅了し続けています。

ミディアムフレックスと調和の取れたフレックスバランスは、ハードなカービングからソフトなパウダーまで、全ての地形で快適なライディングを約束します。

キャンバープロファイルが生む安定感とトーションフレックスがもたらす柔軟性が組み合わさることで、EDITIONは滑走の自由度を新たな次元へと引き上げます。

このボードを足元にすれば、山での次なる挑戦が待ち遠しくなることでしょう。

ABOUT ME
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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