【ボード】

スノーボードの形状の種類や特徴を解説!

スノーボードの形状

スノーボード『形状』という言葉を聞いたことがありませんか?この記事では、スノーボードの形状の種類や特徴を解説していきます。形状とは、ボードを地面に置いたとき真横から見たボードの反り方のことを言います。

 

スノーボードの形状にはさまざまな種類があります。各社ごとに特徴がある形状が登場しています。似ている形状もあったりと、細かく見るととても複雑ですが、基本的にまとめることができます。

 

スノーボード選びにおいてとても重要で間違えると買い替えも考えるレベルですから、知らない方は絶対に知っておくことをおすすめします!

要点:形状には大まかに5つある。
  • キャンバー
  • ダブルキャンバー
  • ロッカー
  • フラット
  • ハイブリット

ちなみに、スノーボードの真上から見た輪郭のことはシェイプと言います。ここでは、真横から見た反り具合の形状について解説していきます。それぞれのメリット・デメリットにも注目します。

スノーボードの形状は大きく3種類

スノーボードの形状

スノーボードにはさまざまな形状がありますが、基本となる形状は「キャンバー」「ロッカー」「フラット」の3つです。この基本形状を組み合わせることで、ハイブリッドボードとして、ダブルキャンバー・ハイブリットキャンバーなどの形状が派生種として存在しています。

 

まずは、基本形状となる「キャンバー」「ロッカー」「フラット」について解説していきます。この3つを理解すると派生する形状についても理解を深めることができます。

スノーボード形状①キャンバー

スノーボード形状のキャンバー

先ほどから何度も出ているキャンバーはスノボー定番の形状です。この形状がスノーボード元祖の形状となります。

 

キャンバーとは地面に置いた時に地面とボードの間に隙間ができます。ボードがアーチ状になっています。ボード中心を頂点に図のように反りかえっていることが特徴です。

 

何においても最初に開発されたものが広まっていくのは分かりますね。

 

しかし、最近はこの後に紹介するロッカーの登場や二つの良さを持ちわせている派生でもあるダブルキャンバーなどの台頭によって黎明期からするとキャンバーボードの数は減っています。

キャンバーのメリット・デメリット

キャンバー形状は、ターン、ジャンプなどスノーボードに欠かせない動きに威力を発揮します。ターンでの重心移動、ジャンプのときのアプローチやランディングの安定さは、とても定評があります。

 

要するにスノボーの基礎を学ぶには最もキャンバーボードが適していると個人的には考えています。これには異論を唱える人もいますが、あくまでもベースの形状キャンバーです。

 

エッジかかりが少ないロッカーが初心者に向いているという人もいますが初めからキャンバーで慣れた方が僕は良いと感じています。

 

ロッカー乗りを覚えてしまうとキャンバーになったときに矯正が必要になるからです。僕の友人がキッカーにトライすためにキャンバーに乗り換えてとても苦労していたので。

 

ただ、初心者はロッカーの方が絶対に滑りやすいです。先ほども言いましたが逆エッジで転倒するリスクが低くなります。雪面にエッジが接しないよう反りかえっていますからね。

 

ここの判断は難しいところで、初心者におすすめするのであれば、僕個人の意見としては柔らかいキャンバーボードやダブルキャンバーなどをおすすめます。

キャンバーのメリット
  • 荒れたバーンでも安定しやすい
  • キッカーでオーリーをかけやすい
  • 雪面のエッジのグリップ力が強い
キャンバーのデメリット
  • パウダーで沈む
  • 逆エッジのリスクが高い
  • ロッカーなどと比べると扱い難易度が高い

ピュアポップキャンバー (BURTON)

キャンバーとフラットの良いところ取りの形状となります。BURTONではこのような呼び方ですが、他メーカーだとキャンバーとして明記されていることもあります。

 

キャンバー特有の反発力・レスポンスはもちろんのことですが、足元をフラットにして直ぐにノーズ・テールに向かいカーブする形状のため、エッジ掛かりを軽減します。

 

キャンバーよりもポップな動きに対応することが可能です。このようにひと言でキャンバーといってもメーカーにより設定が異なることも多々あります。

管理人:まさやん
管理人:まさやん
とりあえず、キャンバーと名前が付いてれば弓なりなっている形状だと理解すればOK!

おすすめキャンバーボードは?

スノーボード形状②ロッカー

スノーボード形状②ロッカーボード

ロッカーは地面に置くとU字を描くようにノーズとテールが浮き上がっています。そのためターンなどのではエッジかかりが軽減されることで逆エッジが減ります。足元もかなりルーズになります。

 

スノーボード発祥時にはキャンバーと言われる形状しかありませんでしたがパウダースノーを楽しむためにどうにか滑りやすい雪に埋まらないボードはないか?というコンセプトを元に設計された形状がロッカーです。

 

そこからいろいろな形状が派生してスノーボーダーにボードの選択を楽しませてくれています。

ロッカーのメリット、デメリット

簡単に言うとすでにしなっているボードです。すでにしなっているボードに乗ると、どのような滑りになるんでしょうか?メリット、デメリットを挙げてみます。

ロッカー形状のメリット
  • パウダーで浮くこと
  • ジャンプもターンも少ない力で行える
  • 逆エッジがキャンバーに比べ軽減!
ロッカー形状のデメリット
  • 荒れた雪面の衝撃をモロにくらう
  • 荒れた雪面はターンでぶっ飛ぶかも?
  • ジャンプは力むとすっぽ抜けるし高さがでない

ロッカーボードで最も気になることは荒れたバーンで板がバタつくことです。やはりロッカー形状はターン時にノーズ・テールのエッジが雪面を掴みづらいことから板が暴れやすくなります。

 

逆にロッカーは柔らかい板が多いためグラトリ(乗り系トリックのみ攻める人)に取り組みたい人・ジバ―におすすめと言いますが、、、。プレス、乗り系トリックは得意としますが、グラトリでも板をしならせて弾く系トリックは苦手になります。

【ロッカー形状がおすすめな人】

  • グラトリでも乗り系トリックに重きをおいて取り組む人
  • どうしても逆エッジが怖い初心者スノーボーダー
  • ジブをメインで攻めるジバーの人
管理人:まさやん
管理人:まさやん
昔は、ロッカーとキャンバーしかなかったので、初心者はロッカーを選んでました。ただ、最近はダブルキャンバー、フラットロッカーなど派生する形状があって、そっちの方が初心者におすすめな形状です。ロッカー形状は、かなり減りました。取り扱っていないメーカーも多々ありますね。

ロッカーボードのおすすめボード

スノーボード形状③フラット

スノーボード形状のフラットキャンバー

フラットはキャンバーがない平たい形状です。板をおいて真横から見ると地面とソール部分(滑走面)が密着している形状をフラット(ゼロキャンバー・フラットキャンバー)と言います。

フラットのメリット・デメリット

言うならば、キャンバーとロッカーの中間の形状と考えれば問題ありません。フラットはボードがぴたりと雪面に接しているので、ボードコントロールが行いやすいです。

 

トゥー・ヒールエッジの切り替えを素早く行うことができます。滑り心地はキャンバーよりも楽でロッカーよりもカッチリと滑ることができます。

 

フラット形状は、グラトリ、スピン、パークなど多彩なスタイルに合わせれます。初心者にもおすすめな形状です。

管理人:まさやん
管理人:まさやん
純粋なフラットボードは実はそこまで数は多くないです。フラットロッカー、フラットキャンバーという派生した形状であれば数多くリリースされています。

おすすめなフラットボード

スノーボード形状の発展版「ハイブリッド」

スノーボード形状

ハイブリットですが、決まった形状はありません。ハイブリットという言葉の意味として「2つの性質が異なるものを組み合わせて複合する」です。つまり「キャンバー」「ロッカー」「フラット」の形状を2つを組み合わせたボードのことです。

 

たとえば、フラットとキャンバーを組み合わせた形状・キャンバーとロッカーを組み合わせた形状などを言います。「ハイブリッドキャンバー」と総称されることが多いです。

【よくあるハイブリットの組み合わせ】

  • キャンバー+キャンバー ⇒ ダブルキャンバー
  • キャンバー+ロッカー ⇒ ハイブリットキャンバー
  • ロッカー+フラット ⇒ フラットロッカー
  • ロッカー+ロッカー ⇒ ダブルロッカー

*メーカーによっては呼称が異なります。一般的には上記の通り。

2つ以上の形状を組み合わせるため大枠として「ハイブリッドボード」としてまとめられることもあります。まとめられてしまうことがありますが、それぞれ特徴があり性能が異なります。

 

各メーカーさまざまな形状があり似ているけど名称が異なったりとややこしい部分があるかもですが、まとめてみました。

ハイブリッド①ダブルキャンバー

ダブルキャンバーのデメリット

ダブルキャンバー読んで字のごとく、キャンバーが2つある板のことです。ボードの中心(股下)はロッカーのような形状になっています。

 

そのため板の操作性が高いという大きな特徴があります。逆エッジにもなりにくいですね。さらにノーズ・テールがキャンバーであるためキャンバー特有の反発やエッジングも可能としています。

 

ただ、独特な乗り心地のためにキャンバーを長年乗っている方は違和感があるかもしれません。そこは慣れの問題となりますが、個人的な感覚としてはカービングしているとエッジがすっぽ抜けそうで怖い感覚があります。

ロッカーの弱みをキャンバーで解消?

ダブルキャンバーは、ロッカーと同じメリットを持っています。そのため、パウダーでは浮力があり、グラトリがしやすく、さらに逆エッジもにもなりにくいです。

 

ロッカーのデメリットを2つのキャンバーが解消しています。荒れたコースでもしっかりボードを踏むことができるし、パウダー上でもジャンプできるし、キッカーでもまくられにづらくなります。

 

こう聞くとダブルキャンバーがいいね!となりますがそうとは限りません。キャンバーほどの板の反発はないし、ロッカーほどの逆エッジの軽減もないです。

 

初心者から上級者までが乗れるオールマイティなボードのため性能が偏っていないのが特徴です(ボードのシェイプ(輪郭)によっても異なる)。

 

デメリットを挙げるとするならば中途半端な板ということが言えます。が、最近はそれといってキャンバーと遜色ない感じがしています。そのためキャンバーのシェア落ちてきていますね。今では、ダブルキャンバーを採用するボードが増えています。

管理人:まさやん
管理人:まさやん
最近はダブルキャンバーがとても流行っています。扱いやすいため初心者からでもダブルキャンバーを選ぶ人も少なくないです。操作が難しいとか言われがちですが、それこそ慣れの問題ですね。

フライングV(BURTON)/ガルウィング(NITRO)

BURTONには「FLYING V」という形状の板があります。見た目はダブルキャンバーと似ていますが、板の中心のロッカー部分がダブルキャンバーよりも強く入っています。基本的にダブルキャンバーとして分類されます。

 

通常のダブルキャンバーと比較するとノーズ・テールが浮いている状態です。そのことからダブルキャンバーよりも操作性が良くなります。

 

BURTONの板では、この「FLYING V」と称しています。NITROでも似た形状をガルウィングと呼んでいます。基本的にはダブルキャンバーと理解しておけばOK!

ダブルキャンバーのおすすめボードは?

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ハイブリッド②ハイブリッドキャンバー

ハイブリットキャンバー

ハイブリットキャンバーは「キャンバーとロッカー」を組み合わせた形状のことを言います。キャンバーとロッカーの良さを取り入れたボードのため、とても扱いやすい形状です。そのため、多くのボードの形状として選択されています。

 

足元はキャンバーのようにアーチを描いていますが、ノーズ・テールに向けてロッカー要素が加わっています。

ハイブリットキャンバーのおすすめボード

ハイブリッド③フラットロッカー

フラットロッカーは足元はフレットになっていますが、両サイドに向けてビンディングの側面くらいからロッカーが入っています。そのため、フラットよりもエッジのかかりがなく、ロッカーよりもエッジングできます。

フラットロッカーのおすすめボード

ハイブリッド④ダブルロッカー

フラットロッカー

ダブルロッカーは、ビインディング間がフラット、両サイドにいくに従ってロッカー形状で反り上がっているボード形状のことを言います。

ターン時には、足の下のしっかりとしたキャンバー形状が確かなグリップ力を発揮してくれます。高速でのターンに置いてもキャンバーに近い乗り味で滑走可能。

またノーズとテイルのロッカー形状が神経質過ぎないルーズな操作性を得られます。

ハイブリッド⑤パウダーロッカー

ダブルキャンバーのデメリット

スノボーの中にはパウダースノーを滑るためだけに開発された板もあります。パウダーの環境で力を発揮します。キャンバーなどでパウダーを滑れば、ノーズが沈んでしまうことがあります。

 

しかし、このパウダーロッカー(マウンテンロッカー・Sロッカーなど)では、そのようなことはありません。普通に滑るだけで勝手に埋もれずに新雪を滑ることができます。

 

また、パウダー向きなボードはノーズが長いことが多く、形状と相まってカービングとも相性が良いです。パウダーボードの形状は他にもいくつかありますが、上記の2つを知っていれば大丈夫です。

おすすめパウダーボード

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用途・熟練度によって形状は違う

この形状については奥が深いですね。用途・熟練度・ジャンルによって異なります。これといった絶対的な形状はありません。

 

たとえば、初心者を例にすると逆エッジをなくしたいという目的のみで選ぶとロッカー形状が良いです。ただ、スノーボードの上達のことを考えると別の選択肢になります。個人的にはキャンバーをおすすめします(もしくはダブルキャンバーorフラット)。

 

グラトリにおいてはフラットもしくはキャンバー、プレス主体であればロッカーでも良いかも。というように本当にグラトリというジャンルの中でも考え方によって形状の選択は変わってきますね。

管理人:まさやん
管理人:まさやん
オールジャンルどんなスノーボードするにしても対応できるのはキャンバー、もしくはダブルキャンバーですね。どこのメーカーもこの2種類のラインナップが多くなります。

さいごに

ここでは代表的な形状について解説してきました。メーカーによって同じ形状でも呼び名が違ったりします。ややこしいですが慣れですね(笑)ここにあるのを覚えておけば基本的に困ることはありませので!

 

またスノーボードの輪郭の形についてはシェイプといいます。スノーボードの選び方でシェイプも重要になります。

 

さらにスノーボードを選ぶには形状以外の知識も必要となります。スノーボードの選び方については「スノーボードの選び方!初心者が失敗しないための知識をまとめ」を参考にしてくださいね!

スノーボードの選び方
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