この記事ではFNTC「SoT」についてまとめています。評価レビューも行いながら、グラトリに向いていることは言うまでもないですが、ほかジャンルにはどれほどの適性があるかについて見ていきましょう!
FNTCはFANATICから独立したグラトリ専門板ブランド。グラトリで有名な瀧澤憲一さんと山本純士さんの意見を取り入れながら開発されているグラトリ板ですね!そのため日本人向けな仕様です!
最近ではグラトリ板の選択肢では欠かすことが出来ない存在となりつつありますね!そんなFNTC「SoT」をサクッと解説すると・・・
FNTC「SoT」はラントリ・高回転トリックが得意です。年々改良されていますが「軽さ」「反発」を強める開発が行われています。
さらに詳しいことは以下まとめています。3分ぐらいでサクッと読める量なのでぜひ最後までご覧ください!
【FNTC】SoTのスペック
対象 | 男女兼用 |
---|---|
形状 | ハイブリッドキャンバー |
シェイプ | ツインチップ |
硬さ(Max10) | 4(やや柔らかめ) |
レベル | 初心者~上級者 |
サイズ展開 | 139,143,147,151,153,155 |
今シーズン、フルモデルチェンジされたSoT!
ハイブリッドキャンバーが「弾き」と「ずらし」「エッジグリップ力」の相反する機能をバランス良く整え、先端に配置されたハニカムコアHC-GTが板の重さを忘れさせ高回転を可能にする! 更にノーズ、テールに配置されたカーボン V-RODとセンターフレックスの絶妙なバラン スが爆発的な反発を生み、半端じゃないノーリーの高さを可能にする。
グラトリだけに留まらず、急斜面ではカービング、パークがあればジャンプを楽しむ。 ゲレンデ全部を遊びのフィールドとして思いっきり楽しめる。それがSoTの最大の魅力!
今までのコンセプトは変えずに、グランドトリック性能を向上させました。
大きな変更点は軽量化!
この生まれ変わったSoTが、あなたの滑りをネクストレベルへ引き上げます。
SoTへの想いFNTCを立ち上げの時一番初めに手掛けたのがこのSoT。そしてこの名前はIoTを文字って作られたネーミングです。SNSや昔からの友達、会社の人など全ての『人』『事』『物』がスノーボードを通し笑顔で繋がっていくことを想像し、私たちFNTCクルーが大切にしているスノーボードへの熱い思いが込めたのがSoTです。
「CAT」を検討するときにはFNTC「TNT-C」の評価についても知っておくことをおすすめします!
【FNTC】SoTの評価
適応ジャンル:オールラウンド
グラトリ(弾き系) | |
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グラトリ(乗り系) | |
ラントリ | |
軽さ | |
カービング | |
キッカー(小~中) | |
キッカー(中~大) | |
ジブ | |
パウダー |
【FNTC】SoTのテクノロジー
FNTC「SoT」には、さまざまな技術・素材が使用されています。そのあたりをまとてめています。それを知ることで板の特徴がより分かってきますよ!
HONEYCOMB 70 CORE
ハニカムコアを使用しないコアと比べ、コアウェイトの軽減率は約35%!
DEGRESSIVE SIDECUT
両先端に向けて半径を変化させているのが特徴のサイドカーブです。ハイスピード時の正確さと安定感、角付けの強弱もスムーズで最高の乗り味を演出します。
FLEXY TIPS
強度を損なうことなく、最も効果的に重さを抑える最良の位置。
SL CORE
SL Coreポプラ材とハニカムの組み合わせにより安定感と、レスポンスの良い乗り味、そして軽量化に成功したコアです。ABSで挟み込むことによって強度を高めています。
ABS SIDEWALL
30°にカットされたABSサイドウォールが正確なパワー伝達、バタつき感の解消、そして衝撃吸収を高次元のバランスで保ちます。
BIAX FIBRE
Biax Fibreは、バランスの良いフレックスとトーションで、容易なボードコントロールとリラックスしたライディングが特徴です。
【FNTC】SoTとTNT-Cの違い

FNTCの中でSoTとTNT-Cが比較対象になります。それぞれ違いがありますが、SoTが上位互換のボードです。
SoTは軽量
SoTとTNT-Cの重さを比較したときに軽いのはSoTです。その理由としてボードの構造が異なります。
SoTはハニカム構造という製法が板全体に施されています。それに対してTNT-Cはセンターのみにハニカム構造が採用されています。
さらにSoTはボードの先端を切り落としたことでより軽量化を図っています。
SoTは滑走能力が高い
SoTとTNT-Cの滑走性能を比較するとSoTの方が良く滑ります。SoTにはプレミアムSベースが採用されていますが、TNT-Cはプレミアムベースが採用されています。プレミアムSベースの方がワックスの浸透が良い素材を使用しています。
SoTは少し高価
SoTが上位互換にあたるため、TNT-Cより高価になります。そのため、予算に合わせてどちらを購入するか検討すると良いと思います。こだわりが強い方はSoTを購入された方が満足度が高いと個人的には思います。
SoTは少し硬い
SoTとTNT-Cを比較するとSoTの方が若干硬いです。どちらもソフトなフレックスなことは大前提ですが、その中でも多少異なります。弾き系トリックを極めたい方はSoTの方が相性が良いでしょう。
ハニカム構造 | ソール | 定価(税込) | |
SoT | 全体 | プレミアムSベース | 85,800 |
TNT-C | 中央のみ | プレミアムベース | 62,700 |
【FNTC】SoTの評価レビュー

【FNTC】SoTの型落ち
FNTCのSoTは型落ちだとかなりお得な価格になっています。型落ちといっても性能が違う板のように変わることはないので、安心して購入することができますね。以下、安く買うことができるショップを挙げていますので参考にしてください。サイズがあればラッキー!
【FNTC】SoTに合わせるビンディング
板については分かった!SoTを購入したいけど、どんなビンディングを合わせると良いのか知りたいという人も少なくないと思います。SoTの特徴から以下のビンディングをおすすめ候補として挙げてみました。
FLITE PRO
UNION「FLITE PRO」はオーソドックスなビンディングですが、柔軟で扱いやすいです。グラトリでもプレストリックと相性が良いです。

PR
FLUX「PR」は程よい柔らかさがあるビンディングです。扱いやすいため、ビギナーからグラトリまで使用することができます。長年あるモデルのため信頼性が高いビンディングです。

【FNTC】SoTに合わせるブーツ
SoTの特徴を抑えることも重要ですが、この板に乗ってどのジャンルに取り組むかでもブーツが変わります。どのジャンルにも対応できるようなブーツを探している場合はミドルフレックスなブーツとが相性が良いでしょう。個人的なおすすめは以下のブーツです。

まとめ
この記事ではFNTC「SoT」についてまとめました。ほかの記事でもFNTCのスノーボードを取り上げていますので、参考になれば幸いです!