メンズのグラトリ板おすすめ厳選11モデル!ソフトフレックス中心に徹底比較

まさやん
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

スノーボードでグラトリに挑戦したいけれど、どの板を選べば良いか分からない、と悩んでいませんか。グラトリ 板 メンズ おすすめ、と検索する方は、初心者から中級者まで幅広く、自分に合ったモデルを見つけたいと強く願っているはずです。

グラトリの選び方には、板の反発や操作性に関わるソフトフレックス、ツインチップ、そしてハイブリッドキャンバーといった重要な要素が関係します。多くの人気モデルの中から、最適な一枚を見つけるのは大変な作業に感じられるかもしれません。

この記事では、グラトリ上達の鍵となる板の性能や形状の違いを分かりやすく解説し、メンズにおすすめの定番モデルから最新の人気モデルまでを厳選して紹介します。

要点
  • グラトリに適した板の基本的な選び方
  • 板の形状(キャンバーやロッカー)が技に与える影響
  • 初心者と中級者それぞれに適したモデルの傾向
  • 厳選された人気メンズモデルの具体的な特徴

グラトリ板メンズおすすめな選び方

グラトリに適した板を選ぶことは、上達への一番の近道です。ここでは、メンズモデルを選ぶ際に注目すべき6つの重要なポイントを解説します。

  • 柔らかい板(ソフトフレックス)
  • 板の形状(ハイブリッドキャンバー)
  • Wキャンバーやロッカーの特性
  • 操作しやすい「ツインチップ」
  • 長さは短めが扱いやすい
  • 軽量なスイングウェイト

柔らかい板(ソフトフレックス)

グラトリを始める上で、板の柔らかさ(ソフトフレックス)は非常に大切な要素となります。なぜなら、板が柔らかいほど、少ない力で板をしならせることが可能になるからです。

特に、プレス系の技(板を踏みつけて浮かせる技)や、スピンのきっかけを作る際に、ソフトフレックスの板は圧倒的に有利に働きます。

初心者の方が硬い板を使うと、板をしならせること自体が難しく、技の習得に時間がかかってしまうケースも少なくありません。

一方で、デメリットも存在します。柔らかすぎる板は、高速でのフリーラン時に安定性を欠いたり、オーリー(ジャンプ)の際に得られる反発力が弱くなりがちです。

ただ、これからグラトリをマスターしたいメンズにとっては、まず技を仕掛けやすいソフトフレックスを選ぶことが、上達への確実なステップです。

板の形状(ハイブリッドキャンバー)

現在、グラトリ市場で主流となっているのがハイブリッドキャンバーという形状です。これは、足元の安定性を確保するキャンバー(弓なり形状)と、板の先端や中央部分の引っかかりを軽減するロッカー(逆反り形状)の良い部分を組み合わせた構造を指します。

ハイブリッドキャンバーの最大のメリットは、キャンバーの持つ反発力やエッジグリップ(雪面を捉える力)を維持しつつ、ロッカーの持つ操作性の高さを両立させている点です。

これにより、技を仕掛ける際の逆エッジ(エッジが不意に雪面に引っかかること)のリスクを大幅に減らせます。

一口にハイブリッドキャンバーと言っても、メーカーによって構造は様々です。足元がキャンバーでセンターがロッカーのもの、逆に足元がロッカーでセンターがキャンバーのもの(Wキャンバー)など、多岐にわたります。

これが出来れば、フリーランの安定性とグラトリの操作性を両立したいという、多くのメンズスノーボーダーのニーズに応える形状と言えます。

Wキャンバーやロッカーの特性

ダブルキャンバー

前述の通り、ハイブリッドキャンバーの一種であるWキャンバー(ダブルキャンバー)も、グラトリで人気の形状です。これは、両足の下がそれぞれキャンバー形状で、板の中央部分(スタンス間)とノーズ・テールがロッカー形状になっている構造を指します。

Wキャンバーの利点は、足元のキャンバーで反発力を生み出しつつ、センターのロッカーが支点となって板を回しやすく、プレスもしやすい点にあります。少ない力で板を「ずらす」動作が容易になるため、スピン系の技を練習したい初心者にも適しています。

一方、フルロッカー(板全体が逆反りしている形状)は、さらに引っかかりが少なく、パウダースノーでは浮力を得やすいメリットがあります。しかし、グラトリにおいては反発力が得にくく、エッジグリップも弱いため、現在は主流から外れています。

グラトリの操作性を追求するなら、Wキャンバーやそれに類するハイブリッド形状が有力な選択肢となります。

操作しやすい「ツインチップ」

ツインチップ

グラトリでは、通常滑る方向(レギュラー)だけでなく、逆方向(スイッチ)でも技を行うことが多いため、板の形状はツインチップが基本となります。

ツインチップとは、板のノーズ(先端)とテール(後端)が全く同じ形をしており、ビンディングを取り付ける位置も板のど真ん中に設定(センタースタンス)できるボードを指します。これにより、レギュラーでもスイッチでも、全く同じ乗り心地と操作性を実現します。

これに対し、ノーズが長くテールが短い「ディレクショナル」形状は、フリーランやパウダーランには適していますが、スイッチスタンスでの操作性が著しく低下するため、グラトリには向きません。

グラトリの上達を目指すメンズは、必ずツインチップ、あるいはそれに近い「ディレクショナルツイン」を選ぶようにしてください。

長さは短めが扱いやすい

グラトリにおいて板の長さは、操作性に直結します。一般的に、フリーランやカービングでは安定性を求めて長めの板を選びますが、グラトリでは逆です。

推奨されるのは、普段乗っている長さよりも3cmから5cm程度短めの板を選ぶことです。板が短いほど、単純に板の重量が軽くなり、回転させるために必要な力が少なくて済みます。これにより、スピン系の技が格段に回しやすくなるのです。

ただし、短すぎる板を選ぶことには注意が必要です。短すぎると、プレスやジャンプの着地(ランディング)時に安定感を欠き、バランスを崩しやすくなるデメリットが生じます。

自分の身長や体重を基準にしつつ、技のやりやすさを優先して、通常よりも「やや短め」を意識することが、メンズの板選びでは成功の鍵となります。

グラトリ板の選び方「長さ硬さ形状」に注目!スタイルも考慮すべき!
グラトリ板の選び方「長さ硬さ形状」に注目!スタイルも考慮すべき!

軽量なスイングウェイト

スイングウェイトとは、板を回転させる際に感じる「重さ」のことを指します。これは単に板の総重量だけではなく、特に板の先端部分(ノーズとテール)の重量バランスが大きく影響します。

グラトリでは、板の先端を持ち上げたり、水平方向に回転させたりする動作が頻繁に発生します。このため、スイングウェイトが軽い(ノーズとテールが軽い)板ほど、少ない力で素早く板を操ることが可能です。

多くのグラトリ向けモデルでは、ノーズとテール部分の芯材を軽量化したり、ハニカム構造(蜂の巣状)を採用したりするなど、スイングウェイトを軽減するための工夫が凝らされています。

総重量ももちろん軽い方が有利ですが、それ以上に「振った時の軽さ」であるスイングウェイトに注目して選ぶと、技のキレとスピードが向上します。

グラトリにおすすめな重さが激軽い板10選【2024-25】
グラトリにおすすめな重さが激軽い板10選【2024-25】

グラトリ板メンズおすすめ厳選11モデル

ここからは、前述の選び方を踏まえ、グラトリ上達を目指すメンズにおすすめの厳選モデルを11本紹介します。各モデルの特徴を比較し、最適な一本を見つけてください。

ここで紹介するモデルの基本的なスペックを表にまとめます。フレックスや形状はモデル選びの重要な指標となるため、参考にしてください。

メーカー/モデル名フレックス (10段階)形状対象レベル
RICE28 RT64 (ソフト)ハイブリッドキャンバー初級~上級
011 Artistic DOUBLE FLY3 (ソフト)Wキャンバー初級~中級
NOVEMBER DESIRE6 (ミドル)Wキャンバー中級~上級
FNTC TNT R3 (超ソフト)Wキャンバー初心者~中級
YONEX ACHSE4 (ソフト)ハイブリッドキャンバー初級~上級
BATALEON DISASTER2 (超ソフト)ローキャンバー (3BT)初心者~中級
CAPiTA DOA5.5 (ミドル)ハイブリッドキャンバー中級~上級
FANATIC TRICKMASTER4.5 (ソフト~ミドル)Wキャンバー初級~中級
SALOMON HUCK KNIFE5 (ミドル)クアッドキャンバー中級~上級
RIDE KINK5 (ミドル)ハイブリッドキャンバー初級~中級
Lib Tech SKATE BANANABTX (ロッカー/ハイブリッド)C3(ハイブリッド)初級~上級

RICE28「RT6」 国産グラトリの王道

楽天市場・Yahoo!ショッピングで早期予約を行っているショップがあります。

国産スノーボードブランドとして高い人気を誇るRICE28(ライス28)の中でも、RT6(アールティシックス)はグラトリモデルの定番として知られています。

最大の特徴は、扱いやすいソフトフレックスと、しなやかながらもしっかりとした反発力を両立させている点です。独自のハイブリッドキャンバー構造が、プレス時の安定感とスピンのきっかけの作りやすさを高めています。

国産ならではの丁寧な作りと、軽量なスイングウェイトも魅力です。クセのない素直な乗り味は、グラトリを始めたばかりの初心者から、より高いレベルの技を目指す上級者まで、幅広いメンズユーザーの要求に応えてくれます。

フリーラン性能も犠牲にしていないため、ゲレンデ全体を遊びながら滑りたい人にも最適なモデルです。

あわせて読みたい
【RICE28】RT6の評価はグラトリ特化!DIVERSEから名所変更!早期予約が開始!
【RICE28】RT6の評価はグラトリ特化!DIVERSEから名所変更!早期予約が開始!

011 Artistic「DOUBLE FLY」異次元の反発

「ゼロワン」の愛称で親しまれ、グラトリシーンを牽引するブランドが011 Artisticです。その中でもDOUBLE FLY(ダブルフライ)は、Wキャンバー形状を採用したグラトリ専用機と言えます。

非常に柔らかいフレックスと、軽量なフォームコアによる軽いスイングウェイトが特徴です。足元のキャンバーが生み出す独特の反発力と、センターのロッカーによる操作性の高さが融合し、まるでトランポリンのように弾ける感覚を味わえます。

プレス系やスピン系の技が圧倒的にやりやすく、少ない力で板が回ってくれるため、特に初心者から中級者が技を習得する段階で強力なサポートとなります。

「とにかくグラトリの技を早く覚えたい」「板の反発を使って高く弾きたい」と考えるメンズには、最適な選択肢の一つです。

あわせて読みたい
【011Artistic】DOUBLE FLYの評価は?グラトリ性能とスペックを徹底解説
【011Artistic】DOUBLE FLYの評価は?グラトリ性能とスペックを徹底解説

NOVEMBER「DESIRE」魔法のような板さばき

NOVEMBER(ノベンバー)のDESIRE(デザイア)は、超軽量なスイングウェイトと高い反発性能を追求した高性能トリックモデルです。

スペック上のフレックスはミドル(6/10)に分類されますが、これは高速域での安定性を保ちつつ、弾き系の技で最大限のパフォーマンスを発揮するための設定です。ソフトフレックスモデルとは一線を画す、強力なオーリーパワーとレスポンスの速さが魅力となります。

また、ソール(滑走面)が船底のように盛り上がったコンベックスソールを採用しており、エッジの引っかかりを極限まで軽減。これにより、スピンやプレスの導入が非常にスムーズになります。

すでにグラトリの基礎ができており、さらに高回転のスピンや高さのある技を目指す、中級者以上のメンズにおすすめしたいモデルです。

あわせて読みたい
【NOVEMBER】DESIRE(デザイア)の評価はグラトリ専用板!使用したレビューや型落ち情報も!
【NOVEMBER】DESIRE(デザイア)の評価はグラトリ専用板!使用したレビューや型落ち情報も!

FNTC「TNT R」グラトリデビューの相棒

「グラトリと言えばこの板」と言われるほど、入門者から絶大な支持を集めているのがFNTC(エフエヌティーシー)のTNT Rです。

この板の最大の特徴は、「V DOUBLE CAMBER」という独自のWキャンバー形状と、非常に柔らかいフレックス(3/10)にあります。板のセンター部分がよくしなるため、誰でも簡単にプレス動作を行うことができます。

板が柔らかく扱いやすいため、逆エッジの恐怖心を減らし、積極的に技の練習に取り組むことが可能です。まさに「グラトリを早く上手くなりたい」というコンセプトを体現したモデルと言えます。

価格帯も比較的抑えられており、これからグラトリを本格的に始めたいと考えるメンズにとって、最初のパートナーとして最適な一本です。

あわせて読みたい
【FNTC】TNT-Rの特徴と選び方を徹底解説!型落ちやおすすめセットも紹介
【FNTC】TNT-Rの特徴と選び方を徹底解説!型落ちやおすすめセットも紹介

YONEX「ACHSE」驚異の軽さで回す

国産ブランドYONEX(ヨネックス)が誇るカーボン技術を投入し、圧倒的な軽さを実現したのがACHSE(アクセ)です。

グラトリにおいて重要なスイングウェイトを極限まで軽量化するため、ノーズとテールの先端にカーボン素材を採用しています。これにより、スピンの回転速度が劇的に向上し、高回転の技にも余裕を持って挑戦できます。

形状は、ノーズとテールの反発力を高めたハイブリッドキャンバーを採用。フレックスはソフトながら、カーボンの特性を活かした素早い反発が得られます。

「とにかく板を軽く回したい」「スピンの回転数を増やしたい」という具体的な目標を持つ、初級者から上級者までのメンズに強く推奨されるモデルです。

あわせて読みたい
【YONEX】ACHSEの評価を分析!カーボン技術とX-MORE POP TIPの軽さと安定性
【YONEX】ACHSEの評価を分析!カーボン技術とX-MORE POP TIPの軽さと安定性

BATALEON「DISASTER」3Dソールで遊び尽くす

BATALEON(バタレオン)は、「3BT」(Triple Base Technology)という独自のソール形状で知られるブランドです。DISASTER(ディザスター)は、その中でも最もソフトなフレックス(2/10)を持つジブ・グラトリモデルです。

3BTとは、ソールのエッジ際がスプーンのように反り上がっている立体的な構造を指します。これにより、平面(2D)のソールに比べてエッジの引っかかりが劇的に少なく、スケートボードのような自由自在な操作感を生み出します。

ローキャンバーと超ソフトフレックスの組み合わせは、プレスやバター系の技(板を雪面にこすりつける技)において、安定したスタイルを出すことを容易にします。

ゲレンデの地形やアイテムを使って、スケートライクに遊びたいメンズに最適な一本です。

あわせて読みたい
【BATALEON】ディザスターの評価はジブが得意なモデル!グラトリ・パークにおすすめ!
【BATALEON】ディザスターの評価はジブが得意なモデル!グラトリ・パークにおすすめ!

CAPiTA「DOA」万能ハイブリッドの代名詞

CAPiTA(キャピタ)のDOA(ディーオーエー)は、世界的な人気を誇るオールラウンドボードの代名詞的存在です。

フレックスはミドル(5.5/10)で、足元がキャンバー、センターと先端がロッカーというハイブリッドキャンバー形状を採用しています。グラトリ専用機ではありませんが、その高い反発力と安定性は、グラトリにおいても強力な武器となります。

特に、ソフトフレックスの板では物足りなくなりがちな、高速フリーランでの安定性やカービング性能、パークでのジャンプ性能も抜群です。

「グラトリもやりたいけれど、フリーランやキッカーも楽しみたい」という、ゲレンデ全体を遊び尽くしたい欲張りな中級者以上のメンズに最適なモデルです。

あわせて読みたい
【CAPiTA】DOAの評価はオールラウンドで特にパーク適性が高いモデル!
【CAPiTA】DOAの評価はオールラウンドで特にパーク適性が高いモデル!

FANATIC「TRICKMASTER」究極の操作性

FANATIC(ファナティック)のTRICKMASTER(トリックマスター)は、その名の通りトリック系に特化し、扱いやすさを追求したモデルです。

形状は「V DOUBLE CAMBER」を採用しており、FNTCのTNT Rと似たWキャンバー構造ですが、より反発力を持たせた設計になっています。

フレックスはソフトからミドル(4.5/10)に設定されており、少ない力でのプレスやスピンを可能にしつつ、ある程度の「張り」も感じられます。

超軽量なスイングウェイトとWキャンバーの組み合わせが、まさに「究極の操作性」と呼べるほどの快適な乗り心地を提供します。

FNTC TNT Rの次の一本として、操作性を維持しつつ反発力を高めたいと考える、初級者から中級者へのステップアップを目指すメンズに最適です。

あわせて読みたい
【FANATIC】TRICK MASTERの評価はややソフトで汎用性あり!グラトリ・パーク適性が高いとレビュー!型落ちはお買い得!
【FANATIC】TRICK MASTERの評価はややソフトで汎用性あり!グラトリ・パーク適性が高いとレビュー!型落ちはお買い得!

SALOMON「HUCK KNIFE」パークも制覇

SALOMON(サロモン)
ジュニアにも同名モデルがあるため購入時にはご注意ください。明らかにロープライスなボードはジュニアモデルの可能があります。

SALOMON(サロモン)のHUCK KNIFE(ハックナイフ)は、その名の通り、パークでのパフォーマンスを追求したモデルです。

形状は「クアッドキャンバー」という独自の構造を採用しています。これはキャンバーをベースにしつつ、エッジグリップと操作性を両立させるための設計です。フレックスはミドル(5/10)で、高速域での安定感と力強い反発力が特徴です。

DOAと同様に、グラトリ専用ではありませんが、パークライディングで培われた高い操作性とポップ力(反発力)は、グラトリの「弾き系」の技で真価を発揮します。

フリーランやパークでのジャンプをメインに楽しみつつ、グラトリにもキレを求めたい中級者以上のメンズにおすすめです。

あわせて読みたい
【SALOMON】HUCK KNIFEの評価はパーク・フリースタイルボード!使用者レビューも!
【SALOMON】HUCK KNIFEの評価はパーク・フリースタイルボード!使用者レビューも!

RIDE「KINK」コスパ最強のジブ&グラトリ

RIDE(ライド)のKINK(キンク)は、パークやストリートでのジブ(レールなどのアイテム)に耐えうる高い耐久性と、グラトリに必要な柔軟性を兼ね備えたモデルです。

フレックスはミドル(5/10)、形状はハイブリッドキャンバーを採用しています。耐久性が非常に高く、ハードな使い方をしても壊れにくいのが最大の強みです。

ミドルフレックスながら板の操作性は高く、プレスにも十分対応します。価格帯が比較的抑えられている点も大きな魅力で、コストパフォーマンスに優れたモデルと言えます。

グラトリだけでなく、ジブにも挑戦したい、あるいは一本の板で気兼ねなく遊び倒したいと考えるメンズに最適です。

あわせて読みたい
【RIDE】KINKの評価を徹底解説!スペックと得意ジャンルを分析
【RIDE】KINKの評価を徹底解説!スペックと得意ジャンルを分析

Lib Tech「SKATE BANANA」ロッカーの革命児

Lib Tech(リブテック)のSKATE BANANA(スケートバナナ)は、スノーボード界にロッカー形状を普及させた革命的なモデルとして知られています。

最大の特徴は「BTX」と呼ばれるオリジナルバナナテクノロジーです。これは板の中央がロッカー形状で、足元から先端にかけてがフラット(またはごく緩いキャンバー)になっている構造を指します。

この形状が、エッジの引っかかりのないルーズな操作感と、パウダーでの浮力を生み出します。フレックスはソフトからミドル(4.5/10)で、プレいやスピンが非常に容易です。

また、波打つエッジ形状「マグネトラクション」が、ロッカーボードの弱点とされがちなアイスバーンでのエッジグリップを補強します。

グラトリの「ずらし系」や「こすり系」の技を練習したい初心者から、自由な乗り味を楽しみたい上級者まで、幅広いメンズに適した一本です。

あわせて読みたい
【LIBTECH】SKATE BANANAはグラトリ最強?評価と乗りやすさの秘密
【LIBTECH】SKATE BANANAはグラトリ最強?評価と乗りやすさの秘密

まとめ:メンズにおすすめなグラトリ板について

この記事では、メンズがグラトリ板を選ぶための基準と、具体的なおすすめモデルについて解説しました。最後に、重要なポイントをまとめます。

  • グラトリ上達にはメンズ向けの板選びが鍵となる
  • 初心者はまずソフトフレックス(柔らかい板)を選ぶ
  • 板をしならせやすく、プレス系の技が容易になる
  • 中級者以上は反発を重視したミドルフレックスも視野に入れる
  • 形状は逆エッジになりにくいハイブリッドキャンバーが主流
  • Wキャンバー(ダブルキャンバー)は特に操作性が高い
  • レギュラーでもスイッチでも滑るためツインチップは必須
  • 板の長さは普段より3cmから5cm短めが操作しやすい
  • スイングウェイト(振った時の軽さ)が技のキレを左右する
  • RICE28や011 Artisticは国産グラトリの代表格
  • FNTCのTNT Rは入門者(初心者)の定番モデル
  • YONEXのACHSEはカーボン技術による軽さが武器
  • BATALEONの3BTは独特の3Dソールで引っかからない
  • CAPiTAのDOAやSALOMONのHUCK KNIFEはパーク兼用派に人気
  • 自分のレベルと目指すスタイルに合った板を選ぶことが最も大切

この他にもグラトリにおすすめな板をまとめた記事もあるため参考になれば幸いです。

あわせて読みたい
グラトリ板のおすすめ人気モデル!初心者の選び方からレベル・スタイル別まで徹底解説【25-26年】
グラトリ板のおすすめ人気モデル!初心者の選び方からレベル・スタイル別まで徹底解説【25-26年】
ABOUT ME
まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
記事URLをコピーしました