【SALOMON】HUCK KNIFEとPROの評価はパーク・フリースタイルボード!
スノーボードの世界では、パークとフリースタイルライディングが独特の創造性と興奮を提供します。そして、これらのエキサイティングな分野を完全に体験するには、正しい道具選びが欠かせません。
SALOMONのラインナップする「Huck Knife」とその上位版「Huck Knife Pro」は、まさにその役割を担うべく生まれたボードたちです。
両者はパークとフリースタイルの領域でライダーの期待を上回るパフォーマンスを発揮し、ユーザーからの評価も高いモデルです。
この二つのモデルがどのようにしてライダーのアクションを支え、何故それらがフリースタイラーから高く評価されているのかを解説してきいます。
【SALOMON】HUCK KNIFEのスペック
対象 | メンズ |
形状 | キャンバー (QUAD CAMBER) |
シェイプ | ツインチップ |
ボードの硬さ | 10段階中4(やや柔らかい) |
対象レベル | 初心者から上級者 |
サイズ | 149,153,156,159,162 WIDE:156,159 |
HUCK KNIFEはSALOMON(サロモン)が製造するスノーボードの一つで、主にパーク・フリースタイルボードとして人気があります。
20種類以上の板を揃えるSALOMONの中でも豊富なラインナップに含まれており、バランスの良いオールラウンドボードとして高い評価を受けています。
フリースタイルライディングを楽しむために設計されており、パークやジャンプ、トランジション、レールなどで高いパフォーマンスを発揮します。
- フレックスとシェイプ
HUCK KNIFEはハイブリットキャンバーの形状とツインシェイプを持つフリースタイルボードです。ハイブリットキャンバーはキャンバープロファイルとロッカープロファイルの組み合わせであり、正確な飛び出しとランディングをサポートします。 - パークでのパフォーマンス
HUCK KNIFEはパークでのトリックやスタイルを追求するライダー向けに設計されています。キッカーやヒップ、スーパーパイプなどの大きな人工アイテムに適しています。 - オールラウンド性
バランスの良いオールラウンドボードとして評価されており、フリーランやグラトリなどあらゆる場面で使用できる性能を持っています。 - Popster Booster
HUCK KNIFEにはPopster Boosterというテクノロジーが組み込まれており、自然なフレックスとスナップを強化しています。よりスムーズなライディングやビッグジャンプでの力強い性能が得られます。
HUCK KNIFEの評価
パーク(キッカー・ジブ)
カービング | |
---|---|
フリーラン | |
パウダー | |
グラトリ | |
キッカー(小~中) | |
キッカー(中~大) | |
ジブ | |
ハーフパイプ |
フリースタイル / パーク
Huck Knifeはクアッドキャンバープロファイルを備えており、これにより優れたポップとエッジホールドを提供します。ジャンプ、スピン、そしてグラトリといったフリースタイルの要素において、エネルギッシュで反応性が高く、ライダーが求めるポップと精密なコントロールを実現します。
パイプ
ミディアムからハードフレックスはパイプでのライディングに理想的で、高い壁での安定性とトリック実行時の反応性を提供します。パイプライダーにとってエッジグリップとポップは重要な要素で、Huck Knifeはこれらのニーズに応えます。
ジブ / レール
ツインシェイプと適度なフレックスは、レールやボックスなどのジブ要素でのバランスと操作性を向上させます。このボードはプレスとバタートリックの実行を容易にし、クリエイティブなフリースタイルライディングを促進します。
オールマウンテン
Huck Knifeはフリースタイルに特化しているものの、その構造とフレックスはオールマウンテンのライディングにも適応します。ミディアムフレックスが提供する堅固さは、様々な斜面での安定したライディングを可能にします。
ストリート
ストリートライディングでは、耐久性と反応性が必要です。Huck Knifeは頑丈な構造でストリートセッションの過酷な条件に耐える能力があります。
HUCK KNIFEはとても幅広いライダーに支持されていますが、最も支持を集める層はパークメインに取り組んでいる層です。HUCK KNIFEはSALOMONのスノーボードの中でもパークにとても向いています!
HUCK KNIFEのレビュー
SALOMONの板の中でも完成度が高い板です。パークでの相棒として選ばれることも多いですね。とても扱いやすく癖がなく乗りこなしやすいです。パークでは絶大な安定感があり、安心して乗ることができます。
ークでのライディングが楽しすぎる!反発力があって飛び出しも安定してるし、ランディングもスムーズ。どんなトリックも思い通りに決められる感じがたまらないよ。フリースタイルボードとしての性能は申し分ない。カービングも気持ち良くて、オールマウンテンでも十分使えるよ!
パークでのライディングが格段に向上した感じ。トリックの着地が安定してて、どんなに難しい技でも自信を持って挑戦できるようになってきました。フリースタイルボードとしての幅広い適応性にも驚いています。
HUCK KNIFEの型落ちモデル
HUCK KNIFEの定価は「63,000円(税抜)」です。板のクオリティーと比べるとかなりお値打ち価格な定価になっています。ショップに寄っては早期割などで安くなっていることもありますね。
生産数が比較的多いため、シーズンオフで型落ちがあることもあります。サイズがあれば、それでも良いかなっと考えている人はぜひHUCK KNIFEを探してみましょう!
【SALOMON】HUCK KNIFE PROのスペック
対象 | メンズ |
形状 | キャンバー (QUAD CAMBER) |
シェイプ | ツインチップ |
ボードの硬さ | 10段階中7(やや硬い) |
対象レベル | 中上級者 |
サイズ | 149,153,156,159 WIDE:156,159 |
- パークライダー向けの高いパフォーマンスレベル
HUCK KNIFE PROは、世界屈指のパークライダーであるダスティ・ヘンリクセンやスヴェン・ソーグレンなどのニーズに応えるために設計されたフリースタイルボードです。 - 軽量化とパフォーマンス追求のテクノロジー
ボードの構造には軽量化とパフォーマンス向上を追求するためのさまざまなテクノロジーが採用されています。例えば、ノーズとテールにDamplifier Liteが搭載され、Ghost Green CoreやGhost Carbon Beam、Popsterが使用されています。これらのテクノロジーにより、安定感抜群で反発力と反応性が向上しています。 - ツインシェイプの設計
HUCK KNIFE PROはツインシェイプのデザインを採用しており、正面と背面が対称な形状となっています。これにより、スイッチライディングがしやすく、自由なトリックが可能となっています。 - 多様なライディングスタイルに対応
HUCK KNIFE PROは、パークだけでなくオールマウンテンやバックカントリーでも十分な性能を発揮できるように設計されています。そのため、様々な場面で快適に滑ることができます。 - 扱いやすいフレックスとしなやかさ
HUCK KNIFE PROは、扱いやすいフレックスとしなやかなライディング感が特徴です。これにより、ライダーはより自由な動きでトリックを決めることができます。
HUCK KNIFE PROの評価
パーク(キッカー・ジブ)
カービング | |
---|---|
フリーラン | |
パウダー | |
グラトリ | |
キッカー(小~中) | |
キッカー(中~大) | |
ジブ | |
ハーフパイプ |
アドバンスドフリースタイル / ビッグエア
Huck Knife Proは、より硬いフレックスと強化された構造により、大きなジャンプやビッグエアでのパフォーマンスに最適です。高い反発力と正確な空中でのコントロールが求められるトリックを実行する際に、ライダーに必要なサポートと信頼性を提供します。
テクニカルパークライディング
このボードはテクニカルなパークフィーチャーに対応するための精密なエッジホールドとレスポンスを備えています。複雑なレールのセットやクリエイティブなボックスのラインを攻略する際に、Huck Knife Proはその真価を発揮します。
ハーフパイプ
パイプライダーは、壁でのカービングとエアリアルトリックにHuck Knife Proの安定感とエッジのグリップを利用できます。これにより、高度なライディングとダイナミックなトリックの両方を実現することができます。
アグレッシブオールマウンテン
Huck Knife Proは、オールマウンテンのライディングにおいても、その硬いフレックスと反発力で、スピーディでアグレッシブな滑走に適しています。荒れた斜面や固いバーンにおいても、ライダーは高いレベルのパフォーマンスを期待できます。
ストリートスタイル
堅牢な構造は、ストリートスノーボードの厳しい要求にも応えることができます。ドロップやステアセットなど、ストリート特有のトリックに必要な耐久性と反発性を持っています。
Huck Knife Proは、これらの高度なスノーボードスキルを持つライダーにとって理想的なボードであり、特にエキスパートレベルのフリースタイルライディングにおいてその能力を最大限に発揮する設計となっています。
HUCK KNIFE PROとの違いは?
特性 | Huck Knife | Huck Knife Pro |
---|---|---|
フレックス | ミディアム | ミディアム〜ハード |
プロファイル | クアッドキャンバー | クアッドキャンバーに加えて、より積極的な反発力 |
コア | Popsterコア、標準のウッドコア | Popsterコアにカーボンや他の高反発素材の追加 |
サイドカット | Equipped Sidecut | Equipped Sidecut |
ベース | シンタード | 高品質なシンタード、より滑らかな滑走可能 |
サポート | ソフトフレックスで優れたサポート | ハードフレックスで高速時のより良いサポート |
応答性 | 高い | より積極的な応答性とパフォーマンス |
トリック向け | はい、プレスとジャンプに優れる | はい、高度なトリックとビッグエアに対応 |
価格帯 | 85,800円 | 99,000円 |
対象ユーザー | フリースタイルとオールマウンテンに興味がある中級者向け | 上級フリースタイルライダーでパフォーマンスを求める者 |
Huck KnifeとHuck Knife Proは共にフリースタイルにフォーカスを当てた高性能ボードです。
Proモデルはさらに高性能な素材を使用することで、より高速なライディングやビッグエア、テクニカルなトリックを求める上級ライダー向けにチューニングされています。価格帯もProモデルの方が高く設定されている傾向にあります。
結論として、Huck Knife Proは、Huck Knifeの持つフリースタイルの核心を継承しつつ、上級ライダーが求める高度なパフォーマンスを追求するための、より専門化された進化形と言えます。
要するに「HUCK KNIFE PRO」は主にパークライディングに特化した高性能なフリースタイルボード。一方の「HUCK KNIFE」はオールラウンドな性能を持ち、様々なライディングスタイルに対応できるフリースタイルボードとなります。
まとめ:SALOMON「HUCK KNIFE・PRO」の評価について
SALOMONのHUCK KNIFEとPROについてまとめました。似た特徴を持っているボードですがより高度な性能を求める方はPROを選ぶと良いでしょう。
その他にもSALOMONには「ABSTRACT」というパークを得意としてボードがありますので、そちらも検討されると良いかもです。
それではあなたのスノーボードライフがより充実しますように!