【YONEX】4XPの評価は中級者までに最適なオールラウンドなモデル!パーク適性が高め!

YONEXの人気スノーボード「4XP」について、その評価が気になっている方も多いのではないでしょうか。特に初心者から中級者にかけて、ステップアップのためのボードとして名前が挙がることが多いモデルです。
この記事では、インターネット上の情報やレビューを基に、YONEX「4XP」の総合的な評価を詳しく掘り下げていきます。
フリーランでの安定感はもちろんのこと、気になるカービング性能はどの程度なのか、そして得意分野とされるグラトリにおいてはどのような使い心地なのか、具体的な滑走スタイル別の適性を解説します。
さらに、コストパフォーマンスの観点から見逃せない型落ちモデルの相場情報にも触れていきますので、4XPの購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。あなたのボード選びに役立つ情報をお届けします。
- 4XPの乗りやすさや基本スペック
- 初心者・中級者向けの理由と特徴
- グラトリやパークなど滑走別の評価
- 価格帯、型落ちやデザイン情報
YONEX「4XP」の総合評価と基本スペック
対象 | メンズ・レディース |
形状 | ハイブリッドキャンバー |
シェイプ | ツインチップ |
ボードの硬さ | 10段階中3(柔らかい) |
対象レベル | 初心者から中級者 |
サイズ | 138,143,148,151,154,157W,160W |
初心者・中級者向け定番モデル 4XP
YONEXの「4XP」は、スノーボードを始めたばかりの初心者から、さらなるレベルアップを目指す中級者まで、幅広い層に長年愛され続けている定番のモデルです。多くのユーザーレビューや試乗会での感想として、「乗りやすい」「扱いやすい」といった声が絶えず聞かれます。
その理由は、スノーボードの基本的な操作をスムーズに習得でき、ターンやちょっとしたトリックにも挑戦しやすいように設計されている点にあります。
これからスノーボードを楽しみたい方や、自分の滑りを次のステップへ進めたいと考えている方にとって、4XPはスキルアップを力強くサポートしてくれる、信頼できる相棒となるでしょう。まさに、多くのスノーボーダーが通る道とも言える存在です。
扱いやすさの鍵 EASY RIDE CAMBER
4XPが持つ抜群の扱いやすさの秘密は、YONEX独自の「EASY RIDE CAMBER」というボード形状にあります。これは、一般的なキャンバーボード(中央が盛り上がった形状)をベースにしつつ、ボードの先端(ノーズ)と後端(テール)に近い部分をフラット(平ら)にした特別な設計です。
このフラット部分があることで、ターンのきっかけが掴みやすく、逆エッジ(意図せずエッジが引っかかること)のリスクを減らしてくれます。
特に、まだスピードを出すのが怖い初心者の方でも、ゆっくりとしたスピードでドリフトターン(板をずらしながら曲がるターン)をコントロールしやすくなっています。操作性と安定感をバランス良く両立させた、乗り手を選ばない優しい形状と言えるでしょう。
YONEX独自技術による軽量性と操作性
ラケットなどで培われたYONEXの優れたカーボン技術は、スノーボード作りにも活かされており、4XPもその恩恵を受けています。カーボン素材を効果的に使用することで、ボード全体の軽量化を実現しています。
ボードが軽いということは、様々な場面でメリットがあります。例えば、リフトの乗り降りや、駐車場からゲレンデまでの持ち運びが楽になります。滑っている時も、軽いボードは足元の操作がしやすく、ターンやちょっとした段差でのジャンプ(オーリー)、グラトリなどのトリックも軽快に行えます。
少ない力でボードをコントロールできるため、長時間のライディングでも疲れにくいという利点もあります。この軽さが、4XPの軽快な操作性を支える重要な要素です。
絶妙なフレックスと乗り心地
4XPのフレックス、つまり板のしなりやすさは、全体的に見てやや柔らかめに設定されています。YONEXの基準では10段階中3から4程度とされており、特にボードの中央部分がしなりやすいように調整されています。
この柔らかさが、低速域でのスムーズな操作感や、足元の自由度の高さを生み出しています。ボードがライダーの動きに素直に反応してくれるため、プレッシャーを感じにくく、リラックスしてライディングを楽しむことができます。
多くの人が試乗して「いいね」と感じる、まさに絶妙なバランスのフレックスと言えるでしょう。グラトリにおいては、板を押し付けるプレス系のトリックがやりやすく、優しい乗り心地を提供してくれます。
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トリックを支えるISOMETRIC TIP
4XPがオーリーやジャンプ、スピン系のトリックをしやすいと評価される理由の一つに、YONEX独自の「ISOMETRIC TIP(アイソメトリック ティップ)」構造があります。
これは、ボードの先端(ノーズ)と後端(テール)の形状を工夫することで、実際に雪面に接する有効なエリアを最大限に広げる技術です。テニスラケットのスイートスポットを広げる技術から着想を得ています。
この構造により、ジャンプの踏み切りや着地の際に安定感が増し、ライダーは安心してトリックに挑戦できます。また、ボードの先端や後端を使ったスピンやプレス系のグラトリも、よりコントロールしやすくなります。
4XPはノーズとテールが同じ形のツインチップ形状でもあるため、どちらの向きで滑っても(スイッチスタンスでも)同じ感覚でトリックを仕掛けられる点も、フリースタイルを楽しむ上で大きなメリットと言えるでしょう。
歴代モデルとデザインの特徴
長年にわたり定番モデルとしてリリースされ続けている4XPは、基本的なコンセプトや乗り味は継承しつつも、毎シーズン新しいグラフィックデザインで登場します。そのため、歴代モデルを振り返ると、その時々のトレンドやテーマを反映した個性的なデザインを見つけることができます。
例えば、過去には遊び心あふれる猫のイラストが描かれたり、力強い恐竜がモチーフになったりしたシーズンもありました。ボードの性能だけでなく、こうしたデザインに惹かれて4XPを選ぶ人も少なくありません。
毎年デザインが変わることで、自分の好みに合ったグラフィックを選べる楽しみもあります。性能は信頼の定番でありながら、デザインで個性を表現できるのも、4XPが長く愛される理由の一つです。
気になる価格と型落ちモデルについて
YONEX「4XP」のメーカー希望小売価格は、¥75,900(税込)に設定されています。YONEXの持つカーボン技術や、乗りやすさとトリック性能を両立させた設計を考えると、この価格は非常にリーズナブルであるという評価が多く見られます。
初心者から中級者がステップアップするために必要な性能が詰まったボードとしては、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
さらに、4XPは定番モデルであるため、シーズンが終了すると「型落ち」として前年モデルが販売されることもあります。
型落ちモデルは、最新モデルに比べて性能に大きな違いがない場合が多いにも関わらず、価格は6万円前後など、より手頃になっていることがあります。
予算を抑えたい方や、デザインが気に入った旧モデルを探している方にとっては、型落ちモデルも魅力的な選択肢となります。
滑走スタイル別YONEX「4XP」の評価について
カービング | |
---|---|
フリーラン | |
パウダー | |
グラトリ(弾き系) | |
グラトリ(乗り系) | |
ラントリ | |
キッカー(小~中) | |
キッカー(中~大) | |
ジブ |
フリーランでの安定感と評価
ゲレンデを自由に滑り降りるフリーランにおいて、YONEX「4XP」はその安定感と扱いやすさで良好な評価を得ています。「EASY RIDE CAMBER」という形状が、雪面を面で捉えるような感覚をもたらし、特に圧雪されたバーンでの滑走時に安心感を与えてくれます。
ボードの中央部分が柔らかめに設定されているため、ターンがしやすく、コントロール性に優れています。僕も、実際に試乗した感想として「乗りやすい」という感触がありました。

中級コース程度の直滑降でもブレにくいという印象が残っています。
ただし、その柔らかさゆえに、非常に速いスピードでの滑走や、雪面が荒れているコンディションでは、ボード先端がやや不安定になりがちです。快適なフリーランを楽しむなら、整ったバーンがおすすめ!
カービング性能:どこまで楽しめる?
キレのあるターンを描くカービング滑走について、4XPは基本的な滑走性能として対応可能です。「EASY RIDE CAMBER」形状はエッジの引っかかりを抑えつつも、ターンに必要なグリップ力は持っています。
そのため、カービングターンの練習を始めたい、あるいは基本を習得したいという段階のライダーにとっては十分な性能を発揮してくれるでしょう。
しかし、4XPは本来フリースタイルを楽しむための設計であり、フレックスも柔らかめです。
そのため、深く板を立てて雪面を削るような本格的なカービングや、高速域での鋭いターンにおいては、板のしなりや反発力を感じにくく、専門的なカービングボードと比較すると物足りなさを感じます。
カービングも楽しみたいけれど、メインは他のスタイルという方に向いていると言えます。YONEXでカービングをメインに考えているなら「SMOOTH」というモデルがおすすめです。
グラトリ評価:トリックのしやすさ
グラトリ(グラウンドトリック)を楽しみたいライダーにとって、4XPは非常に魅力的な選択肢です。多くのレビューでグラトリ適性の高さが評価されています。
その理由は、まずボードのフレックスが柔らかめで、特にセンター部分がしなりやすいため、板を雪面に押し付ける「プレス系」のトリックがやりやすい点にあります。
さらに、YONEX独自のカーボン技術による反発力も備わっており、オーリー(ジャンプ)やノーリー(ノーズを使ったジャンプ)、スピン系のトリックも軽快に行えます。
ボード先端と後端の有効エリアを広げる「ISOMETRIC TIP」構造も、トリックのきっかけ作りや着地の安定性に貢献します。
初心者から中級者がグラトリのスキルを磨くのに適した、扱いやすさと性能を兼ね備えたモデルです。
パークでの適性と評価
ジャンプ台(キッカー)やレール、ボックスといったアイテムが設置されたスノーパークにおいても、4XPはその真価を発揮します。
フリースタイルボードとしての基本性能が高く、特にパークライディングを楽しみたいユーザーにおすすめされています。軽量で取り回しが良いため、アイテムへのアプローチや空中でのボードコントロールがしやすいのが特徴です。
「ISOMETRIC TIP」構造により、ジャンプの踏み切り(オーリー)がしやすく、着地時の安定感も向上しています。レビューによれば、特に中規模までのキッカーや、レール、ボックスなどのジブアイテムとの相性が良いとされています。
ただし、非常に大きなキッカーに挑戦する場合、ボードの柔らかさから高速アプローチや着地の安定性でやや不安を感じるため、本格的なパークには不向きです。
パーク志向が高い場合は「STYLAHOLIC」や「SMOOTH」を検討すると良いですよ!
パウダーランの向き不向き
ふかふかの新雪(パウダー)を滑るパウダーランに関して言えば、標準の4XPはあまり得意な分野ではありません。
その主な理由は、ボードの形状がノーズとテールが同じ形の「ツインチップ」であり、キャンバーベース(中央が盛り上がった形状)であることです。この形状はパウダーの中でボード先端が沈みやすく、浮力を得にくい傾向があります。
そのため、パウダーを滑る際は意識的に後ろ足に重心を置く必要があり、快適なライディングとは言えないかもしれません。
もしパウダーライディングをメインに楽しみたいのであれば、YONEXは4XPをベースにパウダー向けに改良した「4XP POWTWIN」というモデルを用意しています。こちらはノーズが長めで幅も広く、パウダーでの浮力を高めた設計になっています。
スイッチスタンスの滑りやすさ評価
利き足と逆の足を前にして滑る「スイッチスタンス」での滑走性能は、4XPの得意とするところです。
ボードの形状がノーズとテールで全く同じ「ツインチップ」であるため、レギュラー(通常のスタンス)でもスイッチでも、違和感なく同じ感覚で滑ることができます。
これは、フェイキー(後ろ向き)での着地や、スイッチからのトリックなど、フリースタイルにおいて非常に重要な要素です。
さらに、「EASY RIDE CAMBER」の安定感と、「ISOMETRIC TIP」による先端・後端部分のコントロールしやすさも、スイッチスタンスでの操作性を高めています。
実際に「スイッチスタンスがかなりやりやすかった」というレビューも見られます。トリックの幅を広げたいライダーにとって、このスイッチでの扱いやすさは大きなメリットとなるでしょう。
まとめ:YONEX「4XP」の評価について
YONEX「4XP」は、スノーボード初心者から中級者のスキルアップに最適な、定番フリースタイルボードとして高い評価を得ています。独自の「EASY RIDE CAMBER」形状がもたらす扱いやすさと安定感、カーボン技術による軽量性、そしてトリック性能を高める「ISOMETRIC TIP」構造がその特徴です。
柔らかめのフレックスは、特にグラトリや中規模までのパークで優れたパフォーマンスを発揮します。圧雪されたゲレンデでのフリーランも快適ですが、高速域での滑走やパウダーコンディションはやや苦手としています。カービングは基本レベルでは楽しめますし、ツインチップ形状によりスイッチスタンスでの滑走も非常にスムーズです。
性能に対して価格はリーズナブルで、型落ちモデルも選択肢に入るでしょう。グラトリやパークを中心に、楽しみながら上達したいライダーにとって、4XPは最適な選択肢となるはずです。
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