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スノーボードのパーク向けおすすめ板10選【2023-24最新】選び方は長さも考慮するべき?

まさやん
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この記事では、スノーボードのパーク向けおすすめ板と選び方について紹介しています。スノーボードにはいくつかのジャンルが存在していますが、その中でも人気があるパークというジャンルに注目していきます。

似た言葉にスロープスタイルという言葉がありますが、これは種目の名前でスロープスタイルで滑る場所をパーク(キッカーやジブ(アイテム)が設置されているコース)と言います。そのため、スロープスタイル=パーク(パークライド・パークスタイル)と理解してもOKです。

パークを滑るにはある程度の基準を満たしている板で取り組むほうが安全です。そのため、おすすめ板を紹介することはもちろん、合わせてパーク向きなボードの選び方も知っておくと自分に合うスノーボードを選ぶことができます。

それでは、早速スノーボードのパーク向けおすすめ板と選び方をみていきましょう。

パーク向きのスノーボードの条件とは?

パークには、ジブ・キッカーの2つのセクションがあります。キッカーとジブに必要な要素は厳密にいえば異なります。そのため、パークというジャンルでは、どちらにも対応できるモデルを選ぶ必要があります。

パーク向きの板の中でもジブが得意、キッカーが得意と分かれることがあります。キッカーもジブもパーフェクトに向いているという板は基本的にはありませんので悪しからず。

原則としては、キッカーへ適性を考慮して選ぶ傾向があります。大規模なパークになればなるほど、キッカーを重視してボードを選ぶようになります。

パーク向きなボードの条件

形状:キャンバー系統がメイン(ハイブリッドキャンバー、ダブキャンなど)

シェイプ:ツインチップがメイン(ディレクショナルツインも可)

硬さ:ツインチップがメイン(ディレクショナルツインも可)

パーク向きのスノーボードの選び方として上記を満たすスノーボードが候補となります。また板の硬さについてはパークの規模感によって考え方が変わってきます。

基本的にはキッカーサイズを基準として10メートル以上のキッカーを飛ぶ場合はミディアムでもハード寄り(10段階中7)以上のフレックスがある方が安定して飛ぶことができます。個人的にはボードの硬さ、シェイプ、形状は必ず守っている条件です。

これからのことを考えて以下の項目で選んでいきます。

パーク向け板の選び方①長さについて

スノーボードには長さがあります。この長さも2種類あります。全長と有効エッジです。パーク向けの板の選び方としては、有効エッジをメインとして見ていくことをおすすめします。

僕の場合は、この有効エッジが基準値~少し長め(+2cm程度)を目安として板を選んでいます。この値については人それぞれのため、有効エッジの長さの求め方をまとめている記事を参考にしてください。

そんな細かいところまで分からない場合は全長について考えてください。いわゆるボードのサイズです。

全長が長いほどアプローチに安定感が増しますが、キッカーのスピン難易度が上がる傾向があります。このあたりは形状も加味する必要があるため一概には言えないこともあります。

有効エッジの選び方が難しいという場合は、板の全長は自分の身長よりマイナス18cmの長さを基準として選んでみましょう。

パーク向け板の選び方②サイドカーブ

サイドカーブとは、スノーボードのクビレのことを言います。スノーボードのエッジ部分は真っ直ぐではなくて曲がっていることに気づくと思います。その曲がりをサイドカーブと言い、そのサイドカーブの曲がり具合でスノーボードの特徴もことなります。

サイドカーブの曲がりがキツいほど、キッカーではスピンしやすいです。曲がりがユルいほど安定したアプローチを得られることができます。

まさやん
まさやん

パーク向きの板の条件は絶対条件。①は有効エッジが分かりにくければ全長で考えましょう。②についてはマニアックなため省いても問題ありません。

パーク向きなスノーボード板

パーク向きの板の条件や選び方をまとめてきましたが、これからはその条件を満たしたスノーボードを紹介していきます。

基本的には、紹介するスノーボードを選ぶことでパーク向きな板を大きく外すことはなくなります。面倒な方は以下より選べば問題ありませんよ。

また、ジブ・キッカーのほかにも初心者・中級者・上級者へのおすすめ度合いも評価してみました。スノーボード選びの参考になれば幸いです!

パークにおすすめな板①BEAST

ジブ
キッカー
初心者
中級者
上級者

NITRO「BEAST(ビースト)」ですが、NITROを代表する飛び板として知られています。ビックキッカーまで対応可能で安定した飛びを支えてくれてますね。

キッカー中級者以上でパワフルなキャンバーボードを求めているパークユーザーにおすすめなスノーボードです。ビーストの評価やレビューもまとめています。

パークにおすすめな板②×5

ジブ
キッカー
初心者
中級者
上級者

MOSS「×5(バイファイブ)」は、MOSSの中でも特にキッカーに強い板です。国産クオリティーで品質的にも申し分ないですね。品質的には超一級ですから、ハイエンドなパーク向け板を探し求めている方におすすめです。

キャンバー・ツインチップとオーソドックスながらフレックスは普通よりもややソフトめです。そのため、ジブでの扱いやすいためパークに向けた性能を併せ持っているスノーボードといえますね。

×5(バイファイブ)の評価やレビューもまとめています。気になる方は参考にしてくださいね。

パークにおすすめな板③BENCHWARMER

ジブ
キッカー
初心者
中級者
上級者

ベンチウォーマーは、ハードで正確で切れ味があるライドを望む中級者から上級者向けの高性能ツインシェイプです。キャンバー形状により、ジャンプやアグレッシブな高速ターンにおいて安定感を提供します。

非対称シェイプによりヒールサイドコントロールとターンイニシエーションが向上します。Carbon Array 3™は、硬さのない追加のポップを提供し、新しいCarbon Slim Wallsは、減量とダンピング、エネルギー伝達、反応安定性、耐久性を向上させます。

全体的に、ベンチウォーマーはツインシェイプでハードなパフォーマンスを求めるライダーに最適な選択肢です。別の記事ではBENCHWARMERの評価をより深堀しています。

パークにおすすめな板④ASSASSIN

ジブ
キッカー
初心者
中級者
上級者

SALOMON「ASSASSIN(アサシン)」はキャンバー、硬さは普通、ツインチップというザ・キャンバーという仕様となっています。オーソドックスな昔からあるキャンバーボードいう仕様が個人的に大好きですね。

扱いやすい板のため、初心者にもおすすめなパーク向きな板です。性能からさまざまなジャンルにも対応できる幅広いオールラウンド性もあります。

別の記事にてASSASSIN(アサシン)の適正ジャンルの評価などさらに深いことをまとめています。

パークにおすすめな板⑤OUTSIDER

ジブ
キッカー
初心者
中級者
上級者

CAPiTA「OUTSIDER(アウトサイダー)」はハイブリットキャンバーでツインチップ、硬さは普通よりも若干硬めな仕様です。パーク向きな板ですが、ハーフパイプもこなせるパワフルなスノーボード。

高速滑走時の性能が高く安定したアプローチが期待できます。飛びで最も重要なアプローチに重きを置いているパークらいだーにおすすめなスノーボードです。

OUTSIDERについてより詳しい適正ジャンルやレビューが気になる方はまとめ記事もご覧ください。

パークにおすすめな板⑥PROCESS

ジブ
キッカー
初心者
中級者
上級者

BURTON「PROCESS」といえば、マークマクモリスが使用しているモデルです。そのためスロープスタイル(キッカー・ジブ)で使用するには申し分ないボードに仕上がっています。

形状がキャンバーとFLYING V(ダブルキャンバー)とあるため、好みな方を選択できるところも他にあまりない魅力になっています。

他の記事でPROCESSについて評価などをまとめているためご興味あれば、そちらも参照してみくださいね。

パークにおすすめな板⑦PRIZM

ジブ
キッカー
初心者
中級者
上級者

ALLIAN「PRIZM(プリズム)」は同ブランドのフラッグシップモデル。長年に渡って販売されている実績・信頼あるボードです。様々なコンディションで高い滑走性能と軽快なボードコントロール性能を発揮するキャンバーボードです。

ノーズとテールにV字状に配置されたカーボンファイバーとウッドコアにより、パワフルな反発力を持ちながら、ミディアムフレックスの特性を持っています。また、女性向けに設計された「PRISM GIRL」も用意されており、オールラウンドな滑走を楽しむことができます。

オールマイティに対応し、滑走の幅を広げることができるプリズムは、多くのスノーボーダーに支持されています。さらに、プリズムの評価をまとめた記事もあるためご確認ください。

パークにおすすめな板⑧T2

ジブ
キッカー
初心者
中級者
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FLUXはビンディングのブランドとして名前が広まっていましたが、現在はブーツ、板も製造する総合ブランドになっています。その中でもT2は、ジブ、パークなどに向けて製作されています。

ハイブリッドキャンバーと呼ばれるキャンバー形状を採用、操作性とボードの反発力を向上させています。トップシートやコア素材にもこだわりがあり、クオリティが高いボードに仕上がっています。

ビンディングがFLUX一筋な方はボードもFLUXにしてみてはいかがでしょうか?別の記事ではT2についてより詳しいことをまとめています。

パークにおすすめな板⑨ARCHITECT

ジブ
キッカー
初心者
中級者
上級者

HEAD「ARCHITECT(アーキテクス)」は中上級者のスノーボーダーに向けて作られているパーク向きなボードです。ボードの特徴として、ハイブリッドキャンバーポップを採用しており、プレイボードアーキテクチャと呼ばれる構造が採用されています。

雪面をグリップすることでアプローチでの安定感、ランディングのしっかりとしたキャッチで飛びが一段上へとレベルアップしたような感覚があります。同ブランドでパークライド向けを代表するモデルです。

別の記事でARCHITECTの評価を深堀した記事もあるため気になる方はご確認ください。

パークにおすすめな板⑩MEDIUM

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初心者
中級者
上級者

K2「MEDIUM(ミディアム)」は上級者からエキスパートレベルのライダーを対象にしており、サイドヒットやテレインパークでのライディング、トリックをストリートに持ち込むことに重点を置いているボードです。

クラシックなラウンドのチップとテールの形状は、より長い有効エッジと組み合わされており、キッカーのスピンではスイングウェイトを減らすことに成功しています。ワンサイズ短いサイズ感覚でスピントリックを行えます。

別の記事でMEDIUMの詳細な評価をまとめた記事もあるため、気になる方はご確認ください。

まとめ

この記事では、スノーボードのパーク向けおすすめな板を紹介してきました。どれか気になるパーク向きな板がありましたか?どれも甲乙つけがたいスノーボードですからね。

他の記事ではキッカー・パーク向きなビンディングも紹介しています。あなたのスノーボード選びが少しでも捗れば幸いです!

ABOUT ME
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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