【ボード】DEATH LABEL

【デスレーベル】スノーボード全種類を評価!独創的な技術が板に採用されているブランド!

まさやん
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DEATH LABEL(デスレーベル)には「デスシリーズ」「デスマシーン」「ブラックフラッグ」が有名ですね。どの板も人気があるため、シーズン初めには売り切れることが多いです。

板の製造ラインはALLIANと同じのため、ソールのクオリティは高いことが特徴でもありますが、何と言ってもボードのグラフィックが独特な世界観を持っています。コアなファンが多いブランドでもあります。

そのため、ユーザーのニーズに答えるため特性が分かれた板を取り扱っています。オールマイティな板からグラトリに特化しているような板があるため、それぞれの特徴を知ることであなたにフィットする板を選ぶことができます。

デスレーベルのおすすめ板を目的別ランキングで紹介

デスレーベルのボードはどれも個性が光るモデルばかりですが、種類が多くて「結局どれが自分に合うの?」と迷ってしまいますよね。カタログのスペック表だけでは見えてこない、実際に雪上で乗った感覚を重視して、目的別にランキング形式でまとめました。

あなたがスノーボードに求めているスタイルにバチッとハマる一本を、ここで見つけていきましょう。

【絶対的エース】グラトリ専用・最強ランキング

デスレーベルを選ぶ人の多くが、このジャンルを目的としているはずです。グラトリ、特にプレスやスピンのしやすさに特化したモデルは、ブランドの真骨頂。「もっと上手くなりたい」「スタイルを出したい」という願いを叶える最強の3本を紹介します。

第1位:BLACK FLAG DW

グラトリ、特にプレス系のトリックを極めたいなら「BLACK FLAG DW」が間違いなく最強の選択肢です。この板の凄さは、ダブルキャンバー形状(DEATH WING 2)と極限まで柔らかいフレックスにあります。板の中心がロッカー形状になっているため、雪面に引っかかるリスクが極端に低く、プレス時に「これ以上いったら転ぶ」という角度でも驚くほど耐えてくれます。

初心者が最初に挑戦するプレスやドライブ系の動きにおいて、この「逆エッジになりにくい」特性は反則級の武器になります。脚力に自信がない方や女性ライダーでも、簡単に板をたわませることができるでしょう。反発よりも「粘り」や「ルーズさ」を重視するなら、これ以上の板はありません。

第2位:DEATH MACHINE

「軽さは正義」を体現しているのが「DEATH MACHINE」です。ステルスカーボンを採用しており、持った瞬間に笑ってしまうほどの軽さを誇ります。この軽さがもたらすメリットは、圧倒的なスイングウエイトの軽さ。高回転スピンを打つ際、板の重さをほとんど感じないため、通常より半回転多く回せる感覚に陥ります。

また、単に軽いだけでなく、カーボン特有のパキッとした強い反発力も備えています。踏み込んだ瞬間に板が爆発的に返ってくるため、高さのあるオーリーが可能です。BLACK FLAG DWのようなオートマチックな柔らかさとは違い、自分の技術で板をしならせて反発を引き出す楽しさがあります。ストイックなグラトリユーザーには最高の相棒です。

第3位:BLACK FLAG

第3位には、ダブルキャンバーではなくローキャンバー形状を採用した「BLACK FLAG」がランクイン。DWモデルと同様に非常にソフトなフレックスですが、こちらは足元のキャンバー形状が効いており、板の反発を感じやすい設計になっています。

「プレスもしたいけど、弾き系のトリックもしっかり練習したい」という方には、この無印のBLACK FLAGの方がバランスが良いですね。ローキャンバー特有の適度なグリップ力があるため、アプローチでの安定感も確保されています。ルーズすぎずシビアすぎない、グラトリの基礎を幅広く網羅できる優等生です。

【失敗しない】初心者・ファーストボード部門

初めてマイボードを購入する時、「自分に扱えるかな?」「逆エッジが怖い」という不安はつきものですよね。デスレーベルには、そんな初心者の悩みに寄り添う、優しくて扱いやすいモデルが揃っています。

第1位:BLACK FLAG

初心者部門のトップは「BLACK FLAG」です。グラトリ部門でも紹介しましたが、この板はスノーボードの基礎を覚えるための「教科書」のような存在。ローキャンバー形状は従来のキャンバーよりも接雪長が短く感じるため、ターンのきっかけ作りが非常にスムーズに行えます。

板が柔らかいので、少ない脚力でもしっかりと板をたわませてターン弧を描く感覚を養えます。逆エッジのリスクを軽減しつつ、カービングに必要なグリップは最低限残されているため、「滑る・止まる・曲がる」という基本動作を正しく習得するのに最適です。変な癖がつかず、素直に上達をサポートしてくれます。

第2位:BLACK FLAG DW

第2位は、よりルーズな操作感が特徴の「BLACK FLAG DW」です。「とにかく転びたくない」「難しいことは後回しで楽しく滑りたい」というエンジョイ派にはこちらがおすすめ。ダブルキャンバー形状の効果で板がクルクルと回りやすく、木の葉落としからの卒業もスムーズです。

あまりにも操作が簡単で板が勝手に回ってくれるため、正しい体重移動を覚える前に滑れてしまう側面もありますが、恐怖心を取り除くという意味では最強です。まずは遊び感覚で雪山を楽しみたいなら、このDWを選んで間違いありません。

第3位:DEATH SERIES LTD 2

もしあなたが「初心者だけど運動神経には自信がある」「すぐに上達してパークにも入りたい」という野心を持っているなら「DEATH SERIES LTD 2」を選ぶのも賢い選択です。上位2モデルに比べると少しだけ張りがありますが、十分に扱いやすい範囲に収まっています。

この板の魅力は、中級者になってからも長く使い続けられるポテンシャルの高さ。フリーランの安定性が高く、スピードを出しても板がバタつきにくいため、上達しても物足りなさを感じることがありません。最初のハードルは少し高いですが、長く愛用できるコスパの良い一本です。

【一本で全部やる】パーク・オールラウンド部門

「朝はカービング、昼はパーク、午後はグラトリ」と、ゲレンデ全体を遊び尽くしたい欲張りなライダーに向けたランキングです。特定のジャンルに特化しすぎず、あらゆる状況で高いパフォーマンスを発揮する万能モデルを選出しました。

順位モデル名形状特徴
1DEATH SERIES LTD 2ハイブリッドキャンバー全方位カバーの万能機
2DEATH SERIESキャンバー高速安定性と反発力重視
3BONELESSダブルキャンバー地形遊びとスタイル重視

第1位:DEATH SERIES LTD 2

デスレーベルの中で最も「潰しが効く」オールラウンダーと言えば、間違いなく「DEATH SERIES LTD 2」です。センターにロッカーを配置したハイブリッドキャンバー形状(DEATH WING 2)により、キャンバーのグリップ力とロッカーの取り回しの良さを絶妙なバランスで融合させています。

パークではアプローチの安定感がありつつ、抜ける瞬間にはロッカー特有の抜けの良さがアシスト。ジブアイテムでもエッジが引っかかりにくく強気に攻められます。カービングもキレるのにグラトリもできる。「今日は何をして遊ぼうかな」と迷った時、これさえあればどんなコンディションでも対応できる安心感があります。

第2位:DEATH SERIES

より硬派な滑りを求めるなら、本家「DEATH SERIES」の出番です。純粋なキャンバー形状を採用し、LTD 2に比べてフレックスも硬め。その分、高速域での安定性は抜群で、ビッグキッカーの着地や荒れたバーンでの走破性は一枚上手です。

踏めば踏むほど加速するような反発力があり、パイプや高速カービングでも信頼して体を預けられます。「細かい動きよりも、スピードと高さで勝負したい」という中上級者にはたまらない乗り味でしょう。しっかりとしたスノーボードらしさを残した、男気あふれるモデルです。

第3位:BONELESS

第3位には変わり種の「BONELESS」を推します。ダブルキャンバーですが、ノーズとテールの張りを持たせつつセンターをソフトにする独特なフレックス調整が施されており、地形の凹凸に合わせた3Dのような動きが可能です。

通常の滑りもこなせますが、真価を発揮するのは「遊び」のシーン。壁地形でレイバック気味に当て込んだり、コース脇で遊んだりといった、フリーライディングの中にトリックを混ぜるスタイルにハマります。カチッとした滑りよりも、自由でスタイリッシュなラインを描きたいライダーにおすすめです。

【大人な選択】パウダー・地形遊び部門

スノーボードの楽しみはパークやグラトリだけではありません。パウダーを浮遊したり、地形を波に見立ててサーフライクに滑ったり。そんな大人なスノーボードライフを満喫するための、通好みなモデルを紹介します。

第1位:KINTONE

パウダーボードと聞いて「圧雪バーンでは滑りにくいのでは?」と敬遠しているなら、この「KINTONE」に乗ると価値観が変わります。幅広ウェストと大きなノーズがパウダーでの浮力を生み出すのは当然ですが、驚くべきはそのカービング性能です。

足元のキャンバーが雪面をしっかり捉えるため、グルーミングバーンでも驚くほど切れるターンが可能。テールが少し短くカットされているため抜けが良く、壁地形への当て込みなど細かい操作も軽快です。朝一のパウダーから午後の荒れたバーンまで、これ一本で一日中遊び倒せる完成度の高い名機です。

第2位:THE DRIFTER

「KINTONE」よりもさらに高速域や深いパウダーをターゲットにするなら「THE DRIFTER」が良い選択になります。ロッカー形状のノーズにより、ディープパウダーでも沈むことを知らず、まるで船のように突き進んでいきます。

直進安定性が非常に高く、広いオープンバーンを大きなターン弧で描くような滑りに最適。ハイスピードで駆け抜ける爽快感はこのモデルならではです。細かいトリックをするより、山全体を大きなキャンバスに見立てて優雅なラインを描きたいライダーに向いています。

第3位:THE COFFIN

その名の通り「棺桶」のようなシェイプが目を引く「THE COFFIN」。見た目のインパクトだけでなく、乗り味も非常にファンキーです。短めのレングスと極太のウェスト幅が特徴で、小回りの利くクイックな動きを得意とします。

ツリーランのような狭い場所でも板を動かしやすく、低速でも浮力を感じられるため、里山のような緩斜面パウダーでも十分に楽しめます。ガツガツ滑るというより、仲間とワイワイ言いながら地形を攻略したりメローに流したりするのに最適。セカンドボードとして持っておくと楽しみの幅がグッと広がります。

デスレーベル・形状の種類を解説

デスレーベルのボードにはさまざまなテクノロジーが搭載されています。その中でも注目するべきは形状が8種類あることです。それぞれの特徴を解説してきます。

DRIFTER ROCKER

DRIFTER ROCKER(ドリフターロッカー)は、デスレーベルのボードで最も採用されている形状となっています。ノーズ側がロッカーのためノーズが浮いている状態です。テールにかけてはフラットとなっています。

メリットとしては、パウダーでの浮力が抜群なことです。ボードのシェイプ(輪郭)にもよりますがカービングも得意としている形状でもあります。デメリットとしては、得意なジャンルが偏りがちになるため、パウダー・カービング以外のジャンルには不向きな点です。

EASY CAMBER

EASY CAMBER(イージーキャンバー)は、ハイブリッドキャンバーに属している形状です。この場合は、キャンバー+フラットを融合させることで従来のキャンバーよりもエッジの引っかかりを軽減することができていることがメリットです。

基本的にはパーク・グラトリなど細かな板さばきが必要なジャンルで採用されている傾向があります。

DEATH WING

DEATH WING(デスウイング)はダブルキャンバーに属する形状です。中心にロッカー形状があるため、ノーズテールが浮いていることからエッジの抜けが異常に良いです。片方に荷重するとカンタンに反対側が浮かせることができます。

グラトリ向きなボード、キッカーでもスピンを重視するボードに採用されることが多いです。ただ、デメリットとしてはキャンバーに乗り慣れた人だとエッジがスっぽ抜けそうな感覚があるため怖さを感じることもあります。

DEATH WING 2

DEATH WING 2(デスウイングツー)は、ハイブリッドキャンバーに属する形状です。フラット面で安定感があり、ノーズテールにロッカーが入ることでエッジの抜け感も良くなっています。

特にグラトリ、ジブというジャンルが得意な形状です。取り回すの良さから、スピントリックとも相性が良いですね。個人的には特に目立つデメリットはありません。

DEATH WING 3

DEATH WING 3(デスウイングスリー)はダブルキャンバーに属する形状です。ノーズ・テール・中央が同じ高さに設定されることで通常時には3点が雪面と接しています。操作性・取り回しも良く安定感もあるため、パーク・オールラウンドなボードで採用されています。

CAMBER

CAMBER

キャンバーは、オーソドックスな形状でスノーボード黎明期よりあります。しっかりと雪面をグリップすることでエッジのズレを軽減することができます。また、ボードの反発が強いためオールラウンドなボード、ビックキッカー、カービングなどのジャンルで採用されていることが特徴です。

LOW CAMBER

LOW CAMBER

LOW CAMBER(ローキャンバー)はキャンバーよりもアーチが低くなっている形状です。キャンバーよりも、反発・エッジのグリップ力が弱まるため、扱いやすさは向上しています。そのため、グラトリ・初心者にもおすすめな形状です。

POW CAMBER

POW CAMBER

POW CAMBER(パウキャンバー)はパウダーでの浮力とカービング性能を向上させた形状です。冒頭のパウダーロッカーは副次的な効果としてカービング性能が高まっていますが、このPOW CAMBERはカービング性能も意図的に向上させています。

カービングやパウダーをこよなく愛するライダーに是非試してもらいたい形状となっています。デスレーベルでも新たに導入されているため注目されています。

デスレーベル・全種類の評価

デスレーベルはコアなファンが多いですよね!その板もバラエティに飛んでいますが、グラトリに向いている板も複数枚あります。それを全て紹介していきます。

ANDREW BREWER

形状ハイブリッドキャンバー
(DEATH WING2)
シェイプツインチップ
フレックス10段階中2(とても柔らかい)
得意ジャンルジブ・グラトリ・フリーラン

DEATHLABELのANDREW BREWERモデルは、軽量で扱いやすいフリースタイルスノーボードです。

ソフトなフレックスと優れたポップ性能を兼ね備えたハイブリッドキャンバー形状が、フリースタイルライディングのための敏捷性と軽快さを提供します。

このボードは、低速時の操作性を損なうことなく、高速でのライディングでも安定したパフォーマンスを実現します。

管理人:まさやんの辛口レビュー

シグネチャーモデルらしいジブやアイテム遊びに特化した板。フレックス設定が絶妙で、アイテムに乗った時のスタイルが出しやすいです。

ソールが良く走るので春雪のパークでもストレスがありません。デザインも毎年渋くてカッコいい。パークメインで緩く流したい玄人好みな一本。

  • 良い点: 絶妙なトーション(ねじれ)で操作性が良い、アイテムに強い。
  • 気になる点: 高速カービングでは少し頼りなさを感じる。

DEATH SERIES

形状キャンバー
(CAMBER)
シェイプツインチップ
フレックス10段階中6(普通)
得意ジャンルキッカー・カービング・ジブ

DEATH SERIESは、日本製の最高品質を誇り、フリースタイルスノーボーディングに必要なすべての要素をバランス良く搭載しています。

力強いオーリーパワー、ハイスピードでの安定性、そして高速回転スピンのための最適なスイングウェイトを備えており、高度なライディングを可能にするモデルです。

管理人:まさやんの辛口レビュー

デスレーベルの原点にして王道。しっかりとしたキャンバーでエッジグリップが良く、キッカーのアプローチや着地での安心感が違います。

ペラペラの板に慣れていると硬く感じるかもしれませんが、踏めば踏むほど加速する楽しさがあります。『これぞスノーボード』という乗り味を求める中上級者向け。

  • 良い点: 高速安定性が抜群、キッカーでの抜けが良い、着地が安定する。
  • 気になる点: 脚力がないと板をたわませにくい、低速グラトリは疲れる。

DEATH SERIES LTD2

形状ハイブリッドキャンバー
(DEATH WING2)
シェイプツインチップ
フレックス10段階中4(やや柔らかめ)
得意ジャンルキッカー・ジブ・グラトリ

DEATH SERIES LTD2は、フリースタイルスノーボーディングの傑出した逸品であり、多彩なライディングシーンに適応するDEATHWING2構造と、3D LABELBOXによる容易なコントロール性を特徴としています。

カービングからパウダーライド、サイドヒット、パークライディングに至るまで、どんなスタイルにも対応し、楽しく遊べるユニークなモデルです。

管理人:まさやんの辛口レビュー

DEATH SERIESの名前を冠していますが、乗り味は別物。センターがロッカー形状なので、本家より圧倒的に取り回しが軽いです。

『パークも入りたいし、グラトリもしたいし、たまにパウダーも』という日本のゲレンデ事情に一番合っているのがこれ。何かに特化はしていませんが、全方位で80点を叩き出す優等生です。

  • 良い点: どんなコンディションでも遊べる、エッジが引っかかりにくい。
  • 気になる点: 特化した性能(ズバ抜けた反発など)を求めると中途半端に感じるかも。

DEATH MACHINE

形状ハイブリッドキャンバー
(DEATH WING3)
シェイプツインチップ
フレックス10段階中4(やや柔らかめ)
得意ジャンルグラトリ・キッカー・ジブ

DEATH MACHINEは、STEALTH CARBONを採用したことで、他に類を見ない軽さを実現した高性能スノーボードです。

このボードは、強力な反発力で高いジャンプをサポートし、鋭いターンを切ることができます。

その驚くべきパワーとともに、優れたコントロール性能を兼ね備えており、これが最大の魅力となっています。

管理人:まさやんの辛口レビュー

持った瞬間『軽っ!』と声が出るレベル。カーボン特有のパキッとした反発があり、スイングウエイト(振りの軽さ)が異常に軽いため、グラトリでの高回転スピンが楽に回ります。

ただ、軽すぎて雪面のギャップ(凹凸)を拾いやすい側面も。脚力に頼らず、板の性能で高さを出したい人向け。価格は高いですが、それだけの価値があるハイテクボードです。

  • 良い点: 圧倒的な軽さ、スピンが回しやすい、強い反発力。
  • 気になる点: 乗り味が硬質で好みが分かれる、価格が高め。

BONELESS

形状ダブルキャンバー
(DEATH WING)
シェイプツインチップ
フレックス10段階中4(やや柔らかめ)
得意ジャンルジブ・グラトリ・カービング

BONELESSは、快適な滑走を約束するストレスフリーなボードコントロールを提供します。

このボードはバランスに優れたダブルキャンバー形状を採用しており、軽やかなスイングウェイトと、まるで空中を舞うような浮遊感を生み出します。

滑り出しから終了まで、ライダーはこのボードの軽快さを感じることができ、どんな地形でもストレスなく、自由自在にコントロールすることが可能です。

BONELESSは、その名の通り「骨のないような自由さ」でスノーボードの新たな楽しみ方を提案します。

管理人:まさやんの辛口レビュー

名前の通り、骨抜きにされるような不思議なフレックス。足元は柔らかいのにノーズとテールの反発はあるため、バター系のトリックで粘れます。

独特な『グニャ』っとした感覚は好みが分かれますが、ハマる人はこれしか乗れなくなる中毒性あり。人と違う滑りをしたい個性派ライダーにおすすめ。

  • 良い点: 3Dのような自由な動きができる、バター系が楽しい。
  • 気になる点: 乗り手が板の動きに慣れるまで時間がかかる。

BLACK FLAG

形状キャンバー
(LOW CAMBER)
シェイプツインチップ
フレックス10段階中2(とても柔らかい)
得意ジャンルグラトリ・キッカー

BLACK FLAGは、その柔軟なフレックスとトーションが特徴で、どんなスノーボーダーも簡単に扱えるよう設計されています。

全ての雪面状態で快適な滑りを実現し、ローキャンバー形状がターンやオーリーを効率良くサポートします。

力をあまり使わずに最大のパフォーマンスを引き出せるため、初めてのライダーからグラトリ愛好者まで、幅広いユーザーに適しています。

管理人:まさやんの辛口レビュー

DW(ダブルキャンバー)より少しだけ反発が欲しいならこっち。ローキャンバーなので、キャンバー特有の『板の返り』を感じやすく、オーリーのタイミングを覚えるのに最適です。

DWほどルーズではないため、フリーランの基礎もしっかり練習できます。『グラトリもしたいけど、普通に滑るのも上手くなりたい』という欲張りな初心者に推せる一本。

  • 良い点: 柔らかいのに反発がある、癖がなく扱いやすい。
  • 気になる点: 上級者には物足りない反応速度。

BLACK FLAG DW

形状ダブルキャンバー
(DEATH WING2)
シェイプツインチップ
フレックス10段階中1(超柔らかい)
得意ジャンルグラトリ

BLACK FLAG DWは、グラウンドトリックを驚くほど簡単にこなせるように設計されたスノーボードです。

そのソフトなフレックスとWキャンバー形状が、低速時のスピンやドライブを容易にし、初心者や初級者でも直感的に操作できるようになっています。

このボードは、技術の向上を目指すライダーにとって強力なサポートを提供し、スキルのステップアップに理想的なモデルです。

管理人:まさやんの辛口レビュー

デスレーベルの中で、いや市場にある板の中でもトップクラスに柔らかいです。ダブルキャンバーの恩恵で、プレスの時に『これ以上いったら転ぶ』という角度でも耐えてくれます。

逆エッジになりにくいので、初心者が初日に買う板としても最適。 ただし、高速域では板がバタつくので、カービングでキレキレに滑りたい人には向きません。低速で遊ぶなら最強の『チート板』です。

  • 良い点: 驚異的な柔らかさでプレスが簡単、逆エッジになりにくい。
  • 気になる点: 高速滑走時の安定性は低い、キッカーには不向き。

BLACKBOX

形状ハイブリッドキャンバー
(EASY CAMBER)
シェイプツインチップ
フレックス10段階中3(柔らかい)
得意ジャンルジブ・グラトリ・カービング

BLACKBOXは、パワーカーボンとFLATZONEの組み合わせで、反発力が大幅に向上しているスノーボードです。

センターのフレックスとトーションが柔らかく設定されており、これによりコントロール性が前モデルよりも進化しています。

ノーズとテールに配置されたパワーカーボンとFLATZONEが蓄えたエネルギーを瞬時に解放し、力強いオーリーをサポートします。

BULLET

形状パウダーロッカー
(DRIFTER ROCKER)
シェイプディレクショナル
フレックス10段階中5(普通)
得意ジャンルパウダー・カービング・フリーラン

BULLETは、独特なデザインにも関わらず精密に計算されたノーズロッカーと広めの形状が特徴で、短いボード長でも十分な浮力を確保します。

また、短いテールは水抜けを良くし、機敏なハンドリングを可能にしています。

このボードは、パウダーの中でも地形を活かしたプレイを存分に楽しむことができるモデルです。

KINTONE

形状キャンバー
(LOW CAMBER)
シェイプディレクショナル
フレックス10段階中6(普通)
得意ジャンルパウダー・カービング・フリーラン

KINTONEは、軽やかな操作が可能なスノーボードで、足元の外側にロッカーを配置し、足元の中央には小さなキャンバーを備えています。

この設計により、接地面積は短めですが、最高速度は非常に速く、高速での安定性に優れています。

堅実なフレックスとシェイプが高速走行時の安定感を増し、快適なトーションがスムーズな操作性を実現します。また、フリースタイルの要素も取り入れているため、パフォーマンスに幅が広がります。

RAT RACER

形状パウダーロッカー
(POW CAMBER)
シェイプディレクショナル
フレックス10段階中5(普通)
得意ジャンルパウダー・フリーラン・カービング

RAT RACERは、快適な浮遊感と積極的なライディングを両立させるオールラウンドボードです。

ゆったりとしたロッカー形状のノーズが深いパウダーの中でも優れた浮力を提供し、操作性を損なうことなく滑走を楽しめます。

今シーズンから足元にキャンバーを採用することで、よりアグレッシブなカービングが可能になり、どんな地形でもその性能を発揮します。

THE COFFIN

形状パウダーロッカー
(DRIFTER ROCKER)
シェイプディレクショナル
フレックス10段階中5(普通)
得意ジャンルパウダー・フリーラン・カービング

THE COFFINは、その名の通り棺桶形状の大きなノーズとロッカー設計が、深雪を切り裂くような驚くべき浮力を提供します。

フラットベースは雪面との抵抗を最小限に抑え、滑走中の加速と安定性を向上させます。

このボードは、戦艦のような強力な推進力を誇り、他の追随を許さない圧倒的な進行能力をライダーに提供します。

THE DRIFTER

形状パウダーロッカー
(DRIFTER ROCKER)
シェイプディレクショナル
フレックス10段階中6(普通)
得意ジャンルパウダー・カービング・フリーラン

THE DRIFTERは、ブランド中で最も速いボードとしてその名を馳せています。3D形状のノーズがターンの開始を滑らかにし、軽やかな動きを容易にします。

ナノテクノロジーを駆使したハイスピードベースを搭載し、高速での大回りターンにおいても堅牢な安定感を保ちつつ、狭いスペースでの鋭い動きも実現できる信頼性の高いボードです。

TRUST GIRLS

形状キャンバー
(CAMBER)
シェイプツインチップ
フレックス10段階中4(柔らかい)
得意ジャンルキッカー・カービング・ジブ

TRUST GIRLSは、バランスに優れたオールラウンド性能を持つボードです。

中間の硬さを持つフレックスとキャンバー形状が、確かなカービングと安定したライドを提供します。

バンブーコアとバサルトファイバーを組み合わせることで、優れた反発力を発揮し、あらゆる地形での滑走を楽しむことができます。

スタンス間のトーションバランスが調整され、柔軟で快適な乗り心地を実現しています。

管理人:まさやんの辛口レビュー

ただメンズモデルを小さくしただけではありません。女性の脚力でもしっかり板をしならせることができるよう調整されています。

グラトリメインならLTD(ダブルキャンバー)、キッカーやフリーランもしたいなら通常モデル(キャンバー)を選べば間違いありません。軽くて扱いやすいので、上達スピードが変わります。

まとめ:デスレーベルのスノーボード全種類を評価について

デスレーベルのスノーボードコレクションは、革新的な技術と独自のデザインが融合したラインナップで、あらゆるタイプのライダーに適したボードを提供しています。

それぞれのモデルは、特定のライディングスタイルや条件に最適化されており、高品質な日本製のクラフトマンシップが際立っています。

このブランドのボードは、初心者からプロフェッショナルまで、すべてのスノーボーダーが求めるパフォーマンスと快適さを実現するために、細部にわたるこだわりと革新を追求しています。

デスレーベルはただのスノーボードブランドではなく、ライダーの可能性を広げるための道具を提供するパートナーと言えるでしょう。それでは、あなたのスノーボードライフがより充実しますように!

ABOUT ME
まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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