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【保存版】ラントリボードとしてオススメな板を紹介!特徴や評判も解説!

まさやん
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スノーボードのことを調べているとラントリという言葉を目にしたことがあるかもしれません。最近、流行ってきている言葉で馴染みがない人もいるかもしれませんね。

 この記事では、このラントリというジャンルについて解説していきます。さらに、ラントリに向いている板の特徴や具体的な製品を紹介してきます。

 これからラントリに取り組みたい方、ラントリのことを知りたい方の参考になる情報をまとめています。

 また、別記事ではありますがさまざまなジャンルに特化したグラトリ板をまとめた記事もあるため、参考になれば幸いです。 それでは、早速解説してきます。

ラントリボードとしておすすめな板の特徴と選び方

ラントリとは、ラン(RUN)+トリック(TRICK)が合わさった造語です。この言葉が広まってきたのはここ数年のことです。RUNは滑る+トリックはグラトリを指しています。

そのため、滑りながらグラトリするという意味ではあります。ただ、それだと普通のグラトリも滑りながらトリックしているため違いがないです。

そのため、ラントリとは中高速域でグラトリを交えながら滑るジャンルと解釈されています。そのラントリに向いている板については以下の特徴を持つボードがおすすめです。

  1. 操作性の高さ
  2. 中高速域での安定感
  3. カービングへの適正

これらのことを考慮しながら選び方を考えていく必要があります。初心者のときよりもボードを選ぶ時に知識が必要になるため、少し難しい話が続くかもしれません。以下、詳細な選び方を解説していきます。

ラントリとグラトリの違いは、主にスピードとスタイルにあります。グラトリは低速での滑りながら、トリックを中心に行うスタイルで、初心者にも向いています。

一方、ラントリは高速でのカービングをベースにしたトリックスタイルで、上級者向けです。ラントリは力強いターンやスピード感が求められるため、技術と安定性が重要です。

ラントリ向きなベント(プロファイル・形状)

ラントリに向いているベントですが、基本的な考え方としてカービング重視だとキャンバー・可変キャンバー、グラトリ重視だとダブルキャンバーがおすすめです。

ベントについてより詳しいことは別の記事で解説しているため参考になれば幸いです。

板の長さは基準よりもワンサイズUP

ラントリ向きなボードを選ぶときには、ボードの全長を見るよりも接雪長を確認する必要があります。接雪長とは、ボードが実際に雪に触れているエッジの長さのことを言います。

超高速域で180トリックするのか?中速域で高回転を混ぜ込むのか?など、いろいろと理想とするところがあると思います。

ラントリにおけるメリット
  • 接雪長が長い:高速時のグリップ力・カービング時の安定感がある
  • 接雪長が短い:操作性が高くなりグラトリしやすくなる

ラントリにおけるボードの長さですが、あなたがどのようなラントリスタイルを想像しているかで異なってきます。

ちなみに、基準となる接雪長の長さですが「身長mm×0.7」で算出することができます。接雪長はどのメーカーも「mm」で表記されています。

ex)身長170cm:1,700mm×0.7=1,190mm(目安)

板の太さについて

ラントリ向きな板を選び時にボードの太さも注意したいです。メーカーによっては通常バージョンとワイド幅の2種類を用意しているモデルもあります(そこまで種類は多くない)。

ラントリにおけるメリット
  • 太い:高速域の安定感が増す
  • 細い:素早い動作が行いやすい

一般的には、ラントリであれば細い方が好まれる傾向があります。絶対的な答えはありません。そのため、あなたのラントリスタイルに合わせて考えてみましょう。

数種類の板が候補として挙がっている場合には板の太さも選ぶ基準として見てみましょう。個人的には太さ重視する傾向があります。

ラントリの板はミドルフレックス

ラントリ向きな板の固さについては、ミドル(ミディアム)フレックスがおすすめです。高速域での安定感・グラトリの繰り出しやすさを考える必要があります。

ソフトでもないハードでもない中間のミドルフレックスを選ぶことで、安定感・操作性の良さ、両方のメリットを得ることができます。

ラントリに及ぼす板の硬さ
  • ハード:滑走時には絶大な安定感を得られるがトリックがとても難しくなる
  • ミドル:高速域・トリックでの安定感・操作性が程よい
  • ソフト:高速域の滑走で板がバタつき安定感が欠けるがトリックは出しやす

こだわる人はサイドカーブの値も確認

スノーボードを地面において真上から見ると、例外なくボードがくびれています。そのくびれをサイドカーブと言います。

このくびれ具合もボードによって異なります。たとえば、サイドカーブの値が7500mmだとすると、そのまま円を描くと半径7500mm(7.5m)の円を描くことができます。

カービングのときに特に注目したい数値ですが、ラントリもカービング要素が強いためサイドカーブも確認したいところ。ただ、自分が乗りたい板がある場合はそちらを優先すれば良いし、サイドカーブでボードを選ぶことは個人的にはありません。

サイドカーブの値について
  • 数値が大きい:直進性が強くなるため、ロングターンに向いている
  • 数値が小さい:蛇行性が強くなるため、ショートターンに向いてる

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ラントリにおすすめな板を8モデル紹介!

ラントリに向けて専門的に開発されている板は数は相当少ないです。ただ、ラントリに向いている特徴を持っている板はたくさんあります。その中でも、人気な板を紹介してきます。

【FNTC】SoT

FNTC「SoT」グラトリやフリースタイルに特化したスノーボードで、初心者から中級者に特におすすめのモデルです。

このボードの最大の特徴は、柔らかめのフレックスにより操作性が非常に高く、トリックの習得がしやすい点です。

また、ダブルキャンバー形状を採用しており、エッジグリップと反発力が絶妙なバランスを持ち、スピン系やプレス系の技を簡単に繰り出すことができます。

さらに、軽量設計により、扱いやすさが向上しており、様々なコンディションでの安定したパフォーマンスが期待できます。

【BC STREAM】BRAH

BC STREAMのBRAHは、オールマウンテン対応のスノーボードで、特にカービング性能に優れているのが特徴です。

ボードのフレックスはやや硬めで、高速域でも安定した滑りを実現します。アウトラインにはディレクショナルシェイプを採用、ノーズが長くテールが短い設計により、深いターンや急な斜面でのコントロール性が向上します。

また、エッジグリップ力が高いため、硬いバーンや荒れた雪面でも確実なターンが可能です。

これにより、上級者やアグレッシブなライディングスタイルを好むライダーに最適なモデルとなっています。

【OGASAKA】CT-TWIN

OGASAKAのCT-TWINは、オールラウンド性能に優れたツインチップデザインのスノーボードです。

特にグラトリやフリースタイルに適しており、操作性と安定性のバランスが取れた設計が特徴です。

このボードはキャンバー形状を採用しており、しっかりとした反発力とエッジグリップを提供します。

これにより、ジャンプやスピンといったトリックの精度が向上し、高速でのカービングでも安定感が得られます。

また、板全体が適度に柔らかいため、初心者から上級者まで幅広いスキルレベルのライダーに適しています。

特に滑りやすさとトリック性能を重視するライダーに人気のモデルです。

【NOVEMBER】DX4

NOVEMBERのDX4は、フリースタイルやグラトリに特化したスノーボードで、多くのライダーから高い評価を受けています。

このモデルは、ダブルキャンバー形状を採用しており、優れた操作性と高い反発力を兼ね備えています。

特に、トリックの際に必要な弾きやすさとエッジグリップ力が特徴的で、難易度の高い技でも安定感を保ちます。

さらに、板全体のフレックスはミディアムソフトに設定されており、初心者から上級者まで幅広く対応可能です。

DX4は軽量設計で、長時間のライディングでも疲れにくい点も魅力です。これにより、グラトリやスピン系トリックを多用するライダーにとって最適なボードとなっています。

【WRX】Mk-W

各サイトで出品されていたら即完売するため、見かけたら購入しないと次に見たときには在庫なくなっていますよ!来季の早期予約も既に始まっています!

WRX「Mk-W」は特にカービングや高速での安定性を重視したオールマウンテン向けのスノーボードです。

このモデルは、ダブルキャンバー形状を採用しており、キャンバー部分でのエッジグリップと反発力を強化しつつ、ロッカー部分での操作性と浮遊感を確保しています。

また、ボード全体の剛性が高めに設計されているため、硬いバーンや荒れた雪面でも安定した滑りを実現します。

特に、アグレッシブなライディングを好む中上級者にとって理想的な選択肢となっています。

さらに、軽量で耐久性のある素材を使用しており、長時間の使用でも快適に滑ることができます。

【SPREAD】LTA-F

早期予約が始まっています。生産数量も限られているため早く売り切れることが想定されるため検討されている場合はお早めに!

SPREADのLTA-Fは、軽量性と高い反発力が特徴のグラトリ向けスノーボードです。このモデルは、キャンバー形状を採用しており、エッジグリップ力と安定感が抜群で、正確なトリックを繰り出すことが可能です。

また、フレックスはミドルソフトに設定されており、トリックの際にしなやかにボードを操作できるため、初心者から上級者まで幅広いスキルレベルのライダーに対応します。

特に、スピン系やプレス系のトリックに優れたパフォーマンスを発揮し、軽量設計により、長時間のライディングでも疲労を感じにくい仕様です。全体的に、グラトリをメインに楽しむライダーに最適なボードです。

【CAPiTA】DOA

CAPiTAのDOA (Defenders of Awesome)は、オールマウンテンフリースタイルに特化したスノーボードで、幅広いライディングスタイルに対応する高い汎用性が特徴です。

このボードは、ハイブリッドキャンバー形状を採用しており、キャンバーのエッジグリップ力と反発力を活かしつつ、ロッカー部分がトリックの際にスムーズな操作性を提供します。

これにより、ジャンプやパークライディング、さらにはカービングでも優れたパフォーマンスを発揮します。フレックスはミディアムで、初心者から上級者まで幅広いレベルのライダーに対応可能です。

また、DOAは耐久性にも優れており、長時間の使用でも信頼性を保ちます。多彩な技に挑戦したいライダーにとって、理想的な選択肢となるでしょう。

【011 Artistic】X FLY SPIN

011 ArtisticのX FLY SPINは、グラトリやフリースタイルに特化したスノーボードで、特にトリックの繰り出しやすさに重点を置いた設計が特徴です。

このモデルは、ダブルキャンバー形状を採用しており、優れた反発力と操作性を提供します。

ミドルフレックスの設定により、ライダーがボードをコントロールしやすく、スピンやプレス系の技を安定して行うことができます。

また、軽量設計により、長時間のライディングでも疲労を感じにくく、初心者から上級者まで幅広いスキルレベルのライダーに対応しています。

全体的に、X FLY SPINは精密なトリックパフォーマンスを求めるライダーにとって理想的なボードです。

まとめ:ラントリにおすすめな板について

この記事では、グラトリの中でも「ラントリ」というジャンルについてまとめてきました。

ラントリに向いているボードの特徴や具体的な板を紹介しましたが、あなたが気になるボードがありましたか?少しでもラントリの知識が深まっていれば嬉しく思います。

それではあなたのスノーボードライフがより一層充実しますように!

ABOUT ME
まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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