【MOSS】CIRCUSⅡの評価は？グラトリ性能から乗り心地まで徹底解説
【MOSS】FIFTY-FIFTYの評価はグラトリ専用板で超軽量なモデル！ポップ感と操作性がトリックを上達をサポート！
TakehiroMiya
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MOSS「FIFTY-FIFTY」の評価や実際のレビューを探しているあなたへ。このスノーボードは、国産メーカーMOSS SNOWBOARDSが手がける、グラトリに特化したモデルとして知られています。
特に、そのユニークなダブルキャンバー＆Vロッカー形状、そして驚くほどソフトな柔軟性が、多くのグラトリ愛好家から注目を集めています。
この記事では、FIFTY-FIFTYの基本的なスペックや構造的な特徴はもちろんのこと、プレス系や飛び系トリックでの操作性、さらには低速での扱いやすさまで、多角的にその性能を検証します。
実際に使用したライダーたちのレビューも交えながら、この板がなぜこれほどまでにグラトリシーンで評価されているのか、そしてあなたのスノーボードスタイルに合うのかどうか、その真実に迫ります。
この記事で分かること
- FIFTY-FIFTYの基本スペック
- グラトリにおける具体的な操作性
- トリック別の得意・不得意の評価
- どんなレベルのライダーに適しているか
目次
MOSS「FIFTY-FIFTY」のスペック評価と特徴
| 対象 | メンズ・レディース |
| 形状 | ダブルキャンバー (V-ROCKER＋DCS) |
| シェイプ | ツインチップ |
| ボードの硬さ | 10段階中2(かなり柔らかい) |
| 対象レベル | 初心者から上級者 |
| サイズ | 138,143,147,150,153,156 |
ダブルキャンバー＆Vロッカーの利点
MOSS「FIFTY-FIFTY」に採用されている「ダブルキャンバー＆Vロッカー」は、板の形状に関する専門用語ですが、簡単に言うと、スノーボードの滑りやすさと遊びやすさを両立させるための工夫が凝らされた設計です。
板を横から見ると、中央部分が少し浮き上がり（Vロッカー）、両足の下あたりがそれぞれ少し盛り上がっている（ダブルキャンバー）ような、波打った形をしています。
この形状の大きな利点は、まず「操作性の良さ」です。板の中央が浮いているため、雪面との摩擦が少なく、少ない力で板を回転させたり、ズラしたりしやすくなっています。
これにより、初心者の方でもターンがしやすく、逆エッジ（板の端が不意に雪に引っかかって転倒すること）のリスクを減らすことができます。
さらに、両足の下にあるキャンバー部分が、ターン時にしっかりと雪面を捉えるため、エッジグリップも確保され、安定した滑りが可能です。パウダースノーでは板が浮きやすく、グラトリでは板をしならせやすいといった、多様な状況に対応できるのがこの形状の強みです。
グラトリに適したソフトな柔軟性
MOSS「FIFTY-FIFTY」は、特にグラウンドトリック、通称「グラトリ」と呼ばれる平地でのアクロバティックな技に適したスノーボードとして設計されています。
その理由の一つが、「ソフトな柔軟性」です。スノーボードの硬さ（フレックス）は、乗り心地や操作性に大きく影響しますが、FIFTY-FIFTYは比較的柔らかめに設定されています。
この柔らかさによって、ライダーは少ない力で板をしならせることができます。例えば、板の先端や後端を雪面に押し付けて持ち上げる「プレス」系のトリックや、板を回転させる「スピン」系のトリックがやりやすくなります。
初心者の方がグラトリに挑戦する際、硬い板では板を十分にコントロールすることが難しい場合がありますが、FIFTY-FIFTYのような柔らかい板であれば、比較的簡単に板を操る感覚を掴むことができるでしょう。この扱いやすさが、グラトリの上達をサポートし、より多彩な技への挑戦を可能にします。
ポプラコアによる驚きの軽さ
スノーボードの乗り心地を左右する重要な要素の一つに、板の芯材（コア）の種類があります。MOSS「FIFTY-FIFTY」には、「ポプラコア」が採用されています。
ポプラという木材は、スノーボードの芯材として広く使われており、その最大の特徴の一つが「軽さ」です。実際にFIFTY-FIFTYを手に取ってみると、その軽さに驚くかもしれません。
この軽さは、スノーボードの操作性において多くのメリットをもたらします。板が軽いことで、リフトの乗り降りや持ち運びが楽になるのはもちろん、滑走中も足への負担が軽減され、長時間のライディングでも疲れにくくなります。
特にグラトリのような板を細かく操作する動きでは、この軽さが大きなアドバンテージとなり、スピンやジャンプといったトリックをより軽快に行うことができます。
また、ポプラ材は適度なしなやかさも持ち合わせているため、衝撃吸収性にも貢献し、安定した滑りをサポートします。
高い反応性としっかりとした反発力
MOSS「FIFTY-FIFTY」は、グラトリに適したソフトな柔軟性を持ちながらも、「高い反応性としっかりとした反発力」を兼ね備えている点が特徴です。
反応性が高いということは、ライダーが板に力を加えた際に、板が素早く意図した通りに動いてくれることを意味します。これにより、細かい板の操作や、トリックのきっかけ作りがスムーズに行えます。
そして、反発力とは、板をしならせた後に元に戻ろうとする力のことです。この反発力が強いと、オーリー（板をしならせてジャンプするトリック）などでより高く飛ぶことができたり、トリックのキレが増したりします。FIFTY-FIFTYは、MOSS独自の設計技術により、軽量でありながらも効果的な反発力を生み出すことに成功しています。
これにより、ライダーは少ない力で高いパフォーマンスを引き出すことができ、ダイナミックなグラトリやフリースタイルライディングを楽しむことが可能になります。このバランスの良さが、多くのグラトリユーザーに支持される理由の一つです。
扱いやすいツインチップ形状
MOSS「FIFTY-FIFTY」は、「扱いやすいツインチップ形状」を採用しています。ツインチップとは、スノーボードの先端（ノーズ）と後端（テール）の形が左右対称になっているデザインのことです。
この形状の最大のメリットは、レギュラースタンス（通常滑る向き）でもスイッチスタンス（逆向きで滑る）でも、同じ感覚で滑ることができる点です。
グラトリでは、技の途中で進行方向が変わったり、逆向きで着地したりすることが頻繁にあります。そのため、どちらの向きで滑っても操作感が変わらないツインチップ形状は非常に有利です。
FIFTY-FIFTYのツインチップ形状は、グラトリにおけるスムーズなトリックの連携や、スイッチからの技への移行を容易にし、ライダーの創造性を最大限に引き出します。
また、この形状はパークでのジャンプやジブアイテムへのアプローチなど、フリースタイル全般においても扱いやすさを発揮します。初心者から上級者まで、幅広いレベルのライダーがその恩恵を感じることができるでしょう。
MOSS「FIFTY-FIFTY」のジャンル別評価と滑走感
| グラトリ(弾き系) | |
|---|---|
| グラトリ(乗り系) | |
| カービング | |
| パウダー | |
| キッカー(小~中) | |
| 軽さ |
プレスやマニュアルがしやすい評価
MOSS「FIFTY-FIFTY」は、スノーボードの技の中でも特に「プレス」や「マニュアル」といった、板をしならせて滑るトリックが非常に行いやすいと評価されています。
その大きな理由は、この板が持つ「ダブルキャンバー＆Vロッカー」という特殊な形状と、「ソフトな柔軟性」にあります。
板の中央部分が雪面から少し浮き上がり、両足の下あたりがそれぞれ盛り上がっているため、少ない力で板の先端や後端を雪面に押し付けやすくなっています。
実際にこの板を使用したライダーからは、「足元で踏むだけで簡単に板がしなる」、「体の重心を少し移動させるだけで板が浮き上がり、力まずにトリックができる」といった声が聞かれます。
従来のキャンバーボードと比較して、体感では3分の1程度の力で板をコントロールできると感じる人もいるほどです。
これからプレスやマニュアル系のトリックを練習したいと考えている方や、よりスタイリッシュに技を極めたい方にとって、FIFTY-FIFTYのこの特性は大きな助けとなるでしょう。
飛び系トリックの安定性と反発力
MOSS「FIFTY-FIFTY」は、プレス系のトリックが得意な柔らかい板という印象がありますが、オーリーやノーリーといった「飛び系トリック」においても、十分な安定性と反発力を備えています。確かに、ダブルキャンバー形状のため、最初は反発を得るタイミングに慣れが必要かもしれません。
しかし、板全体が柔らかいため、硬い板をしならせることが難しいと感じるライダーでも、FIFTY-FIFTYなら板全体のしなりを使いやすく、結果としてしっかりとした反発力を引き出すことができます。
実際に「コツを覚えれば飛び系トリックも問題なくできる」、「柔らかいながらも板に張りがあるので、弾き系のトリックでも高さを出せる」といった評価があります。
極端に柔らかすぎるわけではなく、適度な反発力があるため、トリックのきっかけを作りやすく、着地の際の安定感も期待できます。脚力に自信がない方や、硬い板の反発をうまく使えずに悩んでいる方にとって、FIFTY-FIFTYは飛び系トリック上達の近道になるかもしれません。
低速でも扱いやすいコントロール性能
MOSS「FIFTY-FIFTY」の大きな魅力の一つに、「低速でも扱いやすいコントロール性能」が挙げられます。これは、板の形状と軽さが大きく関係しています。
ダブルキャンバー＆Vロッカー形状は、板の中央部分が雪面との抵抗を受けにくいため、低速域でも板をスムーズに動かしやすく、細かい操作が可能です。また、板自体が非常に軽いため、取り回しが楽で、ライダーの意図した動きに素直に反応してくれます。
特にグラウンドトリックを練習し始めると、最初はスピードを出すのが怖いと感じる方も多いでしょう。FIFTY-FIFTYなら、低速でも板をコントロールしやすく、逆エッジ（板の端が不意に雪に引っかかって転倒すること）のリスクも軽減されるため、安心してトリックの練習に集中できます。
足元だけで板を操作できる感覚があるため、上半身の軸がブレにくく、バランスを崩しそうになっても立て直しやすいというメリットもあります。この扱いやすさが、トリックの精度向上に繋がるでしょう。
初・中級者のグラトリ上達を支援
MOSS「FIFTY-FIFTY」は、まさに「初・中級者のグラトリ上達を支援」するために設計されたようなスノーボードです。グラトリを始めたばかりの方や、ある程度練習してもなかなか上達しないと感じている方にとって、この板は強力な味方となるでしょう。
その理由は、まず板の扱いやすさにあります。柔らかいフレックスとダブルキャンバー形状により、少ない力で板をしならせたり、回転させたりすることが容易です。
これにより、トリックに必要な板の動きを体感しやすく、「板に乗る感覚」や「板を弾く感覚」を効率的に身につけることができます。
FIFTY-FIFTYを使うことで、無駄な動きを減らし、練習したい技のポイントに意識を集中できるため、上達のスピードが格段に上がると期待できます。プレス系の基礎から、少しずつステップアップして様々なトリックに挑戦したい初・中級者にとって、この板は確実な成長をサポートしてくれるでしょう。
軽快な取り回しと疲れにくさ
MOSS「FIFTY-FIFTY」を語る上で欠かせないのが、「軽快な取り回しと疲れにくさ」です。この板は、余計な素材を使わずに軽量化が図られているため、手に持った瞬間からその軽さを実感できます。
この軽さは、滑走中はもちろんのこと、リフトの乗り降りや移動時にも大きなメリットとなり、一日中スノーボードを楽しんでも疲れにくいという利点に繋がります。
特に、グラトリのように板を頻繁に持ち上げたり回転させたりする動きでは、板の軽さがダイレクトに操作のしやすさに影響します。
FIFTY-FIFTYの軽快な取り回しは、ライダーがより自由に、そして創造的にトリックを繰り出すことを可能にします。
また、少ない力で板を操作できるため、体力的な負担が軽減され、長時間の練習や滑走でも集中力を維持しやすくなります。この軽さと扱いやすさのバランスが、多くのグラトリユーザーに支持される理由の一つと言えるでしょう。
まとめ：MOSS「FIFTY-FIFTY」の評価について
MOSS「FIFTY-FIFTY」は、グラトリの上達を目指すライダー、特に初級者から中級者にとって最適なスノーボードとして高く評価されています。
その最大の特徴は、「ダブルキャンバー＆Vロッカー」という独自の板形状と、10段階中2と評価される「ソフトな柔軟性」にあります。
これにより、少ない力で板をしならせやすく、プレスやマニュアルといった乗り系のトリックが非常にやりやすいとされています。
芯材には軽量なポプラコアを採用し、驚くほどの軽さを実現。これが軽快な取り回しと疲れにくさにつながり、長時間の練習をサポートします。また、ソフトな板でありながらも、高い反応性としっかりとした反発力を兼ね備えており、飛び系トリックにも対応可能です。
扱いやすいツインチップ形状は、レギュラーでもスイッチでも同じ感覚で滑れるため、トリックのバリエーションを広げるのに貢献します。低速でもコントロールしやすく、逆エッジのリスクも低いため、安心してグラトリの練習に打ち込めるでしょう。
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フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30～50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
