MOSSは国内発祥のスノーボードメーカーです。そのクオリティーには定評があります。さすがメイドインジャパンというだけあります。
さまざまなボードがありますが、その中でもオールラウンドモデルとして位置する「TOTOシリーズ」がとても人気があります。「TOTO」「TOTO SF」「TOTO BLACK」の3種類が設定されています。
それぞれボードの特徴が異なるため自分に合うTOTOを選ぶ必要があります。それでは、MOSSのTOTOシリーズを紹介していきます。
MOSSのTOTO・BLACK・BLACK SFの違いは?

MOSS「TOTO」には3種類あることを冒頭で紹介しました。具体的にはどの部分が異なるのか気になりますね。
基本のシェイプやサイドカーブに関しては3種類共に同じ仕様です。異なるのはソール部分のダイカット(ソールデザイン)、板の構造、硬さが異なってきます。
MOSS(モス)TOTOシリーズの評価や比較
MOSS「TOTO」の特徴を比較してジャンルごとに適正を表にまとめました。それぞれの特徴が見えてくると思います。
BLACK SF | TOTO | BLACK | |
グラトリ | ◎ | ○ | ✕ |
ジブ | ◎ | ○ | ✕ |
キッカー | ○ | ◎ | ◎ |
ハーフパイプ | △ | ○ | ◎ |
フリーラン | ○ | ◎ | ◎ |
カービング | ○ | ◎ | ◎ |
初心者 | △ | ✕ | ✕ |
【TOTO BLACK SFの評価】
グラトリに最適といわれているのは「SF」になります。3つの中で最も柔らかいフレックスでディレクショナルですがとてもグラトリでも扱いやすい仕様となっています。
【TOTOの評価】
キャンバーですが、テール・ノーズ部分にロッカーが施されています。そのためターンの抜けもスムースに操作できます。
アイテムのアウトのときに引っかりが軽減されています。3種類のTOTOの中でも最もオールマウンテンを楽しめるスノーボードに仕上がっています。
【TOTO BLACKの評価】
MOSSのチームライダーでもある黒木誠さんが開発に大きく関わったTOTO BLACK。キャンバー形状ですが、ノーズ・テールに一部フラットがあることから踏むとノーズとテールが浮くためにパウダーも悠々滑ることができます。
キッカー・パイプのRにも合わせやすく抜けやすい状態で飛ぶことができます。
MOSS(モス)TOTOシリーズのユーザ―レビュー
MOSS(モス)TOTOシリーズの型落ちは?
MOSSのTOTOはあまり型落ちを見かけることがありません。そのため型落ちでサイズを見つけることができれば購入を検討してみましょう。以下より型落ちを探すことができますよ。
おすすめセッティングのビンディングは?
TOTOシリーズそれぞれについておすすめするビンディングを紹介しておきます。
TOTO BLACK SF
「TOTO BLACK SF」を選ぶ人の多くがグラトリに取り組んでいると思います。グラトリ向きのビンディングはいろいろとありますが、FLUXのDSWをおすすめします。ホールド感が良くて、とても楽しく遊べるビンディングです。
TOTO
「TOTO」を選ぶ人はオールラウンドにさまざまなことに取り組まれている方が多いと思います。そこで、UNIONのFORCEを組み合わせることがおすすめです。
TOTO BLACK
「TOTO BLACK」を選び方の多くがカービングターン・高速滑走を楽しむ方が多いと思います。そこではビンディングはレスポンスが良い硬めのビンディングを選んでいきましょう!いろいろとありますが、ここではFLUXのXVをおすすめします。
まとめ
MOSS SNOWBOARDSの板はどれも高性能なモノばかりです。今回紹介したTOTOシリーズは、その中でもオールラウンドモデルとなります。フレックスや板の内部構造が異なる3種類。どれがあなたのスタイルに合っているか確認できましたか?
グラトリメインは「TOTO BLACK SF」、オールラウンドにいろいろ楽しみたい方は「TOTO」、カービングターンを楽しみたいか方は「TOTO BLACK」。それぞれの用途に合わせて選んでくださいね!