【ボード】OGASAKA

【OGASAKA】CT-IZの評価と特徴を徹底解説!中上級者向けスノーボード

まさやん
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OGASAKA CT-IZは、多くのスノーボーダーから高い評価を受けているスノーボードです。

このボードは、中上級者向けに設計されており、特にカービング性能やフリースタイルでの使いやすさが魅力です。

この記事では、CT-IZの詳細なスペックや特徴、素材と構造、フレックスとトーション、さらにはサイドカーブとエッジグリップについて詳しく解説します。

また、カービングやフリーラン、ハーフパイプなど、さまざまなジャンルでの実際のパフォーマンスも紹介します。

プロライダーも使用するこの板の実力を理解し、自分に合ったスノーボード選びの参考にしていただければ幸いです。

この記事で分かること
  • OGASAKA CT-IZのスペックと特徴
  • フリースタイルやカービングでの性能
  • 各サイズの長さと幅、選び方
  • プロライダーによる評価と使用例

OGASAKA・CT-IZの評価と特徴

対象メンズ・レディース
形状キャンバー
シェイプディレクショナルツイン
ボードの硬さ10段階中7(硬い)
対象レベル中上級者
サイズ146,148,150,152
154,156,158,161

板の長さと幅

OGASAKA CT-IZは、さまざまな長さと幅のバリエーションがあります。

この板の長さは、146cmから161cmまでの幅広い選択肢があり、各ライダーの体格やスタイルに合わせて選ぶことが可能です

幅についても、各長さごとに適切に設計されており、例えば、146cmの板の幅は236mm、一方で161cmの板は251mmといった具合です。

このような多様なサイズ展開により、OGASAKA CT-IZは初心者から上級者まで幅広いスノーボーダーに対応しています。

特に、長さと幅のバランスが取れているため、安定したカービングやトリックを実現できる点が魅力です。

素材と構造

OGASAKA CT-IZの素材と構造についてですが、この板は高反発・高強度のポリエチレン素材を使用しています。

これにより、ライダーは優れた反発力と耐久性を享受できます。

また、板の中心には「TYPE-OG1」という大きなPCプレートが搭載されており、これが高速域での安定性を向上させ、ボードのバタつきを軽減します。

さらに、この板はイザナスという特殊素材が使用されており、これにより、ノーズからテールにかけての剛性が強化されています。

これにより、ライダーはより力強く、正確な操作が可能になります。

フレックスとトーション

OGASAKA CT-IZのフレックス(硬さ)とトーション(ねじれ)についてですが、この板はCTモデルよりも少し硬めに設計されています。

ノーズとテールに体重をかけると、簡単にはしならないしっかりとした硬さを感じることができます。

一方で、トーションに関しては、しっかりとボードがねじれる感覚があり、これが優れた操作性と安定性を提供します。

この硬さとねじれのバランスにより、OGASAKA CT-IZはカービング中級者から上級者までのライダーに適しています。

強い力でボードをしならせるスキルがあるライダーは、この板のポテンシャルを最大限に引き出すことができるでしょう。

サイドカーブとエッジグリップ

OGASAKA CT-IZのサイドカーブとエッジグリップについてですが、この板は優れたカービング性能を持っています。

サイドカーブは、板の長さに応じて異なり、例えば、146cmの板は7.6m-7.3mのサイドカーブを持ち、161cmの板は9.1m-8.8mのサイドカーブを持っています。

これにより、スムーズなターンと高い操作性が実現されています。

エッジグリップも非常に優れており、高速でのカービングやトリック時にしっかりと雪面を捉えることができます。

これにより、安定した滑りとともに、ダイナミックなターンやトリックが可能です。特に、エッジのグリップ力が強化されているため、硬い雪面やアイスバーンでも安心して滑ることができます。

OGASAKA・CT-IZのジャンル別評価

適性が高いジャンル

カービング

カービング
パウダー
レース
操作性・大回り
操作性・小回り
衝撃吸収性

フリースタイルでの性能

OGASAKA CT-IZは、フリースタイルのパフォーマンスにおいて優れた性能を発揮します。

この板は高反発・高強度のポリエチレン素材を使用しており、これによりジャンプやトリック時に優れた反発力を提供します。

また、イザナス素材の使用により、ノーズとテールが強化されており、ライダーはより高いトリックを実現できます。

さらに、板の硬さとトーションのバランスが良いため、スムーズな操作と安定したランディングが可能です。

このため、フリースタイルの初心者から上級者まで、幅広いレベルのライダーが楽しむことができます

カービングでの安定性

OGASAKA CT-IZは、カービング性能においても非常に高い評価を受けています。

板のサイドカーブとエッジグリップが優れており、ターンの入りが滑らかで、切り返しもスムーズです。

特に、PCプレート「TYPE-OG1」の搭載により、高速域での安定性が向上し、ボードのバタつきが軽減されています。

これにより、ライダーは高速でのカービング時にもしっかりと雪面を捉えることができ、安定した滑りを実現できます。

また、強い反発力がダイナミックなターンを可能にし、見応えのあるカービングを楽しむことができます

フリーランでの使い勝手

OGASAKA CT-IZは、フリーランでもその性能を十分に発揮します。

この板は、どんな速度域でも扱いやすい操作性を持っており、ライダーは自由に滑走を楽しむことができます。

また、強い反発力としっかりとしたエッジグリップにより、フリーラン中のトリックやカービングもスムーズに行えます。

さらに、イザナス素材の使用により、ノーズからテールまでの剛性が高まり、安定した滑りと優れた操作性を提供します。

これにより、初心者から上級者まで、どのレベルのライダーでも安心してフリーランを楽しむことができます

ハーフパイプでの実力

OGASAKA CT-IZは、ハーフパイプでもその実力を発揮します。この板は、高反発・高強度の素材を使用しているため、高さのあるジャンプやトリックが可能です。

特に、プロライダーである玉田貴や小林創也が使用していることからも、その性能の高さが伺えます。

ハーフパイプでの滑りにおいても、優れたエッジグリップと安定性を提供し、ライダーは安心して高度な技術を試すことができます。

また、板の硬さとトーションのバランスが良いため、スムーズな操作と安定したランディングが実現できる点も大きな特徴です。

OGASAKA CT-IZにおすすめのセッティング

OGASAKA CT-IZにおすすめのビンディング

OGASAKA CT-IZのポテンシャルを最大限に引き出すためには、ビンディング選びが非常に大きなウェイトを占めます。

このボードはCTシリーズの中でも反発力が強く、フレックスも少し硬めの「7/10」に設定されているため、足元のレスポンスが鈍いと板の性能を活かしきれない可能性があるからです。

基本的には、板の硬さに負けない「レスポンスの良いミディアムハード〜ハードフレックス」のモデルを選ぶのが正解への近道と言えるでしょう。

柔らかすぎるビンディングだと、IZ特有の「イザナス」による強い反発に対して力が逃げてしまい、切り返しのテンポが遅れてしまうことがあるので注意が必要です。

FLUX:CV or XF

CT-IZとのマッチングで真っ先に名前が挙がるのが、FLUXの「CV」や「XF」といったモデルです。

特にここ数年でカービングユーザーから絶大な支持を集めている「CV」は、ヒールカップが高く設計されており、深いカービングターンをした際のドラグ(雪面への接触)を防ぐだけでなく、角付けの反応速度が劇的に向上します。

CT-IZが持つ強力なエッジグリップと、CVのダイレクトなパワー伝達が組み合わさることで、雪面を切り裂くような鋭いターンが可能になるはずです。

もしもう少しオールラウンドな扱いやすさを残したいのであれば、長年の定番である「XF」を選ぶのも良い選択肢になります。XFはCVよりも少しベースプレートの踏み心地に遊びがあり、フリーランやちょっとしたトリックも織り交ぜたいライダーに適しています。

UNION:ATLAS / FORCE

海外ブランドであれば、UNIONの「ATLAS(アトラス)」が非常に相性が良いですね。ATLASはベースプレートがしっかりとしており、高速域での安定感が抜群です。FLUXに比べると少し振動吸収性に優れているため、荒れたバーンを滑走する際も足への負担を軽減しつつ、CT-IZのバタつきを抑えてくれる効果が期待できます。

また、もう少しマイルドな操作感を好むなら「FORCE(フォース)」も候補に入りますが、CT-IZの反発力に対して負けないようにしっかりと踏み込む脚力が求められるかもしれません。カービングのキレを最優先するならATLAS、地形遊びなども含めた自由度を求めるならFORCEといった使い分けがおすすめです。

ブランドモデル名硬さCT-IZとの相性ポイント
FLUXCV硬め深いカービングに特化。ドラグしにくい。
FLUXXFやや硬め反応と操作性のバランスが良い王道モデル。
UNIONATLASやや硬め高速安定性が高く、振動吸収性にも優れる。

このように、CT-IZの「硬めで高反発」という特性を殺さないためには、足元をしっかりと固めてパワーを逃がさないビンディングを選ぶことが、理想のライディングへの第一歩となります。

OGASAKA CT-IZにおすすめのブーツ

ビンディングと同様に、ブーツ選びもCT-IZを乗りこなす上で極めて重要な要素です。ブーツはライダーの意思を最初に板へ伝えるインターフェースであり、ここが柔らかすぎると、CT-IZのような強い反発力を持つボードを抑え込むことが難しくなってしまいます。

特に高速カービング中にG(重力加速度)がかかった際、ブーツの足首周りが簡単に潰れてしまうようでは、エッジに十分な圧力をかけることができません。そのため、足首のホールド感が高く、前方へのフレックス(前傾)もしっかりとした剛性のあるモデルを選ぶのが望ましいといえます。

DEELUXE:EDGE / DEEMON

カービング愛好家から圧倒的な支持を得ているのがDEELUXEの「EDGE(エッジ)」です。このブーツは名前の通りエッジング操作に特化しており、足首周りの剛性が非常に高く設計されています。CT-IZに乗って限界まで倒し込むようなターンを目指すのであれば、このEDGEが最強のパートナーになるはずです。

もしEDGEだと硬すぎて疲れそうだと感じる場合は、「DEEMON(ディーモン)」という選択肢もあります。こちらは硬さの中にも適度なしなやかさがあり、カービングだけでなく地形でのジャンプやパウダーランなど、全地形をアグレッシブに攻めたいライダーにフィットします。CT-IZのオールラウンドな側面を重視するならDEEMONも非常に相性が良いでしょう。

BURTON:ION / PHOTON

スノーボードブーツの王道であり、完成された剛性を持つのがBURTONの「ION(アイオン)」です。長年ラインナップされているだけあり、その反応の良さとへたりにくさは一級品です。CT-IZの強い反発を受け止めてもビクともしないタフさがあり、正確なボードコントロールを長時間維持することができます。

また、IONよりも少し遊び心を持たせたい、あるいは足入れの快適さを優先したい場合は「PHOTON(フォトン)」も悪くありませんが、CT-IZの性能をフルに発揮させるという意味では、やはりIONクラスのレスポンスがあった方が、板の挙動がより鮮明に感じられるかと思います。

RIDE(ライド):INSANO / THE 92

近年、カービングユーザーの間で評価が急上昇しているのがRIDEのブーツです。特に「INSANO(インサノ)」は業界トップクラスの硬さを誇り、ほんの少しの体重移動でも即座に板へと伝わります。CT-IZを「切れるナイフ」のように鋭く扱いたい上級者にとっては、たまらない一体感が得られるでしょう。

ブランドモデル名フレックスおすすめタイプ
DEELUXEEDGE非常に硬いフルカービング・テクニカル志向
DEELUXEDEEMON硬めオールマウンテン・高負荷ライディング
BURTONION硬め信頼性重視・正確なコントロール
RIDEINSANO非常に硬い超高速域・ダイレクトな反応を好む人

ブーツ選びにおいて大切なのは、自分の足の形に合っていることは大前提として、CT-IZの「強さ」に見合ったサポート力があるかどうかです。柔らかいブーツで楽をするよりも、しっかりとした剛性のあるブーツを選んだ方が、結果的に少ない力で板をコントロールでき、CT-IZの魅力を存分に味わえることにつながります。

まとめ:OGASAKA・CT-IZの評価について

OGASAKA CT-IZは、その優れた性能と多用途性により、中上級者に特に適したスノーボードです。CT-IZは、146cmから161cmまでの幅広いサイズ展開があり、各ライダーの体格やスタイルに合わせた選択が可能です。

高反発・高強度のポリエチレン素材を使用し、PCプレート「TYPE-OG1」を搭載することで、高速域での安定性とボードのバタつきを軽減しています。

さらに、イザナス素材によりノーズからテールまでの剛性が強化され、力強く正確な操作が可能です。この板は、フリースタイル、カービング、フリーラン、ハーフパイプといった多様なジャンルで高いパフォーマンスを発揮します。

特にカービング性能は、ターンの入りが滑らかで切り返しもスムーズです。エッジグリップも優れており、高速カービングやトリック時にしっかりと雪面を捉えます。

プロライダーも使用するCT-IZは、初心者から上級者まで、幅広いレベルのライダーに対応できる頼もしい一枚です。

安定した滑りと優れた操作性を提供するこの板は、スノーボードの楽しさをさらに広げることでしょう。

ABOUT ME
まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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