グラトリ中級者におすすめの板8選!ステップアップできるモデルの選び方

まさやん
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グラトリの基本的なトリックに慣れ、次のステップに進みたいと考えている中級者にとって、板選びは非常に大切な分岐点です。

今の板では少し物足りなさを感じていたり、高回転スピンや安定したプレスといった、より高度な技に挑戦したいという思いがあるかもしれません。

中級者が上達を目指すためには、技術だけでなく、その技術を引き出してくれる適切なギア、特に自分に合ったスノーボード板を見つけることが鍵となります。

この記事では、グラトリ中級者におすすめの板というテーマで検索されているあなたの疑問に答えるため、ステップアップを強力にサポートするモデルの選び方から、具体的なおすすめモデルまでを詳しく解説していきます。

要点
  • 中級者がグラトリで上達するために必要な板の特性
  • ソフトフレックスやハイブリッド形状が選ばれる具体的な理由
  • 自身のスタイルに合ったモデルを見極めるための比較ポイント
  • 厳選された中級者向けグラトリ板8モデルの詳細な特徴

中級者のグラトリ板おすすめの選び方

中級者がさらなる高みを目指すためには、板の特性を理解し、自分の目指すスタイルに合ったものを選ぶ必要があります。ここでは、ステップアップのために注目すべき板の選び方について、5つの重要なポイントを解説します。

  • なぜソフトフレックスが推奨されるのか
  • 操作性を左右するボード形状とは
  • ツインチップが必須とされる理由
  • ハイブリッドキャンバーの優位性
  • 中級者が注目すべきソールの種類

なぜソフトフレックスが推奨されるのか

グラトリ中級者がステップアップを目指す際、板のフレックス(硬さ)選びは非常に大切です。一般的に、グラトリには「ソフトフレックス(柔らかい板)」が推奨されます。

その理由は、板のしならせやすさにあります。グラトリの多くの技、特にプレス系のトリック(ノーズプレスやテールプレスなど)は、板を意図的にしならせることでスタイルを出します。

ソフトフレックスの板は、硬い板に比べて少ない力で簡単にしならせることができるため、技の習得や安定性の向上に直結します。

また、低速域でのコントロール性能が高い点もメリットです。中級者が新しい技を練習する際は、まず低速で動きを確認することが多くなります。柔らかい板は低速でも板が雪面を捉えやすく、細かい操作が利きやすいため、練習効率が上がると考えられます。

一方で、デメリットや注意点も存在します。あまりにも柔らかすぎる板を選ぶと、高速域での安定性が低下する傾向があります。オーリーやノーリー(ジャンプ系の技)で強い反発が欲しい場合、柔らかすぎると力が逃げてしまい、高さが出にくいと感じるかもしれません。

そのため、中級者の方には、単に柔らかいだけでなく、プレスはしやすいものの、芯材(コア)に反発力を持たせた「ミドルソフト」のフレックスを選ぶことも一つの良い選択肢となります。

操作性を左右するボード形状とは

スノーボードの性能を決定づける最も大きな要素が、ボードの形状(キャンバー構造)です。グラトリ中級者の操作性を左右する主な形状には、以下の3タイプが挙げられます。

キャンバー

板を平らな場所に置いた際、中央部分が浮き上がるアーチ状の伝統的な形状です。 メリットは、エッジグリップ力と反発力の高さにあります。

板をしならせた分だけ強い反発が返ってくるため、オーリーやノーリーで高さを出したい「弾き系」のグラトリに適しています。

デメリットは、エッジが雪面に引っかかりやすい点です。特に中級者がスピン系の技を練習する際、意図しない逆エッジのリスクが伴います。

ロッカー(リバースキャンバー)

キャンバーとは逆に、板の中央部分が雪面に接し、ノーズとテールが浮き上がった船底のような形状です。

メリットは、圧倒的な操作性の高さとエッジの引っかかりにくさです。板がフラットな状態でもエッジが雪面から離れているため、プレスやバター系(板をずらす動き)のトリックが非常に容易になります。

デメリットは、キャンバーに比べて反発力が弱く、エッジグリップも劣る点です。高速でのカービングや強いジャンプには向きません。

ハイブリッド(ダブルキャンバーなど)

上記2つの特性を併せ持つ形状で、現在のグラトリシーンで主流となっています。代表的な「ダブルキャンバー」は、両足下がそれぞれキャンバー形状で、板の中央とノーズ・テールがロッカー形状になっています。

メリットは、キャンバーの反発力とロッカーの操作性を両立している点です。足元のキャンバーが反発を生み出し、中央のロッカー部分がプレスの支点となり、さらにノーズとテールが浮いているため引っかかりにくい、まさに「良いとこ取り」の構造です。

中級者が技の幅を広げる上では、操作性と反発のバランスが取れたハイブリッド形状が、最も強力な武器になると考えられます。

ツインチップが必須とされる理由

グラトリにおいて、ボードのシェイプ(輪郭)は「ツインチップ」であることがほぼ必須条件とされます。

ツインチップとは、ノーズ(先端)とテール(後端)の形状が全く同じで、ビンディングを取り付けるインサートホール(ネジ穴)も板の中心に対して対称(シンメトリー)に配置されているボードを指します。

グラトリの練習を始めると、必ず「スイッチスタンス」(通常とは逆のスタンスで滑ること)での滑走やトリック練習が必要になります。例えば、フロントサイド180(半回転)の技を習得すれば、着地後はスイッチで滑り続ける必要があります。

もし、ノーズとテールの長さや硬さが異なる「ディレクショナル」形状の板を使用していると、レギュラースタンス(通常の滑り方)とスイッチスタンスとで、板の操作感が全く異なってしまいます。これでは、技の精度を上げることが非常に困難です。

ツインチップであれば、どちらの向きで滑っていても板の挙動が同じであるため、スイッチでのトリック練習に違和感がなく、上達の妨げになりません。このため、グラトリを本格的に行う上ではツインチップ以外の選択肢は考えにくいと言えます。

ハイブリッドキャンバーの優位性

前述の通り、ボード形状の中でも「ハイブリッドキャンバー」は、グラトリ中級者にとって特に大きな優位性を持っています。

ハイブリッドキャンバー(ダブルキャンバーやWキャンバーとも呼ばれます)の最大の利点は、相反する要素を高い次元で両立できる点にあります。

第一に、プレスの安定性です。板の中央部分がロッカー形状(浮き上がっている)になっているモデルが多く、この部分が支点として機能します。これにより、ノーズやテールを軽い力で持ち上げやすく、プレス系の技で安定した状態をキープしやすくなります。

第二に、エッジの引っかかリにくさです。ノーズとテールもロッカー形状になっているため、雪面へのコンタクトポイント(接雪点)が従来のキャンバーボードよりも内側に入っています。これにより、スピン系の技で板を回した際にエッジが不意に雪面に食い込むリスクが大幅に軽減されます。

第三に、十分な反発力です。両足の下に配置されたキャンバー部分が、オーリーやノーリーの際にしっかりと踏み込む力を反発力に変えてくれます。ロッカーボードの弱点であった「弾きの弱さ」を克服し、高さのあるトリックも可能にします。

このように、ハイブリッドキャンバーは「プレスやスピンのしやすさ」と「ジャンプの反発力」を兼ね備えており、中級者がトリックのバリエーションと質を同時に高めていくために最適な形状と考えられます。

中級者が注目すべきソールの種類

見落としがちですが、板の裏側(滑走面)である「ソール」の種類も、グラトリの上達に影響を与えます。ソールには主に2つの種類があります。

エクストゥルーデッドソール

製造コストが低く、比較的安価なボードに使用されることが多いソールです。

メリットは、ワックス(滑走性を高めるロウ)が抜けにくく、メンテナンスが非常に楽である点です。

また、傷がついても比較的修復が容易です。 デメリットは、素材自体の密度が低いためワックスの浸透量が少なく、滑走性が高くない点です。

シンタードソール

高密度な素材を焼き固めて作られるソールで、中価格帯以上のボードに多く採用されています。 メリットは、素材の密度が高く、目に見えない無数の穴にワックスを多く浸透させることができるため、非常に高い滑走性を発揮する点です。

デメリットは、ワックスが抜けやすく、性能を維持するためにはこまめなワックスがけ(メンテナンス)が必要になる点です。メンテナンスを怠ると、エクストゥルーデッドソールよりも滑らなくなることさえあります。

グラトリ中級者には、シンタードソールがおすすめです。なぜなら、高い滑走性はトリックの成功率に直結するからです。

特に緩斜面や春の湿った雪でグラトリを行う際、滑走性が低いとスピードが維持できず、技を仕掛ける前に失速してしまいます。

こまめなメンテナンスは必要になりますが、いつでも安定したスピードを確保できるシンタードソールを選ぶことが、上達への近道となります。

グラトリ中級者におすすめ板を解説

ここからは、前述した選び方のポイント(ソフトフレックス、ツインチップ、ハイブリッド形状、シンタードソールなど)を踏まえ、グラトリ中級者のステップアップに最適な具体的なモデルを8つ厳選して解説します。

  • FNTC – TNT R:低速域でも扱いやすい
  • BATALEON – DISASTER:引っかかりにくい操作性
  • K2 – GEOMETRIC:プレスやバター系に最適
  • LIB TECH – SKATE BANANA:楽なスピンとプレス性能
  • RIDE – KINK:耐久性が高く練習に最適
  • GNU – MONEY:安定性とエッジグリップ
  • SALOMON – THE VILLAIN:中級者のステップアップに
  • ALLIAN – DAMAGE:パークやジブにも対応

FNTC – TNT R:低速域でも扱いやすい

FNTCの「TNT R」は、日本人の体型や日本のゲレンデ環境に合わせて設計されており、グラトリシーンで絶大な人気を誇るモデルの一つです。

この板の最大の特徴は、「V-ROCKER」と呼ばれるダブルキャンバー形状と、非常に柔らかいフレックスの組み合わせにあります。

この設計により、低速域でも板が雪面をしっかりと捉え、まるでスケートボードのように自由自在にコントロールできる操作性を実現しています。

中級者が新しいスピンやプレス系の技を習得する際、少ない力で簡単に板をしならせたり、回したりできるため、恐怖心なく練習に集中できます。

ノーズとテールに内蔵されたハニカムコア(蜂の巣状の軽量素材)が板の先端を軽くし、回転数を上げたい高回転スピンの練習にも最適です。

反発力も十分に備えており、柔らかいながらも弾き系のトリックにも対応します。グラトリの基礎から応用まで、幅広くカバーできる扱いやすさが魅力です。

ただし、非常に柔らかい設定のため、高速でのフリーランやカービングの安定性は、硬めの板に比べると一歩譲る点には留意が必要です。

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BATALEON – DISASTER:引っかかりにくい操作性

BATALEON(バタレオン)の「DISASTER」は、独自の「3BT(Triple Base Technology)」を搭載したモデルで、特にジブやグラトリでのパフォーマンスを追求しています。

3BTとは、ソールの形状が3つの面に分かれている船底のような構造を指します。板の中央部分はフラットですが、エッジサイド(両端)が緩やかに反り上がっています。

この構造により、板をフラットにしてもエッジが雪面に引っかかりにくく、プレスやスピン時の意図しない逆エッジを劇的に軽減します。

DISASTERは、緩やかなキャンバーとソフトフレックスを組み合わせており、特にプレス系の技が非常に安定します。3BTの効果で、プレス中に板が多少傾いてもエッジが引っかからず、技のメイク率を格段に上げてくれます。

スケートライクな乗り味を好み、逆エッジを恐れずに新しい技に挑戦したい中級者にとって、この板の操作性は大きな武器となるでしょう。

注意点としては、3BT特有の乗り味に慣れが必要な場合があることです。エッジの切り替えに少し独特の感覚があるため、購入前に試乗してみるのも良い選択です。

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K2 – GEOMETRIC:プレスやバター系に最適

K2の「GEOMETRIC」は、初心者から中級者がグラトリやパークでスキルアップするために設計されたモデルです。

形状は「ツインコンビネーションキャンバー」を採用しています。これは、両足の間がキャンバーで、足の外側からノーズとテールにかけてがロッカーになっているハイブリッド構造です。

この設計により、プレスやバター系のトリック(板をずらす技)を行う際にはロッカー部分がルーズな操作感を提供し、ジャンプやターンで踏み込みたい時には足元のキャンバーがしっかりと反発とグリップを生み出します。

フレックスはソフトに設定されており、少ない力で板をコントロールできます。特にプレスの練習においては、簡単に板がしなってくれるため、スタイルを出しやすいのが特徴です。

耐久性のあるソール(エクストゥルーデッド)を採用しているモデルが多く、メンテナンスが比較的容易な点も、練習に集中したい中級者には嬉しいポイントです。

ただし、前述の通り、滑走性においてはシンタードソールに劣るため、緩斜面でのスピード維持には少し不利になる場合があります。

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LIB TECH – SKATE BANANA:楽なスピンとプレス性能

LIB TECH(リブテック)の「SKATE BANANA」は、スノーボード界に革命をもたらした「バナナテクノロジー(BTX)」、すなわちセンターロッカー・両足下キャンバーというハイブリッド構造の元祖とも言えるモデルです。

最大の特徴は、このBTX形状と「マグネトラクション」と呼ばれる波型のエッジの組み合わせです。センターロッカーがもたらす浮遊感と簡単な操作性、そして波型のエッジがアイスバーン(硬い雪面)でもしっかりとグリップする性能を両立しています。

グラトリにおいては、ロッカーベースの特性が強く出るため、プレスやスピン、バター系のトリックが非常に楽に行えます。板がクルクルと回しやすい感覚は、スピンの回転数を上げたい中級者の練習に最適です。

両足下のキャンバーが反発もサポートしますが、どちらかと言えば「弾く」よりも「遊ぶ」感覚が強い板です。

フリーランやパウダーランも楽しめるオールラウンド性も魅力ですが、グラトリでの強い弾きや高速安定性を最優先する場合には、他の選択肢も検討する価値があるかもしれません。

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RIDE – KINK:耐久性が高く練習に最適

RIDE(ライド)の「KINK」は、その名の通りストリートやパークでのハードな使用(ジブなど)を想定して設計された、耐久性の高いモデルです。

この板の特筆すべき点は、RIDE独自の「Slimewalls®(スライムウォール)」というウレタン素材のサイドウォールを採用している点です。

これにより、衝撃吸収性が非常に高く、レールやボックスでの衝撃を和らげるだけでなく、グラトリの練習中に受けるダメージに対しても高い耐久性を発揮します。

形状は「ツインハイブリッドロッカー」を採用。センターがロッカーで、足元から外側がキャンバーというSKATE BANANAに近い構造ですが、より安定性を重視した設計になっています。

ソフトなフレックスとルーズな操作感を持ちつつ、タフな作りになっているため、失敗を恐れずに何度も同じトリックに挑戦し続ける中級者の練習用ボードとして最適です。

シンタードベースを採用しており、滑走性も確保されています。グラトリだけでなく、パークやジブにも本格的に挑戦したい中級者には、非常に頼りになる一本です。

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GNU – MONEY:安定性とエッジグリップ

GNU(グヌー)の「MONEY」は、LIB TECHと同じマーヴィン社が製造するボードで、高いコストパフォーマンスが魅力のモデルです。

形状は「C2E」と呼ばれるハイブリッド構造を採用しています。これは、両足下のキャンバーがより大きく、センターのロッカーがマイルドな設定になっており、SKATE BANANA(BTX)よりもキャンバーの特性(反発と安定性)を少し強めたバランス型です。

もちろん、LIB TECHと同様に「マグネトラクション(波型エッジ)」も搭載しており、アイスバーンでのエッジグリップは抜群です。

ソフトなフレックスでありながらも、足元のキャンバーがしっかりしているため、グラトリでのプレスやスピンの操作性と、フリーランでの安定感を両立したい中級者に適しています。

「MONEY」という名前の通り、高性能なハイブリッドボードを比較的手頃な価格で手に入れられる点も大きなメリットです。初めてのハイブリッドボードとしても選びやすいモデルと言えます。

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CAPiTA – PATHFINDER:操作性重視のソフトハイブリッド

CAPiTA(キャピタ)の「PATHFINDER」は、グラトリやパークでの創造的なライディングを追求するために設計されたソフトフレックスモデルです。

形状は「PARK V1 Profile」というハイブリッドキャンバー構造を採用しています。これは、両足の間がフラット(ゼロキャンバー)で、足の外側がキャンバー、そしてノーズとテールにかけてが緩やかなロッカーになっているのが特徴です。

この設計により、センターのフラット部分がプレス系のトリック時に安定した土台として機能し、ノーズとテールのロッカー部分がエッジの引っかかりを劇的に軽減します。

フレックスは非常に柔らかく設定されており、少ない力でも簡単に板をしならせることが可能です。中級者がプレスの形を覚えたり、スタイリッシュな動きを練習したりするのに最適です。

足元のキャンバー部分は、ソフトな乗り味の中にもオーリーの反発をしっかりサポートしてくれます。

ただし、非常にソフトフレックスなため、高速域でのカービング安定性やハードなランディングでの許容範囲は、同ブランドの「D.O.A.」のようなミドルフレックスの板と比較すると一歩譲ります。操作性や遊びやすさを最優先する中級者に向いているモデルです。

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ALLIAN – DAMAGE:パークやジブにも対応

ALLIAN(アライアン)の「DAMAGE」は、軽量でソフトなフレックスが特徴のツインチップボードで、特にパークやジブ、そしてグラトリで高い性能を発揮します。

形状は「ミッドキャンバー」を採用しています。これは、従来のキャンバーよりも高さを抑えた設定で、キャンバー特有の反発力やエッジグリップを維持しつつ、操作性を向上させたものです。

この板の大きな特徴は、その軽さにあります。板が軽いため、スピン系のトリックで板を回しやすく、少ない力でオーリーを仕掛けることができます。

ソフトなフレックスとミッドキャンバーの組み合わせは、弾き系のグラトリにも乗り系のグラトリにも対応しやすく、中級者が自分のスタイルを確立していく過程をサポートします。

滑走性も高く、パークのキッカーへのアプローチなどでもスピードを維持できます。グラトリをメインにしつつも、パークやジブアイテムにも積極的に入っていきたいアクティブな中級者におすすめのモデルです。

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まとめ:グラトリ中級者におすすめな板について

この記事では、グラトリ中級者がステップアップするために最適な板の選び方と、具体的なおすすめモデルについて解説しました。最後に、今回の重要なポイントをまとめます。

  • グラトリ中級者は次のステップへ進むために板選びが重要
  • ソフトフレックスは板をしならせやすくプレス系の技習得に適している
  • 柔らかすぎると高速安定性や反発力が不足する場合がある
  • 中級者には反発も備えたミドルソフトのフレックスもおすすめ
  • ボード形状は主にキャンバー、ロッカー、ハイブリッドの3種
  • キャンバーは反発力とグリップ力に優れるが引っかかりやすい
  • ロッカーは操作性が高いが反発力やグリップは劣る
  • ハイブリッドは操作性と反発力を両立し中級者に最適
  • グラトリにはスイッチスタンス練習のためツインチップが必須
  • ハイブリッドキャンバーはプレスの安定と逆エッジ軽減に優れる
  • ソールは滑走性を重視しシンタードソールを選ぶのが望ましい
  • FNTC TNT Rはダブルキャンバーで低速操作性が抜群
  • BATALEON DISASTERは3BT技術で逆エッジを劇的に軽減
  • K2 GEOMETRICはプレスやバター系に適したハイブリッド
  • LIB TECH SKATE BANANAはBTXとマグネトラクションで操作性が高い
  • RIDE KINKは耐久性が高くハードな練習に最適
  • GNU MONEYはC2E形状とマグネトラクションのバランス型
  • CAPITA PATHFINDERは操作性重視のソフトハイブリッド
  • ALLIAN DAMAGEは軽量なミッドキャンバーでパーク併用

この他にもグラトリにおすすめな板をまとめた記事もあるため参考になれば幸いです。

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フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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