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バックカントリーにおすすめなスプリットビンディング厳選8モデル

まさやん
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バックカントリーでのスノーボーディングは、一般的なリゾート滑走とは異なり、特別な装備とテクニックが求められます。

その中でも、スプリットビンディングの選び方は非常に重要なポイントとなります。

この記事では、バックカントリーでのスノーボーディングに最適なスプリットビンディングを厳選してご紹介します。

各モデルは、耐久性、快適性、そしてパフォーマンスに優れ、バックカントリーでの厳しい条件でも信頼できるものばかりです。

ぜひ、この記事を参考にして、自分に最適なスプリットビンディングを見つけてください。

バックカントリーのスプリットビンディングの選び方

  • スプリットビンディングの種類と特徴
  • 軽量性と耐久性のバランス
  • 安全性を重視した機能選び
  • スノーブーツとの互換性確認
  • 登坂・滑降の切替え方法と操作性

スプリットビンディングの種類と特徴

スプリットビンディングには主に「ピンタイプ」と「プレートタイプ」の2種類があります。それぞれの特徴を理解することで、どちらが自分に合っているかが見えてくるでしょう。

ピンタイプのスプリットビンディングは、ビンディングをピンで固定する方式です。ピンを差し込むだけで固定でき、シンプルで軽量な設計が特徴です。このタイプはビンディングの装着が簡単で、スムーズに切り替えができます。しかし、シンプルな分、雪や氷が詰まると固定が難しくなる場合もあるため、雪質や状況に応じた使用が求められます。

一方で、プレートタイプのスプリットビンディングは、プレート全体でしっかり固定するタイプです。プレートが全体を支えるため安定性が高く、滑降時のパフォーマンスも向上します。このタイプは少し重めで、登坂時の操作性が劣る場合もありますが、その分滑降での安定感を重視したい人にはおすすめです。

初心者や軽量な装備を重視する人にはピンタイプ、滑降時のパフォーマンスを求める人にはプレートタイプが向いています。いずれにしても、自分の滑り方や使用環境に合ったビンディングを選ぶことが重要です。

軽量性と耐久性のバランス

スプリットビンディングを選ぶ上で、軽量性と耐久性のバランスを取ることが重要です。登坂の場面が多いバックカントリーでは、少しでも装備が軽い方が負担を減らせます。軽量性を優先することで、登りの消費体力を抑え、効率的な移動が可能です。

軽量タイプのビンディングはアルミや樹脂を使用していることが多く、重さを減らすことに成功しています。ただし、軽量化のために強度が犠牲になることがあり、岩や氷との接触が多い場所では注意が必要です。強度が足りないと、長期間の使用で損耗が早まる可能性もあります。

一方、耐久性の高いビンディングは、重量は少し増すものの、しっかりとした金属製で、滑降時や雪崩などの圧力にも耐えられる頑丈な作りが特徴です。滑りを重視する人や長期間同じビンディングを使いたい人に向いています。軽量性と耐久性のどちらを重視するかは、使用目的や体力、滑り方に合わせて選ぶことが大切です。

安全性を重視した機能選び

バックカントリーでは安全性が何よりも重要です。そのため、スプリットビンディングには滑降時や登坂時に安定感を確保するためのさまざまな安全機能が求められます。まず、登坂時に足首を支える「ハイバック」機能がついているビンディングを選ぶことで、斜面での安定性が向上します。ハイバックは足の後ろ側を支えてくれるため、滑降時のコントロールがしやすくなり、斜面でのバランスが取りやすくなります。

また、滑降時の安全性を高めるため、しっかりとしたストラップを備えたビンディングも重要です。ストラップは足とビンディングを密着させ、ビンディングから足が外れないようにする機能を果たします。ストラップがしっかりと固定されることで、バランスを崩しにくくなり、安全な滑走が可能です。

さらに、ビンディングが固定されるポイントが緩んでしまうと滑りが安定しないため、しっかりとした固定システムを備えたビンディングもチェックするべきポイントです。安全性を重視したビンディングを選ぶことで、快適で安全なバックカントリー体験が可能となります。

スノーブーツとの互換性確認

スプリットビンディングを選ぶ際には、使用するスノーブーツとの互換性を確認することが必須です。互換性が合わないと装着ができなかったり、無理に装着するとビンディングやブーツに負荷がかかり、滑りが安定しないことがあります。ビンディングとブーツがしっかりフィットすることで、より安定した滑りが実現できます。

特に、最近のスプリットビンディングはさまざまなブーツに対応しているものもありますが、すべてのブーツに対応しているわけではありません。メーカーによっては、特定のビンディングが指定のブーツとしか適合しない場合もあります。そのため、購入前に事前に確認し、実際に装着してフィット感を確かめるのが理想的です。

また、互換性を確認する際には、ブーツがビンディングにきちんとはまるだけでなく、ストラップやバックルがしっかり締まるかも確認が必要です。ストラップが緩いと滑りが不安定になり、安全性も低下する可能性があるため、互換性とフィット感の両方を重視して選びましょう。

登坂・滑降の切替え方法と操作性

スプリットビンディングは登坂時と滑降時でモードを切り替える必要があります。そのため、切替え方法が簡単で素早く行えるかどうかは重要なポイントです。登坂の途中で止まって切替えを行うことが多いため、頻繁に手間がかかる切替えだと、体力が消耗しやすく、効率が下がってしまいます。

一般的に、ピンやレバーで切替えを行うタイプが多く、それぞれの操作性が異なります。初心者には、少ないステップで簡単に切り替えができるレバータイプが適していますが、ピンタイプは登りの安定性が高いとされ、経験者には好まれる傾向があります。

また、滑降時には固定力が必要となり、滑降に適したモードでしっかりと足を支えてくれるかも確認が必要です。しっかりした固定ができないと、滑りが不安定になるため、滑降と登坂それぞれの操作性を体感してから購入するのがおすすめです。

バックカントリーにおすすめなスプリットビンディング

スプリットボードのビンディングは他のビンディングと比較して形状が特殊です。ボードが中心で割れてスキー板のようになるためビンディングも従来と方向が異なります。

また、スキー形状にしたときに着脱の簡易さも求められているため専用のマウンティングになっています。

基本的に各ブランドに1モデルある程度、スプリットボードのビンディングを取り扱っていないブランドもあります。

その中でもスプリット専門ブランドもあり「karakoram」「SPARK R&D」が2強です。ここでは、おすすめのスプリットビンディングをさまざまなブランドから紹介してきます。

【BURTON】HITCHHIKER(ヒッチハイカー)

HITCHHIKERは、ハイキングと滑走の両方で優れた快適性を提供するビンディングです。特にバックカントリーでの使用において、その信頼性と性能が際立ちます。

遠くのトレイルでさえ、BurtonとスパークR&Dの共同開発によるこのビンディングの高い快適性と耐久性が明らかになります。

このビンディングは、冒険心をくすぐるような雪山での体験をさらに刺激的にします。独自の設計と頑丈な構造により、長い時間の使用でも快適性が維持されます。

テスラ T1ベースプレートは、モードの切り替えをスムーズかつ迅速に行い、確かなストラップシステムが持続的な使用をサポートします。

バックカントリーを探求する冒険者にとって、HITCHHIKERは最適な選択肢です。その多機能性と信頼性で、アウトドア活動をより楽しく、快適にします。

【BURTON】STEP ON SPLIT(ステップオンスプリット)

【BURTON】Men’s ステップオンスプリット

STEP ONには新しいモデル「STEP ON SPLIT」がついに登場!シンプルで効率的なシステムで、スプリットでのライディングに新たな体験をもたらします。

この新しい機能により、より簡単にスプリットでの乗り心地を楽しむことができます。

さらに、スプリットビンディングは快適性と安定性を向上させ、滑走中に安心感をもたらします。

これにより、より自由な滑走スタイルを追求することができるでしょう。

スプリットバインディングは、ライダーにとって革新的な選択肢となり、新しい冒険を可能にします。

【K2】FAROUT(フォールアウト)

K2ファーアウトスプリットボード・ビンディングは、バックカントリー探索に最適なサポートを提供し、モード切替の時間を短縮します。

中程度の剛性を持つアルミ製フレームを採用し、CNC加工で精密に成形されています。高耐久のレキサン製ハイバックは、ツーリングと滑走の間で簡単に設定変更が可能です。

スプリットモードでは、ヒールロックを短時間でスライドさせることで、ビンディングを素早く固定・解除できます。

Sender™ 3Dアンクルストラップはパッドレス設計で快適性が高く、PerfectFit™ 2.0トウストラップは各種スノーボードブーツに適応し、優れた操作感と反応性を実現します。

【UNION】EXPLORER(エクスプローラー)

EXPLORERは、ユニオン独自のインターフェイスを備えたスプリットボード用ビンディングです。ツーリングモードとライディングモードを簡単に切り替えることができ、シンプルで使いやすいデザインです。

ボードのフレックスを損なわない耐久性に優れたナイロン製ベースプレートや、自由度の高いアンクルストラップが搭載されており、滑走性に重点を置いています。

さらに、独自のエルゴノミックハイバックデザインにより、快適なライディング体験を提供します。

また、調整可能なハイバックレバーとツーリングモードへの切り替えが容易なツーリングフリーバックルも特長です。

これらの機能により、ユーザーはあらゆる条件下で快適かつパフォーマンスを発揮できます。

【UNION】CHARGER(チャージャー)

UNIONが新たにリリースした頂点に位置するスプリットボードビンディングは、フォージドカーボンの採用により、軽量性と耐久性を両立しています。

ユニオン特有の接続システムを搭載し、ツーリングと滑走モードの切り替えが非常に簡単です。

この最新ビンディングは、ユーザーに画期的な操作感を提供するだけでなく、長い時間の山岳探機でも安心して使用できる快適性と安定感を備えています。

デザイン面でも優れており、エレガントな外観が加わっています。

このUNIONのフラッグシップスプリットビンディングは、高地や雪山地形でのアドベンチャーに最上級の性能と信頼性が高いです。

【karakoram】NOMAD(ノマド)

NOMAD(ノマド)は、散策や登山に最適なバインディングです。X-Typeシャーシ、C4ハイバック、AirPodストラップを備え、軽量かつ耐久性に優れています。

NOMADは、自由な散策や壮大な雪山登山を楽しむのに最適です。快適な装着感と確実なフィット感を提供します。

洗練されたデザインも魅力です。NOMADは、あなたのアウトドアアクティビティを充実させるために必要不可欠です。

カラコラムのスプリッドビンディンの中でも最もリーズナブルなモデルとなっています。ビンディングという括りで見ると相当高価ですが、、、。

【karakoram】LAYBACK(レイバック)

レイバック(LAYBACK)ビンディングは、サーフィン風の滑走体験を実現するための特別な設計が施されています。

その柔軟な反応性とフレキシビリティにより、波乗りのような自然な感触を提供します。新たに導入されたサーフサイドウォール技術は、ライダーに無制限の動きをサポートして、より直感的な滑走を可能にします。

3D形状のEVAフットベッドは、ブーツにぴったりとフィットし、優れたクッション性を誇ります。

加えて、特別設計されたサーフストラップが足首の自由な動きをサポートし、操作性にも優れています。

レイバックビンディングは、サーフライクな乗り心地だけでなく、快適性と自由度の高さも併せ持つ、非常に完成度の高い製品です。

スプリットボードに装着するには別売り「Connect Split Kit」を購入する必要があります。

【SPARK R&D】SURGE ST(サージ エスティー)

SPARK R&Dはスプリットボードが大好きなライダーたちによって運営されている業界で革新とリーダーシップを誇るブランドです。

その中の「SURGE ST」は、プロフェッショナルな山岳ライダーや地元の名人から高く評価される強力なビンディングです。

堅牢な基盤設計と硬質なハイバックをグラスファイバーで補強して、独自設計のストラップでサポート力を高めています。

これにより、過酷な環境でも優れた操作性を提供します。全てのSurge STビンディングにはTesla T1技術が搭載、ST BracketとST Whammy Barには先進のスムースツーリング(ST)テクノロジーが導入されています。

特別な熱可塑性プラスチックを金属部分に適用することで、摩擦を低減し、耐久性とツーリング効率を向上させています。

22-23シーズンからは、男女別ではなく、全てのスプリットボード愛好者向けのユニセックスラインとしてリニューアルされました。

まとめ:バックカントリーにおすすめなスプリットビンディングについて

バックカントリーでのスノーボーディングは、特別な装備と準備が必要です。特に、スプリットビンディングの選び方は非常に重要です。

この記事では、おすすめのスプリットビンディングを厳選してご紹介しました。各モデルは、耐久性、快適性、そしてパフォーマンスに優れています。

例えば、HITCHHIKERはBurtonとスパークR&Dの共同開発により、高い評価を受けています。また、レイバックはサーフィンのような乗り心地と高い快適性を提供します。

これらのビンディングは、長時間のハイキングや厳しい条件でも信頼できる性能を発揮します。是非、この記事を参考に、自分に合ったスプリットビンディングを見つけてください。

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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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