【ジャンル】

バックカントリースノーボードにおすすめなスプリットボード厳選6モデル【23-24最新情報】

まさやん
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

この記事では、バックカントリーでのスノーボード活動をより楽しく、安全に行うためのスプリットボードの選び方を紹介しています。

スプリットボードは、バックカントリーの移動とダウンヒルの両方を可能にする特別なボードです。

この記事では、新雪時の浮力が高いモデルや、ダウンヒルとアップヒルの両方で使用できる多機能性、そしてコンパクトに分割して持ち運べる利点など、スプリットボードの魅力を詳しく解説しています。

しかし、スプリットボードには取り扱いやコスト、耐久性などのデメリットもあるため、これらの点も考慮しながら最適なモデルを選ぶことが大切です。

バックカントリーでのスノーボードを楽しむ方にとって、この記事はおすすめのスプリットボード選びの参考としていただければ幸いです。

バックカントリー向きなスノーボードの選び方

バックカントリー向けなスノーボードについて選び方をまとめていきます。滑る場所等で考え方も変わるため、どのようなシチュエーションで滑るか想像しながら考えて見ましょう。

2つのタイプを考える

バックカントリーにあたってスノーボードを選ぶときに「パウダーボード」「スプリットボード」のどちらかを選ぶようになります。それぞれのメリット・デメリットを理解することであなたにフィットするタイプが分かるようになります。

パウダーボード

メリット
  1. 浮力が高い: パウダーボードは新雪(パウダースノー)での浮力が高く、雪面から簡単に浮き上がることができる
  2. ターン性能: ノーズが長く、テールが短い形状のため、深い雪でもスムーズにターンができる
  3. 安定性: 幅広い設計と硬めのフレックスにより、不整地でも安定した走行が可能
  4. スピード: 浮力が高いため、新雪でもスピードを維持しやすい
デメリット
  1. 多機能性に欠ける: パウダーボードは新雪に特化しているため、グルーミングされた斜面やアイスバーンでの性能は一般的に低い
  2. 価格: 高性能なパウダーボードは高価な場合が多く、バックカントリー専用として一台持つにはコストがかかる
  3. 取り回し: 長くて幅広いボードは、狭い場所での取り回しが難しい
  4. 重量: スプリットボードに比べて重く、長距離のハイクアップには不向き
  5. スキルレベル: パウダーボードは一定以上のスキルが必要で、初心者には扱いが難しい

以上のように、パウダーボードはバックカントリーでの新雪走行には非常に優れていますが、その特性上、他の条件での性能は一般的に低いです。

自分の主な用途(どこを滑るかなど)とスキルレベルに合わせて選ぶことが重要です。

スプリットボード

メリット
  1. アクセス性: スキーに分割できるため、バックカントリーの斜面を歩く際にスノーシューよりも効率的に移動できる
  2. 浮力: パウダーボードと同様に、新雪での浮力が高いモデルも多い
  3. 多機能性: ダウンヒル時には通常のスノーボードとして使用でき、アップヒル時にはスキーとして使用できる
  4. コンパクト: 分割して背負うことができるため、狭い場所や森林地帯でも取り回しが容易
デメリット
  1. 取り扱い: 分割・結合の作業が必要なため、慣れるまで時間がかかる場合がある
  2. 価格: スプリットボード専用のビンディングやブーツ、スキンなどの装備が必要で、総額でのコストが高くなる場合がある
  3. 耐久性: 分割部分にストレスがかかるため、通常のスノーボードに比べて耐久性が低い場合がある
  4. 性能: 一般的に、通常のパウダーボードと比較してダウンヒル時の性能はやや劣ると感じることがある

スプリットボードは、バックカントリーでの移動とダウンヒルを両立させるためのボードです。

その特性上、一部のデメリットも存在しますが、適切な装備と技術を持っていれば、バックカントリーを存分に楽しむことができます。

まさやん
まさやん

山頂などから滑り降りていく際に途中でトラバースする本格的なバックカントリーはスプリットボード一択です。スキー場のコース→未整地→コースといケース、サイドカントリーはパウダーボードで良いケースが多いです。

スプリットボードではなくて、パウダーボードで問題ないという人はおすすめのパウダーボードを紹介した記事もあるため、そちらもご参考にしてください。

おすすめスプリットボード厳選6モデル

スプリットボード厳選6モデル

スプリットボードは各ブランドからさまざまなスノーボードがリリースされています。代表的なおすすめスプリットボードを挙げていきますね。

【BURTON】Hometown Hero Splitboard

対象男女兼用
ベントディレクショナルキャンバー
シェイプフリーライドディレクショナルシェイプ
テイパー12mm

バックカントリーで最高の冒険を楽しむには、多様な状況や不確実な地形に適応できるボードが欠かせません。

ファミリーツリー ホームタウンヒーロー スプリットボードは、遠くの未開地から地元の斜面まで、幅広い用途に対応しています。

狭いトレイルや複雑な環境でも、このボードは滑らかな走行体験を提供し、ライダーに自信を感じさせます。

フリーライドディレクショナルシェイプは、スタンスをボードの中央に配置することで、フラットベース走行時にツインフリースタイルのような感覚を生み出します。

エッジを使った際には、この形状は柔らかい雪での浮力と鋭いターンを行うことができます。

【K2】MARAUDER SPLIT

対象男女兼用
ベントパウダーロッカー
シェイプディレクショナル
テイパー4mm

マローダースプリットは、バックカントリー・ゾーンへのアクセスを可能にするために開発されました。スキントラックではパートナーとして優れており、急斜面のトラバースでも頼もしい相棒です。

コアは3種類の持続可能な木材から作られ、ICG10カーボン入り二軸織りグラスファイバーで囲まれています。

カーボンファイバーのストリンガーをグラスファイバーに編み込むことで、マローダーに活力を与えながら余分な重量を抑え、ねじれ剛性を調整しています。

サイドウォールのシンタードP-Texは耐久性があり、スムースで振動を減衰させます。

頑丈でマットなトップシート素材は、スキントラックでのクルージング時の重量を軽くし、シンタード4000ベースは耐久性があります。

シンタードベースは、アルパインでの長時間の使用に耐えるワックス保持力を持っています。

バックカントリーツーリングでは、ライディング面に黒い素材を使用し、岩との接触後でもソールを修復しやすいようになっています。

【KORUA SHAPES】TRANSITION FINDER SPLIT 

対象メンズ
ベントディレクショナル
サイズ
シェイプパウダーロッカー
テイパー15mm

ランジションフィンダースプリットは、多様なスノーボードスタイルに適応する能力を持っています。このボードのデザインは、長距離のトリップやバックカントリーの冒険に最適です。

サーフィンスタイルのデザインは、さまざまなテクニックでのパフォーマンスを向上させます。ノーズの形状やテールのデザインは、さまざまな条件下でのライディングをサポートします。

このボードは、ツーリング時や困難な条件でも最高のパフォーマンスを発揮します。特別なクリップやインサートデザインを採用しており、多様なライディングスタイルに対応する最高のスプリットボードと言えます。

【KORUA SHAPES】DART SPLIT

対象メンズ
ベントパウダーロッカー
シェイプスワローテール
サイズ156,162
テイパー156-27mm/162-23mm

パウダーだけでなく、軟らかい雪や粒状の雪、春先の雪質にも適応するダートスプリット。固い雪面でも操作性が高いことが特徴です。

スピードを出しながらもスムーズなターンが楽しめ、スタイリッシュなバックカントリー走行を目指す方におすすめです。

朝の短時間のハイクから夕方までの長時間のワンデイハイクにも対応しています。ボードの幅広さとテーパー加工が深い雪の日にも安定した走行と浮き感があり好評です。

【JONES】MOUNTAIN TWIN SPRIT

対象メンズ
ベントハイブリッドキャンバー
シェイプツインチップ
サイズ157,159W,160
テイパー0mm

バックカントリーで最高のパフォーマンスを追求するためのMountain Twin Split(マウンテンツインスプリット)は、独自のディレクショナルツインデザインで設計されています。

レギュラー・スイッチスタンスどちらからでも様々な動きに対応する3Dの形状技術と先進のエッジ技術を採用しています。

軽量化されたノーズ&テールと、3D形状は流れるようなターンをサポートします。強固なグリップ力と、高いトーション性能を持っています

特別なクリップや高品質なシンタード8000ベースを使用することでスピードと耐久性を向上させています。

対象メンズ
ベントパウダーロッカー
シェイプディレクショナルツイン
サイズ148,154
テイパー10mm

SPLITPIGはWARPIGのデザインをベースに、スプリット機能を追加して山を登り、様々な地形での滑走を実現します。

高性能なCarbon-Race-Baseを備え、WARPIG特有のフレックスを維持しつつ、ハイキング用にキャンバーを微調整しています。

軽量化のためのナイロン製のトップシートや、振動を低減するSlimewall®技術も採用。

Channel-Binding-Mounting-Systemは、多様なセットアップをサポートしています。

Pomoca-Climb-2.0スキンはボードにピッタリの形で付属、別途の加工は不要です。様々なバインディングとの互換性もあります。

まとめ:バックカントリースノーボードにおすすめなスプリットボード

  • スプリットボードはバックカントリーの移動とダウンヒルの両方に対応
  • 新雪時の浮力が高いモデルが多い
  • ダウンヒル時は通常のスノーボード、アップヒル時はスキーとして使用可能
  • 分割して持ち運びやすく、狭い場所でも取り回し易い
  • 分割・結合の作業が必要で、初めは時間がかかることがある
  • スプリットボード専用の装備が必要で、コストが高くなることがある
  • 分割部分にストレスがかかり、耐久性が低いことがある
  • 通常のパウダーボードと比べて、ダウンヒル時の性能が劣ることがある

スプリットボードは、バックカントリーの冒険者たちにとって欠かせないアイテムとなっています。

このボードは、移動とダウンヒルの両方を可能にする特性を持ち、適切な装備と技術を駆使すれば、バックカントリーの魅力を最大限に味わうことができます。

特に、新雪の日にはその浮力を活かして楽しむことができるほか、ダウンヒル時には通常のスノーボードとして、アップヒル時にはスキーとして使用することができます。

また、分割して持ち運びができるため、狭い場所や森の中でも取り回しやすいのが特長です。

ただし、初めての方は分割・結合の作業に慣れるまで時間がかかることや、専用の装備が必要となるためコストが高くなること、分割部分の耐久性の問題など、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。

それでも、真のバックカントリーを楽しみたい方には、スプリットボードは最適な選択と言えるでしょう。

ABOUT ME
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
記事URLをコピーしました