【ALLIAN】PRISM LTDの評価はフリーライドからパークまで本当に万能なモデル
【ALLIAN】VIVIANはオールラウンド向け！ビギナーでも操作性が良くコスパも良いモデル！
まさやん
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スノーボード選びでALLIAN（アライアン）のレディースモデル「VIVIAN（ヴィヴィアン）」が気になっていませんか？
「評判が良いみたいだけど、実際に私に合っているのかな？」「グラトリやカービングの練習には向いているの？」といった疑問や不安をお持ちの方も多いはずです。
VIVIANは、軽量で扱いやすいソフトフレックスと、確かなエッジグリップを生むキャンバー形状を組み合わせた、ステップアップを目指す女性に最適なモデルです。
この記事では、VIVIANのスペック詳細から、実際にゲレンデでどのようなパフォーマンスを発揮するのか、得意なジャンルや苦手なシチュエーションまでを網羅的に解説します。
これを読めば、VIVIANがあなたのスノーボードライフをどう変えてくれるのか、具体的なイメージが湧いてくるはずですよ。
記事のポイント
- ALLIAN VIVIANの基本スペックや構造に関する評価
- ミッドキャンバー形状がもたらす操作性の評価
- グラトリやカービングなどジャンル別の適正評価
- ALLIAN VIVIANがおすすめなユーザーの総合評価
目次
ALLIAN VIVIANのスペックを評価
まずは、VIVIANがどのような設計で作られているのか、その基本スペックを見ていきましょう。ボードの性格を知る上で、カタログスペックの理解は欠かせませんね。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 形状 | ミッドキャンバー (MID CAMBER) | 約4mmのアーチで操作性とグリップを両立 |
| シェイプ | ツインチップ (TWIN TIP) | ノーズとテールが完全に対称 |
| フレックス | ソフトフレックス | 脚力のない女性でも扱いやすい柔らかさ |
| ソール素材 | IS 7200 (シンタード) | 高分子でワックス浸透性が高くよく走る |
| 仕上げ | ストーンフィニッシュ | 春の湿雪でも走るストラクチャー加工済み |
| ターゲット | 初心者～中級者 | ステップアップを目指すガールズライダー |
ミッドキャンバー形状による安定性
VIVIANの最大の特徴の一つが、約4mmに設定されたミッドキャンバーです。
通常のキャンバーよりもわずかに高さを抑えることで、キャンバー特有の「逆エッジ」のリスクを軽減しつつ、しっかりとしたエッジグリップを確保しているのがポイントですね。
「キャンバーは難しそうだけど、ロッカーだと安定感が不安」という方にとって、このミッドキャンバーは非常にバランスの取れた選択肢になるはずです。
雪面をしっかりと捉える感覚がありながら、ターンの導入がスムーズに行えるため、恐怖心を感じずに練習に打ち込めるのが嬉しいですよね。
また、この形状はオーリーなどのジャンプ動作においても、ボードを弾くタイミングがつかみやすく、反発力もしっかりと感じられる設計になっています。
ソフトフレックスな硬さと操作性
女性ライダーにとって、ボードの硬さは非常に重要な要素ですが、VIVIANは誰もが扱いやすいソフトフレックスに設定されています。
脚力に自信がない方や、体重が軽い方でも、しっかりとボードをしならせることができるので、ターンのきっかけ作りがとても楽になりますよ。
板がしなるということは、それだけ操作性が高いということでもあります。
無理に力を入れなくてもボードが反応してくれるため、長時間のライディングでも疲れにくく、一日中楽しく滑り続けられるのは大きなメリットかなと思います。
特に、これからいろいろな技に挑戦したいと考えている方にとって、この柔軟性は新しい動きを覚えるための強力なサポーターとなってくれるでしょう。
高速なシンタードソールと滑走力
エントリー層向けのモデルだと、コストダウンのために安価なソール素材が使われることが多いですが、VIVIANにはIS 7200という高品質なシンタードベースが採用されています。
これはALLIANの上位モデルにも引けを取らない素材で、ワックスの浸透性が非常に高く、驚くほどの滑走スピードを実現してくれます。
さらに、ストーンフィニッシュ加工が施されているため、春先の水分を含んだシャバ雪でもブレーキがかかりにくく、スムーズに滑走できるのが素晴らしい点ですね。
「緩斜面で止まってしまって、スケーティングが大変だった」という経験がある方も、このソールならストレスなくリフト乗り場まで滑りきれるはずです。
速さは楽しさに直結する要素なので、このクラスの板に良いソールが使われているのは、非常にコストパフォーマンスが高いと言えますね。
完全なツインチップ形状のデザイン
VIVIANは、ノーズとテールの形状、長さ、フレックスが全く同じ完全なツインチップを採用しています。
レギュラースタンスでもグーフィースタンス（スイッチ）でも、全く同じ感覚で滑ることができるのが特徴です。
これからグラトリで180度回す技に挑戦したり、ハーフパイプやパークでスイッチライディングを練習したりしたいと考えている方には、この形状がベストマッチしますよ。
進行方向を気にせずに自由に滑れる楽しさは、ツインチップならではの魅力ですね。
もちろん、通常のフリーランにおいても癖がなく、重心がボードの中心にあるため、バランスを取りやすいという利点もあります。
軽量なボード重量と取り回しの良さ
ALLIANというブランド自体が「軽量なスノーボード」を作ることで有名ですが、このVIVIANも例外ではなく、非常に軽量に作られています。
ボードが軽いということは、リフト乗車時の足への負担が減るだけでなく、滑走中の操作性が格段に向上することを意味します。
特に、足元でボードを細かく動かすような操作や、ジャンプしてボードを引き上げる動作が驚くほど楽になりますよ。
女性にとって、重いボードを一日中振り回すのは重労働ですが、VIVIANならそのストレスから解放されるかもしれません。
軽さは武器になる、ということを体感できるスペックに仕上がっていますね。
ALLIAN VIVIANをジャンル別に評価
スペックの次は、実際の雪山でどのようなパフォーマンスを発揮するのか、ジャンルごとに詳しく見ていきましょう。
| ジャンル | 評価 (5点満点) | 解説 |
|---|---|---|
| カービング | キャンバーで噛むが高速域ではバタつくことも | |
| フリーラン | 安定感と操作性のバランスが良く楽しい | |
| パウダー | ツイン形状かつキャンバーなので浮力は弱め | |
| グラトリ(弾き) | 軽さとキャンバーの反発で高さを出しやすい | |
| グラトリ(乗り) | 柔らかいのでプレス系の維持が簡単 | |
| ラントリ | 低速〜中速での連携が得意 | |
| キッカー(小~中) | アプローチの安定性と軽さが強み | |
| キッカー(中~大) | サイズが上がると安定性に不安が出る | |
| ジブ | 操作性が高くアイテムに入りやすい |
グラトリやジブなどのトリック性能
VIVIANは、グラトリやジブなどのトリック性能において、非常に高いポテンシャルを秘めています。
まずグラトリですが、ソフトフレックスのおかげで、プレス系のトリック（板を浮かせて滑る技）が非常にやりやすいですね。少ない力でも板がグニャリとしなってくれるので、スタイルを出しやすいのが特徴です。
また、ミッドキャンバーの反発力とボード自体の軽さを活かして、オーリーやノーリーで高さを出すことも可能です。
ジブに関しても、操作性の良さが際立ちます。ボックスやレールに入る際のアプローチで微調整がしやすく、アイテムの上でも落ち着いてバランスを取ることができるでしょう。
これからトリックの練習を始めたい方にとって、「技のきっかけ」を掴みやすい相棒になってくれるはずです。
ゲレンデでのフリーランやカービング
フリーランやカービングに関しては、中速域までであれば非常に快適で楽しいライディングが可能です。
キャンバー形状がしっかりと雪面を捉えてくれるため、ズレの少ない綺麗なターン弧を描く練習にはもってこいですよ。
ただし、競技レベルのような超高速域でのカービングとなると、ボードの柔らかさが影響して、少しバタつきを感じる場面があるかもしれません。
あくまで「気持ちよくゲレンデを流す」「基礎的なカービングターンをマスターする」という目的においては、十分すぎる性能を持っています。
エッジグリップと操作性のバランスが良いので、地形で遊んだり壁に当て込んだりするフリーランも軽快に楽しめますね。
パークやキッカーでのジャンプ適性
パークデビューを目指す女性や、小〜中サイズのキッカーを練習中のライダーにとって、VIVIANのジャンプ適性はかなり評価できます。
まず、ソールが良く走るため、キッカーへのアプローチで「スピードが足りない！」という失敗が減るのは大きなメリットです。
そして、ジャンプの抜け（踏み切り）では、ミッドキャンバーが適度な反発を返してくれるので、タイミングが取りやすく、安定した空中姿勢を作りやすいですね。
着地に関しても、ツインチップ形状と適度なフレックスが衝撃を吸収し、多少バランスを崩してもリカバリーしやすい寛容さを持っています。
ビッグキッカーには向きませんが、パークの基礎を学ぶには最適な一本と言えますね。
初心者から中級者のステップアップ
VIVIANは、まさに初心者から中級者へのステップアップを強力にサポートするために生まれたボードと言っても過言ではありません。
「レンタルボードから卒業したい」「自分の板で上手くなりたい」という方が最初に手にする一本として、これほどバランスの取れたモデルは少ないかもしれません。
逆エッジになりにくい操作性と、正しい体重移動を覚えられるキャンバー形状の組み合わせは、変な癖をつけずに上達するための近道になります。
また、滑走性能が高いので、緩斜面で止まってしまうストレスから解放され、滑ることそのものを純粋に楽しめるようになるでしょう。
「上手くなった」と実感できる瞬間を、このボードはたくさん与えてくれるはずです。
パウダーや地形遊びに関する適応力
パウダーや非圧雪バーンでの適応力については、正直なところ「専用機には劣る」という評価になります。
完全なツインチップ形状であり、キャンバーベースの構造なので、深い新雪ではノーズが沈みやすく、浮力を得るためには後ろ足に体重をかけ続ける必要があります。
膝パウ（膝くらいの深さのパウダー）程度なら、セットバック（ビンディング位置を後ろに下げること）をすることで楽しめますが、腰を超えるような深雪では少し苦労するかもしれませんね。
一方で、ゲレンデ脇のちょっとした地形や、薄く積もったパウダーを滑る分には、その操作性の良さを活かして軽快に遊び回ることができます。
あくまでオールラウンドボードなので、本格的なパウダー以外ならどこでも顔を出せる器用さは持っていますよ。
結論：ALLIAN VIVIANの総合評価
ここまで見てきた通り、ALLIAN VIVIANは「何でもやりたい欲張りなガールズライダー」の願いを叶える、非常に優秀なオールラウンドボードです。
特定のジャンルに特化しすぎず、すべての要素を高いレベルでバランスさせているため、これから自分のスタイルを見つけていきたいという方にぴったりですね。
柔らかくて軽いのに、しっかり走って、しっかり噛む。この矛盾しがちな性能をうまくまとめている点が、長年愛され続けている理由でしょう。
VIVIANと共に雪山に通えば、今まで怖かった斜面が楽しみに変わり、出来なかったトリックがいつの間にかメイクできるようになっているかもしれません。
あなたのスノーボードライフを次のステージへと引き上げてくれる、頼れる相棒になることは間違いありません。
この記事で解説したALLIAN VIVIANの特徴や評価を振り返ります。
- レディース向けに開発された軽量なオールラウンドモデルである
- ミッドキャンバー形状が安定したグリップと操作性を提供する
- ソフトフレックス設計で脚力の弱い女性でも扱いやすい
- 高品質なシンタードソールIS7200採用で滑走性が非常に高い
- ストーンフィニッシュ加工により春の湿雪でもよく走る
- 完全ツインチップ形状でスイッチライディングに適している
- グラトリのプレス系トリックや弾き系トリックがやりやすい
- 軽さと反発力があり小から中キッカーの練習に最適である
- 操作性が高くボックスやレールなどのジブアイテムに入りやすい
- 中速域までのフリーランやカービングは快適で安定している
- 超高速域やビッグキッカーでは安定性に欠ける場合がある
- 深いパウダーでは浮力が不足するため技術が必要になる
- 初心者のターン習得から中級者のトリック練習まで幅広く対応する
- 逆エッジのリスクを軽減しつつ正しい基本動作が身につく
- コストパフォーマンスが高く最初のマイボードとして優秀である
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フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30～50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
