【BURTON】CARTELの評価は万能で安定感抜群!パークだけでなくカービングでも活躍!

カーテルの特徴
まさやん
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スノーボードのパフォーマンスを大きく左右するビンディング選びは、多くのライダーにとって重要なポイントです。数あるモデルの中でも、BURTONの「CARTEL」シリーズは、そのバランスの取れた性能と信頼性で長年高い評価を得ています。

この記事では、定番モデルであるCARTELの具体的な特徴や性能について、多角的なレビューを交えながら詳しく解説していきます。

フリーライドからパーク、さらには上位機種である「カーテルX」との違いや、それぞれのモデルがどのようなライディングスタイルに適しているのか、メリット・デメリットも踏まえて深掘りします。

この記事を通じて、あなたの滑りのスタイルや目的に最適なCARTELビンディングを見つけるための一助となれば幸いです

この記事の要点
  • カーテルは快適にスムーズに滑ることができるように設計されている
  • ハイバックは調整しやすく自分に合った角度に変更できる
  • バインディングとボードの接続はしっかりしておりコントロール性が高い
  • カーテルのベースプレートは足元とエッジ付近で異なる素材を使用してバランスが良く足に優しい構造

【BURTON】カーテルの評価と特徴

「EST」「Re:flex」の違い
  • EST⇒CHANNEL仕様の板のみ装着可能
  • Re:flex⇒CHANNELを含め「2×2・4×4」のビス穴にも対応(3Dは別売りディスク必要)

Re:Flexは、ほとんどのスノーボードに対応する汎用性の高いモデルです。ESTは、BURTONのチャンネルシステムに対応する専用のモデルで、より直接的なパワー伝達と調整幅を提供します。

flex(1柔⇔10硬)Weight(1軽⇔10重)
64
ビズホール
2*24*43DCHANNEL
ブーツサイズ
S:24.0-26.0M:26.0-29.0L:28.0-31.0XL:-

CARTELのフレックスとレスポンス性能

CARTELは、「中程度からやや硬め」の柔軟性(フレックス)です。この硬さは、スノーボードの板に乗り手の動きを伝える際の反応の速さ(レスポンス)に大きく関わってきます。

具体的には、ビンディングがある程度の硬さを持つことで、体重移動や足首のわずかな動きがダイレクトに板へ伝わりやすくなります。その結果、ターンを始める時やエッジを切り替える際に、板が素早く反応してくれるのです。

実際に滑ってみて感じたのですが、特にスピードを出して滑走する時や、鋭く切れ込むようなカービングターンをしたいライダーにとって、しっかりとしたフレックスと優れたレスポンス性能は本当に頼りになります。

安定感のある滑りはもちろん、思い通りのボードコントロールをしっかりとサポートしてくれる、という実感が得られました。

まさやん
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CARTELのバランスの取れた硬さは、多様な状況で扱いやすさがあります。

アンクルストラップのホールド感と特徴

CARTELのアンクルストラップを実際に使ってみると、足首をガッチリと固定してくれるホールド感の高さが際立っていました。多くのモデルで、ストラップ自体に厚みがあって適度な硬さがあり、ブーツを立体的に包み込んでくれるような形状なんです。

このおかげで、滑っている最中に足がバインディングの中で余計な動きをすることがなく、常に安定した状態をキープできると感じました。足首がしっかり固定されると、自分の力がダイレクトにスノーボードに伝わるので、思った通りの操作がしやすい、レスポンスの良さを実感できます。

それに、ストラップの内側にはクッション性のある素材が使われていることが多いので、結構締め付けても痛くなりにくいのは嬉しいポイントです。

CARTELのアンクルストラップは、この抜群のホールド感によって、滑っている時の安心感が全然違います。より積極的に攻めた滑りを楽しみたいライダーにとっては、本当に重要なパーツだと感じました。

ベースプレート素材と足裏感覚への影響

CARTELのベースプレートって、ビンディングの土台として、足からの力を板に伝えるすごく大事な部分です。実際に使ってみると、軽くて丈夫な素材が使われているのがよく分かります。

特に「EST」システム搭載モデルは、滑っている時にベースプレートが足の動きに合わせて自然にしなってくれるように設計されていると感じました。

これによって、板全体のフレックスが最大限に活かされて、足の裏で雪面の状況がダイレクトに伝わってくるのが面白いです。

この足裏感覚のおかげで、細かいボードコントロールがすごくしやすいし、まるで板が体の一部になったような一体感がある時もあります。

ただ、すごくダイレクトで硬い乗り心地が好きな人からすると、この「しなり」が少し柔らかく感じる可能性もあるかもしれません。

でも、多くのライダーにとっては、すごくバランスの取れた、良いフィーリングを提供してくれるんじゃないかなと感じました。そこは個人差があるかもしれません。

ハイバック構造と応答性の評価

CARTELのハイバックって、ふくらはぎを支えて、特にかかと側のエッジを使ったターン、いわゆるヒールサイドターンをする時にすごく重要。

実際に使ってみると、CARTELのハイバックは左右非対称の形をしているものが多いことに気づきます。内側と外側でカーブとか高さが違うんですよね。

この非対称なデザインは、滑っている時の足の自然な動きや力の入れ方に合わせて作られているから、効率よく板に力を伝えられるんだと感じました。それに、素材とか内部の工夫で、軽いのにも関わらず、必要な硬さがちゃんとあるんです。

ハイバックの硬さとか形、それに前傾角度を調整できる機能のおかげで、自分の好みや滑り方に合わせて細かくセッティングできるのも良い点です。

こうして調整することで、ハイバックに体重をかけた時に、その力が素早く正確にボードに伝わって、シャープなターンや安定したコントロールができるようになるんだなと実感しました。

CARTELのハイバックは、本当にレスポンスの良い滑りをサポートしてくれるように設計されていると感じます。

装着時の快適性とフィット感について

CARTELは、装着時の快適性とブーツへのフィット感の高さも多くのユーザーから評価されています。長時間にわたるスノーボーディングでは、ビンディングの快適性が疲労度やパフォーマンスに大きく影響します。

足首を固定するアンクルストラップや爪先を固定するトゥストラップに、ブーツの形状に合わせてフィットしやすい立体的なデザインが採用されています。

これらのストラップは、内側にクッション性の高いパッドを備えていることが多く、しっかりとホールドしながらも圧迫感を軽減し、快適な装着感を実現しています。

さらに、ベースプレート上に配置されるフットベッド(足裏が直接触れる部分)には、衝撃吸収性に優れた素材を採用しています。これにより、着地時の衝撃や滑走中の振動を和らげ、足への負担を軽減してくれます。

これらの工夫により、CARTELは多様なブーツ形状に対応しやすく、ライダーの足にしっかりと馴染むフィット感を提供し、長時間のライディングでも快適性を維持できるよう設計されています。

【BURTON】カーテルをジャンルごとに評価

カーテルのジャンル評価
適応スタイル

カービング・フリーライド・パークライディング・オールマウンテン

カービング
フリーラン
パウダー
グラトリ(弾き系)
グラトリ(乗り系)
ラントリ
キッカー(小~中)
キッカー(中~大)
ジブ
ハーフパイプ

BURTON「CARTEL」は、その多用途性からさまざまなライディングスタイルに対応できるビンディングです。以下では、異なるライディングスタイルごとの評価を詳しく見ていきます。

まさやん
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BURTON「CARTEL」は、異なるライディングスタイルに対応できるバランスの取れたビンディングとして、多くのライダーに支持されています。

フリーライドでの安定性

BURTON「CARTEL」は、フリーライドにおいて高い安定性を提供します。特に中程度のフレックスが、さまざまな地形に適応しやすいのが特徴です。フリーライドはスピードや難しい地形でのライディングが求められるため、安定性は非常に重要。

このバインディングは、スピードを出しても安定感が損なわれにくい設計になっており、特に不整地や急斜面でもバランスを保ちやすいのが魅力です。

また、BURTONのリフレックスベースプレートが、ボードとライダーの一体感を高めてくれるため、素早い動きにも対応できる柔軟性があります。そのため、スムーズなターンやトリックの実行も可能です。

さらに、優れたクッション性も兼ね備えているため、衝撃を吸収しやすく、ライダーの足への負担を軽減してくれます。これにより、長時間のライディングでも疲れにくく、快適に滑走することができます。

ただし、非常に硬い地形やアイスバーンでは、より硬めのバインディングが好まれることもあるため、滑走条件に合わせて選ぶことが重要です。

パークライディングでの適応性

BURTON「CARTEL」は、パークライディングにおいても優れた性能を発揮します。中程度のフレックスにより、柔軟な動きが可能で、ジブやジャンプなど多様なトリックに対応しやすいのが特徴です。

また、リフレックスベースプレートによって、ボード全体のフィーリングが非常に軽快で、繊細な動きにも即座に反応してくれます。

これにより、特にレールやボックスでの滑らかな動きが求められる場面でも、確実なフィードバックが得られ、精度の高いトリックを実行できます。

さらに、優れたショック吸収性能を持っているため、大きなジャンプからの着地時にも衝撃を最小限に抑え、足元の安定感をキープしてくれます。

ただし、非常に激しいパークライディングにおいては、より柔軟性が高いバインディングを選ぶライダーもいます。そのため、ライディングスタイルに合わせて調整が必要です。

オールマウンテンの汎用性

BURTON「CARTEL」は、オールマウンテンでの滑走において特に優れた汎用性を誇ります。このバインディングは、雪質や地形を問わずさまざまな状況に対応できるよう設計されており、一日中、異なる環境でも高いパフォーマンスを維持することができます。

中程度のフレックスにより、柔らかいパウダーから硬いバーンまで幅広い雪質に対応し、どんなシチュエーションでも滑りやすいです。

さらに、リフレックスベースプレートによってボードの動きが軽快に感じられるため、カービングやトリック、スピード重視のライディングと、さまざまなライディングスタイルをサポートします。一台でどこでも滑れることを求めるライダーにとって、CARTELは非常に魅力的な選択肢です。

一方で、特定のスタイルに特化したバインディングと比較すると、万能であるがゆえの妥協点もあります。例えば、非常に柔らかいパウダーや急斜面でのハードなライディングでは、より専門的なバインディングが好まれる場合もあるでしょう。

高速カービングでのレスポンス

高速カービングにおいてもBURTON「CARTEL」は高いレスポンスを提供します。中程度のフレックスが、ターンの際に素早く反応し、スピードを出してもコントロールがしやすいのが特徴です。

特に、ハイバックの設計が足の動きにしっかりとフィットするため、体重移動がスムーズにボードに伝わり、高速での滑走時にも安定したターンが可能です。

さらに、フレックスが均一に分散される構造になっているため、ライダーの動きを的確に反映し、細かいカービングにも対応できます。

このため、特に硬めのバーンやスピードの出る斜面での滑走においても、安定感とコントロール性能を保ちやすいのが特徴です。

ただし、あまりにスピードが速い場面や、非常に急な斜面では、もう少し硬めのバインディングが求められる場合もあります。スピードと安定性を重視するライダーには、CARTELは十分なレスポンスを提供してくれるでしょう。

スロースピードでの操作性

BURTON「CARTEL」は、スロースピードでの操作性も高く評価されています。中程度のフレックスが、低速時でも柔軟なコントロールを可能にし、微妙な動きにも応じやすいのが特徴です。

リフレックスベースプレートによるボード全体の柔らかいフィーリングが、ゆっくりとしたスピードでもボードの動きを正確に伝え、軽快な操作感を提供します。

特に、トリックやスロースピードでのターンを楽しむライダーにとって、思い通りの動きを実現しやすいバインディングと言えます。また、しっかりとしたサポート力を持ちながらも、足への負担が少ないため、長時間滑走しても疲れにくい点もポイントです。

ただし、あまりに柔らかい地形や、深いパウダーでは少し物足りないと感じることがあるかもしれません。ゆったりとした滑りを楽しむシーンでは、CARTELは非常にバランスの取れた操作性を発揮します。

型落ちは3万円前後が相場!

BURTONのカーテルは型落ちがとてもお得に購入することができます。型落ちと言っても性能は大きく変化ありません。

旧モデルでも気にならない方はコスパを考えると型落ちもおすすめです。

定価税込52,800円とビンディングとしては高めの価格帯ではありますが、とても人気があります。

4万円前後まで値下がりしていきます。運が良いと3万円後半で購入することもできますが、サイズがあるかは分かりませんので早めに確認しておきましょう。

【BURTON】カーテルと他モデルの評価を比較

  • カーテル vs カーテルX
  • カーテル vs マラビータ
  • カーテル vs ジェネシス
  • カーテルの優位点と欠点
  • 選ぶべきモデルはどれか?

カーテル vs カーテルX

カーテルには「カーテル(定価:46,200円)」と「カーテルX:52,800円」の2種類がありますがカーテルXの方が6,000円ほど高い価格帯です。

昔からあるのが「カーテル」で近年ラインアップされた「カーテルX」があります。この2者の違いですがベースプレートが大きく異なります。

カーテルには「ショートファイバーグラス30%混合ナイロン素材」が使われていますが、カーテルXには「ショートファイバーグラス45%混合ナイロン素材」を使用しています。

僅かな違いに感じるかもしれませんが、感じられるフィーリングは大きく異なります。

カーテルXの方が、よりレスポンスが良いビンディングに仕上がっています。カーテルよりもレスポンスが良いモデルを求める場合にカーテルXを選びましょう。

ただ、普通にパークに入ったり、カービングする程度であれば通常のカーテルでも十分すぎるほどのクオリティがあるため、玄人でこだわる方はカーテルXを検討してみてください。

カーテル vs ジェネシス

BURTON「CARTEL」とジェネシスも異なる特性を持つビンディングです。カーテルは中程度のフレックスで、多用途性が高く、様々なライディングスタイルに対応します。

一方、ジェネシスはより高い反応性と柔軟性を提供し、特にフリーライディングや高速カービングに適しています。

ジェネシスの主な特徴は、その軽量性と優れたクッション性です。ジェネシスは、バートンのハイエンドモデルで、より高価格ですが、その分快適性とパフォーマンスが向上しています。

一方、カーテルはコストパフォーマンスに優れており、しっかりとしたサポートと安定性を提供します。

また、ジェネシスはフリースタイルにも対応できる柔軟性を持ち、特にバタリングやジャンプでのパフォーマンスが高いです。

総じて、カーテルはオールマウンテンライディングに適しており、ジェネシスはより高度なライディングスタイルや高い快適性を求めるライダーに適しています。

カーテルの優位点と欠点

BURTON「CARTEL」にはいくつかの優れた特徴がありますが、一方でいくつかの欠点も存在します。

優位点

  1. 多用途性:カーテルは中硬度のフレックスを持ち、オールマウンテンライディングに非常に適しています。これにより、フリーライディングからパークライディングまで幅広く対応できます。
  2. 価格と性能のバランス:カーテルは他の高性能ビンディングと比較して価格が手頃で、コストパフォーマンスに優れています。
  3. リフレックステクノロジー:このテクノロジーにより、ボードの自然なフレックスを妨げず、滑らかなライディングが可能になります。
  4. ショック吸収性能:B3 Gelやオートカントフットベッドなどの技術が、ライディング中の衝撃を効果的に吸収し、快適性を高めます。

欠点

  1. トゥストラップのフィット感:一部のユーザーからは、トゥストラップが緩みやすいとの報告があり、長時間の使用や激しいライディング中に問題が発生することがあります。
  2. 調整の難しさ:特に初心者にとっては、ビンディングの細かい調整がやや難しいと感じることがあります。

選ぶべきモデルはどれか?

BURTON「CARTEL」の選び方は、ライダーのスタイルや好みによって異なります。以下に、異なるライディングスタイルに応じた推奨モデルを示します。

オールマウンテンライダー:幅広い状況で安定したパフォーマンスを求めるならカーテルが最適です。中硬度のフレックスとリフレックステクノロジーが、様々な条件での滑走をサポートします。

フリースタイルライダー:パークやグラトリを楽しむライダーには、マラビータが適しています。柔らかめのフレックスと優れたフィット感が、トリックやジャンプでの操作性を向上させます。

高性能を求めるライダー:最高のレスポンスと快適性を求めるなら、ジェネシスが推奨されます。軽量で高いクッション性を持ち、特にフリーライディングや高速カービングに適しています。

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最終的に、どのモデルを選ぶかは、個々のライディングスタイルや好みによります。それぞれの特徴を理解し、自分に最適なモデルを選びましょう。

まとめ:カーテルの評価について

BURTONのビンディング「CARTEL」は、多くのスノーボーダーに支持されている理由が明確です。そのフレックスの硬さは、キッカーやフリーランに特におすすめで、万能性が高いのが特徴です。

また、カーテルとカーテルXの違いについても詳しく解説しましたが、どちらもその価値をしっかりと持っています。

特に、カーテルXはレスポンスが良く、より高度なテクニックを求める方に適しています。一方、通常のカーテルはコスパを考慮した場合、非常に高いクオリティを持っています。

型落ちモデルも非常にお得に購入することができるため、予算に合わせて選択することができます。

それでは、あなたのスノーボードライフがより充実しますように!

ABOUT ME
まさやん
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フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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