スノーボードウェアの選び方は素材性能(耐水圧・透湿性)能が重要:サイズ感やデザイン性は?
この記事ではスノーボードウェアの選び方について書いています。初めてスノーボードウェアを購入する時にはいろいろ迷ってしまいますよね!
ウェアの選び方は?素材や性能って大事?やっぱりデザインはオシャレなものを選びたい!など、気になることがたくさんあると思います。
ウェアを上下で揃えるとなると、予算的な面も気になるところですね。でも、単に「安いから」という理由だけで選んでしまうと、後で買い替えることにもなりかねません!
安いウェアにはそれなりの理由がありますし、少し値段が高いなーと思っても、やっぱりそれにはちゃんとした理由があります。
この記事では、ウェアを選ぶ際のポイントや機能性などをお伝えして、お気に入りのウェアをゲットする為のお手伝いをしますね!きっと最高のウェアを見つけることができますよ!
- やっぱりデザインは重要?
- 耐水圧と透湿性について知っておこう!
- ウェアの機能や使いやすさもチェック!
- サイズ感は?
- ブランドは上下合わせた方がいい?
このポイントをしっかり覚えておくと、失敗のない、お気に入りのウェアを選ぶことができますよ!
ビギナーの方にもわかりやすく簡単に解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
スノーボードウェアの選び方
早速、冒頭にあげたポイントを詳しく解説していきますね!
ウェアには私もこだわりがあり、毎年必ず買い替えていました!いろんなデザインやブランドから選ぶことができるので、ウェアは楽しみながら選ぶのがまず一番のポイントです!
スノーボードウェアのデザインは重要!?
まず第一のポイントとしてあげた「デザインは重要?」ですが、とっても重要です!やっぱり気に入ったデザインのウェアを着ると、テンションも上がって楽しく滑ることができますよね!
近年の流行としては、少し落ち着いたカラーが人気のようです。アースカラーやデニム素材を使ったウェアなどでコーディネートして、普段着のような見た目のものも人気です。
でも、デザインを選ぶ時には、必ずしも流行にあったものがカッコイイわけではありません。一番大切なのは個性を出すことだと思います!
好きなブランドで選んでも良し!好きな色や柄で選んでも全然問題なしです!
- プリント柄 → インパクトがあって、バリエーションも多い
- 無地系 → シンプルだけど、スタイリッシュに着こなせる
- デニム系 → カジュアルな雰囲気でセンスが良い印象
- パステル系 → 女子力高め!可愛らしくて好感が持てる
- アウトドア系→ 高機能なウェアが多く、大人の雰囲気
代表的なデザインをいくつかあげてみましたが、それぞれ組み合わせるのもアリです!結局はなんでもアリです。笑
この他にも、カモフラ柄やアシンメトリーなど、あげればキリがありません。
ちなみに、私は以前、ピンクとブラックの左右非対称のウェアを着ていたことがあります。友人とシェアして同じウェアを着ていたので、かなり目立ってましたが、最高にテンションが上がりました!
こんなふうに、自由に個性が出せるウェアですが、もしデザイン選びに迷ったら、これからお伝えする選び方のポイントもチェックして、機能性も重視して選びましょう!
耐水圧と透湿性
ウェアの機能性の部分ですが、スノーボードのウェアには「耐水圧○○○mm」という表記があります。
耐水圧については、後半でさらに詳しく解説しますが、簡単にいうとどのくらい水に耐えられるか?ということです。
特にビギナーの場合、転んだり、座ったりと直接雪面に触れることが多いですよね。耐水圧が低いと雪の水分が染みこんで濡れてしまい、快適に過ごせなくなります。
最低でも、耐水圧10,000mm以上がおすすめです!
耐水圧と少し似ている機能ですが、ウェアには防水性を備えているものが多いです。雪が降っていたり、湿った雪の状態などではウェアが濡れてしまいますが、防水性があることで、内部への水の浸入を防ぐことができます。
でも、防水性だけでは水を通さないだけでなく、空気も通さないのでウェア内がムレやすくなってしまいます。そこで重要なのが、「透湿性」です。
透湿性も兼ね備えたウェアだと、汗をかいた時に発生する湿った暖かい空気を逃がしてくれるので、ムレが解消されて快適に過ごすことができますよ!
有名な素材には【ゴアテックス】(GORE-TEX※防水透湿性素材)があります。
『GORE-TEX』-ゴアテックス-とは? アメリカのゴア社が製造販売をしている、防水透湿性素材の商標。 登山などで使うアウトドア用ウェアやレインウェア、登山靴、バックパックなどにも用いられる高機能素材。価格は高め。 耐水圧は45,000mm以上。透湿性はウェアによって異なるが20,000g以上になる生地もある。
ウェアの機能や使いやすさ
デザインや素材の機能性についてお伝えしましたが、ウェアの便利な機能や使いやすさも大切なチェックポイントです。
例えば、転んだ時にウェアの裾などから雪が入らないようにする機能(パウダーガード)や、リフト券を入れるケースが付いていたり、衣服内の暖かい空気を直接逃がすことができる機能(ベンチレーション)などなど・・。
あると便利なウェアのオプション機能をまとめました↓
名称 | 付いている場所 | 用途 |
---|---|---|
パウダーガード | ジャケットの裾 | 裾からの雪の侵入を防ぐ |
アジャスター | フード・ジャケット・パンツの裾 | 吹雪や悪天候の時に絞ったり、全体のシルエットを変える |
ベンチレーション | 両脇の下(胸)・パンツの内側 | 衣服内の空気を換気する |
リストゲーター | そでの手首部分 | 手首からの雪の侵入を防ぐ |
ダブルジップ | ジャケットのジッパー | ジャケットのシルエット変更など |
内ポケット | ジャケット内 | ゴーグルや貴重品を入れられる |
パスケース | ジャケットやパンツのウエスト部分 | リフト券を入れる |
裾ファスナー | パンツの裾 | ブーツの脱着をしやすくしたり、シルエット変更など |
ウェアを選ぶ時には、これらの機能がついているかも確かめてみてください!あるととっても便利ですよ!
スノーボードウェアのサイズ感は?
デザインや機能性などを選ぶことができたら、次はサイズ選びです!ウェアを選ぶときは、必ずしも試着する必要はありません。ウェアを着たモデルが掲載されているためサイズ感が分かりやすいことが多いです。とくにネット通販であれば様々な工夫を施しています。
ブランドが違うと同じサイズを選んでも、着用したときのシルエットやサイズ感が違うことは注意したいですね。普段着の洋服とは違い、基本的にスノーボードウェアは少し大きめのサイズになっています。
少し前までは、スリム系でジャストフィットなサイズが流行っていましたが、最近ではグラトリが流行っているためルーズなサイズを選ぶのが主流になってきています。
男性だけでなく、女性でも大きめサイズでダボッとした着こなしが増えてきているようです。大きめのほうが動きやすいですからね。笑
私も大きめのルーズなシルエットが好みです。試着をしたときには、必ず後ろ姿もチェックします。後ろ姿もけっこう重要なんですよ!
もちろん、ジャストフィットを好む場合でも、全然オッケーです!スリム系のシルエットで販売されているブランドやモデルもまだまだたくさんあります。
細身のシルエットの場合は、上下共にストレッチ素材を使用しているので、伸縮性があり、動きやすさも取り入れています。別記事でサイズ感について詳細にまとめている記事もあるため参考になれば幸いです。
スノーボードウェアはブランドは合わせた方がいい?
最後に、ブランドは合わせた方がいいのかな?ですが・・・合わせましょう!笑
理由としては、同じブランドだと、上下のサイズ感のバランスがとてもいいからです。例えば、違うブランドで同じLサイズを選んだとしても、ジャケットが細身で、パンツが太い!なんてことになりかねないんですよ!
せっかく好みのデザインを選んでも、上下のバランスが悪いと、なんだか少しダサい感じ見えてしまいます。
ちなみに、同じブランドでもシルエットの違うモデルを出していることも多いので、やっぱり試着をして選ぶのが一番おすすめですね!
というわけで、ここまではウェア選びのポイントを詳しくお伝えしてきました。ぜひ、参考にしてもらえると嬉しいです!
そして、ポイントのご紹介にもでてきた、機能素材の特徴やマメ知識などをさらに詳しく解説していこうと思います。
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スノーボードウェアの選び方:素材や性能
スノーボードウェアの選び方でも少し触れましたが、ウェアの基本的な機能素材や性能について、もう少し詳しく解説したいと思います。
この知識を知っているだけで、ウェア選びにとても役立ちます。そして、ゲレンデでもとても快適に過ごすことができるので、ぜひ覚えておきたいですね!
防水性能を高める縫合
防水とは、ウェアから水が浸入しないように、生地自体に水分をとおさないような織り方が施されています。
ビニールでできているレインコートなどは、水を通さないので防水性が高いといえますが、デメリットとしては内部が蒸れやすくなってしまうことですよね!
極端な話では、暑い夏の日ににビニール製のレインコートを着たら、内側がムシムシとして汗だくになった経験ってないですか?!
防水性が完璧で、水分を通さなくても、内部が蒸れてしまうので、防水性のあるウェアには、透湿性も合わせもったものを選ぶことが重要になってきます。
撥水性を高めるコーディング加工
文字通り、水を撥水(はじく)させる機能です。水が付着すると水滴となって表面をコロコロ転がっていくような感じです。なんとなくイメージできますよね!
防水とは違い、生地の表面にコーティングして加工しているだけなので、摩擦や経年劣化にともない、水をはじく効果が薄れてきてしまいます。
ウェアをクリーニングに出したり、普通に洗濯すると表面の加工がはがれ、撥水性が弱くなってくるので、撥水加工をお願いしたり、防水スプレーをかけて維持させていくようにしましょう!
耐水圧は物理的に水をシャットアウト
その生地が水に耐えられる強さを表しています。単位はmmで表記されていて、これは、水を落とす場合の高さになるので、高ければ高いほど勢いが増します。それだけ耐える力が強いということになります。
目安として、雨をしのぐ傘の耐水圧は約300mm~800mm程です。子供用のスキーウェアでは、1,000mm~2,000mmのものが多いのですが、大人に比べると体重も軽い子供には、十分耐えられる耐水圧となります。
ウェアのジャケットは5,000mmくらいでもさほど問題はないですが、パンツは最低でも10,000mm以上の耐水圧があるものをおすすめします。おしりが冷たくなったらイヤですからね。笑
スノーボードは、転倒したり、雪面に直接座ったりすることがとても多いスポーツです。転倒した時、膝やおしりの部分などを強く雪面にぶつけることが多いので、その為にも耐水圧はしっかりしたものを選びましょう。
透湿性はウェア内の水蒸気を外に逃がす数値
24時間のうちに、1平方メートルあたり何グラムの水蒸気を透過させるかを表示しています。汗をかいてウェア内の温度があがった時に、水蒸気を外に出すことができるので、ムレにくくなりますよ!
透湿性はg(グラム)の単位で表示します。おすすめは、透湿性が5000g~8000gを目安に選んでみてください。
有名ブランドのウェアでは、耐水圧や防水性の表記があるタグに、一緒に「透湿○○○g」の表記をしているものが多いと思います。しっかりチェックしましょう!
透湿性とはどういう意味なのか知っているだけで、格段に機能性の高いウェアを選ぶことができますよ。ただ、透湿性の数値が高まるほど高価なウェアになっていきます。
ウェアの機能素材について詳しく解説しました。これらの機能性がしっかり備わっているウェアは、少し価格が高いかもしれません。
でも、機能性を重視することで、長い時間でも快適にスノーボードが楽しめるので、ぜひおすすめします!
この機能素材や性能については、知っていると得する知識なので、これからのウェア選びに役立ててほしいです。
スノーボードウェアのレイヤーについて
スノーボードには、2レイヤーと3レイヤーで製作されているものがあります。このレイヤーとは、いくつの生地で製作されているかを言います。
2レイヤーであれば内側1枚、外側1枚の生地で製作されています。3レイヤーは中に1枚多くレイヤーがありますが、基本的には中綿を使用することで防寒性が向上しています。
基本的には2レイヤーのスノーボードウェアが多く流通しています。ただし、北海道など厳寒地のハイシーズンで滑る時には3レイヤーが良いこともあります。
ただ、中に着るファーストレイヤー・セカンドレイヤーで温度調整が可能です。
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まとめ
スノーボードウェアの選び方をご紹介してきました。ウェアを選ぶ時のポイントがイメージできましたか?これまで解説してきた内容をまとめました。
- デザインは重視しよう!
- 素材の機能性で選ぶ!-耐水圧と透湿性-
- ウェアの便利な機能と使いやすさもチェック!
- サイズ感はルーズなものを選ぶのがトレンド!
- ブランドは上下で合わせよう!
ご紹介してきた選び方を参考に、今シーズンのお気に入りのウェアをゲットしてくださいね!楽しいスノーボードライフを応援しています。