【スケートボード】

スケートボードのベアリングの選び方や種類!おすすめブランドも紹介

まさやん
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  • スケボーのベアリングは何を選べば良いの?
  • いろいろなメーカーがあるけどおすすめは?
  • 選び方も知っておきたいけど、、、

このようなお悩みをこの記事では解決できるようにまとめています。スケボーの滑走能力に大きな影響を与えるベアリングはしっかりと理解して選ぶ必要があります。

ベアリングはどれも同じように見えてしまいますが、細かな違いがあります。その違いを知ることで自分に合うベアリングを選ぶことができます。注目するべきは「グリスorオイル」と「ABECの数値」です。

それでは早速スケボーのベアリングの選び方を解説していきます!

スケートボードのベアリングについて

スケートボードのベアリング

スケートボードにはベアリングが必至となります。ベアリングがないと滑走することができません。1つのウィールに2つはめ込むため、スケボーを組むにはベアリングは8個必要になります。スケボーブランドが販売しているベアリングは8個で1セットです。

ベアリングのサイズについては、内径8mm・外径22mm・幅7mmになります。大抵のウィールがこの規格に合うようになっているため、工業用の安いベアリングではなくて、スケボーブランドのベアリングを買えば間違いなくフィットします。

スケボーはベアリングの違いで滑走時の推進力が高まるため小さい力でも滑りやすくなります。滑りやすいほど良いのか?と思うかもしれませんが、それはレベルによって異なります。そのあたり奥が深いです!

工業用の安いベアリングを購入するときにはサイズをしっかりと確認するようにしましょう。

スケートボードのベアリングの選び方

ベアリングの選び方

スケボーのベアリングを選ぶときに必要な知識が大まかには4つありますが難しいことではないため、しっかりと知識として覚えておきましょう。

  1. 2種類のタイプ
  2. ABECの数値
  3. ボール数
  4. スペーサーの有無

①滑り心地が異なる2種類

ベアリングにも種類があります。グリスタイプ・オイルタイプに分かれます。それぞれ特徴が異なります。

グリスタイプ

グリスタイプのベアリングはグリスという粘度がある物質が注入されているためオイルタイプと比較すると回転数が劣る傾向があります。また、シールドとよばれるパーツが両面を覆っていることでゴミがベアリング内部に侵入することを防ぎます。

そのため、こまめなメンテンスを必要としません。粘度があるグリスによって回転性が保たれるためスケボー初心者にはおすすめです。個人的にもグリスタイプがメンテが楽でよく選んでいます。

オイルタイプ

オイルタイプはベアリングの滑りを保つためにオイルを注入するベアリングです。グリスと比較するとオイルのため粘度が低いです。つまりは油をさして回転性を上げるようになります。グリスよりも抵抗が少なくなるため、よく走るという特徴があります。

一方で、オイルが少なくなると滑りが悪くなるため定期的にオイルを指す必要があります。シールドも片面のものが多くゴミがベアリング内に入ることがあるため定期的なメンテンスを必要とします。メンテしないと故障の原因にもなりますので。

オイルもスケボー専用のメンテナンスオイルを使う必要があります。安いからといって工業用のものを使用するとベアリングが故障するリスクを高めることになるのでご注意を!

②「ABEC」の数値に注目!

ABECはベリアリングの回転精度を表す規格を数値化したものになります。スケボーのベアリングに限らず、ベアリングについて使われているアメリカ規格になります。日本ではJISが回転精度を表す規格になります。

  • ABEC1・3・5・7・9
  • JIS0・6・5・4・2

右にいくほど回転精度が上がり回転しやすくなっています。スケボーのベアリングはABEC表記で3・5・7・9を使用します。

初心者はABEC3を使用することが多いです。そこから上達するにつれてABEC5。用途によってはABEC7・9を選ぶます。基本的にはABEC、3・5のどちらかを選ぶことが殆どです。

ABEC3:初心者やトリックメイン

ABEC5:トリックや中級者以上

ABEC7・9:ランプ・スピード重視

③乗り方に合わせて「ボール数」を選ぶ

スケボーのベアリングには中に金属製のボールが7つ、もしくは6つ内蔵されています。7つのものが一般的な規格となっていますが、より滑りを良くしたい場合は6ボールを選ぶこともあります。

球体の数が少ないと摩擦が少なくなるため回転性が向上します。ただし耐久性は7ボールに劣あるため、激しいトリックや高い位置から降りるような衝撃に耐える必要がある場合は6ボールは選びません。

ボールの素材はスチールが一般的。ですが、耐熱・耐久・軽量化を求めてセラミック素材を使っている場合もあります。スチールボールのベアリングよりも高価です。

④スペーサーの有無

スケボーのベアリングを購入したときにスペーサーがついているものがあります。スペーサーとは上記のような円柱をした金属になります。ウィール内部に取り付けることで、ベアリングへの負荷を軽減させることができます。

スペーサーをつけることでベアリングの耐久性も上がるため、ベアリングが長持ちします。また、スペーサーが無くても問題なく滑ることはできます。

スケートボードおすすめベアリング

スケボーのベアリングには2大ベアリングブランドがあります。「BONES」「NINJA」です。どちらのブランドも幅広いラインナップがあるため、レベル問わず自分にあるベアリングを見つけることができます。

BONES(ボーンズ)

ウィールも販売しているBONES。ベアリングでも絶大な人気があります。

BONES
BONESで幅広いユーザーから指示されているロングセラーモデルです。オイルタイプでラバーシールドが片面に採用。メンテナンスをカンタンに行えます。ABEC値は不明。 ※BONES社は工業規格である国際精度基準ABEC数値を否定しています。「機械に頼った超高速で回転するベアリング精度値は駆動力を持たないスケートのウィール回転性能の基準には当てはまらない」と言う確たる考えがあるからです。
タイプ:オイル ABEC:不明 スペーサー付属:あり
ただ、製品の品質は高いです。どんなジャンルでも対応できる素晴らしいベアリングなことに変わりありません。
Bones
BONESのREDS BSACBR88はローコストベアリングです。生産を中国で行うことで低コスト化を実現しています。スチールボールには高強度のベアリング剛素材を使用することで品質・耐性に優れています。
タイプ:オイル ABEC:記載なし(だけど7相当と言われています) スペーサー付属:なし
BONES
SUPER SWISS 6BALL BASWBB68は6ボールのベアリングです。摩擦が少なくなるため抵抗が小さく回転性が優れています。さらにオイルタイプのためよりスピードも向上します。 片面にシリコンカバーが施されているためメンテナンスしやすいです。7ボールよりも耐久性は低くなりますが、スピードを重視する人におすすめなベアリングです。
タイプ:オイル ABEC:不明 スペーサー付属:あり

NINJA(ニンジャ)

NINJAには多種のベアリングがラインナップされています。そのため、どれを選べば良いか悩むブランドでもありますね!ベーシックなものからハイエンドなものまで揃っています。有名スケーターが使用しているモデルとして展開している製品もありますよ!

NINJA
NINJAの中でもリーズナブルでベーシックベアリング。初心者の方におすすめです!グリスタイプでノーメンテで長期間良好な滑りを楽しむことができます。コスパも良くていい感じ!
タイプ:グリスorオイル ABEC:3 スペーサー付属:なし
*グリスタイプとオイルタイプの2種類あります。
NINJA
SUPER BADDESTは超低摩擦『NINJA SUPER BADDEST OIL』入りベアリング。摩擦抵抗を極限まで抑え、ベアリングの回転が超スムーズかつ飛躍的にUPします。しかも、オイルがよくからむ特性を持っているため、飛散しにくく、揮発しにくいです。 タイプ:オイル ABEC:7 スペーサー付属:なし
NINJA
スーパー雷神は静かでスムーズな高回転性能を実現している国産ベアリング。従来品よりもラジアルスキマを大きくして、回転がより速くなるよう設計されています。世界中のプロスケーターより愛されているベアリングです。
タイプ:グリス ABEC:7 スペーサー付属:なし

まとめ:ベアリングは用途を考えて選ぶべき!

ベアリングについては注意することがたくさんあったと思います。以下、ざっくりとまとめました!

初心者:グリスタイプでABEC3

NINJAのABECオイルタイプがおすすめ!

中上級者:オイルタイプでABEC7

BONESのSWISS BSAWBX88がおすすめ!

難しことではないので、しっかりとウィールの選び方を覚えていただけたら嬉しいです!全体的なスケボーの選び方をまとめている記事もあるためそちらも参考になれば幸いです。

ABOUT ME
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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