2021.07.08 2025.11.26

【BC STREAM】RSの評価や特徴は？型落ちやユーザーレビューも！

まさやん

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BC STREAM RSの評価や評判が気になって検索しているということは、おそらく「もっとカービングを極めたいけれど、ハンマーヘッドには抵抗がある」や「ラウンドボードのままキレのある滑りがしたい」と考えているのではないでしょうか。

ハンマーヘッドに匹敵するエッジグリップを持ちながら、ラウンドボード特有の操作性も兼ね備えているなんて聞くと、本当にそんな板が存在するのか気になりますよね。

この記事では、BC STREAM RSの特徴やスペック、そして実際にどんなジャンルが得意なのかを詳しく解説していきます。あなたのスタイルに合うかどうか、ぜひチェックしてみてください。

BC STREAM RSのスペックを評価する

BC STREAM RSの最大の特徴とも言えるのが、このSVC（ショートバリアブルキャンバー）という形状ですね。

通常のキャンバーとは異なり、ノーズとテールの接雪点付近にフラットな部分、あるいはわずかなロッカーのような部分を設けることで、有効エッジ長を可変させています。

これにより、板を立てたときにはガッチリと雪面を捉えるグリップ力を発揮しつつ、フラットに踏んでいるときはルーズに動かせる操作性の良さを実現しているのです。

特にターン導入のスムーズさは特筆すべき点かなと思います。板を少し傾けるだけでノーズがスッと雪面に食いつき、オートマチックにターンの弧を描き始めてくれる感覚は非常に気持ちが良いものです。

キャンバーの反発もしっかりあるため、ターン後半の抜けも良く、次への動作へスムーズに移行できるのが魅力ですね。

このボードを手にした多くのライダーが驚くのは、そのフレックスとトーションの絶妙なバランスです。単に硬いだけの板なら他にもたくさんありますが、RSは「しなやかさ」と「粘り」が同居している点がユニークですね。

手で押してみると意外とたわむ柔軟性を感じるのに、いざ雪上でスピードを出すと驚くほど安定します。

これは、トーション（ねじれ剛性）がしっかりと計算されて設計されているからだと考えられます。足元の操作に対して板が素直に反応しつつも、エッジが雪面から離れないような粘り強さがあるため、荒れたバーンや高速域でもバタつきにくいのです。

ライダーの意思をダイレクトに伝えられるので、自分の技術が向上したかのような錯覚さえ覚えるかもしれません。

RSは見た目こそ普通のラウンドボードですが、その中身は完全に「カービングマシン」として設計されています。

ノーズ幅がテール幅よりも広いテーパードシェイプを採用しており、これがターン始動のスムーズさと後半の切れ上がりを助けています。

ラウンドボードの良さは、ずらしやすさとリカバリーのしやすさにあります。ハンマーヘッドボードは一度エッジが噛むと強烈なグリップを生みますが、その分ズラしにくく、逆エッジのリスクも高まりがちです。

しかしRSは、ラウンド形状のおかげで必要なときにはスッとエッジを外して調整できる余裕があります。この「逃げ」を作れる点が、攻めた滑りの中にも安心感をもたらしてくれる大きな要因と言えますね。

「ラウンドボードでハンマーヘッドに勝つ」というコンセプトで開発された経緯がある通り、そのエッジグリップ力は凄まじいものがあります。特にアイシーなバーンや硬い圧雪バーンにおいて、その真価を発揮します。

通常のラウンドボードではエッジが抜けてしまいそうな場面でも、RSならググっと雪面に食らいついて耐えてくれる感覚があるでしょう。

これは、ボード内部のメタル素材やグラスファイバーの配置、そして前述のSVCキャンバーの恩恵が複合的に作用している結果です。

ハンマーヘッド特有の「オートマチックに曲がっていく感覚」をラウンドボードで再現しており、深いバンク角でのカービングを好むユーザーにとって非常に頼もしい相棒になるはずです。

サイズ展開に関しては、自分の体格や滑りのスタイルに合わせて慎重に選ぶ必要があります。一般的に、カービングメインで安定感を求めるなら長めのサイズ、ラントリや操作性を重視するなら短めのサイズを選ぶのがセオリーですね。

例えば、159cmや162cmといった長めのサイズは、有効エッジが長く接雪面積が増えるため、高速域での安定感が抜群です。

一方で、156cm前後のサイズは取り回しが良く、ショートターンや地形遊びを含めた軽快なライディングに向いています。

また、ウエスト幅もサイズによって異なるため、足のサイズが大きい方はドラグ（ブーツが雪面に当たること）を防ぐためにワイドなモデルを検討するのも一つの手です。

自分の身長マイナス15cm〜20cmを目安にしつつ、求めるスタイルに合わせて微調整することをおすすめします。