ネコマと蔵王を直行バスで周遊!東北雪旅手形4万円の内容を解説

今シーズン、東北のスノーボード旅行が少し面白くなりそうです。
福島県の「星野リゾート ネコマ マウンテン」と山形県の「蔵王温泉スキー場」が連携し、新しい広域観光プロジェクト「Tohoku Deep Trail」を始動しました。
注目は、両エリアをつなぐ直行バスと、リフト券・ランチ券・宿泊優待がセットになった「東北雪旅手形」です。
東北雪旅手形は2名1組で40,000円。2026年11月15日から200組限定で販売する予定です。
ただし、4万円ですべての旅行費用が含まれるわけではありません。宿泊費や直行バス代は別料金です。
私としては、今回の発表で特に評価したいのは割引額そのものよりも、車を使わずに東北の大型スキー場を周遊しやすくなる点です。
この記事では、東北雪旅手形の内容、直行バスの運行期間、料金、宿泊施設、どんな人に向いているプランなのかを解説します。
- Tohoku Deep Trailとは何か
- 東北雪旅手形4万円に含まれるもの
- ネコマ〜蔵王直行バスの運行期間と料金
- BunkLodge NEKOMAなどの宿泊施設
- 周遊旅行に向いている人と注意点
ネコマと蔵王が「Tohoku Deep Trail」で連携
Tohoku Deep Trailは、会津磐梯と蔵王の2つのスノーエリアを結ぶ広域連携プロジェクトです。
ネコマ マウンテンと蔵王温泉スキー場を中心に、直行バスや滞在型パッケージを用意することで、東北を巡る新しい雪山旅行を提案しています。
ネコマはパウダーやパーク、幅広いコース構成が特徴。一方の蔵王は樹氷や温泉を楽しめる大型スノーリゾートとして知られています。
それぞれ単独で行くことはあっても、1回の旅行で両方を滑るとなると、移動手段の確保が課題になりがちです。
そこを解決しようとしているのが今回のプロジェクトです。
ネコマと蔵王で雪質・地形の違いを楽しめる
個人的には、両スキー場を組み合わせるメリットは「有名な2か所へ行ける」だけではないと思います。
ネコマ マウンテンでは広いゲレンデでパウダー、フリーラン、パークを楽しみ、蔵王では樹氷や独特の地形、温泉文化に触れる。
滑る場所だけでなく、雪山旅行全体の楽しみ方が広がります。
東北雪旅手形は2名40,000円!何が含まれる?
今回販売される「東北雪旅手形」は、2人1組で購入する周遊パッケージです。
| 商品名 | 東北雪旅手形 |
|---|---|
| 販売開始予定 | 2026年11月15日 |
| 価格 | 40,000円(税込・2名1組) |
| 販売数 | 200組400名限定 |
| ネコマ | ペアのリフト券2日分・ランチ券2日分 |
| 蔵王 | ペアのリフト券2日分・ランチ券2日分 |
| 宿泊 | 対象宿泊施設の優待利用 |
| その他 | オリジナル通行手形 |
| 宿泊料金 | 別料金 |
| 直行バス | 別料金 |
2人で40,000円なので、パッケージ代は1人あたり20,000円相当です。
両スキー場をそれぞれ2日間滑る旅行を想定した内容になっています。
ただし、実際にいつ利用できるか、リフト券・ランチ券の引換条件などは購入時の詳細を確認してください。
宿泊代は含まれていない
ここは大事なポイントです。
東北雪旅手形には宿泊施設の特別優待を利用できる権利が含まれていますが、ホテルや旅館の宿泊料金そのものは含まれていません。
例えば、手形を40,000円で購入したあと、利用したい宿を別途予約し、宿泊料金を支払う形になります。
「40,000円で2人が宿泊付きの雪山旅行を全部楽しめる」と考えないようにしたいですね。
対象ホテル・旅館は幅広い
対象施設には、リゾートホテルだけでなく、温泉旅館や滑走重視の宿泊施設も含まれています。
| エリア | 主な宿泊施設 |
|---|---|
| 蔵王 | 界 蔵王 |
| 蔵王 | 深山荘 高見屋 |
| 蔵王 | 蔵王国際ホテル |
| 蔵王 | JURIN |
| 会津磐梯 | BunkLodge NEKOMA |
| 会津磐梯 | 磐梯山温泉ホテル |
| 会津磐梯 | 裏磐梯レイクリゾート |
| 会津磐梯 | メルキュール裏磐梯リゾート&スパ |
滑ることを最優先するか、温泉や食事まで満喫するかによって、選びたい宿は変わります。
ネコマ〜蔵王の直行バスは2027年2月に運行
今回のプロジェクトでもう一つ注目したいのが、両エリアを結ぶ「Tohoku Deep Trail BUS」です。
これまで公共交通機関での移動が難しかった会津磐梯と蔵王温泉の間を、直行バスで移動できるようにする計画です。
| 運行予定 | 2027年2月3日〜2月25日 |
|---|---|
| 運行頻度 | 週1回予定 |
| 所要時間 | 約2.5〜3.5時間 |
| 料金 | 片道1名6,500円(税込)予定 |
| 予約方法 | WEB事前販売予定 |
直行バスの発車時間は、朝の滑走を楽しんだあとに移動できるよう午後に設定する方針です。
午前中に片方のスキー場を滑り、昼食後にもう片方のエリアへ移動するという旅行を想定しています。
移動時間は停留所によって変わる
公式の紹介では両エリアの距離感を約2時間と説明する部分もありますが、具体的なバス運行概要では途中休憩を含めて約2.5〜3.5時間と案内されています。
旅行計画では、実際の運行概要に示された2.5〜3.5時間を目安にするのが適切でしょう。
毎日運行ではない点に注意
直行バスは、現時点では週1回の運行予定です。
好きな日ならいつでも移動できるわけではないため、宿泊日を予約する前にバスの運行日と発着場所を確認する必要があります。
スキー場の営業日程とバスの運行日程がかみ合わないと、思っていた旅行プランを組めない可能性があります。
東北雪旅手形40,000円には、直行バス代と宿泊費が含まれていません。さらに直行バスは週1回の運行予定です。パッケージを購入する前に、移動日・ホテルの空き・旅行総額を合わせて確認しましょう。
BunkLodge NEKOMAは周遊旅行の拠点にもおすすめ
会津磐梯エリアの宿泊候補として注目したいのが、2027年1月12日に開業予定の「BunkLodge NEKOMA」です。
こちらはスノーボーダーが長く滞在して滑り込むことを意識した宿泊施設です。
4名・6名で利用しやすい客室、チューンナップスペース、乾燥室、コインランドリー、大浴場などが用意されています。
2人で旅行する場合の客室料金は、6人利用の最安目安とは異なるため、人数に合った料金を確認してください。
施設の特徴はBunkLodge NEKOMAの料金・設備・アクセス解説でも詳しくまとめています。
東北雪旅手形はお得?通常旅行と比較して考える
4万円という金額だけを見て、必ず得だと断定することはできません。
同じスキー場を滑る場合でも、通常のリフト券料金、早割券、宿泊日、移動方法によって総額が変わるからです。
手形が向いている人
- ネコマと蔵王の両方を滑ってみたい
- 東北を複数日かけて旅行したい
- 友人やパートナーと2人で行く
- 雪質だけでなく温泉や観光も楽しみたい
- 移動時の雪道運転を減らしたい
個別の早割券が向いている人
一方、ネコマか蔵王のどちらか一方だけを滑る人は、通常の早割券やシーズン券の方が合理的かもしれません。
また、宿泊先がすでに決まっている場合や自家用車で自由に移動したい人は、手形に含まれる宿泊優待やバスのメリットを十分活用できない可能性があります。
価格よりも旅行内容が自分に合うかで選ぶことをおすすめします。
Snowboard Hackが東北周遊企画で注目するポイント
今回の発表で、私が最も評価したいのは「県をまたいでスキー場が連携する」という考え方です。
これまでのスキー場は、どうしても自分の施設へ何人集めるかという競争が中心になりがちでした。
しかし今回のプロジェクトでは、会津磐梯と蔵王を一つの雪旅エリアとして提案しています。
スノーボーダーからすると、1回の遠征で異なる雪質や地形、文化を楽しめるのは魅力です。
特に北海道や白馬に人気が集中しがちな中で、東北全体の魅力を発信する取り組みには意味があると思います。
ただし、現状の直行バスは週1回の予定で、誰もが使いやすい交通手段とまでは言えません。
今後バスの運行頻度が増え、個人旅行でも気軽に周遊できるようになるか。個人的には、この点を継続して注目したいですね。
東北雪旅手形についてよくある質問
Q. 東北雪旅手形はいくらですか?
2人1組40,000円(税込)です。200組限定で販売される予定です。
Q. ホテル代も含まれますか?
いいえ。宿泊施設の優待利用が含まれますが、宿泊料金は別途必要です。
Q. ネコマと蔵王を結ぶバスはいくらですか?
片道1名6,500円(税込)を予定しています。東北雪旅手形には含まれません。
Q. 直行バスは毎日運行しますか?
いいえ。2027年2月3〜25日の期間に週1回運行予定と案内されています。
Q. 東北雪旅手形はいつから販売されますか?
公式特設ページと発表資料の詳細欄では2026年11月15日からと案内されています。初報の冒頭には別の日付も見られるため、実際の購入前に公式販売ページを確認してください。
まとめ:ネコマと蔵王の新しい雪山旅行に期待
- ネコマと蔵王が広域連携「Tohoku Deep Trail」を始動
- 2027年2月に直行バスを運行予定
- バスは週1回、片道1名6,500円予定
- 東北雪旅手形は2名40,000円
- 200組限定で11月15日販売開始予定
- 両スキー場のリフト券・ランチ券・宿泊優待がセット
- 宿泊料金とバス料金は別途必要
ネコマと蔵王を一度の旅行で楽しめるというのは、スノーボーダーにとってなかなか魅力的な提案です。
ただし、4万円という数字だけで判断せず、交通費・宿泊費を含めた旅行総額を確認しましょう。
価格だけではなく、異なる雪山を巡る体験そのものに価値を感じる人におすすめしたい企画です。
最新情報や購入案内はTohoku Deep Trail公式サイトをご確認ください。










































