【サップ】

【完全版】サップに必要なもの一覧|必須ギア・服装・便利アイテム紹介

まさやん
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水上アクティビティとして人気が高まっているSUP(スタンドアップパドルボード)は、初心者から経験者まで幅広い層に楽しまれています。これから始めたい方の多くが気になるのが、どんな道具や服装を用意すれば安心して楽しめるのかという点です。

SUPはボードやパドルといった基本のギアだけでなく、安全のためのリーシュコードやライフジャケット、季節や天候に合わせたウェア、日焼けや熱中症を防ぐためのグッズなど、事前に準備しておきたいアイテムがいくつもあります。

この記事では、SUPを快適かつ安全に楽しむために押さえておきたい持ち物や装備、あると便利な小物まで詳しく解説します。初めてチャレンジする方でも迷わず準備ができるよう、実用的な情報をまとめています。

この記事で分かること
  • SUPボードやパドルの種類と選び方がわかる
  • 安全に必要な装備や持ち物が理解できる
  • 季節や状況に応じた服装のポイントが学べる
  • 快適に楽しむための便利アイテムがわかる

まず揃えたい!サップの必須ギアと必要なもの

サップ(SUP)を安全かつ快適に楽しむためには、事前に必要な道具をしっかり揃えることが大切です。ここでは、初心者の方でも分かりやすいように、サップに欠かせない基本的なギアや持ち物について詳しくご紹介します。

SUPボード:主な種類と選び方の基本

SUPボードには大きく分けて「ハードボード」と「インフレータブルボード」の2種類があります。ハードボードは強化プラスチックなどの硬い素材でできており、たわみが少なくスピードが出やすいのが特徴です。

SUPサーフィンやレースに適している一方、衝撃で破損しやすく、持ち運びや保管にスペースが必要です。インフレータブルボードはPVC素材で、空気を入れて使用するため軽量で持ち運びが簡単です。収納性に優れ、初心者やレジャー用途に人気があります。

さらに、用途に応じて「オールラウンド」「レースモデル」「ウェーブ」などのタイプに分かれます。オールラウンドタイプは安定感が高く、クルージングやエクササイズ、波乗りなど幅広い用途に対応できるため、初めての人におすすめです。レースモデルは細長くスピード重視、ウェーブタイプはサーフィン向きで操作性重視です。

選び方のポイントは「長さ」「幅」「厚み」です。長さが長いほど直進性が高くスピードが出ますが、小回りは効きにくくなります。幅が広いと安定性が増し、初心者には30〜32インチ程度が安心です。

厚みがあると浮力が増し安定しますが、風や水の抵抗が大きくなります。初心者は9~13フィートの長さ、30~32インチの幅、4~6インチの厚みを目安に選ぶと失敗が少ないでしょう。

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パドル:長さや素材で変わる使い心地

SUPパドルは「長さ」「素材」「ブレードの大きさ・形状」「シャフトの硬さ」などで使い心地が大きく変わります。パドルの長さは、クルージングなら身長より15~25cm長いもの、サーフィンなら身長と同じか+5~15cm程度が目安です。初心者や家族で共有する場合は、長さを調整できるアジャスタブルタイプが便利です。

素材は主に「アルミ」「グラスファイバー」「カーボン」があり、アルミは安価で丈夫ですが重め、長時間の使用では疲れやすいです。グラスファイバーは軽量でコストパフォーマンスが高く、初心者から上級者まで幅広く使えます。カーボンは非常に軽くて強度が高く、長時間漕いでも疲れにくいですが、価格が高めです。

ブレードの大きさは、一度に水を掴む量に関係します。大きいブレードは推進力が増しますが疲れやすく、小さいブレードは扱いやすく初心者向きです。シャフトの硬さも重要で、硬いと力がダイレクトに伝わりスピードが出やすいですが、腕に負担がかかります。柔らかいシャフトは疲れにくいですが、力が分散されるため推進力は控えめです。

自分の体格や用途、予算に合わせて、最適な長さ・素材・形状のパドルを選ぶことが、快適なSUP体験につながります。

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リーシュコード:安全確保に不可欠な理由

リーシュコードはSUPボードと自分の足首をつなぐロープ状のアイテムです。SUPは水面に浮かぶスポーツのため、落水することは珍しくありません。リーシュコードがあれば、落ちてもボードが流されず、すぐに掴まることができます。特に風や波がある状況では、ボードがあっという間に遠ざかってしまうため、リーシュコードが命綱となります。

SUP用のリーシュコードは、サーフィン用よりもやや長めに設計されており、ボードの長さに合わせて選びます。一般的には「コイル型」と「ストレート型」があり、コイル型は水の抵抗が少なく絡まりにくいのが特徴です。足首や膝下にしっかりと装着し、外れにくいものを選びましょう。

SUPを安全に楽しむためには、必ずリーシュコードを着用することが基本です。初心者はもちろん、経験者でも油断せず、毎回しっかり装着する習慣を身につけることが大切です。

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ライフジャケット:万が一に備える重要性

ライフジャケットは、SUPをはじめとしたウォータースポーツで命を守るための最重要アイテムです。水上では予期せぬ転倒や落水が起こることがあり、泳ぎが得意な人でも体力を消耗したり、パニックになったりするリスクがあります。

ライフジャケットを着用していれば、浮力が確保されるため、落水時にも体が沈みにくくなり、安心してボードに戻ることができます。

SUP用のライフジャケットは動きやすさを重視した設計が多く、体にフィットしやすいものや、通気性に優れたタイプが人気です。サイズが合っていないと十分な効果が得られないため、自分の体型に合ったものを選びましょう。また、色が明るいものは視認性が高く、万が一の救助時にも役立ちます。

SUPでは法律上着用が義務付けられていない場合もありますが、安全のためには必ず着用することが推奨されています。大人も子どもも、ライフジャケットを着けることで、安心してSUPを楽しむことができます。

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飲み物:熱中症対策として必ず携帯

SUPは水の上で行うスポーツですが、意外と汗をかきやすく、気づかないうちに体内の水分が失われていきます。特に夏場や日差しの強い日は、熱中症のリスクが高まります。こまめな水分補給を心がけるためにも、必ず飲み物を持参しましょう。

おすすめは、ペットボトルや水筒に入れた水やスポーツドリンクです。防水バッグやボードのネット部分に収納しておけば、いつでも手軽に飲むことができます。喉が渇く前に少しずつ飲む習慣をつけることで、体調を崩さず安全にSUPを楽しめます。

タオル・着替え:SUP後の必須アイテム

SUPを終えた後は、濡れた体をしっかり拭き、快適に着替えるための準備が欠かせません。タオルは全身を拭ける大きめのものと、顔や手を拭く小さめのものを用意しておくと便利です。着替えは、濡れたウェアや水着から乾いた服に着替えることで、体温の低下や風邪を防ぐことができます。

特に気温が低い日や風が強い日は、着替えを素早く済ませることが重要です。更衣用のポンチョやラップタオルがあると、屋外でもスムーズに着替えられます。SUP後の快適さと健康のために、タオルと着替えは必ず用意しておきましょう。

日焼け止め:水上での紫外線対策を忘れずに

SUPは水面の反射によって、想像以上に強い紫外線を浴びるスポーツです。日焼け止めを塗らずに長時間過ごすと、肌が赤くなったり、ひどい場合は火傷のような症状になることもあります。

SUPを始める前に、顔や首、腕、足など露出している部分にしっかりと日焼け止めを塗りましょう。ウォータープルーフタイプを選ぶと、汗や水しぶきでも落ちにくく安心です。また、2~3時間ごとに塗り直すことで、効果を持続させることができます。紫外線対策を徹底し、健康的にSUPを楽しむためにも、日焼け止めは必須アイテムです。

あると快適!サップに必要なもの【服装と便利グッズ】

サップをより快適に楽しむためには、服装や便利グッズにもこだわりたいところです。季節や天候に合わせた服装選びや、あると便利なアイテムについて分かりやすくまとめました。快適なサップ体験の参考にしてください。

服装:季節に応じた水着・ウェットスーツ

SUPを楽しむ際の服装選びは、季節や天候に合わせて工夫することが大切です。夏場であれば、水着だけでも十分に楽しめますが、長時間水の上にいると体が冷えやすくなります。水着の上にTシャツやショートパンツを重ねると、日焼け対策にもなり安心です。

春や秋、または水温が低い場所では、ウェットスーツの着用が推奨されます。ウェットスーツは体温の低下を防ぎ、万が一落水したときにも保温効果を発揮します。特に初心者や寒がりの方は、薄手でもよいのでウェットスーツを用意しておくと安心です。

また、風が強い日や天候が変わりやすい場合には、ウィンドブレーカーやパーカーなどを羽織るのもおすすめです。体が濡れていると風邪をひきやすくなるため、SUP後はすぐに乾いた服に着替えられるよう準備しておきましょう。

季節や気温、水温に合わせて最適な服装を選ぶことで、快適かつ安全にSUPを楽しむことができます。

服装:ラッシュガードで日焼けと体温低下を防ぐ

SUPをする際は、ラッシュガードの着用がとても役立ちます。ラッシュガードは、薄手で伸縮性のある素材でできており、肌を紫外線から守る効果があります。水面は太陽光が反射しやすく、通常よりも強い日差しを浴びるので、日焼けのリスクが高まります。

ラッシュガードを着ることで、腕や背中、肩など露出しやすい部分をしっかりカバーでき、日焼けによる肌のダメージを防げます。

さらに、ラッシュガードは体温の低下も防いでくれます。水に濡れた状態で風が吹くと、体が冷えやすくなりますが、ラッシュガードを着ていれば直接風が当たりにくくなり、冷えを感じにくくなります。

速乾性が高い素材なので、SUP後も素早く乾き、快適に過ごせます。長袖タイプやフード付きのものを選ぶと、首や手の甲までしっかり守ることができます。ラッシュガードは、SUPの服装として非常におすすめのアイテムです。

服装:マリンシューズで足元を安全に

SUPを安全に楽しむためには、足元の装備にも気を配ることが大切です。マリンシューズは、水中や水辺での活動に適した靴で、滑りにくいゴム底や速乾性のある素材が特徴です。

裸足でSUPをすると、ボードの表面や岸辺の石、貝殻などで足を傷つけてしまうことがあります。マリンシューズを履いていれば、こうしたケガを防ぐことができ、安全にSUPを楽しめます。

また、SUPボードの上は濡れて滑りやすくなることがありますが、マリンシューズならしっかりとグリップが効くので、バランスを取りやすくなります。足元が安定することで、初心者でも安心してパドルを漕ぐことができるでしょう。

さらに、夏場の砂浜や岩場は非常に熱くなることもありますが、マリンシューズを履いていれば熱さから足を守ることもできます。SUPをする際は、ぜひマリンシューズを用意して、快適で安全な足元を確保しましょう。

帽子:強い日差しから頭部を守る必需品

SUPを楽しむ際には、帽子の着用がとても重要です。水の上は太陽の光が反射しやすく、陸上よりも強い日差しを浴びることになります。長時間直射日光を浴びていると、頭部が熱くなり、熱中症や日射病のリスクが高まります。

帽子をかぶることで、頭皮や顔、首筋を日差しから守ることができ、体温の上昇を防ぐ効果も期待できます。

特におすすめなのは、つばの広い帽子や首の後ろまでカバーできるタイプです。これらは顔だけでなく、首筋までしっかりと日差しを遮ってくれます。また、風で飛ばされにくいように、あご紐付きの帽子を選ぶと安心です。

SUP中は両手がふさがるため、帽子が飛んでしまうと拾いにくくなります。メッシュ素材や速乾性のある素材を選ぶと、汗をかいても蒸れにくく快適です。

帽子は、夏だけでなく春や秋のSUPでも活躍します。季節を問わず、強い日差しから頭部を守るための必需品として、必ず用意しておきましょう。

サングラス:水面の照り返しから目を守る

SUPをする際にサングラスを着用することは、目の健康を守るためにとても大切です。水面は太陽の光を強く反射するため、裸眼で長時間過ごすと目が疲れやすくなり、視界がぼやけたり、頭痛の原因になることもあります。

サングラスをかけることで、強い日差しや水面の照り返しによるまぶしさを和らげ、快適に水上で過ごすことができます。

サングラスを選ぶ際は、紫外線カット機能があるものを選びましょう。UVカット機能がしっかりしていれば、目を紫外線から守ることができ、白内障などの目のトラブルを予防することにもつながります。

また、SUP中は動きが多いため、耳にしっかりフィットするタイプや、メガネバンドを使うと落下防止になります。偏光レンズのサングラスは、水面のギラつきを抑えてくれるので、よりクリアな視界を確保できます。

サングラスは、晴れた日だけでなく曇りの日にも紫外線対策として役立ちます。目の健康を守るためにも、SUPの持ち物として必ず用意しておきたいアイテムです。

防水バッグ・ケース:スマホや貴重品の保護に

SUPを楽しむ際は、スマートフォンや財布、鍵などの貴重品をどう持ち運ぶかが悩みの種です。水に濡れるリスクが高い環境なので、防水バッグ防水ケースの利用がとても役立ちます。これらのアイテムを使えば、スマホや貴重品を水や砂からしっかり守ることができ、安心してSUPに集中できます。

防水バッグは、ロールトップ式やジッパー式などさまざまなタイプがありますが、完全防水仕様のものを選ぶと安心です。サイズも小型から大型まであるので、持ち運ぶ荷物の量に合わせて選びましょう。SUPボードには荷物を固定できるネットやバンドが付いていることが多いので、防水バッグをしっかりと固定しておくと落下の心配もありません。

また、防水スマホケースを使えば、スマホを水没から守りつつ、写真撮影や連絡も可能です。首から下げられるタイプや、アームバンド式のものもあり、使い勝手に合わせて選べます。SUPをより快適に、安心して楽しむためにも、防水バッグやケースはぜひ用意しておきたいアイテムです。

その他:あると役立つ便利アイテム紹介

SUPをより快適に楽しむためには、基本の持ち物に加えて「あると便利なアイテム」を用意しておくと安心です。まず、酔いやすい方や初めてSUPに挑戦する方には「酔い止め薬」がおすすめです。

SUPはバランスを取り続けるスポーツなので、思った以上に体が揺れ、船酔いのような症状が出ることもあります。事前に用意しておくと、体調不良で楽しめなくなるリスクを減らせます。

また、「メガネバンド」や「メガネストラップ」は、サングラスやメガネの紛失防止に役立ちます。水上で落としてしまうと拾うのが難しいため、必ず装着しておくと安心です。

さらに、速乾性の高い「タオル」や「ポンチョ」は、SUP後の着替えや体を拭くときにとても便利です。特にポンチョは、屋外での着替え時に目隠しや風除けとしても使えるため、1枚持っていると重宝します。

そのほか、SUPボードを運ぶ際に便利な「キャリーカート」や、休憩時に使える「折りたたみチェア」なども、余裕があれば用意しておくと快適さがアップします。こうした便利アイテムを活用することで、SUPの時間をより安全かつ快適に過ごすことができます。

まとめ:サップに必要なものについて

SUP(サップ)を安全かつ快適に楽しむためには、基本的な装備から便利なグッズまで、しっかりと準備しておくことが大切です。

SUPボードやパドルは用途や体格に合ったものを選び、リーシュコードやライフジャケットは万が一の事故を防ぐために必ず用意しましょう。

服装は季節や天候に合わせて水着やウェットスーツ、ラッシュガード、マリンシューズなどを選び、熱中症や日焼け対策として飲み物や日焼け止めも欠かせません。

帽子やサングラス、防水バッグといった小物類も、快適さや安全性を高めてくれます。

さらに、酔い止め薬やメガネバンド、着替え用のポンチョなど、あると便利なアイテムも積極的に活用しましょう。しっかり準備を整えて、安心してSUPの魅力を存分に味わってください

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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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