【保存版】バックカントリーにオススメなスノボは?特徴や選び方を徹底解説!
- バックカントリーに挑戦したいけどボードは今のままで良いの?
- 新しくバックカントリー専用のスノボを買いたいけど分からない?
- バックカントリー向きのスノボのどれが自分に合っているの?
バックカントリーでスノーボードするということはかなり上級者だと思います。ただ、ゲレンデで滑るスノーボードの選び方とは大きく異なっているためボード選びに悩んでいませんか?
僕もあなたと同じようにスノボーはしていましたが、バックカントリーに行ったことがなく知識はありませんでした。ですが、ここ5年ほどバックカントリーでスノーボードしてきたことで知識が増えていきました。
実はバックカントリー向きなスノーボードの特徴や選び方はあるポイントさえ抑えておけば大丈夫です。
この記事では、そんな僕が実体験を基におすすめのスノーボードを解説していきます。さらに、この記事を読むことでバックカントリー向きなスノーボードの選び方も知ることができます。
バックカントリーにオススメなスノボの選び方は?
バックカントリー向きなスノーボードの選び方については、さまざまな角度から選ぶことができます。この記事では、その中でも「滑るシチュエーション」に注目して選び方を解説してきます。
- ゲレンデからコース外へ
- 雪山を登山してから滑り降りる
- 途中でトラバース(横移動)する
この3つのシチュエーションを想定して選び方を見てみましょう。
①ゲレンデからコース外へ
ゲレンデからコース外というと危険だ!と感じるかもしれませんが、ゲレンデによっては事故責任の上でコース外を滑走可能区域といてオープンしているところもあります。
このような場合はゲレンデからスタートしてゲレンデに戻れることが大半です。これをバックカントリーというかは微妙なところではありますが、プチなバックカントリーと認識します。
この場合は、パウダーの滑走能力が高く、オールラウンダーに滑ることができる特徴を持つボードを選びます。通常のゲレンデのパフォーマンスも考慮して選ぶことでさまざまな雪面に対応することができます。
②雪山を登山してから滑り降りる
雪山を登山して滑降するガチなバックカントリーですが、滑り降りるシチュエーションで選ぶ選択が変わります。
たとえば、木が多いツリーランであれば小回りが利く方が良いです。また、オープンバーンな場合は高速滑走で安定感があるボードを求める方もいます。
どちらのシチュエーションが多いかで選ぶ選択肢が変わりますが、日本の雪山であればツリーランする機会が多いため、小回りが利いて浮力が強い特徴を持つボードを選ぶことをおすすめします。
③途中でトラバース(横移動)する
バックカントリー中に途中で滑ることを止めて、トラバース(横移動)することがあります。基本的には、スノーシューをブーツに取り付けて歩いて移動することが多いです。
ただ、若干の傾斜があるようなところはスキーで移動することもあります(ボードでは移動できない低角度な傾斜)。
そのようなコースを滑る時にはスノーボードが縦に割れてスキー板になる特徴を持つスプレットボードを選ぶことになります。ただし、スキーのスキルも必要になります。
バックカントリー向きなおすすめスノーボード
バックカントリー向きなスノーボードと言ってもさまざまなシチュエーションで選ぶことが分かったと思います。
バックカントリーにおすすめなボードを紹介してきますが、これまで挙げた3つのシチュエーション別に評価しながら、そのボードの特性を解説してきます。
また、ボードを解説していくときに以下の用語を使用するため確認してください。
【BURTON 】ホームタウンヒーロー
BURTONの「ホームタウンヒーロー」は、その卓越したパウダーパフォーマンスでブランドのアイコンとも言えるボードです。
ディープパウダーでの浮力、斜面での快適性、そしてフリーライディングの楽しさを最大限に引き出すためにデザインされており、特にバックカントリーをこれから始める方や、柔らかい雪質での滑走を好むライダーにとって理想的な選択肢となります。
セットバックされたスタンスとテーパードシェイプは、ボードのノーズを自然に浮かせ、滑りをスムーズにしてくれるので、ライダーはあまり力を入れずとも、雪山を自在に舞い降りることができます。
加えて、ホームタウンヒーローはその多用途性で知られており、樹木が密集するトレイルやイージーな斜面でもその真価を発揮します。
このボードは、安定した滑走と素晴らしいライディング体験を求めるライダーに最適で、BURTONの確かな品質とパフォーマンスを背景に、バックカントリーの新たな地平を切り拓くための信頼できる相棒になるでしょう。
シチュエーション | 評価 |
ゲレンデ⇒コース外 | |
登山して滑走 | |
トラバースあり |
ちなみに、スプレートボード版のホームタウンヒーローもあります。
【MOSS SNOWSTICK】Q505
MOSS SNOWSTICKの「Q505」は、バックカントリー初心者におすすめの扱いやすいスノーボードです。
テイパーの幅が広いことで浮力が高く、パウダーでもしっかりと浮いて操作しやすさがUP。抜群の浮力により、パウダーでのライディングに自信がない方でも扱いやすくなっています。
バックカントリーを始めたばかりの方でも、Q505ならパウダーを楽しむことができます。
操作性と浮力を両立した、入門者に優しい1枚です。ディープな雪でも安心して滑走を楽しめるのが魅力的なモデルといえます。
シチュエーション | 評価 |
ゲレンデ⇒コース外 | |
登山して滑走 | |
トラバースあり |
【K2】SPLIT BEAN
K2のスプリットボード「Split Bean」は、その独特のスワローテール形状が深雪での浮力を大幅に向上させることで、パウダーを満喫できる優れたバックカントリーボードです。
テールのおかげでボード後部の沈み込みが軽減され、ノーズが浮き上がることで、ディープなパウダーでも楽に滑走できます。
また、分割可能なスプリット構造は登山時の負担を減らし、セットバックスタンスは下りの際のノーズ浮力を高めて安定感もUP。
フリーライドを楽しむライダーにとって、木々の間やタイトなラインも攻められるSplit Beanは、長時間のバックカントリーに最適な一本といえます。
シチュエーション | 評価 |
ゲレンデ⇒コース外 | |
登山して滑走 | |
トラバースあり |
【JONES】FLAGSHIP
Jones Snowboardsのフラッグシップモデルとして知られる「Jones Flagship」は、エクストリームなバックカントリーの斜面でも卓越した性能を発揮することで名を馳せています。
その最大の特徴は、極めて優れた浮力と堅牢な構造です。Directional Rockerプロファイルによりパウダーでの浮遊性が高まり、特に深雪を切り裂く際の力強いライディングが可能になります。
加えて、Mellow Magne-Tractionエッジ技術が施されており、アイスバーンにおいても優れたエッジグリップを発揮します。
高度な斜面でも圧倒的なコントロールと安定性を兼ね備えており、さらにハイスピードでのライディング時の振動吸収にも優れています。Jones Flagshipは、アグレッシブなフリーライドを愛する経験豊富なライダーに推奨されるボードです。
シチュエーション | 評価 |
ゲレンデ⇒コース外 | |
登山して滑走 | |
トラバースあり |
【CAPiTA】KAZU KOKUBO
このモデルは、日本出身のプロスノーボーダー、國母和宏(Kazuhiro Kokubo)が直接関与して設計されたシグネチャーモデルです。
フリースタイルの要素とフリーライドの機能を巧みに組み合わせ、Kazu自身が求めるバックカントリーでのライディング性能を反映しています。
中程度のフレックスにより、パウダーの中でも快適に浮遊感を感じつつ、同時に樹木地帯でのシャープなターンや自然な地形でのエアトリックも容易にこなせます。
特に、ハイブリッドキャンバープロファイルが提供するエッジの鋭い反応性は、硬いバーンでのカービングにも優れており、バラエティに富んだ雪面で安定したライディングを実現します。
このボードは、スタイリッシュなデザインと実戦での多用途性を求めるエキスパートライダーに特におすすめです。
シチュエーション | 評価 |
ゲレンデ⇒コース外 | |
登山して滑走 | |
トラバースあり |
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まとめ
この記事では、バックカントリーにおすすめなスノーボードと選び方について解説しました。さまざまなシチュエーションでバックカントリーはボードを選ぶ必要があることが分かった思います。
ただ、オールマイティにどんなジャンルでも対応できるボードが汎用性が高くてバックカントリーを始める方にはおすすめです。
それでは、あなたのスノーボードライフがより充実しますように!