【ボード】

【011artistic(ゼロワン)】MTの評価はカービング主体なモデル!3段サイドカーブが特徴的!

まさやん
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スノーボード界において、一際目を引く存在が011artistic(ゼロワン)です。この国産ブランドは、特にグラトラーからの支持を集めるグラトリ板でその名を轟かせています。

しかし、011artisticのラインナップの中で、一風変わった存在として「MT」があります。この記事では、そのMTに焦点を当て、その魅力と評価を詳しくまとめています。

MTのジャンル適正や、実際の使用感、さらには口コミに基づくレビューまで、幅広く紹介していきます。

グラトリを主眼とする011artisticの中で、グラトリ向けではないMTがどのような特長を持ち、どのようなライディングを提供しているのか確かめましょう。

【ゼロワン】MTのスペックや評価

対象メンズ
形状ハイブリットキャンバー
シェイプディレクショナル
ボードの硬さ10段階中6(普通)
対象レベル中級者以上
サイズ151,153

MTスノーボードは、ハードな雪面コンディションにも対応する強力な走破性を持っています。

3段階に調整されたサイドカーブとテーパードシェイプ形状の組み合わせにより、ターンの初動が非常に軽快でスムーズです。

テール側の強めのサイドカーブはエッジのブレを最小限に抑え、カービング時の加速を向上させるとともに、高速時の安定性も確保しています。

ソールの設計は、雪面に密着するミッドコンベックス形状を採用しており、パウダーやゲレンデクルージングなど、さまざまな状況でのライディングをサポートします。

主要なテクノロジーについて
  1. CORE TECHNOLOGY (コアテクノロジー):
    • 011Artisticの特長である”弾く”力を支える技術です。
    • PE FIBERキャンバーの特性を邪魔しない新素材繊維を使用しています。
    • カーボン素材よりも優れた高反発と振動軽減性能を持つPE(ポリエチレン)ファイバー繊維補強材を採用。
    • コアとソールの間に配置することで、トーションを変えずに強い反発を得ることができ、キレのある動きや高回転スピンが可能になります。
  2. FLEX & SOLE TECHNOLOGY (フレックス&ソールテクノロジー):
    • ボードの操作性とライディングスタイルを向上させる技術です。
    • ウエスト周りのフレックス&トーションを柔らかく設定することで、操作性が向上し、トリックのスタイルが出しやすくなります。
    • ノーズ&テールの外側には強い反発力を持たせており、オーリー時の反発や着地時の粘りも強化されています。
  3. CONVEX SOLE (コンベックスソール):
    • ジビングや小技のパフォーマンスを向上させるためのソール設計です。
    • ソールは船底のような形状に仕上げられており、ジビングやグラトリ時のエッジの引っ掛かりを最小限に抑えることができます。
    • この設計により、滑走時の滑りがなめらかになり、スピン時の回転性能も向上しています。
  4. CAMBER TECHNOLOGY (キャンバーテクノロジー):
    • ライダーたちの実践から生まれた技術です。
    • FTC( FLAT TWIN CAMBER )は、キャンバーボードのエッジコンタクトの内側に少しのフラット部分を持っています。
    • この設計により、オーリーやスピンが遅れることなく、確実に弾むことができ、プレス時の安定感も得られます。

カービングが得意なオールラウンドモデルと評価

適性が高いジャンル

オールラウンド(特にカービングが得意)

カービング
パウダー
グラトリ
ラントリ
キッカー(小~中)
キッカー(中~大)
ジブ

MTスノーボードは、特にハードな雪面コンディションに強い走破性を持っています。

これは、3段階に調整されたサイドカーブとテーパードシェイプ形状の組み合わせにより、ターンの初動が非常に軽快でスムーズになるためです。

また、テール側の強めのサイドカーブはエッジのブレを最小限に抑え、カービング時の加速を向上させるとともに、高速時の安定性も確保しています。

さらに、ソールの設計は、雪面に密着するミッドコンベックス形状を採用しており、これにより以下のジャンルでのライディングを得意としています。

  1. パウダー:新雪の上での滑走を得意とし、深い雪の中でもスムーズに進むことができます。
  2. 地形:様々な地形やアンデュレーションに対応する走破性を持っています。
  3. ゲレンデクルージング:ゲレンデ全体を自由自在に滑走するのに適しています。

これらの特性により、MTスノーボードは多様な雪面コンディションや地形でのライディングを楽しむことができ、1本で様々なシチュエーションに対応することが可能です。

初動の速さや安定感が良いとレビュー!

30代男性
30代男性

MTを使ってみて、最初に感じたのはターンの初動の軽さ。特にハードな雪面でも、3段階に調整されたサイドカーブのおかげで、スムーズにターンを切ることができました。これまでのボードとは一味違う感覚で、新しい雪面の楽しさを発見できました。

30代男性
30代男性

スピードを出しても、テール側の強めのサイドカーブがしっかりとエッジのブレを抑えてくれるので、安心してカービングが楽しめました。また、高速安定性も抜群で、長い斜面を滑る際の信頼感が増しました。

20代男性
20代男性

このボードの一番の魅力は、雪の状態を選ばないところ。新雪のパウダーエリアでも、ソールのミッドコンベックス形状が雪面にしっかりと張り付く感じで、深い雪の中でもスムーズに進めました。また、ゲレンデでのクルージングも一級品。1本でこれだけのパフォーマンスを発揮するボードは、本当に貴重だと思います。

総括

MTについては他の011の製品とは異なります。カービング性能に特化している板でグラトリ以外のユーザーも試しやすいですね。それほど癖がなくとても乗りやすい板となっています。ハイエンドなオールマウンテンボードという使用感です。

型落ちモデルはほぼ見かけない!

ゼロワンのボードは受注生産しているため数量が限られています。そのためは型落ちモデルというのはとても少なくなっています。

基本的にはシーズン終わりに少し残っている程度です。夏以降は型落ちモデルがあれば奇跡的だと考えても良いでしょう。一応、探してみる価値はあるかもしれません!

MTに合わせるビンディング

板については分かった!MTを購入したいけど、どんなビンディングを合わせると良いのか知りたいという人も少なくないと思います。MTの特徴から以下のビンディングをおすすめ候補として挙げてみました。

FLUX「CV」について詳しく知りたい方は「【FLUX】CVの評価や特徴は?予約はどこで?【新ビンディング】」を参考にしてください。

まとめ:ゼロワンMTの評価について

MTは、初動の軽さから高速時の安定性、多様な雪面での走破性まで、幅広いシチュエーションでのパフォーマンスを追求した一本です。

その独自のテクノロジーと設計が、ライダーたちに新しい雪上の楽しさと自由をもたらします。

まさに、一つのボードで全ての山を駆け巡る冒険を求めるすべてのスノーボーダーに、MTは最適な選択と言えるでしょう。

まだ自分に合う板の選び方が分からない人は「スノーボードの板の選び方!失敗しない知識まとめ【保存版】」も参考にしてくださいね!

別の記事ではゼロワンのボードを全種類まとめた記事もあるため参考になれば幸いです。それでは、あなたのスノーボードライフがより楽しいものになりますように!

ABOUT ME
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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