【ゴーグル】

【SMITH】Proxyのレビューは視界良好!全種調光クロマポップレンズ搭載の高機能モデル!

まさやん
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スノーゴーグルの世界で定評のあるSMITHが送り出す「プロキシー」は、かつての人気モデルの良さを引き継ぎつつ、現代的なセンスで磨き上げられた注目のゴーグルです。

この記事では、実際に「プロキシー」を検討している方に向けて、その機能性や特徴を詳しく解説していきます。過去のモデルからの進化点、クリアな視界を実現するレンズ技術、そして快適な装着感など、購入前に知っておきたい情報を網羅しました。

この記事を読むことで、あなたのゴーグル選びの参考になるでしょう。特に、コストパフォーマンスを重視しつつも、質の高いスノーギアを求めている方には、きっと役立つ情報が見つかるはずです。

この記事で分かること
  • プロキシーの基本的な特徴と性能
  • プロキシーのレンズ技術とその効果
  • プロキシーの価格帯や特別モデル情報
  • プロキシーの選び方と購入時の注意点

スノーゴーグルSMITH「Proxy」その魅力やレビュー

スミス社の「プロキシー」は、多くのスノーボーダーやスキーヤーから注目を集めるゴーグルです。ここでは、その人気の秘密であるデザイン性や、クリアな視界を実現するレンズ技術、そして実際の使用感にも触れながら、プロキシーが持つ様々な魅力をご紹介します。

過去のモデルからどのように進化したのか、どのような方にフィットするのか、基本的な情報から具体的な特徴まで、分かりやすく解説していきます。あなたのゴーグル選びの参考にしていただければ幸いです。

SMITH Proxyとは?人気モデルViceからの進化

SMITH「Proxy(プロキシー)」は、スノーゴーグルの人気ブランドSMITHが過去に人気を博したモデル「Vice(バイス)」を現代風に進化させたゴーグルです。Viceが持っていた良い部分を引き継ぎつつ、デザインや機能面でさらに洗練され、よりスマートな印象に生まれ変わりました。

2021-2022シーズンに新しいモデルとして登場し、フレームが目立たない、あるいはほとんどない「セミフレームレス」や「フレームレスに近い」デザインを採用しています。

これにより、見た目がすっきりしているだけでなく、広い視界も確保しやすくなっています。Proxyは、過去のモデルの良い点を受け継ぎながら、新しい技術やデザインを取り入れた、現代のニーズに合ったゴーグルと言えるでしょう。

スマートなフレームの広い視界

SMITH「Proxy」の大きな特徴の一つは、そのスマートなフレームデザインと、それによって実現される広い視界です。フレーム自体が細身ですっきりとした印象を与えるだけでなく、レンズの面積を最大限に活かす設計になっています。

さらに、Proxyには「オーバーサイズ」と呼ばれる大きめのレンズが採用されています。この大きなレンズのおかげで、上下左右、つまり全方向への視界が非常に広くなっています。滑走中に周囲の状況をしっかりと把握できるため、安全性にも繋がり、より快適なライディングを楽しむことができます。

一部の情報では、同ブランドの「I/O MAG」というモデルと比較しても、視界が若干広くなるように設計されているとも言われています。

男女兼用モデル

SMITH「Proxy」は、性別を問わず使いやすい「男女兼用モデル」として設計されています。スノーゴーグルを選ぶ際、フィット感やデザインの好みは男女で異なることがありますが、Proxyは多くの方に受け入れられやすいバランスの取れたデザインとサイズ感を持っています。

SMITHのラインナップには、例えば「Moment(モーメント)」という女性向けにデザインされたモデルも存在します。

そうした専用モデルがある一方で、Proxyは男性にも女性にもフィットしやすく、幅広い層のスノーボーダーやスキーヤーに対応できるモデルとして位置づけられています。実際に「ユニセックス」という表記で販売されていることもあります。

球面カーボニックレンズが実現するクリアな視界

SMITH「Proxy」のレンズには、「球面カーボニックレンズ」という特殊なレンズが使われています。このレンズは、人間の眼球のカーブに近い丸みを帯びた形状(球面)をしており、レンズの外側から入ってくる光が自然に目に入るように設計されています。

素材には、丈夫で透明度の高いポリカーボネイト(カーボニックXレンズとも呼ばれます)が使われています。

この球面カーボニックレンズのおかげで、ゴーグル越しの景色がクリアに見え、物が歪んで見えることが少ないのが特徴です。

さらに、SMITH独自の「TLTレンズテクノロジー」という技術も採用されており、レンズの中心から周辺部まで、どこを見ても歪みが少なく、くっきりとした視界を保つことができます。

これにより、長時間の使用でも目が疲れにくく、雪山の素晴らしい景色や雪面の状況を正確に捉えることができます。

クロマポップレンズで見る鮮やかな雪山

SMITH「Proxy」に採用されているクロマポップレンズは、雪山の景色をこれまで以上に鮮やかに、そしてクリアに見せてくれる画期的な技術です。

私たちが色を感じる元となる光の三原色、赤・緑・青の波長が重なり合う部分を特殊な技術でコントロールします。これにより、それぞれの色がより際立ち、対象物の輪郭や色の違いがはっきりと認識できるようになるのです。

その結果、雪面の凹凸や木々のディテールなどがくっきりと見え、奥行き感も増します。単に視界が明るくなるだけでなく、色彩が豊かになり、まるで風景が生き生きと見えるような体験ができます。

他の高性能レンズと比べても、クロマポップレンズは自然な色合いを保ちつつコントラストを高めるため、長時間使用しても目が疲れにくいという特長も持っています。

曇り知らず?5X ANTI-FOG技術

SMITHのゴーグルは曇りにくいことで知られていますが、その中でも特に強力な曇り止め技術が「5X ANTI-FOG(ファイブエックス アンチフォグ)」です。

SMITH「Proxy」に搭載されている曇り止め技術も非常に高性能で、厳しいコンディションでもクリアな視界を保つのに貢献します。

この技術の秘密は、レンズのインナー(内側)部分にあります。一般的な曇り止めがレンズ表面にコーティングを施すのに対し、SMITHの高度な技術では、水分を吸収しやすい特殊な素材をレンズ自体に練り込み、さらに目に見えないミクロの溝を彫ることで表面積を拡大しています。

これにより、湿気を素早く吸収・拡散させ、レンズが曇り始めるまでの時間を大幅に遅らせることができます。特に「5X ANTI-FOG」は、SMITHの標準的な曇り止め処理と比較して、約5倍曇りにくいとされています。この強力な曇り止め性能により、集中力を切らすことなくライディングを楽しめます。

ミッドプライスながら高機能

SMITH「Proxy」は、SMITHのゴーグルラインナップの中で、比較的手に取りやすい「ミッドプライス(中間の価格帯)」に位置づけられています。しかし、その価格からは想像できないほど多くの高機能を備えているのが大きな魅力です。

例えば、先にご紹介したクリアで鮮やかな視界を実現する「クロマポップレンズ」や、広い視界を確保するフレームデザイン、そして効果的な曇り止め技術などが標準で搭載されています。

フレームやストラップの質感、作り込みといった品質面でも妥協はなく、上位モデルに引けを取らないしっかりとしたフィーリングを感じられるでしょう。コストパフォーマンスに優れ、初めてSMITHのゴーグルを選ぶ方から、経験豊富なライダーまで、幅広い層におすすめできるモデルと言えます。

購入前にチェック!SMITH Proxyのレンズの機能面をレビュー

ゴーグル選びで特に重要なのがレンズの性能です。このセクションでは、「プロキシー」が採用している多彩なレンズ技術に焦点を当て、それぞれの機能や特徴を詳しく見ていきます。

天候に合わせて色が変わる調光レンズの仕組みや、その透過率と選び方のポイント、さらには数量限定モデルやメガネとの併用についても解説します。

紫外線カットやダブルレンズといった基本性能も含め、あなたの滑りをサポートする最適なレンズを見つけるための情報をお届けします。

天候に合わせて変化!調光レンズ

SMITH「Proxy」の一部のモデルには、天候の変化に応じてレンズの色合い(濃さ)が自動的に変わる「調光レンズ」が採用されています。

特にSMITHの最新技術である「CP Pro Photochromic(シーピー プロ フォトクロミック)」レンズは、従来の調光レンズに比べて、色の変わるスピードが約2倍速くなり、色の変わる幅も約2倍に広がったとされています。

この進化により、晴天時から吹雪まで、一枚のレンズで幅広い天候に対応できるようになりました。

特筆すべきは、厳冬期の非常に寒い状況でも色の変化するスピードが落ちにくいように、レンズの外側(アウターレンズ)が調光する仕組みになっている点です。これにより、刻々と変わる山の天候に素早く適応し、常に最適な視界を確保しやすくなっています。

調光レンズの透過率とシーン別選び方

調光レンズを選ぶ際に参考になるのが「VLT(可視光線透過率)」という数値です。これはレンズがどれくらい光を通すかを示す割合で、数値が低いほどレンズの色が濃く、晴天向きとなり、高いほど色が薄く、曇りや雪の日など光が少ない状況に向いています。

SMITH「Proxy」に採用されている「CP Pro Photochromic Blue Mirror」という調光レンズの場合、VLTは約16%から55%の間で変化します。

つまり、日差しが強い時には自動的に色が濃くなり(VLT16%程度)、雪が降っていたり曇っていたりする時には色が薄くなる(VLT55%程度)ということです。

このように調光幅が広いため、一つのゴーグルで様々な天候に対応でき、レンズ交換の手間を省きたい方や、天候が変わりやすい山域で滑る方には特に便利な選択肢となります。

数量限定!EARLY MODEL

SMITHでは、シーズン初めに「Early Model(アーリーモデル)」と呼ばれる特別なデザインや仕様のゴーグルを数量限定で販売することがあります。

このアーリーモデルは、通常ラインナップにはないカラーリングやグラフィックが施されていたり、特別なボーナスアイテム(例えば非売品のステッカーなど)が付属したりすることが特徴です。

SMITH「Proxy」も過去にアーリーモデルとして登場したことがあり、例えば「White Vapor」というカラーで、レンズには調光タイプの「CP Photochromic Rose Flash」が採用されたモデルがありました。

アーリーモデルは生産数が限られているため、他の人とは少し違ったデザインのゴーグルを持ちたい方や、お得な価格設定になっている場合もあるため、見つけたら早めにチェックするのがおすすめです。

メガネの上からでも使える?

SMITH「Proxy」が公式に「眼鏡対応(OTG: Over The Glasses)」モデルとして紹介されている明確な情報は見当たりません。

SMITHのゴーグルラインナップには、「Sequence OTG」「Skyline XL」のように、眼鏡をかけたまま装着しやすいように設計されたモデルが別途存在します。

これらの眼鏡対応モデルは、眼鏡のフレーム(つる)が当たる部分のスポンジに工夫がされていたり、ゴーグル内部の空間が広めに作られていたりします。

「Proxy」は「I/OMAG」と同程度のサイズ感とされていますが、眼鏡の上からの使用を前提とした設計ではない可能性があります。

もし眼鏡を常用していてゴーグルを選びたい場合は、公式に「眼鏡対応」と記載のあるモデルを選ぶか、SMITHが提供している「ODS(Optical Docking System)」という度付きレンズをゴーグル内に装着できるアダプターの利用を検討するのが良いでしょう。ただし、このODSアダプターも対応モデルが限られています。

紫外線カットとダブルレンズの基本性能

SMITH「Proxy」は、雪山での目を守るための基本的な性能もしっかりと備えています。

まず、有害な紫外線をカットする機能が搭載されています。雪山では標高が高く、雪面からの照り返しもあるため、紫外線量は平地に比べて非常に多くなります。この紫外線をしっかりと遮断することで、目の健康を守ります。

さらに、Proxyのレンズは「ダブルレンズ」構造になっています。これは、外側のレンズと内側のレンズの間に空気の層を作ることで、外気とレンズ内部の温度差を少なくし、レンズが曇るのを防ぐ効果があります。

このダブルレンズ構造は、多くのスノーゴーグルの基本的な曇り対策として採用されており、Proxyもこの基本性能をしっかりと押さえています。

ヘルメットとの相性も良い

SMITH「Proxy」は、ヘルメットと一緒に使用することを考慮して設計されています。ゴーグルとヘルメットの間に隙間ができてしまうと、そこから冷気が入ってきたり、見た目のバランスが悪くなったりすることがありますが、Proxyはそのようなことが起きにくいようにデザインされています。

SMITHのゴーグル全般に言えることですが、ヘルメットとの一体感を重視しており、同ブランドのヘルメットはもちろん、多くの他社製ヘルメットともフィットしやすいように作られています。

フレームの形状やストラップの取り付け位置などが工夫されており、ヘルメットを装着した状態でも快適なフィット感が得られるでしょう。軽量であることも特徴で、ヘルメットと合わせても重さを感じにくく、長時間の使用でもストレスが少ないです。

自分に合うProxyを見つけるには?購入場所も

自分にぴったりのSMITH「Proxy」を見つけるには、まず自分の顔のサイズや形に合うかを確認することが大切です。「Proxy」は「ミディアム/ラージフィット」とされていますが、実際に試着してみるのが最も確実です。フィット感が悪いと、隙間から雪や風が入ってきたり、快適な視界が得られなかったりする可能性があります。

購入場所としては、スノーボード用品やスキー用品を専門に扱うスポーツ用品店が挙げられます。専門店であれば、実際に商品を手に取って試着できるほか、専門知識を持ったスタッフに相談しながら選ぶことができます。

また、オンラインストアでも多くの取り扱いがあり、様々なカラーバリエーションやレンズの種類を比較検討しやすいでしょう。オンラインで購入する場合は、サイズ表記やレビューをよく確認し、返品や交換の条件も事前に把握しておくと安心です。

まとめ:SMITH Proxyのレビューについて

SMITH「Proxy」は、過去の人気モデル「Vice」のDNAを受け継ぎながら、現代のニーズに合わせて進化したスノーゴーグルです。

スマートなフレームデザインと大きなレンズにより、圧倒的に広い視界を実現している点が大きな特徴と言えるでしょう。このゴーグルの魅力は多岐にわたります。

  • クリアで鮮やかな視界: 球面カーボニックレンズが自然な見え方を、クロマポップレンズが雪山の色彩をより豊かに映し出します。
  • 曇りへの強さ: SMITHが誇る「5X ANTI-FOG」技術により、厳しい条件下でもクリアな視界を維持しやすくなっています。
  • 天候への対応力: 一部のモデルには、光の状況に応じてレンズの濃さが自動で変わる調光レンズもラインナップされており、一つのゴーグルで様々な天候に対応可能です。

ミッドプライスという比較的手に取りやすい価格帯でありながら、紫外線カット機能やダブルレンズ構造といった基本性能もしっかりと備え、ヘルメットとの相性も考慮されています。

自分に最適なSMITH「Proxy」を見つけるためには、実際に試着して顔へのフィット感を確認し、自分の滑走スタイルやよく行くゲレンデの天候に合わせてレンズの種類を選ぶことが大切です。

デザイン性と機能性、そしてコストパフォーマンスのバランスに優れたSMITH「Proxy」は、多くのスノーボーダーやスキーヤーにとって、快適な雪山体験をサポートしてくれる心強いアイテムとなるはずです

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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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