スケボーの選び方は種類を決めて絞る!おすすめ製品も紹介していきます!
最近は、スケボーを始めたいと思っている方も増えてきました。東京五輪2020で堀米選手が優勝したこともあって興味がある人も多いと思います。
- スケボーにチャンレジしたいけど、どれが良いの?
- 初心者なので選び方が知りたいけどよく分からない、、、
- 結局のところ、おすすめってどんなもの?
というようなスケボー初心者に向けて、全くの素人でも分かりやすい解説と共に、どんなスケボーを購入したら良いのか?具体的な製品も紹介していきます。
この記事を読み終わるころにどの製品にするか、もしくはスケボーの選び方が分かるようになっているはずです。
結論からいえば、用途を絞って種類を決めればカンタンに決まります!大半の方がストリートスケートになりますね。それではさっそくスケボーの選び方やおすすめ製品を紹介していきます。
スケートボードは3種類ある
スケートボードといっても実は以下の3種類に分けることができます。
- ストリートスケート
- ロングスケート
- クルーザー
それぞれ楽しむシチュエーションや用途が変わってきます。どれが良いか決めるためにも、さらに詳しくそれぞれを見ていきます。
ストリートスケート
ストリートスケートは、堀米選手が金メダルを獲得したストリート、平野歩夢選手が出場したパークで使用されるスケボーになります。スケートボードの中でも特に、市街地の路上でトリックを行うために用いられるものがストリートスケートです。
ストリートスケートは、フリースタイルスケートやハーフパイプスケートなど、他の種類のスケートボードとは異なる魅力を持ちます。
通常、よく巷で目にするスケートボードがストリートスケートと呼ばれる種類になります。多くの方がこのストリートスケートを選ぶことになります。
初心者の方は、コンプリートと呼ばれる全てがセットになっている既製品の購入がおすすめですね。コンプリートは、板、トラック、ホイールなどが一体になっているため、初めての方でも簡単に始めることができます。
ロングスケート
ロングスケートは、板がストリートスケートよりも長く、基本的には滑りだけを楽しむ仕様となっています。ストリートスケートよりも乗りやすく、初心者の方でも割と乗ることができる場合は多いです。
長さがあるため安定感があり、ターンを楽しむこともできます。ソフトウィールを使用しているため、地面のグリップ力も強く、乗り心地が良いです。極めると、ダンスするような滑りもできますね。
ロングスケートは、ダウンヒル、スラローム、ハンドスライドなどのアクションに適しており、スノーボードやサーフィンのオフトレーニングにも利用されることがあります。
ロングスケートボードは、一般的なスケートボードよりも安定性が高く、初心者にも扱いやすいとされています。
クルーザー
クルーザーは、スピードのみに重点を置いている種類になります。基本的には、ストリートスケートよりも板が短く、ソフトウィールを使用して乗り心地が良いです。
とにかく速いスピードでクルージングを楽しむための用途になります。ロングスケートよりもクイックなターンや動きが可能です。
個人的にも3つの中で最もクセが強いと思っています。代表的な製品としては「Penny(ペニー)」が挙げられます。
Pennyは、小型で持ち運びが便利なため、街中での移動に最適です。ただし、初心者の方には扱いにくい場合があるため、注意が必要です。
スケートボードのデッキの長さ・幅の選び方
スケートボードには大きく分けて3種類あることを解説しましたが、板を選ぶときに重要なことがあります。それは「長さ・幅」です。この長さ・幅については全て(ストリート・ロングスケート・クルーザー)共通する考え方をします。
- 安定感がある
- クイックな動きは苦手
- 小回りが効く
- 機敏な動作ができる
ストリートスケートの長さ
ストリートスケートボードを選ぶ際には、長さや幅が重要な要素となります。一般的な選び方は、男性の場合は8.0~8.2インチ、女性の場合は7.5~7.75インチが平均的なサイズとされています。しかし、このような基準はあくまでも目安であり、実際には個人の趣味やスタイルに合わせて選ぶことが重要です。
さらに、スケートボードの長さや幅がどのように影響するかについても考慮する必要があります。例えば、幅が広いほど安定感があり、トリックをする際の着地の安定性が増します。一方で、長さが短いほど回転がしやすく、スピードが出しやすくなるという特徴があります。
したがって、スケートボードを選ぶ際には、自分のスタイルやスキルに合わせて、長さや幅を慎重に選んでください。また、ブランドやデザインも重要な要素の一つとなりますので、自分の好みに合ったものを選ぶことが大切です。
7.5~7.75 inch |
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7.8~7.9 inch |
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8.0~8.12 inch |
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8.2~8.5 inch |
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ロングスケートの長さ
ロングスケートは、一般的に33インチ(83.82cm)以上の長さがあります。しかし、その長さが増すほど、スケートボードの安定感が増す反面、操作性が難しくなることもあります。
また、オールドスクール、プールデッキ、クルーザーデッキ、サーフスタイルデッキ、ダウンヒルデッキ、フリーライドデッキなど、さまざまな種類があるため、個人的には用途をハッキリさせてから購入することをおすすめします。
初心者の方が「スケート始めました!」といってロングスケートを購入することは滅多にないと思います。経験者であれば、まずはロングスケートの選択はおすすめしませんね。しかし、スケートボードに慣れてきたら、少しずつ長さを増やしていくことができます。
クルーザーの長さ
クルーザーは、街乗りを快適に行うためにウィールが柔らかい素材を使っていることが特徴的です。そのため、多少荒れたアスファルトでも滑走することができます。クルーザーも、ロングスケートと同様に長さがさまざまありますが、一般的には22~26インチのミニクルーザーが選ばれます。
PENNYは、クルーザーの中でも有名な商品の一つです。クルーザーは、スケートボードの技術を楽しむことよりも、街乗りを快適に楽しみたい方におすすめです。
また、クルーザーには、カービングというテクニックがあり、ウィールの柔らかさを活かして、滑らかなカーブを描くことができるのも楽しいですね。
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スケートボードのトラック
スケートボードのトラック選びは、初心者にとってはとても難しいものです。トラックは同じように見えますが、実はいろいろと個々に特徴があります。
その違いを知ることで自分が求めるスタイルに合わせることができます。大きく分けると「HIGH」「MIDDLE」「LOW」とトラックの高さで分けることができます。
しかし、トラックを選ぶだけでは、スケートボードの完成度は決して高くなりません。デッキの長さによっても推奨されるトラックが違うため、個別で選んで組むときには、デッキとトラックの関係性の知識は必要不可欠となります。
例えば、デッキが短い場合、トラックも短くする必要があります。また、デッキが長い場合は、トラックも長くする必要があります。しかし、これらの基本的な知識だけでは、より良いスケートボードを作り上げることはできません。
各メーカーで数値が異なるため共通した基準はありません。詳しいことは、ストリートスケートボードのトラックサイズにまとめています。ぜひ参考にして、自分に合ったスケートボードを作り上げてください!
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スケートボードのウィール
スケートボードには、ストリートスケートボードに使用されるハードウィールと、クルーザーボードに向いたソフトウィールの2種類があります。ハードウィールは、ストリートスケートボードで使用される典型的なウィールで、耐久性に優れ、トリックを行うのに最適です。
一方、ソフトウィールは、クルージングや長距離移動に向いています。それらは、より滑らかで静かで、舗装されていない道路でも十分な性能を発揮します。
また、ソフトウィールは、街中を歩くことが多い人々にとっても、より静かで快適な乗り心地を提供しています。これらのウィールは、それぞれの用途に合わせて選択することをお勧めします。
【ウィールの用途別目安】
ストリート・パーク:ハードウィール(硬さ99A以上/直径52-54mm)
クルーザー:ソフトウィール(硬さ97A以下/直径56-60mm)
ウィールについても奥が深くまとめることが多いため、ウィールの選び方でまとめています。より詳細にウィールの選び方もこだわりたい方の参考になれば嬉しいです。
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スケートボードのベアリング
スケートボードのベアリングについては多種あります。そのため詳細なことは別にまとめていますが、注目するべき点はABEC(エイベック)というベアリングの回転しやすさを表す規格です。ABEC3・ABEC5・ABEC7の3つが一般的な規格。
スケボー初心者、トリック重視の場合は、滑りすぎると扱いづらいためABEC3。トリックよりもランプ・クルージング等を楽しみたい方はABEC7以上。どんなジャンルでも対応したい場合はABEC5。というように僕は選んでいます。
他の記事で、奥が深いためベアリングについても選び方やおすすめベアリングを一挙に紹介しています。
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スケートボードのデッキテープ
ストリートスケートボードのデッキテープはいろいろとあります。デザイン性が高いもの、通常よりもヤスリが強くてグリップが強いものなどです。基本的には通常のデッキテープで問題ありません。グリップが気になる方、デザイン性を重視したい方は好みで変えています。
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おすすめのコンプリートセット
スケートボードはそれぞれのパーツを購入して組み上げる必要があります。それだと初心者では分からないことあるため、全てがセットになっているコンプリートされているスケボーをまず購入することをおすすめします。
ホームセンターで売っているような3000円などの格安よりもショップなどで売っているしっかりとしたメーカーのコンプリートをおすすめします。丈夫さ、扱いやすさ、滑りやすさなど全く違うスケボーになっています。
ストリートスケートのコンプリートセット
ロングスケートのコンプリートセット
クルーザーのコンプリートセット
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まとめ
この記事では、スケボーを選ぶときに考慮すべき点について解説してきました。スケボーを選ぶときには、基本的にはストリートスケートを選ぶ人が多い傾向にあります。
しかし、ストリートスケートで慣れてきたら、ロングスケート・クルーザーも楽しいと感じることでしょう!
また、スケボーを楽しむにあたっては、安全第一が重要です。スケボーを楽しむためには、ヘルメットの着用やパッドの装着などの安全対策も行うようにしましょう。
以上を踏まえて、皆さんもぜひスケボーを楽しんでください!