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【保存版】ラントリにオススメなボードと特徴を徹底解説!おすすめ板も紹介!

ラントリにおすすめなスノーボード
まさやん
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・ラントリとは?どういう意味なの?

・ラントリにおすすめなスノーボードの特徴は?

・ラントリにおすすめ板を知りたい!

スノーボードのことを調べているとラントリという言葉を目にしたことがあるかもしれません。最近、流行ってきている言葉で馴染みがない人もいるかもしれませんね。

 

この記事では、このラントリというジャンルについて解説していきます。さらに、ラントリに向いている板の特徴や具体的な製品を紹介してきます。

 

これからラントリに取り組みたい方、ラントリのことを知りたい方の参考になる情報をまとめています。

 

また、別記事ではありますがさまざまなジャンルに特化したグラトリ板をまとめた記事もあるため、参考になれば幸いです。

 

それでは、早速解説してきます。

ラントリとは?

ラントリとは

ラントリとは、ラン(RUN)+トリック(TRICK)が合わさった造語です。この言葉が広まってきたのはここ数年のことです。RUNは滑る+トリックはグラトリを指しています。

そのため、滑りながらグラトリするという意味ではあります。ただ、それだと普通のグラトリも滑りながらトリックしているため違いがないです。

そのため、ラントリとは中高速域でグラトリを交えながら滑るジャンルと解釈されています。おそらくですが、スノーボーダーYoutuber「いぐっちゃん」が考案したのでは?とも言われています。

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ラントリにおすすめなボードの選び方

ラントリにおすすめなボードの選び方

ラントリにおすすめなボードの特徴ですが、先程の中高速度で滑りながらトリックする必要があります。そのため、ボードに求める特徴としては以下のことを満たす必要があります。

  1. 操作性の高さ
  2. 中高速域での安定感
  3. カービングへの適正

これらのことを考慮しながら選び方を考えていく必要があります。初心者のときよりもボードを選ぶ時に知識が必要になるため、少し難しい話が続くかもしれません。以下、詳細な選び方を解説していきます。

ラントリ向きなベント(プロファイル・形状)

ラントリに向いているベントですが、基本的な考え方としてカービング重視だとキャンバー・可変キャンバー、グラトリ重視だとダブルキャンバーがおすすめです。

ベントについてより詳しいことは別の記事で解説しているため参考になれば幸いです。

板の長さは基準よりもワンサイズUP

ラントリ向きなボードを選ぶときには、ボードの全長を見るよりも接雪長を確認する必要があります。接雪長とは、ボードが実際に雪に触れているエッジの長さのことを言います。

超高速域で180トリックするのか?中速域で高回転を混ぜ込むのか?など、いろいろと理想とするところがあると思います。

ラントリにおけるメリット

接雪長が長い:高速時のグリップ力・カービング時の安定感がある

接雪長が短い:操作性が高くなりグラトリしやすくなる

ラントリにおけるボードの長さですが、あなたがどのようなラントリスタイルを想像しているかで異なってきます。

ちなみに、基準となる接雪長の長さですが「身長mm×0.7」で算出することができます。接雪長はどのメーカーも「mm」で表記されています。

ex)身長170cm:1,700mm×0.7=1,190mm(目安)

板の太さについて

ラントリ向きな板を選び時にボードの太さも注意したいです。メーカーによっては通常バージョンとワイド幅の2種類を用意しているモデルもあります(そこまで種類は多くない)。

ラントリにおけるメリット

太い:高速域の安定感が増す

細い:素早い動作が行いやすい

一般的には、ラントリであれば細い方が好まれる傾向があります。絶対的な答えはありません。そのため、あなたのラントリスタイルに合わせて考えてみましょう。

数種類の板が候補として挙がっている場合には板の太さも選ぶ基準として見てみましょう。個人的には太さ重視する傾向があります。

ラントリの板はミドルフレックス

ラントリ向きな板の固さについては、ミドル(ミディアム)フレックスがおすすめです。高速域での安定感・グラトリの繰り出しやすさを考える必要があります。

ソフトでもないハードでもない中間のミドルフレックスを選ぶことで、安定感・操作性の良さ、両方のメリットを得ることができます。

ラントリに及ぼす板の硬さ

ハード:滑走時には絶大な安定感を得られるがトリックがとても難しくなる

ミドル:高速域・トリックでの安定感・操作性が程よい

ソフト:高速域の滑走で板がバタつき安定感が欠けるがトリックは出しやす

こだわる人はサイドカーブの値も確認

スノーボードを地面において真上から見ると、例外なくボードがくびれています。そのくびれをサイドカーブと言います。

このくびれ具合もボードによって異なります。たとえば、サイドカーブの値が7500mmだとすると、そのまま円を描くと半径7500mm(7.5m)の円を描くことができます。

カービングのときに特に注目したい数値ですが、ラントリもカービング要素が強いためサイドカーブも確認したいところ。ただ、自分が乗りたい板がある場合はそちらを優先すれば良いし、サイドカーブでボードを選ぶことは個人的にはありません。

サイドカーブの値について

数値が大きい:直進性が強くなるため、ロングターンに向いている

数値が小さい:蛇行性が強くなるため、ショートターンに向いてる

ラントリにおすすめな板は?

ラントリにおすすめな板

ラントリに向けて専門的に開発されている板は数は相当少ないです。ただ、ラントリに向いている特徴を持っている板はたくさんあります。その中でも、人気な板を紹介してきます。

【FNTC】SoT

FNTC「SoT」の特徴としては、めちゃくちゃ軽くて高反発なボードです。もともと軽い板でしたが、改良されてさらに軽さが追求されています。さらに、ラントリを意識してエッジグリップ力を強めています。

【FNTC】SoTの評価レビュー!合わせるビンディングやTNT-Cと比較 この記事ではFNTC「SoT」についてまとめています。評価レビューも行いながら、グラトリに向いていることは言うまでもないですが、ほかジ...

【BC STREAM】BRAH

BC STREAM「BRAH」はダブルロッカーで取り回しもしやすいボードですね。ダブルロッカーだとグラトリ板になりやすいですが、全体的にボードの幅を広く取ることでカービング性能が高く、トリックも行いやすい仕様に仕上がっています。

【BC STREAM】BRAH(ブラフ)の評判や評価
【BC STREAM】BRAH(ブラフ)は評価はカービングがキレキレなラントリボード!この記事ではBC STREAM「BRAH(ブラフ)」についてまとめています。BRAH(ブラフ)の評価を表にして分かりやすくまとめました。...

【OGASAKA】CT-TWIN

OGASAKA「CT-TWIN」は両スタンスで乗りやすさを追求したカービングボードです。OGASAKAの中で最もラントリに適正な板ですね。

斜度がキツくなりすぎる(上級者コースほど)と扱いが難しくなりますが、通常のバーンであれば問題なく滑ることができます。ちなみに、斜度がキツい場合はCT-IZの方が適正です。

【NOVEMBER】DX4

NOVEMBER「DX4」はグラトリ専用モデルD4にラントリ要素を加えたモデルです。ミドルフレックスでフリーライディング時の安定性を向上しています。内部構造は上面と下面との弾性率に差を付けることで高反発でソフトな相反する要素を実現しています。

【NOVEMBER】DX4の評価レビューや特徴!型落ちはお買い得?この記事ではNOVEMBER「DX4」についてまとめています。DX4の評価を表にして分かりやすくまとめました。スノーボードのジャンル適正...

【WRX】Mk-W

WRX「Mk-W」は乗り心地はハンマーヘッドボード並みのカービング性能ですが、グラトリも行いやすいという相反することを両立させているラントリボードです。

おそらくですが、ラントリに向けて専用に開発されています。細かな仕様がラントリを意識して施されています。ただ、人気すぎて入手困難なボードになると思います。

各サイトで出品されていたら即完売するため、見かけたら購入しないと次に見たときには在庫なくなっていますよ!来季の早期予約も既に始まっています!
【WRX】Mk-W(マークダブリュー)の評価レビューは?スペックや特徴も! ・WRXのNewモデルMk-Wってどんな板? ・他のモデルとの違いは? ・来季はどうしようかな、、、、 WRXには、2種類の...

まとめ

この記事では、グラトリの中でも「ラントリ」というジャンルについてまとめてきました。

ラントリに向いているボードの特徴や具体的な板を紹介しましたが、あなたが気になるボードがありましたか?少しでもラントリの知識が深まっていれば嬉しく思います。

それではあなたのスノーボードライフがより一層充実しますように!

ABOUT ME
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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