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グラトリ向きなおすすめレディースビンディング厳選7モデル!

まさやん
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グラトリに挑戦したいけれど、どのビンディングを選べば良いか分からない。そんな悩みを抱える女性は少なくありません。グラトリ向けのビンディングと一言で言っても、その選び方は初心者にとって複雑に感じられるものです。

ビンディングのフレックス、つまり柔らかいものが良いのか、それともある程度の硬さが必要なのか。また、疲れにくさに関わる軽量性や、操作性に影響するハイバックの高さなど、考慮すべき点は多岐にわたります。

さらに、UNIONやFLUX、BURTONといった人気ブランドの中からどれを選ぶか、安いモデルや型落ち品でも大丈夫なのか、価格相場はどのくらいなのか、そして何より自分のモチベーションが上がるデザインかどうかも大切な要素です。

この記事では、そうしたグラトリのビンディング選びに関するあらゆる疑問を解消します。

この記事を読むことで、以下の点について理解が深まります。

  • グラトリ向けレディースビンディングの正しい選び方がわかる
  • 初心者でも失敗しないための注意点が理解できる
  • 人気ブランドのおすすめモデルとその特徴を知れる
  • 自分に最適なビンディングを見つけるヒントが得られる

グラトリにおすすめのレディースビンディングの選び方

グラトリ用のビンディングを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは、自分に合ったモデルを見つけるための基本的な知識から、具体的な注意点までを解説します。

グラトリ用ビンディングの基本的な選び方

グラトリ向けのビンディングを選ぶ上で最も大切なのは、「フレックス」「軽量性」「ハイバックの形状」の3つの要素です。これらのバランスが、トリックのやりやすさや上達のスピードに大きく影響します。

まず、フレックスは柔らかいものを選ぶのが基本となります。なぜなら、柔らかいビンディングは足首の自由度が高く、板をしならせる動作が容易になるためです。これにより、プレス系の技やスピンのきっかけ作りがスムーズに行えます。

次に、軽量性も非常に重要な要素です。ビンディングが軽いと、足元の操作性が向上し、長時間のライディングでも疲れにくくなります。特に、板を回したり持ち上げたりする動作が多いグラトリでは、少しでも軽い方が有利に働くでしょう。

そして、ハイバックの形状も確認が必要です。一般的には、低めで左右非対称の形状を持つハイバックがグラトリには適していると考えられます。足首の可動域を妨げず、内側への動きをサポートしてくれるため、よりスタイリッシュな動きを表現しやすくなります。

これらの3つのポイントを基準に、自分のレベルや目指すスタイルに合ったビンディングを探していくことが、最適な一台を見つけるための鍵となります。

初心者向けビンディング選びの注意点

グラトリ初心者がビンディングを選ぶ際には、いくつか注意すべき点があります。これを理解しておかないと、上達の妨げになったり、無駄な出費につながったりする可能性があります。

最も注意したいのは、最初からプロ仕様の硬いモデルや高価なモデルを選ばないことです。硬いビンディングは反応が良い反面、少しのミスも許容してくれないため、初心者が使うと逆エッジなどの原因になりかねません。まずは、操作に慣れることを最優先し、扱いやすい柔らかめのモデルから始めるのが賢明です。

また、ブーツとの相性も必ず確認してください。ブランドによってブーツとビンディングのサイズ感は微妙に異なります。可能であれば、実際に自分のブーツをビンディングに装着してみて、フィット感を確かめることをおすすめします。隙間が大きすぎたり、逆にストラップがギリギリだったりすると、板に力をうまく伝えられません。

安さだけで選ぶのも避けるべきです。もちろん、予算は大切ですが、極端に安いモデルは耐久性に問題がある場合や、必要な機能が備わっていないこともあります。型落ちモデルなどを活用しつつも、信頼できるブランドの中から選ぶように心がけましょう。

なぜ柔らかいビンディングが良いのか?

グラトリにおいて、なぜ柔らかいビンディングが推奨されるのでしょうか。その理由は、トリックの操作性と密接に関係しています。

最大の理由は、足首の自由度が高まる点にあります。グラトリでは、板をしならせたり、捻ったりする動きが頻繁に発生します。柔らかいビンディングは、こうした動きに対して柔軟に対応し、ライダーの意図をスムーズに板へ伝達してくれるのです。特に、地面に板を押し付けるプレス系の技では、この柔軟性が技の完成度を大きく左右します。

一方で、柔らかいビンディングにはデメリットも存在します。それは、高速滑走時の安定性が硬いモデルに比べて劣る点です。高速でカービングターンを行う際などには、ビンディングが力を受け止めきれず、板がバタついてしまうことがあります。

しかし、グラトリをメインに楽しむのであれば、このデメリットよりも操作性の高さを重視するメリットの方が大きいと考えられます。自分の滑りのスタイルの中で、グラトリが占める割合を考慮して、最適なフレックスを選択することが大切です。もし、フリーランやカービングも同じくらい楽しみたいのであれば、ミドルフレックスのモデルを検討するのも一つの手です。

グラトリに適したハイバックの高さを知る

ビンディングのパーツの中でも、ハイバックの高さや形状はグラトリのパフォーマンスに大きく影響を与えます。一般的に、グラトリには低めのハイバックが適していると言われます。

低めのハイバックを選ぶメリットは、足首周りの可動域が広がることにあります。これにより、しゃがみ込んだり、足首を捻ったりする動きがしやすくなり、グラトリ特有のスタイリッシュな動きを表現しやすくなります。また、左右非対称な形状のハイバックは、内側への力の伝達を助け、プレスやスピンの動作をサポートしてくれます。

逆に、高いハイバックは、かかと側への力の伝達が速く、高速滑走時の安定性が増すというメリットがあります。そのため、カービングやハーフパイプをメインにするライダーに好まれる傾向があります。

ハイバックの高さメリットデメリット
低い・足首の可動域が広い
・スタイルを出しやすい
・細かい操作がしやすい
・高速滑走時の安定性が低い
・かかと側の反応が少しルーズになる
高い・高速滑走時の安定性が高い
・かかと側への反応が速い
・強い力を板に伝えられる
・足首の可動域が狭くなる
・グラトリの細かい動きには不向き

このように、ハイバックの高さにはそれぞれ一長一短があります。グラトリを存分に楽しみたいのであれば、可動域を優先して低めのハイバックを選ぶのが良い選択と言えるでしょう。

疲れにくい軽量モデルのメリットとは

ビンディングの重量は、ライディングの快適性とパフォーマンスに直結する要素です。特に、足を頻繁に動かすグラトリにおいて、軽量モデルを選ぶことには多くのメリットがあります。

最大のメリットは、疲労の軽減です。足元が軽くなることで、リフトに乗っている時や、平地をスケーティングする際の負担が減ります。さらに、長時間のライディングでも体力の消耗を抑えることができ、集中力を維持しやすくなるのです。

また、操作性の向上も見逃せません。ビンディングが軽いと、板を回す、引き上げるといった動作が格段に楽になります。これにより、スピン系の技では回転速度が上がり、オーリーやノーリーといった技では高さを出しやすくなる効果が期待できます。技のキレが良くなることで、上達も早まるかもしれません。

ただし、軽量モデルには注意点もあります。一般的に、軽量化を実現するためには高価な素材が使われることが多く、価格が高くなる傾向にあります。また、極端な軽量化を追求したモデルの中には、耐久性が少し犠牲になっている可能性も考えられます。

予算や求める性能とのバランスを考えながら、自分にとって最適な重量のモデルを選択することが、快適なスノーボードライフにつながります。

【厳選】グラトリでおすすめのレディースビンディング7選

ここからは、具体的なモデルを挙げながら、グラトリを楽しみたい女性におすすめのビンディングを7つ紹介します。それぞれの特徴を比較し、自分にぴったりの一台を見つけてください。

UNION「ROSA」

UNIONのROSAは、グラトリを始めたい初心者の女性に最適なモデルとして絶大な人気を誇ります。その最大の理由は、非常に柔らかいフレックスと驚くほどの軽さにあります。

特徴とメリット

このモデルは、初めてビンディングを装着する人でも違和感なく扱えるよう、操作性を最優先に設計されています。ベースプレートもハイバックも柔軟なため、少しの力で板をしならせることができ、プレス系のトリックの感覚を掴むのに最適です。また、UNIONの中でも最軽量クラスのモデルであり、長時間の練習でも足への負担を最小限に抑えてくれます。価格が比較的手頃なのも、初心者にとっては嬉しいポイントでしょう。

注意点

非常に柔らかいため、高速でのフリーランやカービングをメインに考えている人には、安定性の面で物足りなさを感じるかもしれません。あくまでグラトリや低速での遊びをメインに楽しみたいライダー向けのモデルと言えます。

FLUX「GS」

日本のブランドであるFLUXが提供するGSは、グラトリ女子からの支持が非常に厚いモデルです。日本人の足型に合わせて設計されているため、フィット感に優れているのが特徴です。

特徴とメリット

GSは、柔らかさの中にしっかりとした反発力を備えたミドルフレックスのビンディングです。この絶妙なバランスが、プレス系の技での粘りを生み出しつつ、スピンやオーリーでの高さをサポートします。また、FLUX独自のウレタン製ハイバックは、足首の自由な動きを可能にし、グラトリ特有のスタイリッシュな動きを表現するのに貢献します。工具なしで各部の調整が可能な点も、ゲレンデでの微調整に便利です。

注意点

ある程度の反発力があるため、完全に初心者のライダーよりも、少し滑りに慣れてきて、これから本格的にグラトリに挑戦したいというレベルの人に、より性能を発揮しやすいかもしれません。

BURTON「SCRIBE」

スノーボード界のリーディングブランドであるBURTONが提供するSCRIBEは、多様なライディングスタイルに対応できるオールラウンドなモデルです。グラトリだけでなく、フリーランやパークも楽しみたい欲張りな女性におすすめします。

特徴とメリット

SCRIBEはミディアムフレックスに設定されており、安定性と操作性のバランスが非常に優れています。BURTON独自のクッショニングシステムが搭載されており、着地時の衝撃を効果的に吸収してくれるため、ジャンプ系のトリックにも安心して挑戦できます。また、足首にフィットするアンクルストラップは、快適なホールド感を提供し、長時間の使用でも痛くなりにくいのが特徴です。

注意点

前述の通り、オールラウンドな性能を持つため、グラトリに特化したモデルと比較すると、極端な柔らかさや軽さはありません。グラトリ性能だけを追求するライダーには、少し硬く感じられる可能性があります。

SALOMON「MIRAGE」

SALOMONのMIRAGEは、独自のテクノロジーである「SHADOW FIT」を搭載したモデルです。この技術により、従来のビンディングにはない柔軟なフィット感を実現しています。

特徴とメリット

SHADOW FITの最大の特徴は、柔軟なヒールカップにあります。このヒールカップがブーツの動きに合わせて変形することで、驚くほどの足首の自由度を生み出します。これにより、左右への動きが非常にスムーズになり、グラトリでのスタイルを存分に表現することが可能です。柔らかいフレックスながらも、必要な部分にはしっかりとサポートがあり、安定性も兼ね備えています。

注意点

独自の構造を持っているため、従来の硬いヒールカップを持つビンディングに慣れている人は、最初は少し違和感を覚えるかもしれません。しかし、このフィット感に慣れると、他にはない操作性の高さを体感できるでしょう。

DRAKE「JADE」

イタリアの老舗ブランドであるDRAKEのJADEは、快適性とパフォーマンスを両立させたレディースモデルです。特に、足への負担を軽減する工夫が随所に施されています。

特徴とメリット

JADEは、ベースプレートに傾斜(カント)が入っているのが特徴です。これにより、ボードの上に自然なスタンスで立つことができ、膝への負担を軽減します。長時間のライディングでも疲れにくい設計は、グラトリの反復練習に最適です。フレックスは柔らかめに設定されており、初心者でも扱いやすく、プレスやバター系のトリックをスムーズに行えます。

注意点

デザインが比較的シンプルなので、派手なデザインを好むライダーには少し物足りなく感じるかもしれません。しかし、機能性を重視するライダーにとっては、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となります。

BENT METAL「STYLIST」

個性的なデザインと独自のテクノロジーで注目を集めるBENT METAL。そのレディースモデルであるSTYLISTは、スタイルを重視するグラトリライダーにぴったりです。

特徴とメリット

このビンディングの最大の特徴は、交換可能な「ドライブプレート」です。このプレートを交換することで、ビンディングのフレックスや反応を自分好みにカスタマイズできます。STYLISTには、柔軟なドライブプレートが標準装備されており、グラトリに適したルーズな乗り心地を提供します。非対称のハイバックも、足首の自由な動きをサポートし、スタイリッシュなライディングを可能にします。

注意点

ドライブプレートという独自のシステムを理解し、活用することで真価を発揮するモデルです。そのため、ビンディングのセッティングにこだわりたい中級者以上のライダーに向いていると言えるかもしれません。

SP-BINDINGS「CORE」

SP-BINDINGSのCOREは、素早い着脱が可能なリアエントリーシステムを採用しているモデルです。リフトを降りてすぐに滑り出したい、というアクティブなライダーにおすすめします。

特徴とメリット

最大の特徴であるリアエントリーシステムは、ハイバックを倒して足を入れ、ハイバックを起こすだけで装着が完了するという手軽さが魅力です。ストラップの締め付け具合を一度設定すれば、毎回調整する必要がありません。フレックスはミディアムソフトで、グラトリに必要な柔軟性を持ちつつ、しっかりとしたホールド感も両立しています。座ってビンディングを装着するのが面倒だと感じる人には、この上ない快適さを提供してくれるでしょう。

注意点

リアエントリーシステムは、つま先側のストラップ(トゥキャップ)の位置調整がシビアな場合があります。ブーツとの相性によっては、最適なフィット感が得にくいことも考えられます。購入前に、自分のブーツで試着してみることが非常に大切です。

まとめ:あなたに合うグラトリおすすめレディース用ビンディングを見つけよう

この記事では、グラトリにおすすめのレディースビンディングの選び方から、具体的な人気モデルまでを詳しく解説しました。最後に、あなたに最適なビンディングを見つけるための重要なポイントをまとめます。

  • グラトリ用ビンディング選びの基本はフレックス・軽量性・ハイバック
  • 初心者はまず扱いやすい柔らかいモデルから選ぶ
  • 柔らかいビンディングは板の操作がしやすくプレス系トリックに有利
  • 高速滑走を重視するなら柔らかすぎるモデルは不向き
  • ハイバックは低い方が足首の自由度が高くスタイルを出しやすい
  • 軽量モデルは疲れにくく技のキレを向上させる
  • ブーツとの相性は必ず店舗で確認する
  • UNIONのROSAは初心者に最適な軽量・ソフトフレックスモデル
  • FLUXのGSはフィット感と反発力のバランスが良い中級者向け
  • BURTONのSCRIBEはグラトリもフリーランもこなすオールラウンダー
  • SALOMONのMIRAGEは独自のフィット感で高い操作性を実現
  • DRAKEのJADEはカント入りで足への負担が少ない快適モデル
  • BENT METALのSTYLISTはフレックスを調整できる個性派
  • NOWのVIXENはスケートテックで軽快な操作感が魅力
  • 最終的には自分のレベル、スタイル、予算、そしてデザインの好みで決める
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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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