【CAPiTA】初心者におすすめ板は6モデル！操作性の高く逆エッジも軽減！
【CAPiTA】ナビゲーターの評価はビギナーでも扱いやすい設計！フリーランに最適！
まさやん
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CAPiTA NAVIGATORが気になっているけれど、パウダー専用機として買うべきか、それともゲレンデ全体で楽しめるのか迷っていませんか？
「パウダーでの浮力はどれくらい？」「圧雪バーンでのカービングも気持ちよく滑れるの？」といった疑問を持つ方も多いはずです。決して安い買い物ではないからこそ、自分のスタイルに合わなかったらどうしようと不安になるのは当然ですね。
この記事では、CAPiTA NAVIGATOR 評価やレビュー、スペック、型落ちモデルの情報などを網羅し、このボードが実際にどのようなシチュエーションで輝くのかを詳しく解説します。あなたがこの一本を手に入れることで、雪山での楽しみ方がどう広がるのか、具体的なイメージが湧くようにお手伝いします。
記事のポイント
- CAPiTA NAVIGATORの基本スペックと特徴
- パウダーやカービングなどジャンル別の適正評価
- CAPiTA NAVIGATORが得意とする具体的な滑り方
- 型落ちモデルを選ぶ際の賢いポイント
目次
CAPiTA・NAVIGATORのスペックを評価
このセクションでは、CAPiTA NAVIGATORの構造や素材など、スペック面からその実力を紐解いていきます。まずは基本的な仕様を表で確認しましょう。
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| シェイプ | ディレクショナル（テーパードシェイプ） |
| 形状 | ハイブリッドキャンバー（RESORT V2 DIRECTIONAL） |
| フレックス | 5.5 / 10（ミディアムフレックス） |
| 有効エッジ | 短め（操作性重視） |
| セットバック | あり（0.8インチ程度） |
| コア素材 | P2 SUPERLIGHT CORE™ |
| ソール | POWDER DRIVE™ BASE |
パウダーに特化したシェイプ
CAPiTA NAVIGATORは、深雪を自由に泳ぎ回るために設計されたディレクショナルシェイプを採用しています。ノーズ部分が広く長く設定されている一方で、テールにかけて幅が狭くなる「テーパードシェイプ」が最大の特徴ですね。
この形状のおかげで、パウダーに入った瞬間にノーズが自然と浮き上がり、逆にテールは雪の中にスッと沈み込みます。ライダーが後ろ足に過重をかけ続けなくても、ボード自体が勝手に最適な姿勢を作ってくれるため、長時間滑っても足が疲れにくいのが嬉しいポイントです。
また、サイドカットには「パラボリック・サイドカット」という技術が使われており、これがターン後半でのスムーズな抜けを実現しています。単に浮くだけでなく、パウダーの中で思い通りのラインを描ける操作性の高さは、この計算されたシェイプによるものと言えます。
独自のキャンバー形状の利点
このモデルに採用されている「RESORT V2 DIRECTIONAL PROFILE」は、パウダーと圧雪バーンの両方を楽しむために開発されたハイブリッドキャンバーです。足元にはキャンバーが入っているため、しっかりと雪面を捉えるグリップ力があります。
一方で、ノーズから前足にかけてはリバースキャンバー（ロッカー）形状が採用されており、これが新雪での圧倒的な浮力を生み出します。さらにテール側もわずかにリバースキャンバーになっているため、深い雪でのスイッチランや地形遊びでの引っ掛かりを軽減してくれるでしょう。
完全なロッカーボードだと圧雪での安定感が不安になりがちですが、足元のキャンバーがその弱点を補っています。パウダーボードとしての性能を維持しつつ、ゲレンデまでの移動や朝一のピステンバーンも快適にこなせるバランスの良さが、この形状の大きなメリットですね。
軽量なコアとフレックス設定
ボードの中心となるコア材には「P2 SUPERLIGHT CORE™」が使用されており、これが驚くほどの軽さを実現しています。パウダーボードは浮力を確保するために表面積が広くなりがちですが、この軽量コアのおかげで重さを感じさせません。
フレックスは10段階中5.5と、扱いやすいミディアムフレックスに設定されています。ガチガチに硬いわけではないので、パウダーの中での細かいコントロールがしやすく、低速でもボードを動かしやすいのが特徴です。
また、反発力もしっかりあるため、地形を使ったジャンプや切り返しでも軽快な動きが楽しめます。
さらに、ノーズ部分にはカーボンファイバービームが埋め込まれており、高速滑走時のバタつきを抑えてくれます。軽さと安定感を両立させるための工夫が、内部構造にもしっかりと施されているわけです。
滑走性の高いソールの特徴
ソール素材には「POWDER DRIVE™ BASE」が採用されています。これは通常のシンタードベースよりもさらに滑走性を高めた素材で、特に湿った雪や春先のシャバ雪でも失速しにくいのが強みです。
パウダーランでは、緩斜面で止まってしまうことが一番のストレスになりますが、このソールならそのリスクを大幅に減らせるでしょう。また、耐久性も高くメンテナンスもしやすいため、シーズンを通して安定した滑りを提供してくれます。
ダイカットのデザインもスタイリッシュで、滑っている最中にチラッと見えるソールのグラフィックが所有欲を満たしてくれるはずです。速さは楽しさに直結するので、この高品質なソールは非常に大きなアドバンテージになりますね。
お得な型落ちモデルの選び方
最新モデルも魅力的ですが、予算を抑えたい場合は型落ちモデルを狙うのも賢い選択です。CAPiTA NAVIGATORは基本的なコンセプトやシェイプが完成されているため、1〜2年前のモデルでも性能的には十分現役で活躍します。
型落ちを探す際は、まず自分の身長に合ったサイズが残っているかを確認しましょう。パウダーボードは浮力を得るためにサイズ選びがシビアですが、安さにつられて極端に短いサイズや長いサイズを選んでしまうと、本来の性能を発揮できません。
また、年式によってグラフィックデザインが大きく異なるため、好みのデザインかどうかで選ぶのも一つの手です。性能差よりも「見た目が好きかどうか」の方が、長く愛用する上で大切になることもあります。
オフシーズンやシーズン直前のセール時期を狙えば、かなりお得に手に入れられる可能性が高いので、こまめにショップ情報をチェックしてみてください。
CAPiTA・NAVIGATORのジャンル別に評価
スペックを理解したところで、次は実際の滑走シーンでどのようなパフォーマンスを発揮するのかを見ていきましょう。ジャンルごとの適性を5点満点で評価しました。
| ジャンル | 評価 (5点満点) |
|---|---|
| カービング | |
| フリーラン | |
| パウダー | |
| グラトリ (弾き系) | |
| グラトリ (乗り系) | |
| ラントリ | |
| キッカー (小~中) | |
| キッカー (中~大) | |
| ジブ |
新雪での浮力と操作性
やはりこのボードが最も輝くのは新雪の上です。評価は文句なしの満点に近いレベルと言えます。特にツリーランのような細かい木々の間を抜けるシーンでの操作性は抜群で、長いノーズが邪魔になることなく、クイックに向きを変えられます。
深いパウダーでもノーズが刺さる心配がほとんどなく、まるで水の上をサーフィンしているかのような浮遊感を味わえるでしょう。テールの抜けが良いので、パウダーの中でのスプレーを上げる動作も非常にスムーズに行えます。
オープンバーンでの高速パウダーランでも安定しており、荒れたパウダー（トラックが入った後のボコボコした雪面）でも、ノーズのロッカーが衝撃を逃がしてくれるため、転倒のリスクが減ります。
「パウダーを滑るのが上手くなった」と錯覚させてくれるほど、ライダーを助けてくれるボードですね。
圧雪でのカービング性能
パウダーボードでありながら、圧雪バーンでのカービング性能も意外なほど高いのがこのモデルの面白いところです。足元のキャンバーがしっかりと雪を噛むため、グルーミングバーンでも気持ちよくエッジに乗ったターンができます。
ただし、競技用のカービングボードのような「ガッツリとエッジを立ててキレキレに滑る」というよりは、「流れるようなスムーズなターン」が得意です。
テーパードシェイプの影響でターン後半にテールが抜けやすいため、エッジを最後まで引っ張る滑りよりも、リズミカルにエッジを切り替える滑り方がマッチします。
朝一のパウダーを楽しんだ後、午後の圧雪バーンでも板を履き替えることなくそのままカービングを楽しめる汎用性の高さは、多くのサンデーボーダーにとって非常に魅力的ではないでしょうか。
ゲレンデ全体のフリーラン
ゲレンデ全体を遊び場として捉えるフリーランにおいて、このボードは最高の相棒になります。コース脇の壁に当て込んだり、起伏に合わせて軽くジャンプしたりといった、地形を使った遊びに非常に適しています。
フレックスが程よく柔らかいため、地形の凹凸を吸収しやすく、膝への負担も少ないです。また、ボード自体が軽いため取り回しが楽で、一日中滑っても疲れにくいという点は、様々なコースを巡るフリーランにおいて大きなメリットとなります。
スピードを出して直滑降するようなシーンでも、ノーズのバタつきが抑えられているため安心して突っ込んでいけます。パウダーがない日でも「今日は地形遊びで楽しもう」と切り替えられる、懐の深いボードですね。
地形でのラントリの使用感
カービングの中にトリックを織り交ぜるラントリに関しては、スタイルによって評価が分かれるところです。バター系のような、面を使って板をずらしたりプレスしたりするトリックは、ノーズの広さとロッカー形状のおかげでやりやすいと感じるでしょう。
一方で、反発を使って高く飛ぶような弾き系のトリックは、テールの短さとフレックスの柔らかさから、少しコツが必要です。タイミングが取りづらいと感じる場面があるかもしれません。
しかし、壁を使ったレイバックやスラッシュのような、サーフライクな動きとは相性抜群です。複雑な高回転トリックを目指すのではなく、地形に合わせてサラッとスタイリッシュに動く、大人のラントリを楽しむにはもってこいの性能を持っています。
キッカーやパークでの適性
キッカーやパークに関しては、メインの用途としてはおすすめしにくいのが正直なところです。もちろん、流す程度に小さなキッカーを飛んだり、ボックスを擦ったりすることは可能ですが、専用のツインチップボードに比べると着地の安定感やアプローチのしやすさは劣ります。
特に着地がフェイキー（後ろ向き）になる場合、ディレクショナルシェイプなのでどうしても違和感があります。また、ジブアイテムに入る際は、ソールやエッジを傷めるリスクがあるため、高価なパウダーボードで攻めるのは精神的にも少しハードルが高いかもしれません。
もしパークに入るのであれば、ストレートジャンプで浮遊感を楽しんだり、スパインのような地形でサーフライドしたりする使い方が合っています。ガッツリとパークスキルを磨くための板ではないことを理解しておきましょう。
まとめ：CAPiTA・NAVIGATORの総合評価について
- NAVIGATORはパウダーでの浮力と操作性が抜群に高い
- テーパードシェイプによりテールが沈み自然な前傾姿勢が作れる
- 足元のキャンバー構造により圧雪バーンでのグリップ力も確保されている
- ミディアムフレックスで扱いやすく脚力に自信がない人でも楽しめる
- 軽量なコア材を使用しており一日中滑っても疲れにくい
- ツリーランのような細かい操作が必要なパウダーエリアで真価を発揮する
- カービングはキレよりもスムーズな流れを楽しむスタイルに向いている
- グラトリの弾き系や高回転トリックにはあまり適していない
- スイッチランやパークのジブアイテムは構造上やや苦手とする
- 型落ちモデルでも基本性能が高いためコストを抑えたい人には狙い目
- 中級者以上のセカンドボードとしても初心者のパウダー入門機としても優秀
- ソールの滑走性が高く春のシャバ雪や緩斜面でもストレスが少ない
- 地形を使ったサーフライクな遊び方との相性が非常に良い
- パウダーがない日でもゲレンデ全体をクルージングして楽しめる汎用性がある
- 結果として雪山のコンディションを選ばずシーズンを通して活躍する一本
このほかにもCAPiTAには個性的なボードがリリースされています。他の記事でCAPiTAの全モデルを解説した記事もあるため気になる方はご確認ください。
それでは、あなたのスノーボードライフがより充実しますように！
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フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30～50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
