【ゴーグル】

目が透けないスノボゴーグルの選び方&厳選人気モデル9選

まさやん
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ゲレンデでのファッション性と快適性を両立させたいと考えたとき、スノボゴーグル選びは非常に重要です。特に、他の人から自分の目が透けないタイプのゴーグルは、多くのスノーボーダーにとって魅力的な選択肢となります。

しかし、ただ単にデザインだけで選んでしまうと、天候の変化に対応できなかったり、視界が悪くて滑りに集中できなかったりすることも少なくありません。

この記事では、ミラーレンズの特性や可視光線透過率といった専門的な知識から、あなたに最適なモデルを見つけるための選び方、そして今シーズンにおすすめの最新モデルまで、幅広く解説していきます。

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要点
  • 目が透けないゴーグルのメリットと選び方の基本
  • 天候やコンディションに合わせたレンズ選びのコツ
  • 人気ブランドの最新ゴーグルの特徴と比較
  • 自分にぴったりのゴーグルを見つけるためのヒント

目が透けないスノボゴーグルの選び方とポイント

ここでは、目が透けないスノボゴーグルを選ぶ上で知っておきたい基本的な知識やポイントを解説します。

  • 見た目と機能性を両立するミラーレンズ
  • 天候で使い分ける可視光線透過率
  • 紫外線対策に必須のUVカット機能
  • 曇りを防ぐベンチレーションとフィット感

見た目と機能性を両立するミラーレンズ

目が透けないゴーグルを探す上で、まず選択肢となるのがミラーレンズです。レンズの表面が鏡のようにコーティングされており、外から見たときに目元が見えなくなるのが最大の特徴といえます。

ミラーレンズの利点と注意点

ミラーレンズの最も大きな利点は、眩しさの軽減です。特に晴天時の雪山では、太陽光だけでなく雪面からの強烈な照り返しもありますが、ミラーコーティングが光を反射させることで、眩しさを大幅に和らげてくれます。

これにより、目の疲れを抑え、より快適にライディングへ集中できるでしょう。また、外から目線が分からないため、集中力を高めたい方や、クールなスタイルを好む方にも人気があります。

一方で、注意点も存在します。ミラーコーティングは、製品によってはデリケートで、傷がつくと目立ちやすい場合があります。ゴーグルを拭く際は、専用のクロスで優しく拭くなど、取り扱いには少し気を使う必要があるかもしれません。また、モデルによっては価格が少し高くなる傾向も見られます。

天候で使い分ける可視光線透過率

可視光線透過率(VLT)とは、レンズがどれくらいの光を通すかを示す数値です。この数値が低いほどレンズの色は濃くなり、光をあまり通さないため晴天時に適しています。逆に、数値が高いほどレンズの色は薄くなり、多くの光を通すので曇りや雪の日に向いています。

目が透けないミラーレンズは、一般的にこのVLTが低い傾向にありますが、製品によってその数値は様々です。自分の滑るシチュエーションを想像しながら選ぶことが大切になります。

天候可視光線透過率(VLT)の目安特徴
快晴10%~25%強い日差しや照り返しを効果的に抑える
晴れ時々曇り25%~60%オールラウンドに使いやすい
曇り・雪60%~80%暗い状況でも明るい視界を確保する
ナイター80%以上裸眼に近い明るさで見やすい

紫外線対策に必須のUVカット機能

雪山は標高が高いため、平地に比べて紫外線が非常に強い環境です。紫外線は目にダメージを与え、雪目(雪眼炎)などの原因にもなりかねません。そのため、ゴーグルによる紫外線対策は必須と考えられます。

現在市販されているほとんどのスノーボード用ゴーグルには、UVカット機能が備わっており、「UVカット率99.9%以上」といった表記が一般的です。

しかし、購入前には念のため、製品仕様をしっかりと確認することをおすすめします。デザインや価格だけでなく、目を守るというゴーグルの基本的な性能を忘れないようにしましょう。

曇りを防ぐベンチレーションとフィット感

ライディング中にゴーグルのレンズが曇ってしまうと、視界が遮られ非常に危険です。この曇りの主な原因は、ゴーグル内部の暖かい湿気と、外の冷たい空気との温度差にあります。

この問題を解決するため、多くのゴーグルには様々な工夫が施されています。例えば、レンズを2枚重ねることで内外の温度差を緩和する「ダブルレンズ」や、レンズ自体に曇り止め加工を施す技術が代表的です。

さらに重要なのが、フレームに設けられた通気口である「ベンチレーション」と、顔への「フィット感」です。ベンチレーションがゴーグル内の湿気を効率良く排出し、新鮮な空気を取り込みます。

そして、自分の顔の形にぴったりとフィットするフレームを選ぶことで、隙間からの雪や冷気の侵入を防ぎ、ゴーグル内部の環境を安定させることができるのです。

特に日本人は欧米人と骨格が異なるため、「アジアンフィット」や「ジャパンフィット」と表記されたモデルを選ぶと、フィット感で失敗する可能性が低くなります。

目が透けないおすすめスノボゴーグル9選

ここからは、目が透けないミラーレンズを採用した、おすすめのゴーグルを8つ、具体的なモデル名とともに紹介します。

  • OAKLEY:Flight Deckで圧倒的な視界を
  • SMITH:I/O MAGのクロマポップレンズ
  • DRAGON:PXVで日本人向けフレームを体感
  • ANON:M4のマグネット式レンズ交換
  • ELECTRIC:Klevelandのスタイリッシュさ
  • DICE:BANKの曇らないベンチレーション
  • GIRO:Contourでヘルメットと完璧フィット
  • VONZIPPER:Jetpackの優れたコスパ
  • 中華のミラーレンズ製品

OAKLEY:Flight Deckで圧倒的な視界を

アイウェアブランドとして絶大な知名度を誇るOAKLEY(オークリー)。その中でも「Flight Deck(フライトデッキ)」は、フレームレスデザインによる圧倒的な視界の広さが最大の特徴です。戦闘機のパイロットのヘルメットバイザーから着想を得ており、上下左右ともに死角の少ない広い視野を確保できます。

また、オークリー独自の「Prizm™(プリズム)レンズ」テクノロジーは、雪面の凹凸やコントラストを強調して見せてくれるため、様々なコンディションで状況判断がしやすくなります。価格は比較的高価ですが、最高の視界と安全性を求めるライダーにとっては、これ以上ない選択肢の一つと考えられます。

SMITH:I/O MAGのクロマポップレンズ

SMITH(スミス)は、レンズ交換システムに革命をもたらしたブランドです。「I/O MAG(アイオーマグ)」は、その名の通りマグネットの力で非常に簡単かつスピーディーにレンズ交換が可能です。天候の急な変化にも、ストレスなく即座に対応できます。

搭載されている「クロマポップレンズ」は、色の三原色をコントロールすることで、通常のレンズよりも鮮やかで詳細な視界を提供します。一度この見え方を体験すると、他のレンズでは物足りなく感じるかもしれません。機能性と利便性を高いレベルで両立させたい方に、特におすすめのモデルです。

DRAGON:PXVで日本人向けフレームを体感

【DRAGON】PXV(ECHO_SILVER_J.GREEN_ION/H03)
DRAGON

DRAGON(ドラゴン)は、特に日本人やアジア人の骨格に合わせた「ジャパンフィット」に定評のあるブランドです。「PXV(ピーエックスブイ)」は、人間の視野角である200度をカバーするという独自の「パノテックレンズ」を採用。これは平面レンズと球面レンズの長所を組み合わせたような形状で、歪みが少なく、かつてないほどの広い周辺視野を実現しています。

さらに、雪面の凹凸を際立たせる「ルーマレンズ」も搭載しており、視認性も抜群です。フィット感と広い視界を両立させたいなら、まず試してみる価値のあるゴーグルといえます。

ANON:M4のマグネット式レンズ交換

ANON(アノン)は、BURTON(バートン)が展開するゴーグル・ヘルメットブランドです。「M4(エムフォー)」の最大の特徴は、SMITHのMAGシステムと並び称される、強力なマグネットを使用したレンズ交換システム「M-Fusion」にあります。グローブをしたままでも瞬時にレンズ交換が完了する手軽さは、一度使うと手放せなくなるでしょう。

また、一つのフレームで球面レンズと円柱レンズの両方を使用できるユニークな構造も魅力の一つです。その日の気分やスタイルに合わせてレンズ形状を変えることも可能です。利便性とカスタマイズ性を重視するライダーから高い支持を得ています。

ELECTRIC:Klevelandのスタイリッシュさ

ELECTRIC(エレクトリック)は、カリフォルニア発のブランドで、その洗練されたデザインが多くのスノーボーダーを魅了しています。トップライダーであるマーカス・クリーブランドのシグネチャーモデル「Kleveland(クリーブランド)」は、ミニマルでクラシックなフレームデザインが特徴です。

見た目はシンプルですが、広い周辺視野を確保しており、機能性も十分です。何よりも、ゲレンデでのスタイルにこだわりたい、ファッション感度の高いライダーに最適なモデルといえるでしょう。ウェアとのコーディネートを楽しみたい方には、有力な候補となります。

DICE:BANKの曇らないベンチレーション

日本のブランドであるDICE(ダイス)は、日本の湿度の高い雪山の環境を徹底的に研究して製品開発を行っています。「BANK(バンク)」に搭載された「A-BLOW SYSTEM」は、ワンタッチでレンズがポップアップし、ゴーグル内部の湿気を強制的に換気できる画期的なシステムです。

リフトに乗っている間など、わずかな時間でゴーグル内をリフレッシュできるため、レンズの曇りに悩まされることが劇的に減少します。とにかく曇らないゴーグルが欲しい、という切実な悩みを持つライダーにとって、これほど頼りになる機能はないかもしれません。

GIRO:Contourでヘルメットと完璧フィット

ヘルメットブランドとしても有名なGIRO(ジロ)は、当然ながらヘルメットとゴーグルの相性を完璧に計算して設計しています。「Contour(コンツアー)」は、フレームレスデザインと、ZEISS社と共同開発した「VIVIDレンズ」が特徴です。

VIVIDレンズは、コントラストを高めるブルーライトのみを取り込み、目に有害なUVライトをカットすることで、凹凸をはっきりと認識させ、目の疲労を軽減する効果があります。GIROのヘルメットを愛用している方であれば、デザインの一体感と機能性の両面で、最高のパフォーマンスを発揮してくれるはずです。

VONZIPPER:Jetpackの優れたコスパ

VONZIPPER(ボンジッパー)は、スタイリッシュなデザインと、比較的手に取りやすい価格帯で人気のブランドです。「Jetpack(ジェットパック)」は、フレームレスの球面レンズデザインを採用しており、広い視界を確保しています。

また、レンズ交換システムも備えており、機能面でも上位モデルに見劣りしません。高性能なゴーグルが欲しいけれど、予算はなるべく抑えたい、という方に最適なモデルです。コストパフォーマンスを重視する学生や、スノーボードを始めたばかりの方の最初の本格的なゴーグルとしても、良い選択肢になるでしょう。

中華のミラーレンズ製品という選択肢

近年、オンラインマーケットなどで非常に安価な中華製のミラーレンズゴーグルも数多く見かけるようになりました。最大の魅力は何と言ってもその価格で、数千円程度で購入できる製品も珍しくありません。スノーボードを始めたばかりの方や、年に数回しか行かないライトユーザーにとっては、初期投資を抑えられる魅力的な選択肢に映るでしょう。

しかし、価格が安い分、品質には注意が必要です。レンズの光学性能が低く視界が歪んで見えたり、曇り止め加工が不十分であったり、転倒時の耐久性に不安が残るケースも報告されています。

また、UVカット性能が明記されていない製品も存在するため、安易に選ぶのは危険です。もし購入を検討する場合は、あくまで予備用と割り切るか、ユーザーレビューを丹念に確認し、信頼できる出品者から選ぶことが求められます。

まとめ:最適な目が透けないスノボゴーグルを

前述の通り、目が透けないスノーボードゴーグルを選ぶことは、快適で安全なライディングへの第一歩です。この記事で解説したポイントを参考に、自分にぴったりのゴーグルを見つけてください。

  • 目が透けないゴーグルはミラーレンズが主流
  • ミラーレンズは眩しさを抑え見た目もクール
  • レンズの傷には少し注意が必要
  • 可視光線透過率(VLT)は天候に合わせて選ぶ
  • 快晴時はVLTが低いレンズがおすすめ
  • 曇りや雪の日はVLTが高いレンズが見やすい
  • 紫外線対策としてUVカット機能は必須
  • 曇り防止にはダブルレンズやベンチレーションが効果的
  • 自分の顔に合うフィット感は非常に大切
  • アジアンフィットやジャパンフィットがおすすめ
  • OAKLEYのFlight Deckは圧倒的な視界の広さが魅力
  • SMITHのI/O MAGはレンズ交換が非常に簡単
  • DRAGONのPXVは日本人の骨格に合いやすい
  • ANONのM4は利便性とカスタマイズ性が高い
  • ELECTRICのKlevelandはデザイン性を重視する方に
  • DICEのBANKは独自の換気システムで曇りにくい
  • GIROのContourは同社ヘルメットとの相性が抜群
  • VONZIPPERのJetpackはコストパフォーマンスに優れる
  • 最終的には自分の滑るスタイルや予算に合わせて選ぶのが最善
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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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