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スノーボードのロングターンのコツは複数ある!あなたが該当する項目は?

ロングターンのコツ
まさやん
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管理人:まさやん
管理人:まさやん
スノボ歴15年で得たロングターンについての知識を詰め込みました!長い記事ですが何か参考になれば嬉しいです!

・ロングターンが上手くできない

・ロングターンのコツを知りたい

・ロングターンでエッジが抜けてしまう

スノーボードのターンの中でも、基本となるロングターン。ロングターンをしっかりと覚えることで、ミドルターン、ショートターンとマスターしていくことができます。

 

ただ、カービングのロングターンもコツがあるため、初めは思い通りなラインを描くことが難しいです。エッジが抜けてしまうという悩みもあるかもしれません。そこで、この記事では、ロングターンを分解すること詳細にコツを解説していきます。

 

ロングターンがうまくできない原因は一つだけではない可能性があります。何かしら該当することがあると思いますので、ぜひ最後までご確認いただければと思います!

ロングターンは分解して理解する!

スノーボードのロングターンのコツ

ロングターンを理解する上で重要なことはターンを分解することです。トゥとヒールサイドに分解することも重要ですが、両手の使い方、ヒザの使い方など気にするべきポイントは様々です。

 

両サイドのカービングで大きなターン弧を描くように滑るロングターンのテクニックの磨き方を紹介していきます。

トウーサイドのコツは背中と足のスネのラインを平行に!

【このトレーニングはこんな人におすすめ】

・トウサイドターンで体が傾き過ぎてしまう人

・トウサイドターンでボードがズレてしまう人

・トウサイドターンでエッジが抜けて転んでしまう人

・スピードに乗ったキレのいいカービングがしたい人

トウサイドのロングターンでは、エッジが立ちやすいためバランスがシビアになります。程よいバランスをキープするためには、適切なフォームを保つことが重要になります。

そのためには、背中と足のスネのラインを平行にすることを意識しながら、しっかりとツマ先でエッジングできるフォームを作る必要があります。こうすることで、しっかりとエッジに力を伝えることができ、安定したカービングターンが描けるようになります。

また、このフォームでは、頭が下がらないように意識することもポイントです。頭が下がると、目線が下がり、お辞儀をするように倒れ、踏み込んだパワーが逃げてしまい、しっかりとエッジングできなくなります。さらに、重心が不安定になり、転倒する原因にもなります。

そうならないために、後ろ側の手の位置に注意してフォームを作ります。後手を肩の位置まで引き上げ、その姿勢をキープすることで、頭が起きたままの安定したフォームで滑っていくことが可能になります。

き上げるタイミングは、ヒールサイドターンからトウサイドターンに切り替わったところです。そこから背中とスネのラインを平行にする意識を持ちながら、同時に後手を引き上げてツマ先でエッジングしていくことで、力強くスムーズなターンを描いていくことができます。

ヒールサイドは体育座りのように徐々に胸を膝に近づける

【このトレーニングはこんな人におすすめ】

・ヒールサイドターンのカービングでズレてしまう人

・ヒールサイドターンのバランスが不安定な人

・スピードに乗ったキレのいいカービングがしたい人

ロングターンカービングではスピードが出るため、しっかりとバランスを取ることがとても重要です。ターン中のバランスが悪いと、ボードがズレたり、エッジが抜けて転倒することもあります。そうならないためには、ヒールサイドのフォームをしっかりと安定させることが必要です。

フォームは、ターン後半までしっかりとキープすることが重要です。ターンの後半はスピードに乗って圧が集中するため、エッジングがよりシビアになる局面であるため、フォームをキープできていないとバランスを崩してしまうことになります。

フォームの作り方は、トウサイドからヒールサイドへと切り替えてヒールエッジで雪面を捉え、ターンが始まったタイミングから徐々に股関節とヒザを曲げて姿勢を低くしていきます。

ターン後半にかけては、ヒザに胸をつけるように体育座りのようなフォームを作っていきます。こうすることでバランスを保ったまま、スピードに乗ったカービングができます。この時にもうひとつのポイントは、角付けを保つことです。

そのためには、両足首に力を入れてツマ先を引き上げたままロックしておくことが必要です。体育座りのフォームで足首をロックする動作が、自然とできるようになると綺麗なカービングターンを修得することができます。

フォームをしっかりと作って滑ることで、カッコいいカーピングロングターンを目指しましょう。

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ターン後半、腕を内側にひねることでターンが切れ上がる

【このトレーニングはこんな人におすすめ】

・ターンが切れ上がらないでズレてしまう人

・ターンの仕上げがうまくできない人

・深く鋭いタービングロングターンを描きたい人

ロングターンでは、しっかりとターン弧を作ることで深く鋭いカービングターンにすることができます。そのためには、体のローテーション(回転運動)を効果的に使うことがポイントとなります。

体をローテーションさせるためには、トウサイドターンでは前腕を、ヒールサイドターンでは後ろ腕をターン後半にかけて内側へとひねっていきます。こうすることで、腕の回転力が体に伝わってローテーションが働き、ターン弧が切れ上がってくるのです。

ただ腕をひねるだけの動作でローテーションさせるためには、タイミングが重要となります。ターンの中盤からターン後半にかけてひねっていく意識でトライしてみましょう。ひねる動作が早すぎたりすると効果が現れないので、注意が必要です。

また、切り替えでは、ひねった腕を戻してセットさせましょう。ターン後半のひねりが強い状態から徐々に腕を戻すことで、ボードの角付けが緩み、スムーズに切り替えていくことができます。

このように、腕のひねりは角付けと連動させることができ、強ければ角付けも強くなり、弱ければ角付けも弱くなっていきます。タイミングよくできるようになると、綺麗なターン弧を描くことができるので、しっかりと習得していきましょう。

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エッジングのコツは両ヒザの使い方

【このトレーニングはこんな人におすすめ】

・トゥサイドターンでボードがズレてしまう人

・ヒールサイドターンでボードがズレてしまう人

・スピードターンに負けない安定したカービングがしたい人

スピードに乗ったロングターンでカービングを保つことは、難易度の高いテクニックといえるでしょう。カービングを保つためには、エッジにしっかりと乗り角付けをキープし続けていく必要があります。

そのために、トウサイドターンでは両ヒザを近づけて「X脚」をイメージして滑っていくことが推奨されます。こうすることで、ボードをセンターからたわませることができ、エッジに乗りやすくなります。

この方法により、ターン中に角付けをキープすることができ、雪面にエッジが食い込むため、なめらかなカービングターンを描くことが可能になります。

また、ヒールサイドターンはトウサイドとは逆に、両ヒザを軽く離した「O脚」をイメージしたフォームで滑っていくことが推奨されます。ヒザを軽く離すことで、両足のヒールエッジに荷重しやすくなり、安定した角付けを保ったスムーズなカービングターンを描くことができます。

また、体のひねり過ぎを防ぐことができ、シンプルにエッジに乗ることができるため、メリットがあるといえます。この方法は、ロングターンだけでなく、ショートターンにも効果的なため、しっかりと習得しておくことをおすすめします。

マスターすれば、ターンがなめらかになって、おもしろいほど楽しめますよ!

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谷回りはお尻と胸を意識して!

【このトレーニングはこんな人におすすめ】

・谷回りをマスターしたい人

・谷回りからしっかりと角付けできな人

・重心移動がうまくできない人

カービングターンを切り替えた直後、前半部分の「谷回り」はカービングターンを極めるためにもっとも重要な部分です。ここでしっかりと角付けをしてターンに入ることができれば、鋭いカービングターンを描くことが可能になります。確実な谷回りを身につけるためには、確実な重心移動からの切り替えが必要になります。

トウサイドからヒールサイドへのターン切り替えでは、おしりを斜面下に突き出すように重心移動していきましょう。うまく重心を運べると、ヒールサイドエッジで雪面を強く捉えることができ、カービングで谷回りに入っていくことができます。

この時、おしりと一緒に目線を斜面下に送って行くことで、重心がスムーズに移動できます。

また、ヒールサイドからトウサイドターンへの切り替えでは、胸を斜面下に突き出すように重心を谷側に移動させてみましょう。うまく重心を運べると、トウサイドエッジで雪面を強く捉え、カービングで谷回りに入ることができます。

ここでは、頭だけで重心移動しようとして腰の位置がボードの上に残ってしまう失敗が多く見られるので、腰をトウエッジよりも外側に運ぶように積極的にトライしてみましょう。そうすることでエッジが強く立ち、カービングターンをすることができます。

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切り替えのコツはエッジングを強める

【このトレーニングはこんな人におすすめ】

・切り替えが遅くなる人

・切り替えからボードがズレてしまう人

・谷回りからエッジを立ててカービングできない人

ロングターンカービングを極めるためには、的確な切り替えが重要なポイントとなります。切り替え時にボードがズレてしまうと、重心を斜面下に移動できないため、ターン前半から強い角付けでカービングターンに入ることができません。そこで、ここでは的確な切り替えをマスターして、スムーズにターンをつなげるための練習方法を紹介します。

最初にトウサイドターンからヒールサイドターンへの切り替えでは、ターン後半で体を起こしながら後ろ側の腕を上げることで後ろ側のわき腹を伸ばしていきます。同時に両足を伸ばしていくことで、山側エッジの角付けが強くなり、足場ができるため、そこを支点に切り替えを行います。

切り替えが成功すると、重心が谷側にしっかりと移動でき、ヒールサイドエッジから強い角付けで谷回りに入っていくことができます。

また、ヒールサイドターンからトウサイドターンへの切り替えは、ターン後半で体を起こしながら前腕を引き上げて、前側のわき腹を伸ばしていきます。同時に両足を伸ばすことで、ヒールサイドの山側エッジの角付けが強くなり、足場ができるため、そこを支点にエッジを切り替えていきます。

トウサイドターンでも切り替えが成功すると、ターン前半から強い角付けで谷回りに入っていくことができます。ボードをズラさずに切り替えができるように意識してトライしてみましょう。

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後ろ足はヒザをひねるとボードが加速していく!

・ターン後半にかけて後ろ足のヒザを内側にひねっていく

トウサイドターンでは切り替え直後に後ろ足のヒザをツマ先方向に曲げ始め、ターン後半にかけて内側にひねりながらターンしていきます。

急にヒザを曲げてしまうと、角付けが一気に強くなり、エッジングが不安定になるため、ターンに合わせながら丁寧にヒザを曲げていきましょう。

ヒザが雪面に接するぎりぎりのところまで曲げていきます。

 

・後ろ足のヒザを内側にひねってターンしていく

ヒールサイドでは、ターンに合わせながら後ろ足のヒザをターン方向(内側)にひねんでいきます。ヒザがひねられるとエッジングが強くなり、ボードは加速します。

ただし、ターン前半から早々にヒザをひねってしまうとボードがズレやすくなるため、ターン前半ではヒザのひねりを使わずに雪面を捉え、ターン後半にかけてヒザを内側にひねっていきます。

後ろ足のヒザのひねりを意識すれば、ボードが加速していく

エッジを立ててすべるだけでもカービングターンになりますが、スピードが乗らないカービングターンは迫力に欠けます。そこで、ここではボードを加速させるテクニックをマスターし、ワンランク上のカービングを身につけていきましょう。そのために、後ろ足の使い方を変えてみましょう。

 

トウサイドターンでは、ヒールサイドからの切り替え直後、後ろ足のツマ先方向にヒザを曲げてターンに入っていきます。ちょうど真下にヒザを落す感じになります。ターンに入ったら徐々に後ろのヒザを体の内側にひねっていき、ターン後半にかけてヒザ頭を雪面にくっつけるイメージで近づけていきましょう。

ヒザが雪面につきそうになれば、体がしっかりと倒れてカービングに適した状態になっているということです。実際に後ろヒザは雪面につけず、雪面に触れないギリギリのところで調整していきます。後ろヒザをひねりながら雪面に近づけることで、エッジグリップが強くなり、ボードが加速していきます。

 

また、ヒールサイドターンでは、切り替え直後は後ろヒザのひねりは意識せず、ターンに入ってから徐々に後ろのヒザを内側にひねっていきましょう。

同時にヒザに胸を近づけてフォームを作っていきます。ターン後半まで後ろヒザのひねりとフォームがキープできると、エッジグリップが強くなってボードは加速し、ワンランク上のターン弧を描けるようになるので、ぜひやってみましょう。

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まとめ

この記事では、ロングターンがうまくできない人に向けて、これまで僕が得た知識・経験を元に考えられることを全て詰め込みました。何かしらあなたの上達のヒントになるようなことが書かれていたなら嬉しいです!

他にも「ヒーツがガガガ(抜ける)となる原因」を解説した記事など、ターンのハウツー記事もあるためご興味あればご覧ください。

それでは、あなたのスノーボードライフがより充実しますように!

ABOUT ME
まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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