スキー場バイトの華形!パトロールの仕事内容から給料まで徹底解説

まさやん
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スキー場のアルバイトの中でも、ひときわ高いスキルと責任感が求められる花形の職種、それがスキーパトロールです。

ゲレンデの安全を守るという重要な役割を担うため、その仕事内容や求められる資格、給料について気になっている方も多いのではないでしょうか。

また、華やかなイメージとは裏腹に、きついと言われる側面や、それを上回る大きなやりがいについても知りたいところでしょう。

この記事では、スキー場バイトでパトロールを目指すあなたのために、具体的な業務から応募方法に至るまで、あらゆる情報を網羅的に解説していきます。

この記事を読むことで、以下の点について深く理解できます。

要点
  • スキー場パトロールの具体的な仕事内容
  • 必要とされるスキルや資格の有無
  • 給料や待遇、仕事の厳しさとやりがい
  • パトロールになるための求人の探し方
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スキー場バイトで人気のパトロール|その仕事内容と実態

  • スキーパトロールの具体的な仕事内容
  • パトロールに最低限必要なスキルとは
  • SAJなどの資格は必須?有利になる?
  • 救助活動で求められる体力レベル
  • パトロールの仕事で「きつい」と感じる点
  • 気になる給料の相場と待遇面

スキーパトロールの具体的な仕事内容

スキーパトロールの仕事は、ゲレンデの安全を守り、お客様が安心してスキーやスノーボードを楽しめる環境を維持することです。その業務は多岐にわたりますが、主に以下のような内容が挙げられます。

朝の準備とコースチェック

一日の始まりは、お客様が滑り出す前のゲレンデチェックからスタートします。リフトの運行開始前にコースを滑り降りながら、コース上に危険な箇所がないか、雪の状態は安全か、障害物はないかなどを確認します。また、セーフティーネットやポール、各種標識が正しく設置されているかの点検も重要な業務の一つです。この朝一番の静かなゲレンデを滑る瞬間は、パトロールならではの特権と言えるかもしれません。

ゲレンデの巡回と監視

日中は常にゲレンデを巡回し、お客様の安全に目を配ります。コースの状況に変化がないかを確認し、危険な滑走をしている人がいれば注意喚起を行います。また、お客様からの問い合わせに対応したり、コース案内をしたりすることもあります。ゲレンデ全体の状況を常に把握し、事故を未然に防ぐ観察力が求められます。

救助活動と応急手当

万が一、ゲレンデ内で怪我人が発生した場合は、現場へ急行し救助活動を行います。無線で連絡を取り合い、現場の状況を正確に報告しながら、アキヤボートと呼ばれる救助用のそりを使って負傷者を安全な場所まで搬送します。現場では、状況に応じて応急手当を行うこともあり、冷静な判断力と迅速な行動が不可欠です。

コース規制やリフトの運行管理

天候の悪化やコース状況の変化により、特定のコースを閉鎖する必要が生じることもあります。その際は、コース規制のロープやネットを設置し、お客様を安全に誘導します。また、リフトの緊急停止時などには、スタッフと連携して乗客の救助活動をサポートする役割も担います。

パトロールに最低限必要なスキルとは

スキーパトロールには、まず第一に高い滑走技術が求められます。どのような雪質や斜面であっても、安定してコントロールしながら滑走できる能力は必須です。一般的には、全日本スキー連盟(SAJ)のスキー技能テスト1級、またはそれに相当するレベルの滑走技術が一つの目安とされています。

ただし、ただ速く滑れるだけでは不十分です。救助用のそりであるアキヤボートを後ろで操作しながら、負傷者を乗せて安全に滑り降りる特殊な技術も必要になります。これは通常の滑走とは全く異なるため、採用後に研修で習得することがほとんどです。

加えて、コミュニケーション能力も非常に大切です。怪我をして不安になっている人を励ましたり、チームの仲間と無線で的確に連携を取ったり、時には危険な滑走をするお客様に注意を促したりと、様々な場面で円滑な意思疎通が求められます。

SAJなどの資格は必須?有利になる?

前述の通り、SAJ1級といったスキーの技術レベルを示す資格は、応募の際の大きなアピールポイントになります。資格が必須条件とされている求人は多くありませんが、自身の滑走技術を客観的に証明できるため、選考で有利に働くことは間違いありません。

スキー技術の資格以上に、救命救急に関する資格が重宝される傾向にあります。例えば、日本赤十字社の救急法救急員や、消防署が実施している上級救命講習の修了証などを持っていると、高く評価されるでしょう。これらの資格は、万が一の事態に直面した際に、冷静かつ的確な応急手当を行う能力の証明となるからです。

資格がなくても応募できる求人はありますが、スキーやスノーボードの上級者であり、かつ人命救助への高い意識を持っていることが採用の鍵となります。

救助活動で求められる体力レベル

スキーパトロールの仕事は、非常に体力を消耗します。一日中、標高差のある広大なゲレンデを滑り続けるだけでも相応の体力を要しますが、それに加えて救助活動が伴います。

特に、アキヤボートを使って負傷者を搬送する作業は、かなりの筋力と持久力が必要です。ボートと負傷者の体重を合わせると100kgを超えることも珍しくなく、その重量を支えながら悪条件の雪面を滑り降りなければなりません。

また、吹雪や極寒といった厳しい気象条件下で活動することも日常茶飯事です。常に最高のパフォーマンスを発揮するためには、日頃からトレーニングを欠かさず、高いレベルの体力を維持しておくことが求められます。

パトロールの仕事で「きつい」と感じる点

多くのスキーヤーが憧れるパトロールの仕事ですが、厳しい側面も少なくありません。最も精神的に「きつい」と感じる点は、やはり怪我や事故を目の当たりにすることです。時には深刻な状況に直面することもあり、強い精神力が求められます。

肉体的な厳しさも挙げられます。前述の通り、救助活動は非常に体力を消耗しますし、悪天候の中での作業は体に大きな負担をかけます。常に危険と隣り合わせの環境で働くため、自身の安全管理にも最大限の注意を払う必要があります。

また、スキー場のルールを守らないお客様に対応しなければならない場面もあり、精神的なストレスを感じることもあるかもしれません。ゲレンデの安全を守るという責任の重圧は、常に付きまとうものと言えるでしょう。

気になる給料の相場と待遇面

スキーパトロールの給料は、スキー場の規模や地域、また本人の経験や所持資格によって変動しますが、一般的には日給で8,000円から12,000円程度、時給換算で1,000円から1,500円あたりが相場となっています。他の職種と比較して若干高めに設定されていることが多いですが、仕事の専門性や危険性を考慮すると、決して高い水準とは言えないかもしれません。

しかし、給料以上に魅力的なのが待遇面です。多くのスキー場では、従業員寮が完備されており、格安または無料で住居が提供されます。食事に関しても、従業員食堂で割引価格で利用できる場合がほとんどです。

そして最大の特典は、リフト券が無料になることでしょう。休日はもちろん、勤務時間外にも自由に滑ることができるため、スキーやスノーボードの技術を磨きたい人にとっては最高の環境です。リゾートバイト専門の求人サイトでは、こうした待遇の詳細を比較検討できます。特にリゾバ.comのような大手サイトは、好条件のパトロール求人が見つかりやすいのでおすすめです。

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スキー場バイトでパトロールとして働く魅力と応募方法

  • パトロールのメリット・デメリットを解説
  • 人の役に立てる大きなやりがい
  • チームで動くための人間関係
  • リフト券無料など特典はある?
  • パトロールの求人の探し方と時期

パトロールのメリット・デメリットを解説

ここで、スキー場パトロールとして働くことのメリットとデメリットを整理してみましょう。この仕事を目指すかどうかを判断する上で、両方の側面を理解しておくことが大切です。

メリットデメリット
スキー・スノーボード技術が飛躍的に向上する常に怪我のリスクが伴う
人命救助という大きなやりがいを感じられる事故や怪我を目の当たりにし精神的負担が大きい
リフト券無料など福利厚生が充実している厳しい気象条件下での勤務が多い
チームで働く一体感や達成感を得られる体力的な消耗が激しい
ゲレンデに関する深い知識が得られる給料が責任の重さに見合わないと感じる場合がある

このように、パトロールの仕事は多くの魅力がある一方で、相応の覚悟が求められる仕事でもあります。これらの点を総合的に考慮し、自分に合っているかどうかを判断することが重要です。

人の役に立てる大きなやりがい

スキーパトロールの仕事における最大の魅力は、何と言っても「人の役に立てる」という実感を得られる点にあります。ゲレンデで困っている人を助け、怪我をした人を安全な場所へ搬送し、「ありがとう」と感謝された時の達成感は、何物にも代えがたいものです。

自分の持っているスキー技術や知識が、誰かの安全や安心に直接つながる。この事実は、仕事に対する大きな誇りとモチベーションになります。厳しい業務も、このやりがいがあるからこそ乗り越えられるという隊員は少なくありません。

日々の安全なゲレンデ運営を支えているという自負も、大きなやりがいの一つです。お客様の笑顔を見るたびに、自分の仕事の価値を再認識することができるでしょう。

チームで動くための人間関係

スキーパトロールは、個人プレーではなく、常にチームで連携して活動します。一人で対応できる事案は限られており、特に救助活動においては、仲間との的確なコミュニケーションと信頼関係が不可欠です。

無線で常に連絡を取り合い、それぞれの現在地やゲレンデの状況を共有し、有事の際には瞬時に協力体制を築きます。厳しい環境の中で同じ目標に向かって働く仲間とは、自然と強い絆が生まれます。シーズンを通して寝食を共にすることも多く、単なる同僚以上の、家族のような関係性を築けることも少なくありません。

このような緊密な人間関係は、仕事のやりがいを一層深めてくれます。信頼できる仲間と共に困難な任務を乗り越えた時の喜びは、この仕事ならではの醍醐味と言えるでしょう。

リフト券無料など特典はある?

前述の通り、スキーパトロールとして働くことには多くの魅力的な特典が付随します。その中でも最も代表的なものが、シーズン中のリフト券が無料になることです。これにより、休日や勤務時間外は、広大なゲレンデを自由に滑り放題となります。これは、スキーやスノーボードが好きで、もっと上手くなりたいと考えている人にとっては最高の環境です。

また、多くのスキー場では従業員寮が用意されており、家賃や光熱費を大幅に節約できます。寮の形態は様々ですが、相部屋で仲間と共同生活を送ることが一般的で、これもリゾートバイトならではの楽しい経験となるでしょう。

さらに、従業員食堂での食事補助や、スキー場内のレンタルショップ、売店、温泉施設などを割引価格で利用できる制度を設けているところも多いです。これらの特典を活用することで、生活費を抑えながら充実したリゾートライフを送ることが可能になります。

パトロールの求人の探し方と時期

スキーパトロールの求人は、一般的に夏の終わりから秋にかけて、つまり8月下旬から11月頃に募集が開始されることがほとんどです。人気の職種であり、採用枠も限られているため、早めに行動を開始することが採用の鍵となります。

求人を探す主な方法は、以下の3つです。

  1. 各スキー場の公式ウェブサイトを確認する
  2. リゾートバイト専門の求人サイトを利用する
  3. 過去に働いた経験がある場合は、スキー場から直接連絡が来ることもある

特に、初めてリゾートバイトに応募する方や、複数のスキー場を比較検討したい方には、リゾートバイト専門の求人サイトの利用が効率的です。サイトによっては、担当者がスキー場との間に入って、給与や待遇の交渉を代行してくれる場合もあります。国内最大級の案件数を誇るリゾバ.comでは、全国のスキー場のパトロール求人を網羅しており、非公開求人が見つかる可能性もあるため、登録しておくことを強くおすすめします。

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まとめ:憧れのスキー場バイト、パトロールを目指そう

スキー場バイトの中でも特別な存在であるパトロールについて、仕事内容から応募方法まで詳しく解説してきました。最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。

  • パトロールの主務はゲレンデの安全確保と人命救助
  • 朝のコースチェックから日中の監視、救助活動まで業務は多岐にわたる
  • SAJ1級相当の高い滑走技術が求められる
  • アキヤボートの操作など特殊なスキルも必要になる
  • 救急法の資格は採用で非常に有利に働く
  • 救助活動には高いレベルの体力と精神力が必要
  • 事故を目の当たりにする精神的な厳しさもある
  • 給料は日給8,000円から12,000円程度が相場
  • リフト券無料や寮完備など福利厚生が充実している
  • 最大の魅力は人の役に立てるという大きなやりがい
  • チームで働く仲間との強い絆が生まれる
  • 求人は8月下旬から11月頃に募集が始まる
  • スキー場の公式サイトや専門求人サイトで探すのが一般的
  • 応募は早めの行動が成功の秘訣
  • 憧れだけで務まる仕事ではないが、得られる経験は一生の財産になる
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まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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