スノーボードゴーグルは型落ちが狙い目!安く買う方法とおすすめ3選
スノーボードの準備を進める中で、ゴーグルの値段の高さに驚いてしまうことはありませんか。有名ブランドの最新モデルだと3万円や4万円を超えることも珍しくないので、もう少し予算を抑えたいと考えるのは当然のことかなと思います。
そんな時にぜひチェックしてほしいのが、スノーボードゴーグルの型落ちモデルです。実際に検索してみると、オークリーやドラゴンといった憧れのブランドでも、型落ちなら手が届きそうな価格で販売されていることがよくあります。
レディースモデルや安いおすすめ品を探している方、あるいはアウトレットやセール情報を求めている方にとっても、旧モデルはまさに宝の山と言えるかもしれません。しかし、安さだけで選んで失敗しないか不安に感じることもあるでしょう。
この記事では、そんな疑問や不安を解消するために、賢い選び方や注意点について詳しく解説していきます。
- 最新モデルと型落ち品の性能に大差がない理由
- 中古品ではなく「新品の在庫処分」を狙うべき理由
- ジャパンフィットと並行輸入品の具体的な見分け方
- Amazon・楽天でお宝商品を見つける検索テクニック
なぜスノーボードゴーグルは「型落ち(旧モデル)」が最強の狙い目なのか?

- 最新モデルとの性能差は実はほとんどない
- 価格が半額近くまで下がるタイミングがある
- 人とかぶりにくい「レアなデザイン」が見つかる
最新モデルとの性能差は実はほとんどない
スノーボードのギアは毎年新しいモデルが発売されますが、実はゴーグルの基本的な機能や性能が1年で劇的に変わることはそれほど多くありません。
もちろん数年に一度は革新的なレンズ技術が登場することもありますが、多くの場合はベルトのデザイン変更やフレームのカラーバリエーションの追加といったマイナーチェンジが中心です。
例えば、雪面の凹凸を見やすくするハイコントラストレンズや、視界を広く保つためのフレーム構造といった核心的な技術は、1年前や2年前のモデルでも十分に搭載されています。
つまり、型落ちモデルを選んだとしても、ゲレンデで感じる快適さや見えやすさといったパフォーマンスには、ほとんど差がないと言っても過言ではありません。最新というステータスにこだわらなければ、非常にコストパフォーマンスの高い選択ができるわけですね。
メーカー側も毎年新しい商品を売るためにプロモーションを行いますが、実際のところ、プロスノーボーダーでも気に入った旧モデルを長く愛用しているケースは珍しくありません。機能的に完成されたモデルであれば、あえて最新を追わなくても、十分に安全で快適なライディングを楽しめるはずです。
価格が半額近くまで下がるタイミングがある
型落ちモデルを狙う最大のメリットは、なんといってもその圧倒的な安さにあります。スノーボード業界では、新しいシーズンのモデルが入荷する秋口から冬の初めにかけて、ショップ側が前シーズンの在庫を処分しようとする動きが活発になります。
このタイミングでは、定価の30%オフは当たり前で、場合によっては半額近くまで価格が下がることがあります。
3万円のゴーグルが1万5千円で購入できれば、浮いたお金でリフト券を数回分買えますし、ちょっと豪華なゲレ食を楽しむことだってできますよね。あるいは、浮いた予算をグローブやビーニーといった他のアイテムに回すことで、トータルの装備をグレードアップさせることも可能です。
このように、同じ予算でもより質の高い装備を揃えられるのが型落ち選びの醍醐味です。特にハイエンドモデルは元々の値段が高い分、割引額も大きくなる傾向があります。
最初から予算を決めて探す場合でも、定価では手が届かなかった上位グレードのモデルが、型落ちなら予算内に収まるという嬉しい誤算も期待できるでしょう。
人とかぶりにくい「レアなデザイン」が見つかる
スノーボードはファッションやスタイルを楽しむスポーツでもありますが、人気の最新モデルはゲレンデで他の人と被ってしまうことがよくあります。リフト待ちで前の人と同じゴーグルをつけていて、なんとなく気まずい思いをした経験がある方もいるかもしれません。
その点、型落ちモデルであれば、今シーズンはもう生産されていないカラーやグラフィックデザインを手に入れることができます。当時の限定カラーや、現在は廃盤になってしまった個性的なデザインが見つかることもあり、あえて旧モデルを探すというこだわり派のスノーボーダーも少なくありません。
自分好みのデザインを見つけ出す楽しみは、まるで宝探しのようです。流行にとらわれず、自分のウェアやスタイルに合った唯一無二のゴーグルを見つけられれば、愛着も一層湧くことでしょう。
周りとは一味違う個性を出しつつ、賢く買い物ができるという点で、型落ちモデルはスタイル重視の方にもおすすめできる選択肢と言えます。
失敗しない!型落ちゴーグル選びの「3つの注意点」と「探すコツ」

- 中古はリスク大!必ず「新品の在庫処分」を狙うこと
- 並行輸入品に注意!「ジャパンフィット」かを確認する方法
- Amazon・楽天で宝探し!効率よく見つける「検索ワード」
中古はリスク大!必ず「新品の在庫処分」を狙うこと
型落ちと聞くと、フリマアプリやオークションサイトで出品されている中古品をイメージする方もいるかもしれませんが、スノーボードゴーグルに関しては中古品は避けたほうが無難です。
なぜなら、ゴーグルに使われている顔に当たる部分のスポンジや、レンズを固定する接着剤などは、使用していなくても経年劣化が進みやすい消耗品だからです。
特にスポンジ部分は加水分解といって、時間の経過とともにボロボロと崩れてくることがあります。見た目は綺麗に見えても、実際に使い始めたらすぐにスポンジが粉になって顔に付着したり、隙間風が入ってきたりするというトラブルは珍しくありません。
また、レンズ表面には目に見えにくい細かな傷がついていることも多く、これが乱反射の原因となって視界を妨げる可能性もあります。
したがって、型落ちを探す際は、ショップが正規に販売している「新品の在庫処分品(New Old Stock)」を選ぶことが非常に大切です。
これなら未使用で保管状態も比較的良いため、劣化のリスクを最小限に抑えつつ、安く手に入れることができます。長く快適に使うためにも、誰かが使った中古ではなく、店頭や倉庫で眠っていた新品を探すようにしましょう。
並行輸入品に注意!「ジャパンフィット」かを確認する方法
ネット通販で安いゴーグルを探していると、極端に価格が安い商品を見かけることがありますが、これらが「並行輸入品」である場合は注意が必要です。
海外ブランドのゴーグルには、欧米人の骨格に合わせた「USフィット(グローバルフィット)」と、日本人の骨格に合わせた「ジャパンフィット(アジアンフィット)」の2種類が存在することが多いからです。
日本人は欧米人に比べて鼻の付け根が低く、顔の彫りが浅い傾向にあります。そのため、USフィットのゴーグルをつけると、鼻の部分に大きな隙間ができてしまい、そこから雪や冷気が侵入してレンズが曇る原因となってしまいます。どれほど高性能なレンズでも、曇ってしまっては意味がありません。
商品ページを見る際は、必ず「ジャパンフィット」「アジアンフィット」「JP」といった表記があるかを確認してください。最近では「ローブリッジフィット」と表記されることもあります。
もし表記がない場合や、並行輸入品と書かれている場合は、自分の顔にフィットしないリスクがあることを理解しておく必要があります。安さにつられて購入したものの、使い物にならなかったという失敗を防ぐためにも、フィット感の確認は慎重に行うことをおすすめします。
Amazon・楽天で宝探し!効率よく見つける「検索ワード」
Amazonや楽天などの巨大ECサイトには数え切れないほどの商品が並んでいますが、その中からお目当ての型落ちモデルを効率よく見つけるには、検索ワードにひと工夫加えることが鍵となります。
単に「スノーボード ゴーグル」と検索するだけでは、最新モデルや広告商品ばかりが表示されてしまい、お得な旧モデルにたどり着くのに時間がかかってしまいます。
おすすめの検索方法は、ブランド名やモデル名に加えて具体的な「年式」を入力することです。例えば、今が2025年だとしたら、1〜2年前のシーズンを表す「23-24」や「22-23」といった数字をキーワードに含めてみてください。
「オークリー ゴーグル 23-24」のように検索すると、そのシーズンのモデルがピンポイントでヒットしやすくなります。
また、「旧モデル」「型落ち」「アウトレット」といったキーワードを組み合わせるのも有効です。ショップ側も在庫を処分したいと考えているため、商品名にこれらの言葉を入れていることが多々あります。
さらに、楽天などでは「価格が安い順」に並べ替える機能を使うことで、掘り出し物を一網打尽にできることもあります。これらのテクニックを駆使して、ぜひ自分だけのお宝アイテムを見つけ出してください。
型落ちでも性能抜群!安く買えるおすすめ人気ブランド3選

- Oakley(オークリー)|圧倒的シェアで型落ちも見つけやすい
- Dragon(ドラゴン)|平面レンズの視界の広さが人気
- Smith(スミス)または DICE(ダイス)|曇りにくさとフィット感
Oakley(オークリー)|圧倒的シェアで型落ちも見つけやすい
アイウェア業界の巨人であるオークリーは、スノーボードゴーグルにおいても圧倒的なシェアと人気を誇っています。
プロアマ問わず多くのライダーが使用しており、その流通量の多さゆえに、型落ちモデルの在庫も市場に残りやすいという特徴があります。つまり、私たちユーザーからすれば、選択肢が多く見つけやすいブランドと言えるでしょう。
オークリーの最大の特徴は、「PRIZM(プリズム)レンズ」と呼ばれる独自のレンズ技術です。これは雪面の凹凸をくっきりと強調して見せる機能があり、曇りの日や雪の日でも斜面の状況が把握しやすくなります。
この技術は数年前から採用されているため、型落ちモデルであってもその恩恵を十分に受けることができます。
人気の「Flight Deck(フライトデッキ)」や「Line Miner(ラインマイナー)」といったモデルは、毎年のように新色が発売されるため、1つ前のデザインがセールにかかることがよくあります。
定価では少し手が出しにくいオークリーですが、型落ちなら憧れのプリズムレンズを驚くような価格で手に入れられるチャンスも多いので、まずはチェックしておきたいブランドです。
Dragon(ドラゴン)|平面レンズの視界の広さが人気
スタイリッシュなデザインと機能性で、長年コアなスノーボーダーから支持され続けているのがドラゴンです。
特にここ数年で人気を博しているのが、「PXV」や「NFX」シリーズに代表される、フレームレスに近い平面レンズのデザインです。視野が驚くほど広く、まるでゴーグルをつけていないかのような開放感を得られるのが魅力です。
ドラゴンもまた、日本人の瞳の色に合わせた「ジャパンルーマレンズ」というハイコントラストレンズを展開しています。このレンズも旧モデルから搭載されている機能なので、型落ちを選んでも性能面での不満を感じることは少ないはずです。
特にドラゴンのゴーグルはデザインのバリエーションが豊富で、バンドのグラフィックなどが毎年大きく変わる傾向にあります。
そのため、「去年のあのデザインの方が好みだった」というケースも多く、あえて旧モデルを探すファンもいます。平面レンズのかっこいいスタイルを安く手に入れたいなら、ドラゴンは外せない候補になるでしょう。
比較的割引率が高いことも多く、コスパを重視する方にとっても非常に魅力的な選択肢となるはずです。
Smith(スミス)または DICE(ダイス)|曇りにくさとフィット感
曇りにくさとフィット感を最優先に考えるなら、アメリカの老舗ブランドであるスミスや、日本の山本光学が手がけるダイスがおすすめです。
スミスはレンズの曇りを防ぐための通気性やレンズテクノロジーに定評があり、特に「I/O MAG」シリーズなどはレンズ交換がマグネット式で簡単なことから大人気となっています。
一方、国産ブランドであるダイスは、日本人の頭部形状を知り尽くした設計が最大の強みです。どんなに激しく動いてもズレにくく、鼻周りの隙間もできにくい構造になっています。
また、ダイスの「BANK」というモデルには、ワンタッチでレンズを換気できる画期的なシステムが搭載されており、眼鏡ユーザーからも絶大な支持を得ています。
これらの高機能モデルは定価だとかなり高額になりますが、型落ちであれば手が届く範囲に値下がりしていることがあります。
特にスミスやダイスは機能重視のユーザーが多いため、性能が変わらない旧モデルの需要は高いものの、探せばしっかりと在庫が見つかります。曇りのストレスから解放されたい方は、これらのブランドの型落ちを狙ってみると良いでしょう。
まとめ:賢く型落ちゴーグルを選んで、最高のスノーボードライフを!
この記事で解説した重要なポイントをまとめます。
- 型落ちゴーグルは最新モデルと比べて性能差がほとんどない
- マイナーチェンジが多いため1年前のモデルでも機能は十分である
- 型落ちを選ぶ最大のメリットは定価の30%から50%オフになる価格の安さ
- 浮いた予算をリフト券や他のギアに回すことで全体の満足度が上がる
- 中古品はスポンジの劣化やレンズの傷のリスクが高いため避ける
- 新品の在庫処分品を選ぶことが長く快適に使うための鉄則である
- 海外ブランドの場合はジャパンフィット表記があるかを必ず確認する
- USフィットは鼻に隙間ができて曇りの原因になる可能性がある
- Amazonや楽天で検索する際はモデル名に加えて「23-24」などの年式を入れる
- 「旧モデル」「アウトレット」といったキーワードも併用して探す
- オークリーは流通量が多くプリズムレンズ搭載の型落ちが見つけやすい
- ドラゴンは平面レンズの視野の広さとデザイン性が魅力で割引率も良い
- スミスやダイスは曇りにくさとフィット感を重視する人におすすめ
- 賢く型落ちを選ぶことは妥協ではなくコストパフォーマンスの高い賢明な選択
- お気に入りのゴーグルをお得に手に入れて雪山での時間をより楽しむ

































