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【CROOJA】LOCUSTはグラトリ初心者向け?軽さと操作性を徹底解説

まさやん
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SNSのグラトリ動画で最近よく目にするCROOJA(クロージャ)ですが、その中心モデルであるLOCUSTが気になっている人も多いですよね。

「本当に誰でも使いこなせるの?」「板が柔らかすぎて高速域でバタつかない?」といった不安を感じるのも無理はありません。

実際、CROOJA「LOCUST」の評価やインプレッションを調べてみると、良い噂ばかりで逆に怪しいと感じることもあるでしょう。

この記事では、そんな疑問を持つ方に向けて、乗り心地や具体的な操作感、そして最新の26-27年モデルで何が変わったのかを深掘りしていきます。

この記事で分かること
  • CROOJA LOCUST 評価やスペックの詳細
  • ジャンル別での得意不得意な性能差
  • バンブーコアが生み出す反発と粘り
  • 最新モデルでのカーボンリボンの効果

CROOJA「LOCUST」のスペックを徹底評価:詳細レビュー

対象メンズ
形状キャンバー
シェイプツインチップ
ボードの硬さ10段階中1(ぐにゃぐにゃ)
対象レベル初心者から上級者
サイズ148,150,152,154,156

バンブーコアの反発力とフレックス

この板の核となるのが、竹をミックスしたバンブーハイブリッドコアです。 一般的なウッドコアだけの板と違って、プレスをした時に「ググッ」と膝のあたりまで溜まるような独特の粘りがあります。

「あ、これ以上行ったら折れるかも」と思う一歩手前で、バチン!と弾き返してくれる感覚は、一度味わうと病みつきになりますね。ただ柔らかいだけの板だと、反発が返ってくるのが遅くて高回転トリックで高さが出ないこともあります。

しかし、LOCUSTは竹の繊維がバネのように機能するので、少ない脚力でもノーリーの打点が面白いように上がります。 力任せに弾くのではなく、板のしなりを信じて待つだけで自分が上手くなったと錯覚するほどの挙動を見せてくれます。

1.5度のビベリングによる乗り心地

キャンバーボード特有の「エッジが引っかかる怖さ」を解消しているのが、工場出荷時の1.5度ビベリングです。

この絶妙な角度のおかげで、ドライブスピンの最中にエッジが雪面に突き刺さるような、いわゆる逆エッジのリスクが激減しています。「ズリズリッ」と板を横に流す動作がスムーズなので、ロッカーボードのようなルーズな操作感を楽しめるのが強みです。

ただし、このルーズさは諸刃の剣でもあります。12月下旬のダイナランドで遭遇したような、人工雪混じりのガチガチのアイスバーンでは、正直エッジが抜ける恐怖感がありました。

カービングでゴリゴリに攻めたい時は、いつもよりしっかり角付けを意識しないと、予期せぬところで板が逃げてしまうかもしれません。この特性を理解した上で、スタンスアングルを少し広めの「+12, -12」くらいに設定すると、踏み込みやすくなって安定感が増しますよ。

ライトトップシートの驚異的な軽量化

持った瞬間に「軽い!」と声が出る秘密は、従来比で50%も軽量化されたライトトップシートにあります。

特にスイングウェイトが極限まで抑えられているので、空中でのスピンのキレが別次元です。昔乗っていた他ブランドの板に比べて、トーションの使い方がシビアじゃなくなったのも、この軽さのおかげかなと感じます。

一つだけ気になったのは、軽量化の影響か、トップシートの縁がリフト待ちなどで少し欠けやすい点です。

機能面には影響ありませんが、見た目を綺麗に保ちたい人は、あらかじめ保護シートを貼るなどの対策をした方がいいかもしれません。

とはいえ、この軽さがもたらす「板を振り回せる感覚」は、長時間の練習でも疲れにくく、練習の密度をグッと高めてくれます。

26-27モデルのカーボンリボン強化

最新の26-27年モデルでは、ノーズとテールにカーボンリボンが追加され、さらに戦闘力がアップしています。

従来のLOCUSTは「乗りやすさ」にステータスを振っていましたが、新型は復元スピードが明らかに速いです。オーリーを仕掛けた瞬間のレスポンスが鋭くなったので、よりクイックな動きを求める上級者でも満足できる仕上がりになっています。

カーボンがもたらす高速域の安心感

これまでのソフトフレックスボードの弱点だった、中高速域でのバタつきもカーボンが上手く吸収してくれています。

以前のモデルより少し硬く感じるかもしれませんが、それは芯が強くなったというポジティブな変化ですね。「もっと高く、もっと速く」というライダーの欲望に、道具がしっかり応えてくれる進化を遂げたと感じます。

シンタードソールによる滑走性能の向上

滑走面には高級なシンタードソールが採用されており、ワックスの吸い込みも抜群です。春先のシャバ雪だと滑走性の差が顕著に出ますが、LOCUSTなら失速しにくく、トリックに入るためのスピードを維持できます。

グラトリはスピードがあってこそスタイルが出るので、このソールの品質は外せないポイントと言えます。

メンテナンスでの注意点

シンタードは酸化しやすいので、定期的なホットワックスは欠かさないようにしましょう。特にエッジ付近のベースバーンは滑走性能を著しく落とすので、こまめなケアが板の寿命を延ばす鍵となります。せっかくの「チート板」としての性能も、ソールが真っ白では宝の持ち腐れになってしまいますからね。

CROOJA「LOCUST」のジャンル別評価と乗り心地

グラトリ(弾き系)
グラトリ(乗り系)
カービング
パウダー
キッカー(小~中)
軽さ

グラトリにおける低速域の操作性能

低速でのプレスやバター系トリックにおいて、LOCUSTの右に出る板はそうそうありません。体重をノーズに乗せるだけで「しなーっ」と綺麗に形が作れるので、マニュアル系の練習が格段に捗ります。

UNIONのULTRAのような、少し遊びのあるバインディングと合わせると、板の自由度がさらに引き出される印象です。

逆に、反応が良すぎるFLUXのバインだと、この板が持つ特有のルーズさが消えてしまうかもしれません。低速でじっくり板をこねるような動きを楽しみたいなら、足回りは少し柔らかめにするのが個人的な正解でした。

失敗しても板が助けてくれる許容範囲の広さは、グラトリ初心者にとって最強の味方になってくれるはずです。

ラントリで威力を発揮する反発性能

ターンの中でトリックを繰り出すラントリでも、LOCUSTのバランスの良さが光ります。キャンバー形状によるしっかりとしたエッジグリップがあるおかげで、ターンのピークでしっかり溜めを作れます。

そこからカーボンリボンの反発を利用して飛び出すと、まるでバネが仕込んであるかのような高い放物線を描けます。

以前乗っていた他社のダブルキャンバーモデルでは、着地で板が粘りきれずに捲られることがありました。

しかし、LOCUSTはキャンバーのおかげで着地の安定感が一歩抜きん出ています。多少軸がズレても、エッジが雪面を掴んでくれるので、そのままドライブで誤魔化してリカバリーできてしまうのも魅力です。

フリーランでの安定性と走破性の検証

「グラトリ板だからフリーランはダメでしょ?」と思われがちですが、LOCUSTは意外と走れます。もちろん、ガチガチのカービングボードのようなキレはありませんが、ゲレンデを流す程度なら十分すぎる性能です。

凸凹した斜面でもバンブーコアが振動を適度に吸収してくれるので、足裏に伝わる衝撃がマイルドに感じられます。

ただし、ハイシーズンの深いパウダーでの使用はおすすめしません。ツインチップでキャンバー、さらにソフトフレックスという特性上、新雪では簡単に沈んでしまいます。

無理に乗ろうとすると、後ろ足に荷重し続けなければならず、太ももがパンパンになって1時間も持ちません。あくまで「圧雪されたバーンを遊び尽くすための板」と割り切るのが、この板と長く付き合うコツですね。

パークやキッカーでのジャンプ適正

パーク内のポコジャンや5メートル程度のキッカーなら、LOCUSTでも楽しく遊べます。空中で板の重さを感じないので、グラブの保持や180、360といった回転動作が非常にスムーズです。

キャンバーの反発でリップをしっかり蹴れるので、予想以上にフワッとした浮遊感を楽しめます。

しかし、15メートルを超えるような大規模なキッカーは諦めた方が賢明です。ソフトフレックスゆえに、大きなジャンプの高速な着地衝撃を支えきる剛性は備わっていません。

「何でもできる」と過信して巨大なキッカーに挑むと、着地で板が負けて大転倒するリスクがあります。自分のスタイルがジャンプ重視にシフトしてきたなら、同じCROOJAのMANTISへ乗り換える時期かもしれません。

マンティスとの比較による最適な選び方

LOCUSTとよく比較されるMANTIS(マンティス)ですが、乗り味は明確に異なります。LOCUSTが「低中速での操作性と弾き」に特化しているのに対し、MANTISは「高速域の安定感」に重きを置いています。

カタログ数値上のフレックス以上に、実際に踏んだ時の抵抗感はMANTISの方が強く感じられます。

どちらを選ぶべきかの判断基準

「まずはグラトリの基礎を固めて、色んな技に挑戦したい」という人は、迷わずLOCUSTを選ぶべきです。

一方で「カービングから入る高難度のラントリや、パークもガッツリ攻めたい」ならMANTISが向いています。

昔の自分なら「大は小を兼ねる」で硬い板を選んでいましたが、今の日本のゲレンデ状況を考えると、LOCUSTの絶妙な柔らかさが最も「遊べる」選択肢だと言えます。

まとめ:CROOJA「LOCUST」の評価について

CROOJA「LOCUST」は、その卓越したスペックと多様な滑走スタイルへの適応力で評価の高いスノーボードです。

核となるのは、軽量かつ高反発な「バンブーハイブリッドコア」と、約50%の軽量化を達成した「ライトトップシート」で、これによりグラトリでの軽快な取り回しが際立ちます。

逆エッジを軽減する「ビベリング加工」や、高品質な「シンタードソール」は安定した滑走性を実現し、初心者も安心の操作性を提供します。

さらに、高強度な「スチールエッジ」は耐久性を高め、「ツインチップ形状」はスイッチライディングやトリックの幅を広げます。モデルごとに調整される「フレックス」も特徴で、ライダーの好みに合わせた選択が可能です。

これらの要素が融合し、LOCUSTはグラトリだけでなく、キレのあるカービング、近年人気のラントリ、そして快適なフリーランまで、あらゆるシーンでその真価を発揮し、初心者から経験者まで満足させる一本と言えるでしょう。

ABOUT ME
まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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