2022.07.28 2025.11.27

【BATALEON】WALLIEの評価と3BTの凄すぎる特徴！ジブやグラトリ特化型モデル

まさやん

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

スノーボードの新しい相棒を探している際、BATALEON「WALLIE(ウォーリー)」という個性的なボードが気になっていませんか？

特に、ジブやグラトリなどのトリックを重視するライダーにとって、このモデルが実際にどのような評価を受けているのかは非常に気になるところですよね。

WALLIEを検索しても専門用語が多くて分かりにくかったり、具体的な使用感がイメージしづらかったりすることもあるかもしれません。

この記事では、BATALEON「WALLIE」の特徴やスペック、そして得意なジャンルについて、WEB上の評判や客観的なデータを基に詳しく解説していきます。

独自の3BTテクノロジーや、目を引くWALLIE TIPSの形状が滑りにどう影響するのか、また型落ちモデルを選ぶメリットはあるのかなど、購入前に知っておきたい情報を網羅しました。

この記事を読むことで、BATALEON「WALLIE」が自分のスタイルに合っているかどうかをしっかりと判断できるようになるはずです。

記事のポイント

BATALEON「WALLIE」のスペック評価と特徴

項目	詳細
シェイプ	ツインチップ
形状	ローキャンバー (3BT + SideKick)
フレックス	ソフト (10段階中3程度)
コア素材	軽量ウッドコア + カーボンストリンガー
ソール	シンタードベース
特徴	Wallie Tips (スケートライクなノーズ/テール形状)

BATALEONの最大の特徴とも言えるのが、独自の「3BT（トリプルベーステクノロジー）」です。これは、ソール（滑走面）のノーズとテール部分が、スプーンのように船底形状になっている構造を指します。

一般的なキャンバーボードとは異なり、エッジが雪面からわずかに浮いた状態になるため、逆エッジのリスクが大幅に軽減されるのが大きなメリットですね。

この構造により、ルーズでスケートライクな操作感が生まれます。特に低速での取り回しが非常にスムーズで、エッジの引っ掛かりを気にすることなく、自由自在にボードを動かすことが可能です。

これからトリックに挑戦したい初心者の方でも、恐怖心を抑えて練習に取り組める設計になっています。また、エッジが浮いているとはいえ、キャンバーの反発力もしっかり残っているため、ターン時にはしっかりと雪面を捉えることも可能です。

BATALEON「WALLIE」を語る上で外せないのが、「WALLIE TIPS（ウォーリーチップ）」と呼ばれる独特なノーズとテールの形状です。

通常のボードよりも先端が四角く、そして反り上がった形状をしており、これがジブアイテムや地形へのアプローチで絶大な効果を発揮します。

この形状は、壁や障害物に当て込んだ際に、ボードがスムーズに乗り越えられるように設計されています。まるでスケートボードのように、障害物を「滑る」のではなく「乗り越える」感覚を楽しめるのが特徴ですね。

見た目のインパクトも強く、ゲレンデで個性を主張できるのも嬉しいポイントです。機能性とデザイン性を兼ね備えた、まさにWALLIEならではのアイコン的なスペックと言えます。

BATALEON「WALLIE」は、ラインナップの中でも特に柔らかい「ソフトフレックス」に設定されています。

ボードを少し踏み込むだけで簡単にたわませることができるため、脚力に自信がない方や、軽い体重の方でも扱いやすいのが魅力です。

この柔らかさは、特にプレストリックや低速でのグラトリにおいて大きな武器となります。

板をしならせて行うノーズプレスやテールプレスなどのトリックが、驚くほど簡単にメイクできるようになるはずです。無理に力を入れなくてもスタイルが出せるため、長時間滑っても疲れにくいというメリットもありますね。

ただし、高速域での安定性は硬いボードに比べるとやや劣るため、スピードを出しすぎた際のバタつきには多少の慣れが必要かもしれません。

ソフトフレックスでありながら、ただ柔らかいだけではないのがBATALEON「WALLIE」の凄いところです。

コア（心材）には軽量なウッド素材が使用されており、さらに足元にはカーボンストリンガー（補強材）が配置されています。

このカーボンの配置により、プレスでしならせた後に、板が元の形状に戻ろうとする強い反発力（ポップ感）が得られます。

柔らかい板特有の「反発がなくて跳ねない」という弱点が見事に克服されており、オーリーやノーリーの際にしっかりと高さが出せるのが特徴です。

「柔らかいのに跳ねる」という感覚は、グラトリの弾き系トリックを行う際にも非常に有利に働きます。軽快な操作性と反発力を両立しているため、次々とトリックを繋いでいくような滑りにも対応可能です。

スノーボードギアは毎年新しいモデルが発売されますが、BATALEON「WALLIE」に関しては、型落ちモデルを狙うのも非常に賢い選択肢の一つです。

基本的な構造である3BTやWALLIE TIPSなどの主要スペックは、年式によって劇的に変わることは少なく、デザインの変更が主である場合が多いからです。

特に、性能面で大きな妥協をすることなく、定価よりもかなり安く手に入れられる可能性があるため、予算を抑えたいライダーにとっては魅力的ですね。

ただし、人気のサイズやデザインは型落ち市場でも早めに売り切れてしまう傾向があります。

自分に合ったサイズ（身長マイナス15cm〜20cm程度が目安）を見つけたら、早めに決断することが大切です。また、保管状態が良いショップから購入することで、新品同様のパフォーマンスをお得に体感できるでしょう。