【ゴーグル】

人気スノボゴーグルブランド11選!これを選べば間違いない【2025-26年】

スノボゴーグルブランド
まさやん
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スノーボードに欠かせないアイテムの一つがゴーグルです。しかし、いざスノボゴーグルブランドを探し始めると、その種類の多さに圧倒されてしまうかもしれません。

ブランドの選び方はもちろん、レンズの種類やフィット感、価格帯による違い、さらにはデザイン性や機能性まで、気になるポイントは多いですよね。

この記事では、おすすめモデルやコストパフォーマンスに優れたアイテム、最新の人気ランキングの情報を交えながら、あなたに最適なゴーグルを見つけるお手伝いをします。この記事を読むことで、以下の点について理解を深められます。

  • 主要なスノーボードゴーグルブランドそれぞれの特徴と強み
  • 天候や自分のレベルに合ったレンズの選び方
  • 顔へのフィット感の重要性と、試着時のチェックポイント
  • 価格帯によって異なる機能性と、コストパフォーマンスの見極め方

失敗しないスノボゴーグルブランドの選び方

このセクションでは、特に人気と信頼性が高く、多くのスノーボーダーから支持されている主要なブランドを取り上げます。それぞれのブランドが持つ独自の技術やデザイン哲学を理解することで、あなたのゴーグル選びがより明確になるはずです。

絶対的な人気と信頼を誇る「Oakley」

世界中のトップアスリートから絶大な支持を得ているのが「Oakley」です。最大の理由は、独自に開発されたPrizm(プリズム)レンズテクノロジーにあります。このレンズは、雪面の凹凸やコントラストを強調することで視認性を劇的に向上させ、滑走中の状況判断を容易にしてくれます。晴天用から吹雪用まで、あらゆるコンディションに対応する多彩なレンズが用意されている点も魅力です。

また、豊富なフレームの形状とサイズ展開により、多くの人の顔にフィットしやすいのもOakleyの強みと言えます。特に「アジアンフィット(ローブリッジフィット)」モデルは、鼻の高さや顔の幅を考慮して設計されており、日本人にとっても快適な装着感を提供します。

一方で、高い技術力とブランド価値から、価格帯は比較的高めに設定されています。しかし、その価格に見合うだけの性能と耐久性を備えているため、一つのゴーグルを長く使いたいと考えるなら、非常に優れた投資となるでしょう。初めての本格的なゴーグル選びで失敗したくない方や、最高の視界を求める経験者にとって、Oakleyはまず間違いのない選択肢です。

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革新的なレンズ技術で選ばれる「Smith」

「Smith」は、ゴーグル界に数々の革新をもたらしてきたブランドです。特に評価が高いのが、ChromaPop(クロマポップ)レンズです。このレンズは、色の波長を調整することで、より鮮明で自然な色彩と奥行きを再現します。これにより、Prizmレンズとはまた違ったアプローチで、雪山の景色をクリアに捉えることが可能です。

ヘルメットブランドとしても有名なSmithは、ゴーグルとヘルメットのエアフローを一体で設計しており、両方を同ブランドで揃えることで、ゴーグル内部の曇りを極限まで抑えることができます。これは「AirEvacベンチレーションシステム」と呼ばれ、ヘルメットから取り込んだ空気がゴーグル内を通過し、湿気を効率的に排出する仕組みです。

さらに、レンズ交換システムの利便性もSmithの特長です。マグネットと独自のロック機構を組み合わせた「MAGレンズチェンジシステム」は、簡単かつ確実にレンズを交換できます。

ただ、モデルによってはアジアンフィットでも、欧米人向けの骨格をベースにしているため、購入前には必ず試着して、鼻や頬の周りに隙間ができないか確認することが大切です。

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マグネット式レンズ交換が早い「Anon」

スノーボード界の巨人「BURTON」が展開するゴーグル・ヘルメットブランドが「Anon」です。Anonの代名詞とも言えるのが、Magna-Tech(マグナテック)と呼ばれるマグネット式のレンズ交換システムです。

フレームに強力な磁石が埋め込まれており、グローブをつけたままでも一瞬でレンズの着脱が完了します。天候が変わりやすい山の上で、ストレスなくレンズを交換できるこの機能は、一度体験すると手放せなくなります。

また、「MFI(マグネット式フェイスマスクインテグレーション)」も独自の機能です。対応するフェイスマスクをゴーグルの下部に磁石で連結でき、顔とゴーグルの隙間を完全に無くして冷たい風の侵入を防ぎます。

デザインは、スタイリッシュで未来的なものが多く、BURTONのウェアとの相性も抜群です。注意点としては、非常に強力なマグネットですが、激しい転倒の仕方によってはレンズが外れてしまう可能性がゼロではないという声も聞かれます。

もっとも、通常の滑走で外れることはまず考えにくく、利便性の高さを考えれば、多くの人にとって魅力的な選択肢であることに変わりはありません。

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日本人の顔にフィットしやすい「Dragon」

「Dragon」は、横乗りカルチャーをバックボーンに持つブランドで、特に日本人の骨格に合わせた「ジャパンフィット」の評価が非常に高いです。

他のブランドのアジアンフィットが合わなかったという人でも、Dragonのゴーグルはぴったりフィットすることがよくあります。ゴーグルと顔の間に隙間ができてしまうと、そこから冷気が入ってきたり、レンズが曇る原因になったりするため、フィット感は極めて重要です。

レンズに関しても、「ジャパンルーマレンズ」という日本の雪質や天候に合わせて開発されたコントラストレンズを展開しており、曇りの日が多い日本のゲレンデでも高いパフォーマンスを発揮します。

デザイン面では、フレームレスゴーグルの先駆けとしても知られ、視界の広さとスタイリッシュな見た目を両立させています。ただ、フレームレスデザインは、ゴーグルを置いた際にレンズ表面が直接地面に触れやすく、傷がつきやすいという側面も持ち合わせています。ゴーグルの保管や持ち運びの際は、必ず付属のソフトケースに入れるなど、丁寧な取り扱いを心がける必要があります。

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曇りにくい日本製レンズが魅力の「DICE」

「DICE」は、山本光学という日本の老舗光学メーカーが手掛けるスノーゴーグルブランドです。日本のブランドだからこそ、「日本の雪山の環境」を徹底的に研究し尽くして製品開発を行っているのが最大の強みです。

日本の雪は、海外のいわゆる「パウダースノー」に比べて水分を多く含んでおり、ゴーグルが曇りやすい環境にあります。

この課題を解決するためにDICEが開発したのが、レンズの曇り制御技術です。例えば、プレミアムアンチフォグという従来の2倍の吸水力を持つ特殊なコーティングや、レンズ内部の湿気を換気する「A-BLOW SYSTEM」という画期的な機能があります。

これは、フレームサイドのレバーを操作するだけでレンズがポップアップし、瞬時にゴーグル内の空気を入れ替えることができるシステムです。

デザインは機能性を重視した実直なものが多いですが、視界のクオリティと曇りにくさを最優先に考えるのであれば、DICEは非常に信頼できる選択肢となります。特に、汗をかきやすくゴーグルの曇りに悩まされてきた方には、ぜひ一度試していただきたいブランドです。

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おしゃれでクールなデザインの「Electric」

カリフォルニア発祥の「Electric」は、洗練されたクールなデザインで、ファッションに敏感なスノーボーダーから支持を集めています。過度な装飾を排したシンプルで大きなフレームは、どんなスタイルのウェアにも合わせやすく、ゲレンデでの存在感を高めてくれます。

もちろん、デザイン性だけでなく機能面も優れています。人間工学に基づいたフレーム設計や、100%UVカット、曇り止めコーティングなど、ゴーグルに求められる基本的な性能はしっかりと押さえています。特にレンズの視野の広さには定評があり、快適なライディングをサポートします。

Electricを選ぶ際は、ブランドが持つ世界観やスタイルに共感できるかどうかも一つのポイントになります。有名プロスノーボーダーのシグネチャーモデルも数多くリリースされており、憧れのライダーと同じモデルを身につけるという楽しみ方も可能です。

ただし、デザインによってはフィット感が少しタイトに感じられることもあるため、可能であれば試着して、自分の顔に合っているかを確認することをおすすめします。

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まだある!個性派におすすめのスノボゴーグルブランド

定番ブランド以外にも、独自の特徴を持つ魅力的なブランドは数多く存在します。ここでは、他の人と少し差をつけたい、特定の機能にこだわりたい、といった個性派のあなたにおすすめのブランドを紹介します。

北欧ならではのデザイン性が光る「POC」

スウェーデン発の「POC」は、アスリートの安全を最大限に守ることをミッションに掲げるブランドです。その哲学はゴーグルにも貫かれており、高い耐久性と保護性能を誇ります。デザインは、北欧ブランドらしいミニマルで機能的なものが特徴で、独特の存在感を放ちます。

レンズは、世界的な光学レンズメーカーである「カールツァイス社」と共同開発したClarityレンズを採用。特定の光のスペクトルをコントロールすることで、雪面の情報をこれまで以上に正確に捉えることが可能です。

安全性と機能性を追求している分、価格帯はトップブランドの中でも高めに位置します。また、そのユニークなデザインは、ウェアとのコーディネートを選ぶ側面もあるかもしれません。しかし、最高の安全性と他にないデザインを求めるのであれば、POCは非常に満足度の高い選択となるでしょう。

ヘルメットとの連携も考えられた「Giro」

「Giro」は、ヘルメットブランドとして世界的なシェアを誇ります。そのGiroが作るゴーグルは、当然ながら自社のヘルメットとの完璧なフィット感(インテグレーション)を前提に設計されています。ヘルメットとゴーグルの間に隙間ができてしまう、いわゆる「ゴーグルギャップ」を防ぎ、見た目がスマートになるだけでなく、冷気の侵入を防ぎ快適性を高めます。

Smithと同様に、ZEISS社と共同開発したVIVIDレンズテクノロジーも特徴です。このレンズは、コントラストを高める有益なブルーライトは透過させつつ、有害なUVライトはカットすることで、目の疲れを軽減し、雪面状況を的確に把握する手助けをします。

既にGiroのヘルメットを愛用している方や、これからヘルメットとゴーグルをセットで新調しようと考えている方にとって、これ以上ないほど相性の良いブランドと言えます。逆に言えば、他社製のヘルメットと組み合わせる場合は、そのフィット感を最大限に活かせない可能性もあるため、注意が必要です。

広い視界を確保できる球面レンズの「SPY+」

「SPY+」は、ユニークなレンズテクノロジーで注目を集めるブランドです。それが、目に有益とされる特定の波長のブルーライトだけを取り込む「Happy Lens」です。

この技術により、気分を高揚させ、集中力を向上させる効果が期待できるとされています。科学的な効果の感じ方には個人差があるものの、このポジティブなコンセプトに魅力を感じるユーザーは少なくありません。

フレームは、大きめの球面レンズを採用したモデルが多く、左右だけでなく上下の視界も非常に広くなっています。これにより、ライディング中に周囲の状況を把握しやすくなるというメリットがあります。

Happy Lensという独自性に目が行きがちですが、曇り止め機能や傷防止コーティングといった基本的な性能もしっかりと備わっています。他のブランドにはない付加価値をゴーグルに求めたい方や、とにかく広い視界を確保したい方にとって、SPY+は面白い選択肢になるでしょう。

高い機能性を持つ国産ブランド「SWANS」

前述の通り、DICEの兄弟ブランドとも言えるのが、同じ山本光学が製造する「SWANS」です。100年以上にわたる光をコントロールする技術の歴史は、絶対的な信頼性の証です。

SWANSもまた、日本の湿気が多い雪山の環境を前提とした製品開発を行っており、特に「曇りにくさ」においては世界トップクラスの性能を誇ります。

SWANSのゴーグルは、DICEに比べてより幅広いユーザー層をターゲットにしている印象で、エントリーモデルからトップアスリート向けの高性能モデルまで、多彩なラインナップが揃っています。

特に、紫外線量によってレンズの明るさが自動で変化する「PHOTOCHROMIC(フォトクロミック)調光レンズ」の技術には定評があります。

デザイン面では、派手さよりも機能美を追求した実直なモデルが多いです。海外ブランドのような華やかさはありませんが、日本の環境で最高のパフォーマンスを発揮するための機能が凝縮されています。

フィット感の良さも含め、実用性を何よりも重視する方には、SWANSが最適なパートナーとなり得ます。

スタイルで差をつけるなら「VONZIPPER」

「VONZIPPER」は、カリフォルニアの自由な空気感を反映した、遊び心あふれるデザインが魅力のブランドです。サーフィンやスケートボードといったアクションスポーツのカルチャーに根差しており、そのスタイルはスノーゴーグルにも色濃く反映されています。

レトロフューチャーなデザインや、大胆なカラーリングのモデルは、ゲレンデで確かな個性を主張してくれるでしょう。

WILDLIFEレンズという独自のレンズは、コントラストを調整して視界をクリアにする機能を持ち、デザインだけでなく実用性も兼ね備えています。

ファッションアイテムとしての一面も強いため、自分のウェアやライディングスタイルに合わせて、コーディネートを楽しむことができます。

ただし、海外ブランドであるため、モデルによっては日本人の顔にフィットしにくい場合もあります。特に鼻周りのフィット感は、購入前にしっかりと試着して確認することをおすすめします。

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最適なスノボゴーグルブランドを見つけよう

ここまで様々なスノーボードゴーグルブランドを紹介してきましたが、最適な一品を見つけるための要点を最後にまとめます。

  • ゴーグル選びはブランドごとの特徴を理解することから始まる
  • 「Oakley」のPrizmレンズは雪面の凹凸を鮮明にする
  • 「Smith」のクロマポップレンズは色彩を豊かに表現する
  • 「Anon」のマグネット式システムはレンズ交換が圧倒的に早い
  • 「Dragon」のジャパンフィットは日本人の顔に合いやすい
  • 「DICE」は日本の湿った雪でも曇りにくい工夫が満載
  • 「Electric」は洗練されたデザインでファッション性が高い
  • 「POC」は安全性を最優先に考えた北欧デザインが特徴
  • 「Giro」は自社ヘルメットとの完璧な一体感を追求している
  • 「SPY+」のHappy Lensは気分を高めるというユニークな発想
  • 「SWANS」は国産ブランドならではの高い技術力と信頼性が強み
  • 「VONZIPPER」は遊び心のあるデザインで個性を表現できる
  • レンズの種類や色は、自分がよく滑るゲレンデの天候に合わせて選ぶ
  • フィット感の確認には、実際に店舗で試着することが最も重要
  • 高価なモデルほど機能は多いが、自分のレベルに必要な機能を見極める
  • 最終的には、性能とデザインの両方で自分が納得できるものを選ぶ
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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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