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東京から近いスキー場15選!日帰り・初心者向け【2025~26年版】

まさやん
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「都心から日帰りで行けるスキー場はないかな?」「初心者や子供連れでも安心して楽しめる場所が知りたい」 冬が近づくと、このような思いで東京から近いスキー場を探し始める方は多いのではないでしょうか。

しかし、一言で近いと言っても、アクセスの良さや雪質、初心者向けのコース、子供連れへの配慮、温泉の有無、そして何より大切な料金やレンタルの充実度など、気になる点は多岐にわたります。

たくさんの情報の中から、本当に自分に合ったスキー場を見つけ出すのは、意外と時間と手間がかかるものです。

この記事では、そのようなお悩みを解決するため、東京からアクセスしやすいおすすめのスキー場を厳選してご紹介します。単に場所を羅列するのではなく、それぞれのスキー場が持つ個性や強みに焦点を当てて解説を進めていきます。

この記事を読めば、以下の点が明確になります。

  • 日帰り可能なスキー場の具体的な選び方
  • アクセス方法別のメリットと注意点
  • 目的やこだわりで選べるおすすめのスキー場15選
  • スキー場をお得に、そして快適に楽しむためのコツ
目次

東京から近いスキー場選びで押さえるべき点

東京から近いスキー場を選ぶ際には、ただ距離が近いというだけで決めてしまうと、後悔することがあります。ここでは、自分に合ったスキー場を見つけるために、事前に確認しておきたい基本的なポイントを解説します。

  • 日帰りで楽しめるスキー場の条件
  • 新幹線で楽々アクセスできるスキー場
  • 車で行く場合の高速道路ルート
  • 初心者でも滑りやすいコースの特徴
  • 安いリフト券やパック料金の探し方
  • 手ぶらで便利なレンタルサービスの活用法

日帰りで楽しめるスキー場の条件

日帰りでスキーやスノーボードを満喫するためには、移動時間と現地での滞在時間のバランスが鍵となります。

一般的に、首都圏の自宅からスキー場までの移動時間が片道3時間以内であれば、日帰りでも十分に滑る時間を確保できると考えられます。朝早く出発すれば、午前中にはゲレンデに到着し、夕方まで滑ってから帰路につくというスケジュールが可能です。

メリットと注意点

日帰りの大きなメリットは、宿泊費がかからないため、費用を大幅に抑えられる点にあります。また、週末の1日だけでも気軽に雪山へ行けるフットワークの軽さも魅力です。

一方で、注意点としては、滞在時間が限られるため、やや慌ただしくなりがちです。特に週末は道路が渋滞したり、スキー場が混雑したりすることも考慮し、移動計画には余裕を持たせる必要があります。リフトの待ち時間が長いと、実際に滑れる時間が想定より短くなる可能性も念頭に置いておきましょう。

新幹線で楽々アクセスできるスキー場

新幹線を利用する最大のメリットは、その圧倒的な速さと正確性です。冬の週末に起こりがちな高速道路の渋滞を完全に回避でき、車の運転に慣れていない方や雪道の運転に不安がある方でも、安心してスキー場へ向かうことができます。

具体例を挙げると、GALA湯沢スキー場のように、新幹線の駅とスキーセンターが直結している場所もあります。このようなスキー場であれば、改札を抜けたらすぐにゲレンデという、この上なく快適な体験が可能です。

メリットと注意点

移動中にゆっくりと休憩したり、食事を済ませたりできるのも新幹線の利点です。到着する頃には体力が温存されており、万全の状態で滑り始めることができます。

ただし、デメリットとしては、交通費が車に比べて高くなる傾向にある点が挙げられます。また、自分のスキー板やスノーボードを持っていく場合は、大きな荷物を持って駅構内や電車内を移動する手間がかかります。このため、新幹線を利用する際は、現地でのレンタルを併用するのが賢い選択と言えるかもしれません。

車で行く場合の高速道路ルート

車でスキー場へ向かうことの魅力は、何と言ってもその自由度の高さにあります。出発時間を自由に決められるだけでなく、自分の好きなスキー用具一式を気兼ねなく積んでいけます。また、複数人で行く場合は、交通費を一人あたりで安く抑えられるケースが多いです。

東京から近いスキー場へアクセスする際の主要な高速道路は、関越自動車道(新潟・群馬方面)と中央自動車道(長野・山梨方面)、そして東北自動車道(栃木方面)です。行き先のスキー場がどの方面にあるかによって、利用するルートが決まります。

メリットと注意点

道中のサービスエリアに立ち寄って休憩したり、帰りに周辺の温泉や観光スポットに足を延ばしたりと、旅のプランを自由に組み立てられるのも車ならではの楽しみ方です。

もっとも注意すべき点は、冬道の運転です。目的地のスキー場が近づくにつれて、路面が凍結していたり、雪が積もっていたりする可能性が高まります。スタッドレスタイヤの装着は必須であり、場合によってはタイヤチェーンの準備も必要です。事前に天気予報や道路情報を入念に確認し、安全運転を心がけることが大切です。

初心者でも滑りやすいコースの特徴

スキーやスノーボードを始めたばかりの初心者の方がスキー場を選ぶ際は、コースの構成比率を確認することが一つの指針となります。

多くのスキー場では、公式サイトなどでコースのレベルを「初級・中級・上級」に分け、それぞれの割合をパーセンテージで示しています。このうち、初級者向けコースの割合が30%以上、できれば40%以上あるスキー場を選ぶと、安心して楽しめる場所が多いと考えられます。

コース幅と斜度も確認

具体的には、コースの幅が広く、平均斜度が10度前後の緩やかな斜面がメインのゲレンデが理想的です。幅が広いと、他のスキーヤーやスノーボーダーとの接触を気にせず、自分のペースで練習に集中できます。また、緩やかな斜面はスピードが出すぎないので、恐怖心を感じにくく、基本的なターンの練習にも最適です。

一方で、初級者コースが少ないスキー場を選んでしまうと、滑れる場所が限られてしまい、すぐに飽きてしまう可能性があります。また、自分のレベルに合わない中級者コースなどに挑戦して、思わぬ怪我につながる危険性も否定できません。

安いリフト券やパック料金の探し方

スキー場の費用の中で大きな割合を占めるのがリフト券です。この料金を少しでも抑えることが、全体の費用を節約する上で効果的です。

最も一般的な方法は、スキー場の公式サイトや、スキー場情報専門サイトで販売されている「早割リフト券」や「Web限定チケット」を購入することです。これらは通常、シーズンが始まる前や平日限定で販売されることが多く、定価よりもかなりお得な価格設定になっています。

交通とセットのパックもお得

また、交通手段とリフト券がセットになったパッケージプランも非常に魅力的です。例えば、JRが販売する新幹線利用のスキープランや、バス会社が企画する日帰りスキーバスツアーなどがこれにあたります。これらは個人で切符やリフト券を別々に手配するよりも、総額で安くなることがほとんどです。

注意点として、割引率の高いチケットやプランは、利用日が指定されていたり、年末年始などの繁忙期は利用対象外となっていたりする場合があります。購入前には必ず利用条件を細かく確認するようにしましょう。

手ぶらで便利なレンタルサービスの活用法

スキーやスノーボードを年に1、2回しか楽しむ予定がない方や、まずは一度試してみたいという初心者の方にとって、レンタルサービスは非常に心強い味方です。

最近のスキー場では、スキー板やスノーボード、ブーツといった基本的な用具だけでなく、ウェアやゴーグル、グローブ、帽子といった小物類まで、必要なもの一式をレンタルできる場所が増えています。これらを活用すれば、文字通り「手ぶら」でスキー場へ行き、気軽にウィンタースポーツを体験できます。

メリットと注意点

レンタルを利用する最大のメリットは、高価な用具を自分で購入・所有する必要がない点です。保管場所にも困りませんし、シーズンオフのメンテナンスの手間もかかりません。また、新幹線やバスで移動する際も、荷物が少なく済むので非常に快適です。

一方、デメリットとしては、何度もスキーに行く場合は、その都度レンタル料金がかかるため、長期的には購入した方が安くなる可能性があります。

また、多くの人が利用するため、必ずしも最新モデルの用具が使えるとは限らない点も理解しておく必要があります。特に週末は混雑し、希望のサイズが貸し出し中という事態も起こり得るため、時間に余裕を持ってレンタル手続きをすることをおすすめします。

東京から近いスキー場の特徴を解説!

ここからは、これまで解説してきた選び方のポイントを踏まえ、東京から日帰りでもアクセス可能なおすすめのスキー場を、それぞれの「こだわりポイント」別にご紹介します。アクセス方法や施設の特色など、様々な角度から比較検討し、あなたにぴったりのスキー場を見つけてください。

スキー場名都道府県アクセス(車)アクセス(電車)特徴
GALA湯沢スキー場新潟県関越道 湯沢IC上越新幹線 GALA湯沢駅直結新幹線直結、手ぶらOK
軽井沢プリンスホテルスキー場長野県上信越道 碓氷軽井沢IC北陸新幹線 軽井沢駅晴天率高、アウトレット隣接
ふじてんスノーリゾート山梨県中央道 河口湖IC富士急行線 河口湖駅富士山の絶景、ファミリー向け
ノルン水上スキー場群馬県関越道 水上IC上越線 水上駅都心から近くナイター充実
イエティ静岡県東名高速 裾野ICJR御殿場線 御殿場駅10月オープン、屋外日本一早く
苗場スキー場新潟県関越道 月夜野IC上越新幹線 越後湯沢駅広大なゲレンデ、ホテル併設
かぐらスキー場新潟県関越道 湯沢IC上越新幹線 越後湯沢駅パウダースノー、ロングシーズン
たんばらスキーパーク群馬県関越道 沼田IC上越新幹線 上毛高原駅良質な雪、緩斜面中心
川場スキー場群馬県関越道 沼田IC上越新幹線 上毛高原駅立体駐車場直結、パウダー有名
佐久スキーガーデン パラダ長野県上信越道 佐久平PA直結北陸新幹線 佐久平駅高速直結、アクセス楽々
竜王スキーパーク長野県上信越道 信州中野IC長野電鉄 湯田中駅絶景テラス、パウダーエリア
ハンターマウンテン塩原栃木県東北道 西那須野塩原IC東北新幹線 那須塩原駅首都圏最大級、コース多彩
マウントジーンズ那須栃木県東北道 那須IC東北新幹線 那須塩原駅キッズパーク充実、観光と両立
狭山スキー場埼玉県関越道 所沢IC西武池袋線 西武球場前駅屋内型、シーズン長く手軽
富士見パノラマリゾート長野県中央道 諏訪南ICJR中央本線 富士見駅晴天率高、ゴンドラで山頂へ
  • 【新潟】GALA湯沢スキー場:新幹線直結でアクセス抜群
  • 【長野】軽井沢プリンスホテルスキー場:買い物も楽しめる
  • 【山梨】ふじてんスノーリゾート:富士山を望む絶景
  • 【群馬】ノルン水上スキー場:ナイター営業が魅力
  • 【静岡】イエティ:日本一早くオープンする屋外スキー場
  • 【新潟】苗場スキー場:ビッグゲレンデでイベントも多数
  • 【新潟】かぐらスキー場:極上のパウダースノーが自慢
  • 【群馬】たんばらスキーパーク:首都圏から近いパウダースノー
  • 【群馬】川場スキー場:立体駐車場直結で雪道運転が楽
  • 【長野】佐久スキーガーデン パラダ:高速道路直結のスキー場
  • 【長野】竜王スキーパーク:雲海の絶景テラスが人気
  • 【栃木】ハンターマウンテン塩原:首都圏最大級のゲレンデ
  • 【栃木】マウントジーンズ那須:那須観光とセットで楽しむ
  • 【埼玉】狭山スキー場:都心から最も近い屋内スキー場
  • 【長野】富士見パノラマリゾート:晴天率85%の絶景ゲレンデ

【新潟】GALA湯沢スキー場:新幹線直結でアクセス抜群

基本情報詳細
所在地新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢字茅平1039-2
アクセス(車)関越自動車道 湯沢ICから約5分
アクセス(電車)上越新幹線 GALA湯沢駅直結
営業期間の目安例年12月中旬~5月上旬
公式サイト公式サイトで最新情報を確認

GALA湯沢スキー場は、「駅に着いたら、そこは雪国だった」をリアルに体験できる場所です。東京駅から上越新幹線で最短約75分、改札を出れば目の前がスキーセンターという利便性は、他のスキー場の追随を許しません。

この圧倒的なアクセスの良さから、日帰りスキーヤーに絶大な人気を誇ります。ゲレンデは3つのエリアに分かれており、初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースが揃っています。特に中央エリアは、緩やかで幅の広いコースが多く、スキーデビューにも最適です。

レンタルと温泉も充実

「手ぶらでスキー」をコンセプトに掲げているだけあり、最新モデルのスキー・スノーボード用品やウェアのレンタルが非常に充実しています。重い荷物を持って移動する必要がないため、思い立ったらすぐにでも行くことが可能です。

滑り終わった後には、スキーセンター内にある温泉施設「SPAガーラの湯」で汗を流し、疲れを癒してから新幹線に乗って帰る、という贅沢な一日を過ごせます。ただし、その利便性の高さから週末や祝日は大変混雑します。リフト待ちの時間が長くなることも覚悟しておく必要があるでしょう。

【長野】軽井沢プリンスホテルスキー場:買い物も楽しめる

基本情報詳細
所在地長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
アクセス(車)上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから約14分
アクセス(電車)北陸新幹線 軽井沢駅から徒歩約10分(無料シャトルバスあり)
営業期間の目安例年11月上旬~3月下旬
公式サイト公式サイトで最新情報を確認

軽井沢プリンスホテルスキー場は、スキーやスノーボードだけでなく、観光やショッピングも一緒に楽しみたいという欲張りな願いを叶えてくれる場所です。北陸新幹線の軽井沢駅から無料のシャトルバスで約1分、徒歩でも10分程度という好立地を誇ります。

このスキー場の大きな特徴は、高い晴天率です。人工降雪機をメインにゲレンデを整備しているため、天候に左右されにくく、安定したコンディションの中で滑走を楽しめます。コースは初心者・中級者向けが全体の80%を占めており、特にファミリー層からの人気が高いです。

アフタースキーの魅力

ゲレンデのすぐ隣には、広大な「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」が広がっています。午前中はスキーを楽しみ、午後はアウトレットで買い物をしてから新幹線で帰る、といったプランも立てられます。

一方で、天然雪にこだわりたい方にとっては、人工雪がメインである点は少し物足りなく感じるかもしれません。また、標高がそれほど高くないため、シーズン中の暖かい日には雪質が変化しやすいという側面もあります。

【山梨】ふじてんスノーリゾート:富士山を望む絶景

基本情報詳細
所在地山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-1
アクセス(車)中央自動車道 河口湖ICから約20分
アクセス(電車)富士急行線 河口湖駅からバスで約30分
営業期間の目安例年12月上旬~4月上旬
公式サイト公式サイトで最新情報を確認

ふじてんスノーリゾートの最大の魅力は、何と言っても日本が世界に誇る富士山を目の前に望みながら滑走できる、その雄大なロケーションです。東京からは中央自動車道を利用して約90分と、車でのアクセスが非常に便利です。

ゲレンデは、初心者から中級者が楽しめるコースレイアウトになっています。特に、ファミリー向けの「ちびっこ愛ランド」は、そり遊びや雪遊び専用のエリアが広く確保されており、まだスキーができない小さなお子様連れでも安心して楽しむことができます。

絶景以外の魅力と注意点

富士山の絶景をバックに滑る体験は、他では味わえない格別なものがあります。写真映えもするため、思い出に残る一枚を撮影するのも楽しみの一つです。

ただし、人気のスキー場であるため、週末はリフト乗り場やレストランが大変混雑する傾向にあります。また、標高が高いため天候が変わりやすく、麓は晴れていても山頂付近は風が強いといったケースも少なくありません。防寒対策はしっかりとしていくことをお勧めします。

【群馬】ノルン水上スキー場:ナイター営業が魅力

基本情報詳細
所在地群馬県利根郡みなかみ町寺間479-139
アクセス(車)関越自動車道 水上ICから約5分
アクセス(電車)上越新幹線 上毛高原駅から無料シャトルバスで約20分
営業期間の目安例年12月中旬~3月下旬
公式サイト公式サイトで最新情報を確認

ノルン水上スキー場は、首都圏から最も近い群馬県のスキー場の一つで、関越自動車道の水上インターチェンジからわずか3kmというアクセスの良さが魅力です。特筆すべきは、その充実したナイター営業です。

金曜日と土曜日は深夜まで営業しているため、仕事終わりに出発してナイタースキーを楽しむ、といったアクティブな過ごし方も可能です。夜の静寂の中、ライトアップされたゲレンデを滑る体験は、日中とはまた違った幻想的な雰囲気があります。

コンパクトながらも楽しめる

ゲレンデの規模自体は比較的コンパクトですが、効率よくレイアウトされた4本のリフトと、急斜面から緩斜面までバランス良く配置されたコースで、初心者から上級者まで飽きさせません。特に、高速クワッドリフトを利用すれば、繰り返し滑るのもスムーズです。

注意点としては、コンパクトなゲレンデゆえに、混雑時にはコースが手狭に感じられることがあるかもしれません。また、標高があまり高くないため、シーズン初めや終わりには雪質がやや硬めになることも考えられます。

【静岡】イエティ:日本一早くオープンする屋外スキー場

基本情報詳細
所在地静岡県裾野市須山字藤原2428
アクセス(車)東名高速道路 裾野ICから約20分
アクセス(電車)JR御殿場線 御殿場駅からバスで約60分
営業期間の目安例年10月中旬~3月下旬
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静岡県にあるイエティは、毎年10月中旬頃にオープンする「日本一早く滑れる屋外スキー場」として非常に有名です。独自のICS(アイスクラッシュシステム)により、外気温に関係なくゲレンデを造成できるため、まだ紅葉が美しい季節からスキーやスノーボードを楽しむことができます。

富士山二合目に位置しており、御殿場市内や駿河湾を見下ろす景色も魅力の一つです。コースは初心者やファミリーが安心して楽しめる緩やかな斜面が中心で、シーズンインの足慣らしに訪れるベテランスキーヤーの姿も多く見られます。

シーズン最速の魅力と割り切り

「誰よりも早くシーズンインしたい」という熱心なファンにとっては、唯一無二の存在です。東京方面からも東名高速道路を利用すればアクセスしやすく、日帰り圏内です。

ただし、オープン当初は滑走可能なコースが限られている点、そして雪質が天然雪とは異なる独特の感触である点は理解しておく必要があります。あくまでシーズン初めのトレーニングや、雰囲気を楽しむ場所と割り切って訪れるのが良いでしょう。本格的なパウダースノーを求めるなら、他のスキー場がオープンするのを待つのが賢明です。

【新潟】苗場スキー場:ビッグゲレンデでイベントも多数

基本情報詳細
所在地新潟県南魚沼郡湯沢町三国202
アクセス(車)関越自動車道 月夜野ICから約50分
アクセス(電車)上越新幹線 越後湯沢駅からバスで約50分
営業期間の目安例年12月中旬~4月上旬
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苗場スキー場は、日本を代表するビッグリゾートの一つです。広大な敷地には22もの多彩なコースが広がり、その規模と施設の充実度は他の追随を許しません。冬の風物詩とも言える音楽イベントが開催されることでも有名です。

ゲレンデは横に広く、初心者向けの緩やかな斜面から、ワールドカップでも使用された急斜面まで、あらゆるレベルのスキーヤー・スノーボーダーを満足させます。巨大な苗場プリンスホテルがゲレンデの目の前に建っており、リゾートステイを満喫したい方には最適な環境です。

リゾートならではの楽しみと注意点

滑ること以外にも、多彩なレストランでの食事やショッピング、温泉など、エンターテイメント性が非常に高いのが魅力です。一日では遊び尽くせないほどの魅力が詰まっています。

一方で、その規模の大きさゆえに、週末や連休は非常に混雑します。リフト券の価格も他のスキー場と比較するとやや高めの設定です。また、越後湯沢駅からはバスで約50分と、新幹線を降りてから少し距離がある点も考慮しておくと良いでしょう。

【新潟】かぐらスキー場:極上のパウダースノーが自慢

基本情報詳細
所在地新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742
アクセス(車)関越自動車道 湯沢ICから約10分
アクセス(電車)上越新幹線 越後湯沢駅からバスで約20分
営業期間の目安例年11月下旬~5月下旬
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かぐらスキー場は、標高の高さと豊富な積雪量に恵まれ、極上のパウダースノーが楽しめることで多くのスキーヤー・スノーボーダーから支持されています。11月下旬から5月下旬までという、非常に長い期間滑走可能なのも大きな特徴です。

ゲレンデは「かぐら」「みつまた」「田代」という3つのエリアから構成されており、その広大なエリアを結ぶ日本最長のゴンドラ「ドラゴンドラ」に乗れば、隣の苗場スキー場まで足を延ばすことも可能です(別途リフト券が必要)。

パウダー好きの聖地

非圧雪コースが多く残されているため、降雪があった翌朝には、ふかふかの新雪を求めて多くのファンが訪れます。山頂からの景色も素晴らしく、大自然の中で滑っているという爽快感を存分に味わうことができます。

注意点としては、標高が高いため天候が変わりやすく、風が強くてリフトが運休することも少なくありません。また、初心者向けのコースもありますが、全体的には中級者以上の方がより楽しめるコースレイアウトになっています。アクセスは、越後湯沢駅からバスを利用するのが一般的です。

【群馬】たんばらスキーパーク:首都圏から近いパウダースノー

基本情報詳細
所在地群馬県沼田市玉原高原
アクセス(車)関越自動車道 沼田ICから約30分
アクセス(電車)上越新幹線 上毛高原駅からバスで約70分
営業期間の目安例年11月下旬~5月上旬
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たんばらスキーパークは、群馬県にありながらも、その標高の高さからサラサラのパウダースノーが楽しめることで人気のスキー場です。関越自動車道の沼田インターチェンジからのアクセスも良く、首都圏から日帰りで良質な雪を求める方におすすめです。

ゲレンデの約80%が初級・中級者向けの緩やかな斜面で構成されており、コース幅も広いため、初心者やファミリー層が安心して練習するのに最適な環境です。リフトも比較的新しく、快適にゲレンデを移動できます。

雪質と練習環境が魅力

「首都圏から一番近いパウダースノー」を謳っている通り、雪質の良さには定評があります。スキーやスノーボードの操作がしやすいため、上達も早いかもしれません。

一方で、上級者が滑りごたえを求めるには、少し物足りなさを感じる可能性があります。また、沼田インターチェンジからスキー場までの道のりは、一部急な坂道やカーブが続く山道です。冬用タイヤの装着はもちろんのこと、雪道運転に慣れていない方は慎重な運転が求められます。

【群馬】川場スキー場:立体駐車場直結で雪道運転が楽

基本情報詳細
所在地群馬県利根郡川場村川場高原
アクセス(車)関越自動車道 沼田ICから約25分
アクセス(電車)上越新幹線 上毛高原駅から無料シャトルバスで約50分
営業期間の目安例年12月上旬~4月中旬
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川場スキー場は、ユニークな施設設計で多くのスキーヤー・スノーボーダーの心を掴んでいます。スキー場のベースには7階建ての巨大な立体駐車場があり、車を停めたらエレベーターでゲレンデに直結するという、非常に便利なアクセス動線が確保されています。

これにより、駐車場からゲレンデまでの雪道を歩く必要がなく、天候が悪い日でも快適に準備を整えることができます。雪道の運転が苦手な方にとって、駐車場までが舗装路で除雪が行き届いている点も大きな安心材料です。

パウダーとパークが人気

ゲレンデは、地形を活かした面白いコースが多く、特に「クリスタルコース」などの非圧雪コースは、降雪後に絶好のパウダーエリアとなります。また、スノーパークのアイテムも充実しており、フリースタイル好きのボーダーからも高い評価を得ています。

注意点として、人気の高さから週末は駐車場が満車になりやすい傾向があります。早めの到着を心がけるか、公式サイトで駐車場の空き状況を確認してから向かうのが賢明です。

【長野】佐久スキーガーデン パラダ:高速道路直結のスキー場

基本情報詳細
所在地長野県佐久市下平尾2681
アクセス(車)上信越自動車道 佐久平PA直結
アクセス(電車)北陸新幹線 佐久平駅からバスで約10分
営業期間の目安例年12月中旬~3月下旬
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佐久スキーガーデン パラダは、日本で唯一、高速道路に直結しているスキー場です。上信越自動車道の佐久平パーキングエリア(スマートIC併設)に車を停め、そのままゲレンデに入ることができます。このアクセスの手軽さは、他に類を見ません。

ゲレンデは南パラダと北パラダの2つのエリアに分かれており、山頂で連絡しています。晴天率が非常に高いことでも知られており、浅間山を望む開放的な景色の中でスキーを楽しめます。

アクセス至便とファミリー向け

高速道路を降りずにスキー場へ行けるため、雪道の運転に不安があるファミリー層にとっては、この上なく魅力的な選択肢となります。キッズランドも充実しており、子供向けのプログラムも豊富です。

一方で、ゲレンデの規模はそれほど大きくなく、コースのバリエーションも限られています。そのため、滑りごたえを求める中級者以上の方には、少し物足りなく感じられるかもしれません。あくまで初心者やファミリーが気軽に楽しむ場所と位置づけるのが良いでしょう。

【長野】竜王スキーパーク:雲海の絶景テラスが人気

基本情報詳細
所在地長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬11700
アクセス(車)上信越自動車道 信州中野ICから約25分
アクセス(電車)長野電鉄 湯田中駅から無料シャトルバスで約30分
営業期間の目安例年11月下旬~5月上旬
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竜王スキーパークは、長野県の北志賀高原に位置し、その雄大な景色と良質なパウダースノーで知られています。特に有名なのが、標高1,770mの山頂エリアにある「SORA terrace(ソラテラス)」です。

世界最大級の166人乗りロープウェイでアクセスできるこの場所からは、条件が合えば眼下に広がる雲海を眺めることができます。この幻想的な風景は、滑走目的でなくても一見の価値があります。

景色とパウダーの両立

ゲレンデは、山頂付近のパウダーゾーン「木落としコース」(上級者限定・ヘルメット着用義務あり)から、中腹の緩やかな「スカイランドエリア」まで、多彩なコースが揃っています。雪質も非常に良く、多くのスキーヤー・スノーボーダーを魅了します。

注意点としては、都心からの距離がややあり、日帰りで行くには少し移動時間が長くなります。また、人気の「SORA terrace」やロープウェイは混雑することが多く、天候によっては雲海が見られないこともあります。

【栃木】ハンターマウンテン塩原:首都圏最大級のゲレンデ

基本情報詳細
所在地栃木県那須塩原市湯本塩原字前黒
アクセス(車)東北自動車道 西那須野塩原ICから約45分
アクセス(電車)東北新幹線 那須塩原駅からシャトルバスで約75分
営業期間の目安例年11月下旬~4月上旬
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ハンターマウンテン塩原は、「ハンタマ」の愛称で親しまれ、首都圏から日帰りで行けるスキー場としては最大級の規模を誇ります。東北自動車道の西那須野塩原インターチェンジからのアクセスも良く、多くのスキーヤーで賑わいます。

全12コース、最長滑走距離3,000mという広大なゲレンデは、ゴンドラを利用して効率よく滑ることができます。コースのバリエーションが豊かなため、初心者から上級者まで、自分のレベルに合わせて一日中楽しむことが可能です。

バランスの取れた優等生

スキー場の規模、コースの多様性、施設の充実度など、あらゆる面でバランスが取れており、誰と行っても満足しやすいのがハンタマの強みです。キッズパークも広く、ファミリーにも優しい設計になっています。

ただし、人気と規模に比例して、週末は非常に混雑します。特にゴンドラ乗り場には長い列ができることも珍しくありません。リフト券の価格も、周辺のスキー場と比較するとやや高めに設定されています。

【栃木】マウントジーンズ那須:那須観光とセットで楽しむ

基本情報詳細
所在地栃木県那須郡那須町大島
アクセス(車)東北自動車道 那須ICから約30分
アクセス(電車)東北新幹線 那須塩原駅からシャトルバスで約60分
営業期間の目安例年12月中旬~3月中旬
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マウントジーンズ那須は、那須高原の豊かな自然に囲まれたロケーションが魅力のスキー場です。那須どうぶつ王国や温泉旅館など、周辺に観光スポットが多いため、スキーと合わせて那須エリアの観光を楽しみたい方に最適です。

ゲレンデは、山頂から麓まで緩やかな斜面が続くコースがメインで、初心者や子供連れのファミリーが安心して滑れるレイアウトになっています。キッズパークの設備も充実しており、子供たちが雪と触れ合うには絶好の環境です。

ファミリーに優しい設計

ゴンドラが1基設置されており、寒い思いをせずに一気に山頂までアクセスできるのは、特に子供連れには嬉しいポイントです。全体的にアットホームな雰囲気が漂っています。

一方で、ゲレンデの規模はそれほど大きくなく、滑走距離も短めです。そのため、ガンガン滑りたい中級者以上の方にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。あくまでファミリーでの雪遊びや、スキーデビューの場所として考えると満足度が高いでしょう。

【埼玉】狭山スキー場:都心から最も近い屋内スキー場

基本情報詳細
所在地埼玉県所沢市上山口2167
アクセス(車)関越自動車道 所沢ICから約20分
アクセス(電車)西武狭山線・山口線 西武球場前駅から徒歩約3分
営業期間の目安例年10月下旬~3月下旬
公式サイト公式サイトで最新情報を確認

狭山スキー場は、都心からのアクセスが抜群な屋内型スキー場です。西武球場前駅の目の前にあり、池袋から電車で約40分という手軽さは、他のどのスキー場にも真似できません。

全長300m、幅30mのゲレンデは、天候に一切左右されることなく、いつでも快適なコンディションでスキーやスノーボードが楽しめます。シーズンも10月下旬から3月下旬までと長く、本格的なシーズンが始まる前の足慣らしや、シーズン終わりの滑り納めに利用する人も多いです。

手軽さと割り切り

「今日、急にスキーがしたくなった」という時でも、すぐに行けるのが最大の魅力です。レンタルも完備されているため、仕事帰りに立ち寄ることも不可能ではありません。

もちろん、屋外のスキー場のような開放感や自然の雪質、長いコースは望めません。あくまで練習施設、あるいは気軽に雰囲気を楽しむ場所と割り切って利用するのが良いでしょう。滑走感覚を忘れないためのトレーニングには最適です。

【長野】富士見パノラマリゾート:晴天率85%の絶景ゲレンデ

基本情報詳細
所在地長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703
アクセス(車)中央自動車道 諏訪南ICから約7分
アクセス(電車)JR中央本線 富士見駅から無料シャトルバスで約10分
営業期間の目安例年12月上旬~4月上旬
公式サイト公式サイトで最新情報を確認

富士見パノラマリゾートは、その名前の通り、八ヶ岳や富士山を望むパノラマビューが自慢のスキー場です。特筆すべきは、85%という驚異的な晴天率の高さ。冬でも明るい日差しの下で、気持ちよく滑走できる可能性が高いです。

全長3,000mのロングコースを、ゴンドラ一本で山頂から滑り降りる爽快感は格別です。コースは上級者向けの急斜面から、初心者向けの林間コースまで多彩に揃っており、幅広いレベルのスキーヤーが楽しめます。

景色とロングコースが魅力

山頂からの絶景は、滑るのを忘れて見入ってしまうほどの美しさです。空気が澄んだ日には、遠く南アルプスまで見渡せます。

注意点として、中央自動車道の諏訪南インターチェンジからスキー場までの道は、一部凍結しやすい箇所があります。4WD車でない場合は、タイヤチェーンを携行するなど、雪道対策を万全にしておくことをおすすめします。

また、風が強い日にはゴンドラが運休することもあるため、事前に運行状況を確認しておくと安心です。

自分に合った東京 近い スキー場を見つけよう

この記事では、東京から日帰り圏内にあるスキー場を、選び方のポイントと共に15か所ご紹介しました。最後に、あなたに最適なスキー場を見つけるための要点をまとめます。

  • 日帰りなら移動時間は片道3時間以内を目安にする
  • 運転が不安なら新幹線直結のGALA湯沢が便利
  • 費用を抑えたいなら車で複数人で行くのがお得
  • 雪道運転にはスタッドレスタイヤとチェーンの準備を
  • 初心者は初級コースが40%以上あるスキー場を選ぶ
  • リフト券は公式サイトの早割やWeb限定チケットを狙う
  • JRやバス会社の交通セットプランは総額で安くなることが多い
  • 年に数回しか行かないならレンタルサービスが賢い選択
  • 買い物も楽しみたいなら軽井沢プリンスホテルスキー場
  • 富士山の絶景を求めるならふじてんスノーリゾート
  • 仕事帰りに滑るならナイターが充実したノルン水上
  • 誰よりも早く滑りたいなら10月オープンのイエティ
  • 圧倒的な規模とリゾート感を求めるなら苗場スキー場
  • 極上のパウダースノーを味わいたいならかぐらスキー場
  • 自分に合ったスキー場で最高の冬の思い出を作る
高速バスでスキー&スノボ行くなら、ココがおすすめ!

冬のレジャーの王様、スキー&スノボ!でも、雪道の運転は心配だし、準備も大変…と思っていませんか?そんなあなたにこそ、高速バスでのスキー&スノボ旅行がおすすめです!

朝発・夜発の豊富なプランから選べ、ゲレンデまで直行なので移動はラクラク。リフト券やレンタル付きのお得なツアーも多く、手ぶらで気軽に参加できるのも大きな魅力です。帰りのバスでは疲れた体を休めながら、楽しかった思い出に浸れます。

この冬は、楽して得する高速バスで、最高のパウダースノーを満喫しに出かけませんか?

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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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