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スノーボード初心者が恥ずかしいは卒業!理由と克服法を解説

まさやん
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スノーボードに挑戦したいけれど、ゲレンデデビューは少し怖い。新しい挑戦にワクワクする反面、周りの視線が気になったり、何度も転倒する姿を見られるのが恥ずかしいと感じたりしていませんか。

リフトの乗り降りでの失敗や、どんなウェアの選び方をすれば良いのか、さらには用具の費用に関する不安もあるかもしれません。しかし、誰もが最初は初心者です。

この記事では、スノーボード初心者が「恥ずかしい」と感じる心理的な理由を解き明かし、その気持ちを乗り越えて心からスノーボードを楽しむための具体的な方法を、一つひとつ丁寧に解説していきます。

この記事を読むことで、以下の点について理解を深められます。

  • 初心者が恥ずかしいと感じる具体的な心理
  • 周りを気にせずスノーボードを楽しむための心構え
  • 短期間で上達するための具体的な練習方法とコツ
  • 初心者におすすめのゲレンデや道具の選び方

なぜ?スノーボード初心者が恥ずかしいと感じる理由

  • 周りの目が気になってしまう心理
  • 下手だと思われたくないという気持ち
  • 何度も転ぶ姿を見られるのが気まずい
  • リフトの乗り降りでの失敗が怖い
  • どんなウェアを着ればいいか分からない
  • 高価な道具が必要だと思っている

周りの目が気になってしまう心理

ゲレンデに立つと、多くの人が自分を見ているように感じてしまうことがあります。これは「スポットライト効果」と呼ばれる心理現象に近い状態で、実際には他人が思うほど、あなたのことを注目しているわけではありません。

ほとんどのスキーヤーやスノーボーダーは、自分自身の滑りや友人との会話に集中しています。したがって、あなたが初心者であることや、ぎこちない動きをしていることに気づいている人は、ごく少数だと考えられます。この事実を理解するだけで、心の負担は少し軽くなるはずです。

もちろん、完全に周りの目を無視するのは難しいかもしれません。しかし、「他人は自分にそれほど関心がない」という事実を頭の片隅に置いておくだけで、リラックスして練習に取り組めるようになります。

下手だと思われたくないという気持ち

誰しも、他人から「下手だ」とか「運動神経が悪い」とは思われたくないものです。特に、普段あまり運動をしない方や、新しいことに挑戦するのが久しぶりの方にとっては、プライドが邪魔をしてしまうこともあるでしょう。

この気持ちは、上達したいという意欲の裏返しでもあります。言ってしまえば、向上心の表れなので、決して悪い感情ではありません。大切なのは、最初から完璧を目指さないことです。

スノーボードは、非日常的なバランス感覚が求められるスポーツです。誰もが最初は立てずに転び、うまく滑れずに戸惑います。プロ選手でさえ、同じ道を通ってきました。今は下手でも当たり前、という気持ちで、自分のペースで練習することが上達への一番の近道となります。

何度も転ぶ姿を見られるのが気まずい

スノーボードと転倒は、切っても切れない関係にあります。初心者のうちは、一日に何十回と転ぶことも珍しくありません。そのたびに立ち上がるのは体力的にも大変ですし、周りに見られていると思うと精神的にも気まずさを感じるものです。

しかし、ゲレンデにいる他の人たちも、あなたが転んでいるのを見て「危なっかしいな」と思うことはあっても、嘲笑したり見下したりすることはまずありません。むしろ、過去の自分を思い出して「頑張れ」と心の中で応援している人の方が多いでしょう。

転ぶことは、失敗ではなく、上達のために必要な過程です。安全な転び方を身につけることは、怪我を防ぐ上で非常に大切なスキルとなります。恥ずかしいと思うのではなく、「上手な転び方を練習しているんだ」と前向きに捉えることで、気持ちが楽になります。

リフトの乗り降りでの失敗が怖い

リフトの乗り降りは、スノーボード初心者にとって最初の大きな関門と言えます。動いているリフトにタイミングを合わせて乗り込み、適切な場所でスムーズに降りる動作は、慣れないうちは非常に難しく感じられるでしょう。

特に、乗り降りの際に転んでリフトを止めてしまうと、他の利用者に迷惑をかけてしまったという申し訳なさや恥ずかしさで、心が折れそうになるかもしれません。このため、リフトに乗ること自体に恐怖心を抱いてしまう人も少なくありません。

ただ、リフトの係員は初心者が失敗することに慣れています。すぐにリフトを止めて安全を確保してくれますし、周りの人も初心者の失敗には寛容です。最初は誰でも失敗するものだと割り切り、係員の指示に従って落ち着いて行動することを心がけましょう。

どんなウェアを着ればいいか分からない

ゲレンデでは、機能性だけでなくファッション性も楽しむ人が多く、どんなウェアを着れば良いのか迷ってしまう初心者は少なくありません。派手すぎて浮いてしまわないか、逆に地味すぎて初心者だとバレてしまわないか、といった不安を感じることもあるでしょう。

結論から言えば、初心者のうちは見た目よりも機能性を重視してウェアを選ぶことが大切です。

初心者がウェア選びで重視すべき機能

  • 防水性:雪の上に座ったり転んだりすることが多いため、水が染みてこない性能は必須です。
  • 透湿性:汗をかいてもウェア内部の湿気を外に逃がす機能。体を冷やさないために重要です。
  • 保温性:雪山の寒さから体を守るための機能です。

これらの機能が備わっていれば、デザインは自分の好みで選んで問題ありません。最近は、有名ブランドでなくても高機能でおしゃれなウェアがたくさんあります。周りと比較せず、自分が気に入った、快適に過ごせる一着を見つけることが、スノーボードを楽しむための第一歩です。

高価な道具が必要だと思っている

スノーボードと聞くと、ボード、ビンディング、ブーツ、ウェア一式と、高価な道具を全て揃えなければ始められない、というイメージを持つ人もいるかもしれません。そして、高価な道具を揃えていないと、周りから「本気じゃない」と思われて恥ずかしいと感じるケースもあります。

実際には、初心者の段階で全ての道具を買い揃える必要は全くありません。むしろ、最初から購入してしまうことにはデメリットも存在します。

例えば、最初に買ったボードが自分のレベルや滑りのスタイルに合っていなかった場合、上達の妨げになる可能性も考えられます。

また、一度しか行かなかった場合に、高価な道具が無駄になってしまうこともあり得ます。最初はレンタルサービスを賢く利用し、スノーボードが本当に楽しい、続けたいと感じてから、自分の道具の購入を検討するのが最も合理的です。

恥ずかしいスノーボード初心者から卒業するためのコツ

  • 初心者歓迎のゲレンデを選ぼう
  • 短時間で上達できるスクールの活用
  • これだけは覚えたい基本の練習方法
  • 一人でも満喫できる楽しみ方のコツ
  • 最初はレンタルで十分な理由
  • まとめ:スノーボード初心者は恥ずかしいことじゃない

初心者歓迎のゲレンデを選ぼう

スノーボードの上達と楽しさは、ゲレンデ選びで大きく変わると言っても過言ではありません。初心者がいきなり上級者向けのコースが多いスキー場に行ってしまうと、恐怖心から全く楽しめないばかりか、怪我のリスクも高まります。

したがって、最初は「初心者向け」や「ファミリー向け」と謳っているゲレンデを選ぶことが、恥ずかしい気持ちを克服するための鍵となります。

初心者向けゲレンデの特徴

項目初心者向けゲレンデ上級者向けゲレンデ
コース幅が広く、斜度が緩やか幅が狭く、斜度が急、コブが多い
リフト低速リフトやスノーエスカレーターがある高速リフトが中心
スクール初心者向けレッスンが充実上級者向けプログラムが中心
雰囲気家族連れや初心者が多く、和やか熟練者が多く、スピード感がある

このように、初心者向けのゲレンデは、物理的にも精神的にも安心して練習できる環境が整っています。スキー場のウェブサイトなどで、初心者コースの割合やスクールの情報を事前に確認し、自分に合った場所を選びましょう。

短時間で上達できるスクールの活用

独学でスノーボードを習得しようとすると、時間ばかりがかかり、変な癖がついてしまうことがよくあります。恥ずかしいからと人目を避けて練習しても、間違った方法ではなかなか上達しません。そこでおすすめしたいのが、スキースクールやスノーボードスクールの活用です。

プロのインストラクターから指導を受けることには、多くのメリットがあります。 まず、安全な転び方やリフトの乗り降り、基本的な滑走技術といった基礎を、体系的に正しく学べます。これにより、上達のスピードが飛躍的に向上し、結果として恥ずかしいと感じる期間を短くすることが可能です。

また、同じレベルの仲間と一緒にレッスンを受けることで、「自分だけができないわけではない」という安心感が得られ、モチベーションの維持にも繋がります。レッスン料金はかかりますが、その費用は怪我のリスクを減らし、スノーボードをより早く、より深く楽しむための価値ある投資と言えるでしょう。

これだけは覚えたい基本の練習方法

ゲレンデでやみくもに滑ろうとしても、転んでばかりで楽しめません。スクールに入らない場合でも、最低限の基本動作を順序立てて練習することが大切です。ここでは、初心者が最初にマスターすべき練習ステップを紹介します。

ステップ1:スケーティングと平地での方向転換

まずは、ボードを履いた状態での移動に慣れることから始めます。平らな場所で、前足だけをボードに固定し、後ろ足で雪面を蹴って進む「スケーティング」を練習しましょう。これができれば、リフト乗り場までの移動が楽になります。

ステップ2:立ち方と基本姿勢

次に、緩やかな斜面で座った状態から立ち上がる練習をします。かかと側のエッジを雪面に食い込ませ、ボードを引き寄せてからゆっくりと立ち上がります。立った後は、膝を軽く曲げ、腕を広げてバランスを取る基本姿勢を維持することを意識してください。

ステップ3:木の葉落とし

前述の通り、いきなり真っ直ぐ滑るのは非常に困難です。そこで、「木の葉落とし」という練習を行います。これは、斜面に対して横向きの姿勢を保ち、かかと側(またはつま先側)のエッジだけを使い、左右にゆっくりと滑り落ちる練習方法です。これをマスターすれば、スピードをコントロールしながら安全に斜面を降りられるようになります。

これらの基本的な練習を繰り返すことで、ボードの操作に自信がつき、恥ずかしさも薄れていくはずです。

一人でも満喫できる楽しみ方のコツ

周りの目が気になるのであれば、いっそのこと一人でスノーボードに行ってみるのも一つの方法です。仲間と予定を合わせる必要がなく、自分のペースで練習に没頭できるため、思いのほか上達が早いこともあります。

一人でスノーボードを満喫するためには、いくつかコツがあります。 一つは、小さな目標を設定することです。「今日はリフトに3回乗る」「木の葉落としで100メートル滑りきる」など、具体的な目標を立てることで、達成感を得やすくなります。

また、滑ることだけがスノーボードの楽しみではありません。壮大な雪山の景色を眺めたり、美味しいゲレ食(ゲレンデの食事)を堪能したり、温泉に入って帰ったりと、周辺の観光と組み合わせて楽しむのも良いでしょう。音楽を聴きながら滑るのも気分転換になりますが、周囲の音が聞こえなくなるのは危険なため、音量は控えめにするか、片耳だけにするなどの配慮が必要です。

このように、滑りの技術にとらわれず、スノーボードを取り巻く環境全体を楽しむ視点を持つことで、一人でも充実した時間を過ごすことが可能になります。

最初はレンタルで十分な理由

前述の通り、初心者が最初から高価な道具を揃える必要はありません。むしろ、レンタルを利用することには多くのメリットがあります。

最大のメリットは、初期投資を大幅に抑えられる点です。また、自分のレベルやその日のコンディションに合わせて、専門スタッフが最適なボードを選んでくれるため、自分に合わない道具で上達を妨げてしまうリスクを避けられます。

レンタルと購入の比較

項目レンタル購入(初心者向けセット)
初期費用約5,000円~10,000円/日約50,000円~100,000円
メンテナンス不要(常に整備済み)必要(ワックスがけなど)
保管場所不要必要
メリット手軽に始められる、色々な道具を試せる自分に完全に合った道具を選べる、愛着が湧く
デメリット毎回費用がかかる、希望のモデルがない場合も高額、自分に合わないリスク、持ち運びが大変

これらの理由から、少なくとも年に数回はゲレンデに行くようになり、自分の滑りたいスタイルが確立されるまでは、レンタルを利用するのが賢明な選択です。恥ずかしさを感じる必要は全くなく、むしろ合理的でスマートな方法だと考えましょう。

まとめ:スノーボード初心者は恥ずかしいことじゃない

この記事では、スノーボード初心者が恥ずかしいと感じる理由と、その気持ちを乗り越えるための具体的な方法を解説してきました。最後に、今回の要点をまとめます。

  • スノーボード初心者が恥ずかしいと感じるのは自然な心理
  • 周りの人はあなたが思うほどあなたのことを見ていない
  • 下手だと思われることを恐れず自分のペースで練習する
  • 転ぶことは失敗ではなく上達に必要なプロセス
  • リフトの乗り降りは誰でも最初は失敗するもの
  • ウェアは機能性を重視し自分の好きなデザインを選ぶ
  • 最初から高価な道具を揃える必要は全くない
  • 最初は初心者向けの緩やかで広いゲレンデを選ぶ
  • 短時間で上達したいならスクールの活用が最も効果的
  • まず覚えるべきはスケーティングと木の葉落とし
  • 一人で行くなら小さな目標設定と観光を組み合わせる
  • 年に数回程度の利用ならレンタルの方が合理的で経済的
  • 安全な転び方を身につけることも大切な技術の一つ
  • インストラクターは初心者の失敗に慣れているので安心する
  • 要するに、スノーボード初心者は恥ずかしいことではない
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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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