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【OAKLEY】フライトパスのレビューとカラーバリエーション!ハイパフォーマンスな特長を解説!

OAKLEY Flight Path 評価
まさやん
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オークリー「Flight Path(フライトパス)」について、その実際の使い心地や詳しい性能が気になっている方も多いのではないでしょうか。フライトパスは、Super-Gワールドチャンピオンの意見も取り入れて開発され、雪山の厳しい環境でも最高のパフォーマンスを発揮できるよう設計された、オークリーが誇る高性能ゴーグルです。

特に、フレームレスに近いデザインがもたらす圧倒的な視界の広さ、そしてPrizmレンズが生み出す雪面の凹凸まで鮮明に捉えるクリアな視界は、多くのスキーヤーやスノーボーダーから高い支持を得ています。

この記事では、レンズ交換を容易にするRidgelock EV技術といった独自機能から、快適なフィット感、ヘルメットとの相性、さらには眼鏡をかけたままでの使用感、豊富なサイズやカラーバリエーションに至るまで、フライトパスを選ぶ上で知っておきたい情報を詳しくご紹介します。

この記事で分かること
  • Flight Pathの広い視界とPrizmレンズ性能
  • フィット感やヘルメットとの相性について
  • 眼鏡対応や曇り止め、UVカット等の機能性
  • サイズ、カラー、レンズの選び方のポイント

OAKLEY「Flight Path」の評価:主な特徴と魅力

OAKLEYのFlight Pathは、広い視界とクリアな見え方で多くのスノーボーダーやスキーヤーから高い評価を得ています。ここでは、Flight Pathが持つ主な特徴と、なぜこれほどまでに魅力的なのか、その秘密を詳しく解説します。

Prizmレンズの性能やフィット感、ヘルメットとの相性など、気になるポイントを一つひとつ見ていきましょう。きっとあなたもFlight Pathの虜になるはずです。

Flight Pathの広い視界について

OAKLEY「Flight Path」の大きな特徴の一つは、その視界の広さです。このゴーグルは、フレームのデザインとレンズの大きさを工夫することで、上下左右に非常に広い視野を確保しています。

特に、足元や左右の状況をしっかりと捉えられるように、下方向の視界が最大限に広がるように設計されています。

旧モデルの「キャノピー」と比較すると、全体の視界は約19%も向上しており、特に上方への視界は約35%も拡大しているとされています。

この広い視界は、広大なゲレンデ全体を見渡せるだけでなく、周囲のスキーヤーや障害物をいち早く認識することにも繋がり、安全性を高めてくれます。大きなレンズでも顔にしっかりとフィットし、視界の広さを存分に感じられるでしょう。

この開放感あふれる視界は、滑走中の安心感はもちろん、パフォーマンスの向上にも貢献します。

Prizmレンズによるクリアな視界とは

OAKLEY独自のPrizmレンズは、雪山の景色をこれまでにないほど鮮明に映し出す技術です。
このレンズの最大の特徴は、特定の色や光のコントラストを強調することで、雪面の微妙な凹凸やコースの状況をくっきりと見せる点にあります。

まるで自分の視力が良くなったかのように感じるほど、細部までクリアに視認できるため、日差しが強い晴天時や、日陰が多い曇りの日でも、周囲の状況判断が格段にしやすくなります。

Prizmレンズは、光の波長を巧みにコントロールし、視界のノイズとなる不要な色をカットしつつ、重要な色を際立たせる仕組みです。

これにより、例えば木々の影になっている部分や、雪の質感の違いなども明確に捉えることが可能になり、より安全で快適なライディングを力強くサポートしてくれます。

単に光を遮断して眩しさを抑えるだけでなく、見えるものの情報をより豊かにしてくれるのがPrizmレンズの魅力です。

Ridgelock EV技術のポイント

Ridgelock EV技術は、OAKLEY「Flight Path」の広い視界とレンズ交換の利便性を両立させるための重要なテクノロジーです。

この技術の大きなポイントは、レンズ交換を素早く簡単に行えるようにしながらも、レンズとフレームの間の密閉性を非常に高く保つことができる点です。これにより、滑走中に雪や風がゴーグル内部に侵入してくるのを効果的に防ぎます。

Flight Pathに採用されているRidgelock EVシステムは、レンズの内側にある縁取り部分(ガスケットと呼ばれる緩衝材のようなもの)を、ゴーグルのフレーム内部に巧みに収納する構造になっています。

この工夫により、従来モデルではレンズの縁がわずかに視界を遮っていた部分がなくなり、レンズの外から見える大きさとほぼ同じ、遮るもののない広大な視界を実現しています。

特に、この技術は上方への視界を大きく広げることに貢献しており、前傾姿勢で滑る際にも進行方向をしっかりと確認しやすくなっています。

Flight Pathのフィット感と安定性

OAKLEY「Flight Path」は、その広い視界を実現する大きなレンズを持ちながらも、非常に優れたフィット感と安定性を兼ね備えています。

このゴーグルは、さまざまな顔の形状に合うように丁寧に設計されており、特にアジア人の顔の骨格に合わせた「アジアンフィット」モデルも用意されているため、多くの方が快適な装着感を得られるでしょう。

フレーム部分には、オークリー独自の柔軟性に富んだO Matter素材が使用されており、まるで自分の顔に合わせて作られたかのような、吸い付くようなフィット感を提供します。

顔に直接触れる部分には、密度の異なる3層構造のフェイスフォームが採用されており、肌に一番近い内側の層には、汗をかいても湿気を素早く吸収し乾燥させるフリース素材が使われています。これにより、長時間の使用でも蒸れにくく、快適な状態が持続します。

さらに、幅広で調整可能なストラップの内側にはシリコン製の滑り止めが施されているため、ヘルメットの上から装着した際にもずれにくく、激しい動きの中でもゴーグルがしっかりと安定します。

ヘルメットとの相性はどう?

OAKLEY「Flight Path」は、市場に出回っている多くのスノーヘルメットとスムーズに併用できるよう、細部まで考慮して設計されています。

ゴーグルの上部フレームは、ヘルメットと接触した際に衝撃を和らげるバンパーのような役割を果たすようにデザインされているのが特徴です。

特に、同じオークリー製のヘルメットとは完璧なフィット感と一体感を目指して開発されており、一部モデルではフレーム上部の形状をあえてフラットにすることで、ヘルメットとの間に不快な隙間ができにくく、見た目もすっきりと収まるよう工夫されています。

これにより、ヘルメットとゴーグルが一体となったような自然な装着感を得られます。
また、ヘルメットとゴーグルの組み合わせによっては、両者が一体となって効率的な空気の流れ(ベンチレーション)を作り出し、レンズ内部の曇りを効果的に防ぐよう設計されている点もポイントです。

これらの設計により、Flight Pathはヘルメットの種類を過度に気にすることなく、多くのユーザーにとって快適で安全なスノーアクティビティのパートナーとなるでしょう。

セミリムレスデザインと上方からの見え方

OAKLEY「Flight Path」の大きな特徴の一つが、セミリムレスと呼ばれる独特のデザインです。これは、スタイリッシュな外観だけでなく、優れた視界性能にも大きく貢献しています。

具体的には、ゴーグルの上部にはしっかりとしたフレームが存在し、一方で下部にはフレームがない、もしくは非常に薄い構造になっているのがセミリムレスデザインです。上部のフレームは、ヘルメットとの接触を考慮しつつゴーグル全体の剛性を保ち、万が一の衝撃から顔やレンズを保護する役割を担っています。

対照的に、下部をフレームレスに近い構造にすることで、特に下方や左右の視界を遮るものを極力なくし、足元の状況や周囲の動きを把握しやすくしています。

さらに、このセミリムレスデザインと、先に触れたRidgelock EV技術が組み合わさることで、上方への視界も大幅に改善されています。

旧モデルの「キャノピー」と比較すると、上方視界は約35%も広がったとされており、これにより、深い前傾姿勢を取るようなアグレッシブな滑り方をした際でも、進行方向をしっかりと見据えることが可能です

OAKLEY「Flight Path」の評価:機能詳細と選び方

Flight Pathの魅力は、その優れた基本性能だけではありません。ここでは、さらに踏み込んで、眼鏡への対応状況やフレームの耐久性、曇り止めやUVカットといった具体的な機能の詳細を評価します。

また、LサイズとXLサイズの違い、豊富なカラーやレンズのバリエーション、そしてプロが愛用する理由でもある開発背景にも触れながら、あなたに最適なFlight Pathを選ぶためのポイントを分かりやすくご紹介します。

Flight Pathは眼鏡にも対応している?

OAKLEY「Flight Path」は、眼鏡をかけたまま快適に使用できるよう設計されています。

ゴーグル内部の空間にゆとりを持たせ、フレームの左右のこめかみにあたる部分には特殊な切れ込み(ノッチ)を設けています。この工夫により、眼鏡のテンプル(つる)が圧迫されにくく、普段お使いの眼鏡の上からでもスムーズにゴーグルを装着することが可能です。

ただし、対応できる眼鏡のサイズには限界があるため、非常に大きなフレームや特殊なデザインの眼鏡をお使いの場合は、事前に試着してフィット感を確認することをおすすめします。

眼鏡ユーザーにとって、視界の確保と快適な装着感は滑走中のパフォーマンスに直結する重要な要素です。Flight Pathは、そうしたニーズに応えるための配慮がなされたモデルと言えるでしょう。

軽量フレームとゴーグルの耐久性

OAKLEY「Flight Path」は、軽量性と耐久性を高いレベルで両立させています。
フレーム部分には、オークリーが独自に開発した「O Matter(オーマター)」という特許素材が使われています。

このO Matterは非常に軽く、それでいて柔軟性に富んでいるため、顔の形に合わせてしなやかにフィットします。さらに、厳しい寒さの中でも硬くなりにくく、衝撃を吸収する特性も持っています。

レンズには、同じくオークリー独自の「Plutonite(プルトナイト)」というポリカーボネート素材が採用されています。この素材は非常に高い耐衝撃性を誇り、万が一の転倒時などにも目を保護してくれます。

セミリムレスというフレーム構造も、ゴーグル全体の軽量化に貢献しています。軽快な装着感でありながら、過酷な環境下でも安心して使用できる丈夫さを備えているのがFlight Pathの魅力です。

曇り止めとUVカットの性能

OAKLEY「Flight Path」は、クリアな視界を保つための曇り止め機能と、目を保護するためのUVカット性能に優れています。

まず曇り止めについては、レンズが2枚重ねになった「ダブルレンズ」構造を採用しています。これにより、外気とゴーグル内部の温度差を和らげ、結露の発生を抑制します。

加えて、レンズの内側には特殊な「F3アンチフォグ」コーティングが施されており、曇りの原因となる水分を吸収・拡散させ、クリアな視界を長時間維持します。セミリムレスデザインによる空気の流れの良さも、曇り対策に一役買っています。

UVカット性能に関しては、レンズ素材であるPlutoniteが、紫外線A波(UVA)、B波(UVB)、C波(UVC)および有害な青色光を100%カットします。製品仕様としても紫外線カット率99%以上とされており、雪山特有の強い紫外線から目をしっかりと守ってくれます。

カラーとレンズのバリエーション

OAKLEY「Flight Path」は、フレームカラーとレンズの種類が非常に豊富で、個人の好みや使用する天候条件に合わせて最適な組み合わせを選ぶことができます。

フレームカラーには、定番の「Matte Black(マットブラック)」や「Matte White(マットホワイト)」のほか、「Viking(バイキンググレー)」や「Poseidon Blue(ポセイドンブルー)」といったスタイリッシュなカラーもラインナップされています。

レンズのバリエーションも多彩で、特にオークリー独自の「Prizm(プリズム)レンズ」は、雪面の凹凸やコントラストを強調し、視認性を大幅に向上させる人気のテクノロジーです。

Prizmレンズには、「Prizm Dark Grey(プリズムダークグレイ)」、「Prizm Snow Torch Iridium(プリズムスノートーチイリジウム)」、「Prizm Snow Sapphire Iridium(プリズムスノーサファイアイリジウム)」など、天候や光のコンディションに合わせて細かく調整された様々な種類があります。

それぞれのレンズには可視光線透過率(光を通す割合)が設定されており、晴天用、曇天用、降雪時用など、状況に応じた最適なレンズを選ぶことが可能です。また、天候の変化に対応できるよう、交換用のスペアレンズも用意されています。

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プロも使用するFlight Pathの開発背景

OAKLEY「Flight Path」は、世界のトップレベルで活躍するアスリートの厳しい要求に応えるために開発された、オークリーのプレミアムスノーゴーグルです。

その開発には、Super-G(スーパー大回転)のワールドチャンピオンであり、ノルウェーを代表するアルペンスキーレーサーのAleksander Kilde(アレクサンデル・オーモット・キルデ)選手が深く関わっています。彼の豊富な経験とフィードバックが、Flight Pathの設計や機能に活かされています。

このゴーグルは、あらゆる山のいかなる気象条件下でも、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、視界の広さ、フィット感、耐久性、レンズ性能など、細部に至るまで徹底的に追求されています。

キルデ選手自身のシグネチャーモデルも存在し、そのデザインには彼のルーツであるノルウェーのバイキング文化を象徴する「ルーン文字」が取り入れられるなど、アスリートの個性も反映されています。

トップアスリートとの共同開発という背景は、Flight Pathが高い機能性と信頼性を備えていることの証と言えるでしょう

まとめ:OAKLEY「Flight Path」の評価について

OAKLEY「Flight Path」は、非常に広い視界と、雪面の凹凸まで鮮明に捉えるPrizmレンズによるクリアな視界が大きな魅力のスノーゴーグルです。レンズ交換が素早く行えるRidgelock EV技術や、上方への視界を大幅に広げるセミリムレスデザインも採用されています。

顔の形状に合わせて吸い付くようにフィットするO Matter素材の軽量フレームと、3層構造のフェイスフォームにより、長時間の使用でも快適な装着感が持続します。多くのアジア人に適したアジアンフィットモデルも用意されており、様々なスノーヘルメットとの相性も抜群です。

また、眼鏡をかけたままでも使用できるよう配慮された設計や、高い耐衝撃性と100%UVカット性能を誇るPlutoniteレンズ、効果的な曇り止め機能など、実用性も非常に高いです。

LとXLの2サイズ展開、豊富なフレームカラーとPrizmレンズを含む多彩なレンズバリエーションから、個々のニーズに合わせて選択可能です。ワールドクラスのスキーヤー、アレクサンデル・キルデ選手と共同開発された、プロも信頼を寄せる高性能ゴーグルと言えるでしょう。

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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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