スノボ・スキーのキッズ用ヘルメットおすすめ7選!バイザー付は?自転車用は代用可能?

まさやん
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ゲレンデで子供の安全を守るために不可欠な、スノボ・スキー用のキッズヘルメット。

その必要性や重要性は理解していても、ざまざまな人気ブランドから多様な価格、サイズ、デザイン、機能の製品が販売されており、初心者の方にとってはどれを選べば良いか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

この比較記事では、キッズヘルメットの正しい選び方から、注意点、そして具体的なおすすめモデルまで、専門的な視点から分かりやすく解説していきます。

>>>おすすめヘルメットまで読み飛ばす

要点
  • 子供の安全を守るヘルメットの必要性
  • 失敗しないキッズヘルメット選びの7つのポイント
  • 人気ブランドのおすすめモデルとその特徴
  • ヘルメットを長く使うための正しい手入れ方法

失敗しないスノボ・スキーのキッズ用ヘルメットの選び方

  • 安全性が最も重要!信頼できる製品を選ぼう
  • 自転車用は代用可能?
  • サイズ調整機能で頭にしっかりフィット
  • 子供の首に負担の少ない軽量モデルが基本
  • 蒸れを防ぎ快適さを保つ通気性のチェック
  • ゴーグルとの相性も忘れずに確認しよう
  • 子供が気に入るデザインでやる気アップ

安全性が最も重要!信頼できる製品を選ぼう

子供の頭部を衝撃から守ることがヘルメットの最も大切な役割です。したがって、製品を選ぶ際は安全性を第一に考える必要があります。安全性の客観的な指標となるのが、国際的な安全認証基準をクリアしているかどうかです。

スキー・スノーボード用のヘルメットには、主に「CE EN1077」や「ASTM F2040」といった欧米の安全基準が存在します。

これらの認証を取得している製品は、厳しい衝撃吸収テストや保持装置(あご紐)の強度テストなどをクリアしており、万が一の転倒時にも頭部を保護する高い性能が保証されています。

製品のタグや説明書、公式サイトなどでこれらの認証マークの有無を確認することが、信頼できるヘルメ-ットを選ぶための第一歩となります。

認証のない安価な製品も市場には存在しますが、大切な子供の命を守るためには、認証済みの製品を選ぶことを強く推奨します。自転車用は代用可能?

結論から言うと、自転車用のヘルメットをスキーやスノーボードで代用することは推奨できません。なぜなら、それぞれのヘルメットは想定される衝撃の種類や使用環境が全く異なり、求められる安全基準や構造が違うためです。

スキーやスノーボードでは、転倒時に後頭部や側頭部を打つことが多く、また、比較的低速での複数回の衝撃を想定して設計されています。そのため、耳まで覆う形状で保温性が高く、雪や寒さから頭部を保護する作りになっています。安全基準も、スキー用の「CE EN1077」などが適用されるのです。

一方、自転車用ヘルメットは、一度の大きな衝撃から頭を守ることを最優先に作られており、特に前方からの衝突を想定しています。通気性を重視しているため多くの通気口があり、冬のゲレンデでは寒すぎて適しません。耳も保護されていないため、凍傷のリスクもあります。適用される安全基準も「CE EN1078」など、スキー用とは異なります。

このように、両者は似ているように見えて、全くの別物です。子供の安全を確実に守るためには、必ず用途に合った専用のヘルメットを使用してください。

サイズ調整機能で頭にしっかりフィット

ヘルメットがその性能を最大限に発揮するためには、頭に正しくフィットしていることが不可欠です。サイズが大きすぎると転倒時にずれてしまい、適切に頭部を保護できません。逆に小さすぎると、頭が痛くなり長時間の着用が困難になります。

子供の頭は成長段階にあるため、ジャストフィットする製品を選ぶのは難しいものです。そこで役立つのが、サイズ調整機能です。多くのキッズヘルメ-ットには、後頭部にあるダイヤルを回すことで、インナーのサイズを数センチの範囲で簡単に微調整できる機能が搭載されています。

この機能があれば、子供の成長に合わせてフィット感を調整できるだけでなく、ニット帽をかぶるかどうかで変わる微妙なサイズ感にも対応可能です。

購入する際には、まず子供の頭囲をメジャーで測り、その数値が含まれるサイズ範囲の製品の中から、調整機能付きのモデルを選ぶのが賢明な選択と考えられます。

子供の首に負担の少ない軽量モデルが基本

スノーボードやスキーは、一日中楽しむことが多いスポーツです。そのため、長時間着用しても子供が疲れにくいように、できるだけ軽量なモデルを選ぶことが大切になります。

特に、まだ体力が十分でない小さな子供や、ヘルメットをかぶり慣れていない初心者にとっては、重さが大きな負担になる場合があります。

キッズヘルメットの重量は、一般的に300g台から500g台のものが主流です。もちろん、軽ければ軽いほど良いというわけではなく、安全性とのバランスが取れていることが前提となります。

近年の製品は、軽量でありながら高い安全基準をクリアしているものがほとんどです。購入を検討する際には、製品のスペック表で重量を確認し、複数のモデルを比較してみることをおすすめします。

可能であれば、実際に店舗で試着させて、子供が重さを感じすぎていないかを確認できると、より安心して選ぶことができるでしょう。

蒸れを防ぎ快適さを保つ通気性のチェック

ゲレンデでは、たとえ気温が低くても、体を動かすことで子供はたくさんの汗をかきます。ヘルメット内部に熱や湿気がこもると、不快感から集中力が途切れてしまったり、汗冷えの原因になったりすることもあります。そこで快適性を左右するのが、通気性、すなわちベンチレーションの存在です。

多くのヘルメットには、ヘルメット内部の暖かく湿った空気を外部に排出し、新鮮な外気を取り込むための通気口(ベンチレーション)が設けられています。この通気口の数や位置、大きさによって、通気性能は変わってきます。

モデルによっては、開閉式のベンチレーションを備えているものもあります。これは、天候や運動量に応じて通気量を調整できる便利な機能です。

寒い日や吹雪の日は閉じて保温性を高め、暖かい日やたくさん滑って汗をかいたときは開けて内部を涼しく保つことができます。子供が常に快適な状態で楽しめるよう、ベンチレーション機能の有無や仕様も確認しておきましょう。

ゴーグルとの相性も忘れずに確認しよう

ヘルメットは、雪や紫外線から目を守るゴーグルとセットで使用するのが一般的です。そのため、ヘルメットとゴーグルの相性(フィット感)は、見落とされがちですが非常に重要なチェックポイントです。

相性が悪いと、ヘルメットとゴーグルの間に隙間ができてしまい、その部分だけが日焼けしてしまったり、冷たい風が当たって頭が痛くなったりする原因になります。理想は、両者の間に隙間がなく、額のラインが滑らかに繋がることです。

また、多くのヘルメットには、ゴーグルのストラップを固定するための「ゴーグルクリップ」や「ゴーグルストッパー」が後頭部に付いています。これにより、滑走中にゴーグルがずれたり外れたりするのを防ぎます。

できれば、ヘルメットとゴーグルは同じブランドで揃えると、フィット感の失敗が少なくなります。もし別々のブランドを選ぶ場合は、実際に両方を装着してみて、相性を確かめてから購入するのが最も確実な方法です。

子供が気に入るデザインでやる気アップ

安全性や機能性はもちろん大切ですが、最終的にヘルメットをかぶるのは子供自身です。子供が気に入らないデザインのものを無理やりかぶらせようとしても、すぐに嫌がってしまうかもしれません。

逆に、お気に入りの色やかっこいいデザインのヘルメットであれば、子供は喜んでかぶってくれるはずです。

スノーアクティビティへのモチベーションを高める上でも、デザインは重要な要素です。最近のキッズヘルメットは、カラーバリエーションが非常に豊富で、キャラクターが描かれたものや、ユニークな形状のものなど、子供の心をくすぐるデザインがたくさんあります。

ヘルメットを選ぶ最後のステップとして、子供の意見を聞きながら、一緒にデザインを選ぶ時間を作ってみてはいかがでしょうか。自分で選んだお気に入りのヘルメットは、子供にとって特別なものとなり、ゲレンデに行くのがもっと楽しみになるきっかけにもなります。

スノボ・スキーのおすすめヘルメット

まず、スノーボード・スキー用のヘルメットに違いはあるのか?ということですが、どちらも違いはありません。そのため、専用品というのは少なくて基本的には、スキー・スノボーどちらにも使うことができます。それではおすすめヘルメットを紹介してきます。

【bern】CAMINO

bern(バーン)
CAMINOにはいろいろなデザインがあります。お子さんが気にいるデザインのCAMINOを探してみましょう。
サイズXS-S(推奨年齢2-3歳):51cm-53cm
S-M(推奨年齢3-6歳):53cm-55.5cm
素材ZIP MOLD
重さ410g
付属品ゴーグルクリップ

bern独自のテクノロジー「ZIP MOLD+」を採用し、軽量でありながら高い安全性を実現した人気モデルです。後頭部のダイヤルで簡単にサイズ調整が可能で、子供の成長に合わせてしっかりフィットさせることができます。

bernならではのスタイリッシュなデザインと豊富なカラーバリエーションも大きな魅力で、おしゃれに敏感な子供にも喜ばれるでしょう。スノーシーンだけでなく、自転車やスケートボードなど年間を通して活躍します。

ZIP MOLDは、ヘルメットに使用されている従来のEPS素材と比較して、より軽量で耐衝撃性に優れた新素材構造です。bern社が独自で開発したヘルメット用の素材。

【SWANS】H-451R

サイズS(48cm-54cm)
M(52cm-58cm)
重さS 約500g
M 約520g
付属品ゴーグルストッパー付き
目安Sサイズ:子供用(目安:1歳~6歳)
Mサイズ:子供から大人用(目安:4歳~12歳以上)

日本の老舗ゴーグルブランドであるSWANSが、日本人の頭の形に合わせて設計したキッズヘルメットです。後頭部にはサイズ調整用のダイヤルアジャスターを装備し、快適なフィット感を提供します。

イヤーパッドは取り外し可能で、手入れも簡単です。シンプルなデザインと基本的な安全性能を両立させながら、コストパフォーマンスにも優れており、初めてヘルメットを購入する方におすすめのモデルといえます。

【SWANS】H-57 BL

サイズ子供用:51cm-54cm
重さ約310g
付属品ゴーグルストッパー付き

H-451Rと同様に、日本のブランドSWANSが手掛けるベーシックなキッズヘルメットです。基本的な安全基準を満たしつつ、シンプルな機能で価格を抑えているのが特徴になります。

軽量設計で子供の首への負担も少なく、長時間の使用でも快適さを維持します。開閉式のベンチレーションも備えており、ヘルメット内部の温度調節が可能。コストを抑えつつ、信頼できるブランドの製品を選びたい方に最適です。

【SWANS】VISOR MAW

サイズ52cm-58cm
重さ約540g
付属品フィドロックスナップヘルメットバックル(マグネット式)

ゴーグルとヘルメットが一体になったバイザーモデルです。最大のメリットは、眼鏡をかけたまま装着できる点と、ゴーグルを別に用意する必要がない手軽さにあります。

バイザーは視界が広く、顔とレンズの間に隙間ができにくいため曇りにくいのも特徴です。ゴーグルの着脱に慣れていない小さな子供や、眼鏡を常用している子供にとって、非常に使いやすく便利な選択肢となるでしょう。

【SALOMON】GROM VISOR

サイズKS49-53cm
KM53-56
KL56-59
重さ約435g
付属品 FLASH TONIC ORANGE S2

SALOMON「GROM VISOR」は、Salomon 独自のレンズ技術 FLASH TONIC ORANGE S2を採用することでゴーグルを紛失する心配がありません。

バイザー付のヘルメットは高価になりがちですが、GROM VISORは型落ちになるとリーズナブルな価格でとても買いやすくなります。

また、眼鏡をしたままでも装着できるため視力が低い子どもでも問題なく使用できます。

【HEAD】MAJA VISOR JUNIOR SKI HELMET

サイズXXS (47-51 cm)
XS/S (52-56 cm)
重さ約450g
付属品ヘルメットパウチあり

HEAD「MAJA VISOR JUNIOR SKI HELMET」は、スキー専用に思われるかもしれません。

ただ、スノーボードでもしっかりとした視野角を保てることで、どちらでも使用することができます。

また、特徴としてバイザーもスペア色があるため全天候に対応することができるため、とても人気なヘルメットになっています。

【GIRO】BUZZ MIPS

サイズXS(48.5-52cm)
S(52-55.5cm)
重さ?
付属品スーパークールベンチレーション

ヘルメットのトップブランドGIROが提供する、最高レベルの安全性を備えたモデルです。最大の特徴は、転倒時の回転エネルギーを緩和する安全技術「MIPS」を搭載していること。これにより、脳へのダメージリスクを軽減します。

軽量なインモールド構造と、ダイヤルで簡単に調整できるフィットシステムも採用。安全性に徹底的にこだわりたいと考える保護者の方に最もおすすめしたいヘルメットです。

最適なスノボ スキー キッズ ヘルメットを選ぼう

この記事では、子供のスノーアクティビティに欠かせないヘルメットの選び方から、おすすめのモデル、そして長く使うための手入れ方法まで詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントを改めてまとめます。

  • 子供の頭部を保護するためヘルメットは必ず着用させる
  • 安全性の証である国際的な安全認証マークを確認する
  • 子供の頭囲を測り適切なサイズの製品を選ぶ
  • ダイヤル式のサイズ調整機能があると成長に対応できて便利
  • 長時間かぶるため子供の首に負担の少ない軽量モデルが望ましい
  • ヘルメット内の蒸れを防ぐベンチレーション機能は快適性を左右する
  • ゴーグルとヘルメットの間に隙間ができないかフィット感を確認する
  • 滑走中にゴーグルがずれないようゴーグルクリップの有無をチェック
  • 子供が気に入るデザインを選ぶことが継続的な着用に繋がる
  • bernやSWANS、SALOMONなどが人気ブランドとして挙げられる
  • バイザー付きモデルは眼鏡を使用する子供に便利
  • 価格が安くても安全基準を満たしていれば基本的な性能は十分
  • 使用後はインナーを取り外し風通しの良い場所で乾燥させる
  • 一度でも強い衝撃を受けたヘルメットは安全のために交換が必要
  • 衝撃がなくても3年から5年を目安に買い替えを検討する
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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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