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【BC STREAM】R-2/CUSTOMの評価は操作性が抜群!カービングボードで迷ったらこのボード!

まさやん
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「BC STREAMのR-2の評価やレビューが気になる」「ハンマーヘッドに挑戦したいけど、操作性が心配」そう考えて情報を探していませんか?

国産スノーボードブランドとして名高いBC STREAMが送り出すR-2は、カービング性能に特化したモデルでありながら、その扱いやすさから多くのスノーボーダーに支持されています。

本記事では、そんなBC STREAM R-2の評価を様々な角度から徹底解説。レビューを参考に、R-2がなぜ「乗りやすいハンマーヘッド」として人気なのか、その秘密に迫ります。

カービングの切れ味、安定した滑走感、そしてハンマーヘッド入門としての適性など、購入を検討している方が知りたい情報を詳しくお届けしますので、ぜひ参考にしてください

この記事で分かること
  • STREAM R-2の具体的なカービング性能と操作性の評価
  • ハンマーヘッド入門機としてのR-2の適性
  • フリーランや硬い雪面でのR-2の滑走性能
  • R-2の構造(形状・キャンバー等)と乗り味

BC STREAM「R-2」のスペック詳細評価

対象メンズ・レディース
形状ハイブリッドキャンバー(VCキャンバー)
シェイプディレクショナル
ボードの硬さ10段階中7(やや硬い)
対象レベル初心者から上級者
サイズ144N,148N,151N,151,154N
154,157,157W,162,162W

R-2独自のハンマーヘッド形状

スノーボードの先端(ノーズ)と後端(テール)が、丸みをおびずカクカクとした形状になっているものをハンマーヘッドと呼びます。この形状の大きなメリットは、雪面に接するエッジ(板の金属部分)の長さを有効に使える点です。

R-2は、このハンマーヘッド形状を採用しながらも、その中でも特に「乗りやすさ」を追求したモデルです。

一般的なハンマーヘッドボードは、鋭いカービングターンを得意とする一方で、操作が難しい上級者向けというイメージがありますが、R-2はその概念を覆し、ハンマーヘッドに初めて挑戦する方でも扱いやすいように工夫されています。

全長に対して有効に使えるエッジが長いため、滑走時の安定感が増し、キレのあるターンがしやすくなるのが特徴です。

操作性を高めるVCキャンバー

VCキャンバー(バリアブルキャンバー)は、スノーボードの反りの形状の一種です。板を平らな場所に置いたとき、中央部分が浮き上がり、ノーズとテール部分で雪面に接するアーチ状の形をしていますが、VCキャンバーはその立ち上がり方が緩やかになっています。

この形状の最大の利点は、操作性と安定感のバランスが良いことです。滑っているときにエッジが雪面に引っかかりにくく、スムーズなターン導入を助けてくれます。

また、ターン中に板をしならせていくと、雪面に接するエッジの長さが変化し、しっかりと雪を捉えて安定したカービングターンが可能になります。これにより、ライダーは安心して板をコントロールでき、快適な滑走を楽しめます。

乗りやすさを生むツインサイドカーブ

ツインサイドカーブとは、スノーボードのノーズ(先端)部分の幅とテール(後端)部分の幅が同じで、板の側面にあるくびれ(サイドカーブ)が前後対称になっている形状のことです。

R-2がこのツインサイドカーブを採用している点は、ハンマーヘッド形状の板としては珍しい特徴です。ツインサイドカーブのメリットは、板を傾けてターンする際に、ノーズからテールまで均一にエッジが雪面を捉えやすいことです。

これにより、板全体がしなやかにたわみ、まるで従来の丸い形状のボード(ラウンドボード)に乗っているかのような自然な操作感を得られます。

このため、ハンマーヘッド特有の鋭いカービング性能を持ちながらも、初心者やハンマーヘッドに慣れていない方でも非常に乗りやすく感じられるのです。

選べるフレックスとカスタムオプション

R-2には、「R-2 CUSTOM」というモデルがあり、より自分好みの乗り味に近づけるための選択肢が用意されています。まず、板の硬さを「ソフト」「レギュラー」「ハード」から選ぶことができます。

ソフトフレックスは、しなやかで扱いやすく、低速域でも板をコントロールしやすいのが特徴です。ハードフレックスは、高速での滑走時やパワフルなカービングターンでの安定感が増します。レギュラーは標準的な硬さです。

さらに、デッキ(板の表面)のカラーや、スタンス幅(両足を固定するビンディングの間隔)も複数の選択肢から選べるため、自分の体格やライディングスタイルに細かく合わせることが可能です。これにより、より快適でパフォーマンスの高い滑りを実現できます。

ベースモデルS譲りの扱いやすさ

BC STREAMには「S」という人気のオールラウンドモデルがあります。この「S」モデルは、扱いやすい乗り味が特徴で、カービング性能と操作性のバランスに優れています。

R-2は、実はこの「S」モデルをベースに開発されており、ノーズ部分の形状やサイドカーブの設計などが「S」と非常によく似ています。

そのため、R-2は「S」モデルが持つ元々の乗りやすさや扱いやすさを色濃く受け継いでいます。それに加えて、ハンマーヘッド形状による有効エッジの長さからくる安定感や、より鋭いカービング性能がプラスされています。

例えるなら、乗り慣れた扱いやすい車のエンジンパワーがアップしたようなイメージで、普段「S」に乗っている方や、乗りやすい板を求めている方がR-2に乗り換えても、違和感なくその性能の高さを体感できるでしょう。

BC STREAM「R-2」のライディング評価と適性

カービング
パウダー
レース
大回りの操作性
小回りの操作性
衝撃吸収性

カービング性能の高さとその評価

BC STREAM R-2は、雪面を切り裂くような鋭いカービングターンが魅力のモデルとして高く評価されています。

ハンマーヘッド形状により、板の金属部分であるエッジが雪面に長く接するため、ターン中の安定感が抜群です。これにより、ライダーは安心して体を傾け、深いターン弧を描くことができます。

特に、圧雪された硬めのバーン(ゲレンデの雪面)での性能には定評があり、ターンを始める際の板の導入から、ターンを終える際の抜けまでが非常にスムーズだと感じるライダーが多いようです。

まるで板が自動的に曲がってくれるかのような感覚で、カービングの楽しさを存分に味わうことができるでしょう。実際に、R-2を使用して大会で好成績を収めたプロライダーもいるほど、そのカービング性能は折り紙付きです。

ハンマーヘッド入門としての適性

ハンマーヘッド形状のスノーボードは、カービング性能が高い反面、操作が難しく上級者向けというイメージが一般的です。しかし、BC STREAM R-2は、その常識を覆す「乗りやすさ」を追求したモデルとして知られています。

その秘密の一つは、板の反りの形状に採用されているVCキャンバーと、板の側面にあるくびれが前後対称のツインサイドカーブです。

これらの組み合わせにより、従来のハンマーヘッドに比べて板の操作が格段にしやすく、まるで普段乗っている丸い形状のボード(ラウンドボード)に近い感覚で扱えると評判です。

そのため、これからカービングを本格的に始めたい方や、初めてハンマーヘッドに挑戦する方にとって、最適な入門モデルと言えるでしょう。

フリーランでの安定した滑走感

BC STREAM R-2は、カービング性能だけでなく、ゲレンデを自由に滑り降りるフリーランにおいても、非常に安定した滑走感が得られると評価されています。ハンマーヘッド形状による有効エッジの長さが、直進時やターン時の安定性を高めています。

また、R-2に採用されているVCキャンバーは、雪面の状況に合わせてエッジが効果的にグリップ(雪を捉えること)するように作用します。

そのため、多少荒れた雪面や不整地であっても、板がバタつくことなく、まるで雪に吸い付くように滑らかに進んでいく感覚を得られるでしょう。この安定感は、ライダーに安心感を与え、より攻めた滑りや様々なコンディションでのライディングを楽しむことを可能にします。

ラントリックへの対応力はどうか

「ラントリック」とは、滑りながらジャンプしたり回転したりするトリックのことです。BC STREAM R-2は、元々カービング性能を重視したモデルですが、その操作性の高さからラントリックにも十分対応できるポテンシャルを秘めていると言われています。

特に、板のサイドカーブが前後対称のツイン形状であるため、スイッチスタンス(通常とは逆の足の向き)での滑走やトリックも比較的行いやすいのが特徴です。

また、ハンマーヘッド形状によるエッジグリップの良さが、トリックの踏み切りや着地の際の安定感にもつながります。

カービングを楽しみつつ、コースの途中でちょっとしたトリックも織り交ぜたい、そんな遊び方をするライダーにとって、R-2は頼もしい相棒となるでしょう。ただし、本格的なグラトリやジブ(レールやボックスなどの人工物を滑る)には、専用の板の方が適している場合もあります。

硬い雪面でのエッジグリップ評価

スノーボードにおいて、アイスバーンのような硬い雪面を滑る際には、板のエッジがどれだけしっかりと雪面を捉えてくれるか(エッジグリップ)が非常に重要になります。BC STREAM R-2は、この硬い雪面でのエッジグリップ性能が高いと評価されています。

その理由は、ハンマーヘッド形状によって有効エッジ(実際に雪面に接するエッジの長さ)が一般的なラウンドボードに比べて長くなるためです。エッジが長く雪面に接することで、より強力なグリップ力が生まれ、硬い雪面でも板がズレにくく、安定したターンが可能になります。

さらに、VCキャンバーという板の反り形状も、ターン中にエッジが雪面をしっかりと捉えるのを助けてくれます。これにより、朝一番の硬く締まったバーンや、日陰で凍った難しいコンディションでも、安心してカービングを楽しむことができるでしょう

まとめ:BC STREAM「R-2」の評価について

BC STREAM R-2は、乗りやすさと高性能を両立させたスノーボードです。特徴的なのは、有効エッジが長く安定感とキレのあるターンを実現するハンマーヘッド形状でありながら、VCキャンバーとツインサイドカーブの採用により、初心者でも扱いやすい操作性を獲得している点です。

さらに、ベースとなった人気モデル「S」譲りの扱いやすさも魅力の一つ。カービング性能は特に高く評価されており、硬い雪面でも抜群のエッジグリップを発揮し、スムーズで安定したターンが可能です。

フリーランでの安定感も高く、多少のラントリックにも対応できる操作性を備えています。フレックスやカラーを選べるカスタムオプションもあり、幅広いライダーに適したモデルと言えるでしょう。ハンマーヘッド入門にも最適で、カービングの楽しさを存分に味わえる一台です。

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まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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